2018/03/25 のログ
カイン > 「おっと、仕事の方は終わったか。
 終わったからと言って逆に何やるって当てもないが…
 案外趣味らしい趣味がないな、我ながら」

隙を狙う連中を適当にあしらいながら、視線を道に向けていると、
合図を向けてくる護衛対象の姿に手を挙げて応じる。
晴れて自由の身、と気こそ軽くなったものの考えてみれば、
酒を飲む位しか趣味らしい趣味がない己の身。顧みて微妙な表情になり。

「何か手を出してみたほうがいいのかね、長く生きるとこの辺頓着がなくなるのが問題だな」

カイン > 「…ま、とりあえず今ある趣味の欲求だけでも満たしておくか」

肩をすくめて息を吐き出せば客引きに混じって聞こえてくる酒宴の響き。
どこかに混ざって酒の一つ二つ飲み干せば、綺麗に眠れそうな気がした。
そのまま繁華街の街並みに身を躍らせて人混みに紛れて行くのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/路地裏」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区・ちょっと賑やかな路地」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > やはり、少し遠出して危険が伴う依頼というものは実入りがいい。
運良く無名遺跡から帰還し、依頼を果たすことができたので懐は温かい。
せっかくだからなにかうまいものでも…と、外に繰り出してみたが……

「この辺はまぁ、代わり映えもしねぇか…」

たまの贅沢だし、このまま平民地区にでも足を伸ばそうか。
すこしばかり大変な依頼のあとなのだから
酒でも肉でも……美味しい甘味でも…。

ブレイド > 甘味。甘い物。
そういえば、行く店といえば酒場みたいなところが多いため
ほとんど食べてない気がする。
実を言えば、甘い物…大好きなのだが、おおっぴらには言えない。
嫌いではないとは良いはするものの。
だが、時間も時間だ。
露店も夕食やら酒のあてっぽい串焼きやらがメイン。
そもそも、貧民地区にそれを望むこともできないだろう。

「くそ…」

なんか、口の中と腹の中が甘い物の気分になってきた。

ブレイド > くぅー…と、腹がなる。
腹は減っている。減っているのだ。
だが、気分が甘味になってしまっているのが良くない。
富裕地区ならそりゃもういっぱいあるだろう。
だが、このへんではあまりお目にかかれない。
よくて果物だろう。

「むー…めんどくせぇことになったな…」

われながら、こういう気分というのはよろしくない。