2018/05/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/繁華街」にカインさんが現れました。
カイン > 騒々しい貧民地区の真っただ中、
露店で買ったらしい飲み物を片手に、娼館の壁に寄りかかり道行く人を眺めている男が一人。
誰も彼もが随分と忙しそうに立ち回っていく様子を何処か他人事のように眺めていた。

「いつ来ても騒々しいよなあ、この辺り。
 仕事で来る分にはこの騒々しさが面倒ごとだがオフなら気楽なもんだな。
 ま、この近所だとまだ物騒な所は少ないだろうが」

どこか上機嫌に漏らしながらもどこかで騒動が起きたのだろう、
聞こえてくる怒声の方に視線を向けてヤジを飛ばす始末。
仕事らしい仕事もなくたまには休みと位置付けての散歩の最中だけに、
普段用心棒をしてる時の飯のタネも気楽に楽しめる余裕がある。

カイン > 「しっかし、俺の仕事中の騒動もこんなふうに見えてんだな。
 中々感慨深い話だ。正直マネは全くしたくないけど」

近くで始まった女の子にちょっかいをかけようとした男に対し、
用心棒らしき人影が仲裁に入った様子をまじまじと見物の構え。
自分喉御同業の仕事を眺める機械など早々あるものでもない。
直にちょっかいかけてた男がノされて影に引きずり込まれていく様子に、
残念と言わんばかりに肩を竦めながら見ると無しに道行く人や客引きを眺め始め。

カイン > 「ま、こんなところで仕事思い出すのもなんだしな。
 折角だし酒でも飲みに行くとするか」

何を飲むかなと居並ぶ酒場を一瞥してから雑踏に紛れていく。
軽い足取りを隠すことなく酒の勘定をしながら去っていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/繁華街」からカインさんが去りました。