2018/02/10 のログ
アシュトン > 春とは言わず、場合によっちゃ明日かも知れないな。
そういう仕事だからな、言われるまでもないさ。
それよりも、そっちも気を付けるんだな。貧民区に近々ガサ入れがある、なんて噂もあるんでね。

(短くとなった紙巻を指で挟めば、ポケットから取り出した小さな皮袋へと突っ込む。
ま、最終的にどうなるかは知ったことでもないが、一応取引先が潰れるのも、余り好ましい話でもない。
妙に対抗心を向けてきたセリフに、肩が小さくと揺れて。
ちょいと可愛らしい抵抗、位ににしか受け取っていない様だ)

おやおや、そんな露骨に嫌な顔をされると、流石の俺でも少し傷つくな。

(なんて言いながら顔を横に振るのだが、セリフと表情は一致していないらしい)

悪くない条件、ではあるが。生憎と今日の気分はそっちじゃなくてね。
いいのかい?君んところの組織、結構ヤンチャだろ? 煙たがってる奴らも多くてね。
俺みたいな仕事柄の奴は、金次第じゃどこの仕事でも受けるんでな。
ちょっとでも媚び売っておいた方がいいんじゃねーかなー?あーあー、残念だなぁ。懐具合が物足りないから、ちょっと積まれたら仕事受けちゃうかもなー。いやぁ、何をする仕事、って訳じゃぁないけどね。

(追うという程ではないが、開いた距離を詰めるようにまた一歩二歩。
何の仕事を何処から受ける、とは言っていないが。
この言い様からして、其方の組織にとっては、あまり愉快な事でないのは、確かだろうか。
実際に請け負うかは別として。どちらかと言えば反応をみて楽しむための脅し、といった感じである)

ブリギッタ > 「………、気を付けるよ」

突然のガサ入れ情報にテンション一気にダウン。
ここしか生きる場所のない黒猫である。
万が一、彼女を14年間庇護してくれてきた組織がどうにかなれば途方に暮れるしかない。
――といっても、そんな危機を何度か脱してきたから今日があるのだろうが。

ある意味ありがたい情報を今受け取った気もするが、それはそれ。
相手は敵とまではいかないが決して味方ではない。
もちろん相手は戯れ程度なのだろうが、まだ若い黒猫、同じだけの余裕は持ち合わせておらず。
猫耳の毛を逆立て、口を開けば人間より幾分鋭い犬歯がキラリ。

「脅してるのか?死ね!明日だなんてもったいつけるな!今ここで死んでしまえ!」

罵倒しながらまた1歩下がると、娼館の壁が冷たく背中を打った。
猫だけど、気分は袋のネズミである。

「だいたいそっちの気分じゃないってどっちなんだ!
 処女だろうが何だろうが、そっちでもあっちでも好きなようにすればいいだろうが!
 処女だから優しくしろとは言ってない。殴りながらヤりたきゃそうしな」

さすがに初物を最初からそんな扱いさせたら上から何か言われそうだが、黒猫、この場をしのげればいいらしい。
身長差もあって結構な圧迫感があり、逃げれればそれで。

アシュトン > 普段通りの手入れだから、普段通りに過ごせばまぁどうにかなるだろうさ。
君らの組織が潰れても俺はそうとは困らんが、雇い主が減るのも面倒なんでな、上手くやってくれ

(小さく喉を鳴らした後に懐へと手を入れて煙草を――探したが、運悪く切れてしまったらしい。
若干のテンションダウン、を見せたのは少しの間の様だ。
いよいよと威嚇の様そうが強まれば、何故かコチラは余計と愉しげである。
ぶっちゃけた話、完全に遊んでいるようだ。
どこ吹く風といった様子でぐいぐい近づきながら右手を差し出すと、娼館のカベに掌をつけ。
丁度、俗に言えば壁ドンの体勢である)

別に脅してる訳じゃぁないさ。ただま、上手く飼いならした方が利口だよって話さ。
そうかい?それじゃぁ死ぬ前に良い目を見ておきたいモンだな。

(見下ろす体勢から顔を近づけてゆけば、口の端が大きくと上がってゆく)

怯えた大人しい子を犯すよりも、気の強い跳ね返りを躾けたい気分?
生憎と俺は痛めつけるよりも、快楽でたーっぷりと可愛がってやる方が好みでね。
この前一晩相手した時に、経験してくれたと思ってたんだがな。折角だし、今すぐ思い出させてやろうか?

