2018/06/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」にカインさんが現れました。
カイン > 騒々しい声の響く貧民地区の酒場の一つ。
それなりに料理がうまい事で評判のその酒場のカウンターに陣取って、派手に酒を飲んでる男が一人。
つまみを齧りながらエールの入ったジョッキを一つ空にしてカウンターに叩きつけ。

「プハッ。あ゛ー、酒が美味い。
 最近厄介な仕事だらけだから骨身に染みる…
 もうちょっと野党とか魔獣とかそういうのが解りやすくうろついて無いかねえ」

人目をはばかる事無く愚痴りながら次の酒を注文する迷惑な客であった。
周りの客もマスターも、慣れた物なのか反応が薄い。
飛んでくるのはせいぜいがヤジ程度のものだ。

カイン > 「この辺りじゃ景気の良い依頼なんてのは転がってないしな。
 …胡散臭い依頼は腐るほどあるんだが」

ちらりと店の以来の張り出されたボードを見てみるものの、
何とも胡散臭い文言で埋め尽くされているのが遠目にもわかる。
あまりにも怪しすぎて手に取るのもはばかられるレベルだ。
そして大体にして怪しさは危険に直結する。

「危ないだけなら別にいいんだが、罠にはめられるのは流石になあ」

注文した酒を手に取りながら幾度もある経験を思い返してしみじみと漏らし。

カイン > 「よし、それじゃお勘定頼む。
 とりあえず腹が膨れて満足だ、っと」

そこまで質が良くないと男のおいう酒でも数を飲めば酔いも来る。
上機嫌に酒を煽り終わった後に立ち上がり、
会計を済ませてその場を後にしていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からカインさんが去りました。