2018/02/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/路地裏」にジードさんが現れました。
■ジード > 貧民地区の中でも一層治安の悪い路地裏の片隅。
ちょうど平民地区と貧民地区とを繋ぐ裏道に当たる路地に怪しげな露天が構えられていた。
とはいっても場所が悪いのか訪れる人影もほとんどなく店の様相は閑古鳥。
繁盛していないのは一目瞭然。
「今日も今日とてこの当たりは人気が無いな、っと。――そろそろ店出す場所考えないとなあ」
はて、と声を上げながら騒々しい繁華街のある方角に目を向ける。
この当たりは特に昼間は繁華街に抜ける客足が結構な数あるのだが夜になると
途端に足が途絶えてしまうようだった。治安的には良い事
かもしれないが商人としては実によろしくない状況だ。
■ジード > 「今日はハズレだな。やれやれ、もうちょっと人通りのいい場所を探そうか」
娼館街の喧騒とは裏腹に静かな路地の様子に苦笑いが浮かぶ。
これはどうにもならぬと思ったか立ち上がると手早く荷物を片づけ、
路地の向こう、繁華街へと消えていくのだった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/路地裏」からジードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にカーレルさんが現れました。
■カーレル > 貧民地区にしては作りのしっかりとした廃屋から出てくれば、革製の手袋を手から外す
やれやれ、と肩を竦め左右の手袋を一纏めにしてコートのポケットに押し込んだ
入れ替わりに細工の入ったシガーケースを取り出すと、中から紙巻きの煙草を取り出し一品咥える
廃屋の中には幾人かの人の気配…うち一人は半死半生、ようやく奪った金の隠し場所に関しての情報を
漏らした所…自分は情報を引き出す係であった…後は、依頼人の手配した人間が上手いことやるらしい
「コートに匂いついたか…?」
スン、とコートの袖口あたりに鼻を近づけて匂ってみる
心なしかすえたような匂いがするが、まあ気にするほどのこともないだろう
それだけ確認すればさっさと廃屋を離れていく。ある程度離れた所で、煙草に火をつければ紫煙を吐きつつ、
人気のない通りから繁華街に出ていく。行き交う人々に客引き、この辺りは人の活気に溢れている