(男の口調が笑っている。
まぁそれほどしっかりと逃げ場を奪っている訳でもないので、脇を抜けられない、訳でもない状況ではあるが。
首を僅かに傾けると、左手をそっと相手の太もも辺りに伸ばしてゆく。
そのままスカートの内側まで、撫で上げてゆく心算のような、手つきではあるのだが)

ブリギッタ > 慰められているのか責められているのかよくわからない。
どちらにしても、今はいっぱいいっぱいの黒猫である。
成功するかはともかくとして、すぐに逃げてやろうとしないのは
やはり先ほどの話を何割かまともに受け止めているからだろう。
現在、警戒心MAX。壁ドンされた途端に猫耳が、ぎゅんと外側を向くほどに。

「気色悪いことを言うな!躾が必要なのはあんただ!」

まだ無表情で迫られたほうがマシである。
ニヤついた口元が非常に不愉快だし、からかわれている感満載で。
ぎりぎりと悔しげに奥歯を噛み締める黒猫の太腿、男の手が触れれば
そこはほんのりと体温で暖まってはいるが、細身なので色気はあまりないかもしれない。
ひらり、腕で捲れ上がるかたちで一瞬黒いストッキングと同色の下着が見えたところで。

「まだヤってやるって言ってない!!」

本物の猫なら、シャーッと威嚇の声を上げるシーン。
相手が言うように大変な跳ね返りであり、少々の制限でおとなしくなるような性格ではなく。
本格的に逃亡しようとする―――のではなく、一瞬上昇した魔力が黒猫の左手の爪を鋭くさせ、
スカートの内側に入り込んだ相手の腕を引っ掻いてやろうと振り下ろされる。
重装備の相手に対してのことなので、もし上手く引っ掻くことができたとしても
皮膚まで至るかどうかは防具の強固さ次第だが。

アシュトン > 従順なのもいいがね。
気が強いのを堕としていくのも、中々楽しいモンでね。
躾けねぇ……女に主導権を取られるのは、あんまり経験ないな。
ま、タマには愉しいがね。

(壁ドンの体勢から、ジリジリと逃げ場が奪われてゆく。
息遣いを感じるほどに身をよせれば、突きだした膝も壁へと宛がって。
まだまだ状況を楽しんでいるような素振りではあるものの、隙でも見せれば一気に入り込まれてもおかしくない状況、と言ってもいい。
細身な太股を指でゆっくりと撫で上げながらスカートをめくると、晒し出した下着に――)

おぉっと、危ない危ない。
動きは素早いが、まだまだ軽いな。
文字通り仔猫が一撫でしてくるようなモンだぜ、それじゃぁな。

(彼女が手を振り下ろそうとすると同時に、男の双眸が一瞬とだけ、鋭さを増す。
一撃と奔った爪は、人に対してある程度傷を負わせるには十分だろう。
だが、単純に技術や経験、後は装備の差も当然とある訳で。
金属鎧なんかと比べれば耐久力は落ちるものの、魔物との戦闘を想定した装備である。
爪の動きに合わせて腕を捻ると切っ先を受け流し、横へと滑らせることで、コートの表面に数本のかすり傷をつけるにとどまる)

さて、この修理費はどこに請求したモンかな。
お宅の飼いネコがしでかしたんだぞ、どうしてくれるんだ?ってか。

(まぁ、払ってくれるかどうかは、余り期待できそうにもないのだけれど。
まくしたてる言葉を無視するかのように、指先はそのまま下着のクロッチ部分へと。
割れ目を布地の上から撫で上げにゆく――)

ブリギッタ > 得た感触は肉を切るなどとはほど遠い、あまりに頼りなく軽いもの。
本気で肉を切ってやろうなどとは思っていないが、相手が痛がる顔を見られたなら少しは胸も晴れただろうに。
それはそれは残念で、追いつめられているくせにチッと舌打ちする悪い猫。
そして小さな声で悪態もつく。

「躾けられたければ、ここの女王様娼婦に鞭でちんこ捩じり切ってもらえ」

捩じり切られたい客はいないだろうが、M属性の客のために用意されている。
本気で彼女の元に寄越したいほどの貞操の危機。守る貞操などとっくにないのは置いておくとして。

「なん…ってケチな男だ。
 私は娼婦じゃない。それを触ろうとしたんだからコートが犠牲になるくらい何だ」

信じられない、といった表情で見上げる。
相手も本気ではないのだろう。が、こちらが言ったこと、やったことを次々揚げ足取るので面白くない。
結局怪我を負わせることができなかったせいで逃げる隙を失い、黒猫は相変わらず彼のテリトリー内。
不躾な手はとどまることを知らず薄布越しに割れ目が捉えられれば、
ストッキングとショーツ越しであろうと淫唇の柔らかな感触が伝わるはずだ。
恥毛もなく、あどけなさの残る形状と肉付きは覚えられているのかも知れない。

「っ…んぅ――――…、だから、触っていいとは…っ、んっ…!」

撫でられただけで、くにゅ、と指がわずかに隙間に埋まってしまうくらい肉付きは薄く、裂け目を隠しきれていない。
だからダイレクトに指の感触が伝わり、黒猫の吐息が一瞬熱を帯びた。
抵抗しようかどうか、迷っている間に男に先手を打たれてしまえばもう、―――どう反応するかは想像に難くなく。
素直にこのまま受け入れたのかどうか、貧民地区の闇に紛れてしまうのだが、
万が一受け入れることとなった場合、翌朝の黒猫はさぞかし不機嫌なことであろう。
―――――最中の乱れぶりはまた別の話、らしい。

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