2018/01/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にダストさんが現れました。
■ダスト > 「このクッソさみぃのに元気な奴らだな」
商店が立ち並ぶ通りの隅。
搬入に使われていたのだろう木箱に腰掛け、近くの露店で買った肉の串焼きを齧りながら、通りの人の流れを見てつぶやき。
串にささった肉をほお張れば口内にうまみが広がっていく。
以前、ここで出会った性別の怪しい少年に教えてもらったものだが、今では定期的に買いに来るほどのお気に入りとなっていた。
■ダスト > 「まぁ、寒い分厚着して動き回らねぇとやってらんねぇかもしれないけどな」
時期的に、昼間でも冷たい風が吹くような季節。
道行く人々も貧しいながらに工夫を凝らした暖かそうな上着を羽織っている人が大半である。
自分といえば相変わらずフードをかぶり、ローブで体の輪郭を隠すという、ある意味では魔術師らしい格好のまま。
とはいえ寒いかといえばそうでもなく、得意の魔法を工夫して、ローブの中の空気を温めることでしっかりと暖を取っていた。
「ほんっと、魔法って便利だわ。使えるようになるのは面倒だけど」
最後に残った肉をほお張れば、残った串は燃やしつくしてしまい。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
■チェシャ=ベルベット > そんな木箱に座り込んだダストの前を夜色の猫が通りかかる。
みればまだ大人にはなっていないほどの大きさの猫。
ダストに気がつくと、その足元に近寄ってきてズボンの裾に前足をかける。
どうやら串焼き肉が欲しかったらしい。
だが彼がすべての肉を食べきってしまうのを見届けると
しごく残念そうな顔をして串が燃え尽きてしまうのを丸々とした目で見つめる。
にゃぁ、と恨めしそうに一声鳴いた。
■ダスト > 「ん?なんだお前」
空腹もマシになり、この後どうしようかと思案しているところによってきた猫を見下ろし。
何かを訴えるような視線に首を傾げ。魔術が使えるからと言って動物の言葉がわかるわけはない。
そういったことが得意な魔術師もいるが、自分はどちらかといえばそういったものは苦手だった。
「………あ、もしかして腹減ってるのか?じゃあ少し待ってろよ」
言葉がわからなくても、恨めしそうな猫の視線、まるで人間のように石を持っているかのような目で見られれば必然と何が言いたいか察することはできて。
木箱から飛び降りれば先ほどの肉を焼いている露店に向かえば串を追加で買ってきて戻り。
「ほら、これくっそうまいから、残飯なんて食えなくなるぞ」
猫の前にしゃがみ込み、食べやすいように猫の顔の高さに串を横に向けて差し出して。
■チェシャ=ベルベット > まるで人の言葉がわかるのか、猫は言われた通りおとなしく木箱の前で座って待っていた。
ダストが串焼き肉を手に戻ってくると、うろうろと彼の足元を落ち着かなさげに回る。
熱々の串焼き肉を顔の前に差し出されれば、
少しためらった後はふはふと小さな口を開けて串から肉を引っ張って外し頬張り始めた。
夢中になって食べている間、猫を観察すればその毛並みの良さからどこかで飼われている猫だということがわかるかもしれない。
やがて串に差した肉をすべて独り占めして食べ終わると、けぷ、と満腹になったように息をつく。
ぺろぺろと前足を舐め、顔を洗い、尻尾をゆったりとゆらして。
「あ~……お腹いっぱい。さんきゅー、腹減って死にそうだった」
丸い金緑の目を向けて猫がダストに喋りかけた。
■ダスト > 猫が肉串を食べる間、特にすることもないので野良とは思えない猫の毛並みを撫で。
見る限りでは首輪などはついていないように見え。
肉串を食べ終えればそれも完全に燃やし尽くして処分し。
「うぉ!猫がしゃべった!」
何かしらの力を持った動物は人語も話すとは聞いたことがあったものの、実際に見たのは初めてで。
満足げに自身の手入れをしている姿をなんとなしに見ていれば、突然声を発した猫に驚きを隠せない様子で後ろに倒れ。
■チェシャ=ベルベット > 「なんだよ、猫が喋っちゃいけないのかい?
あんただって魔法使えるくせに、何を驚いているのやら」
悠々と自身の毛並みを整えながら、すでに何度も同じリアクションを取られているのだろう
猫は微動だにしないまま喋り続ける。
後ろにひっくり返ったダストの胸に前足をかけて乗ると丸々と尻尾を丸めて香箱座りする。
「抱っこ。寒いから早くして」
目を細め、図々しいにもほどがある要求をする。
■ダスト > 「いや、悪くはねぇけど。もう少しタイミングとかあんだろ」
地面にしりもちをついた体制で、猫の姿を見ながら抗議の言葉を言い返し。
しゃべるとは言え相手は猫、敵意もなさそうだったため、近づいてきても逃げるほどではなく。
相手の唐突な要求に対して眉を顰め。
「飯食わせてもらっておいてまだ要求すんのかよ」
文句を言いながらも話す猫を片手で腕の中に抱きしめるように抱えながら立ち上がり。
再び木箱の上に座ればローブ越しに伝わる熱で猫をじんわりと温めてやり。
「んで、話せるような猫が何でこんなところで飯をせびってんだよ」
■チェシャ=ベルベット > 「もったいぶって喋らなかったらずっと喋るタイミング無いもん。
それとももっと神々しい喋り方とかしたほうがいい?」
ダストの片腕の中にすっぽり収まるとローブから温かな熱が伝わる。
もぞもぞと姿勢を変え、ローブの中になんとか入り込もうとする。
そっちのほうが温かいと悟ったらしい。
「家に財布忘れちゃった」
何故飯をせびったかについてはそう短く、悪気なく告げる。
家に取りに帰るのも面倒くさかったらしい。
「あんたは何してるのさ。名前何ていうの? 僕、チェシャ」
■ダスト > 「いや、むしろしゃべる必要あったかどうかすら疑問なんだけど」
暖かさを求めてローブに入り込もうとする猫に最初は少し抵抗するものの、しばらくしてあきらめたようにため息をつき。
軽くローブのすそを捲り、猫を中に入れてやり、襟の部分からローブの中にいる猫の顔を見る形になり。
「財布忘れたって……まぁいいや、俺はダスト、軽く魔術を齧った冒険者ってところだ」
突っ込みどころの多い相手の発言に対し突っ込んでいくのもあきらめ。
相手に名前を聞かれれば肩をすくめて答える。
実際には冒険者とか傭兵とかは気まぐれに受けるくらいなのだが、初対面の人?相手ゆえに無難な立場を伝えて。
■チェシャ=ベルベット > 「喋らなかったらお礼も言えないじゃん。
何? むしろお礼とかいらない方だった?」
観念したようなダストがローブの中に引き入れてくれれば
喜々としてローブの裾から潜り込み、その腕の中に収まる。
魔法かなにかで暖められていて中はやはり快適であった。
ゴロゴロと喉を鳴らしながら襟元から小さな顔を覗かせる。
前足でふみふみとダストの胸元を揉んだ。
「ふーん、ダストね……よろしく。やっぱ魔術師だったんじゃん。
冒険者ねぇ、お若いのに大変そうな職業」
やがて小さな猫の体が温まってくれば、くぁ、と眠そうに欠伸をした。
■ダスト > 「まぁ、別に猫に礼言われなくても切れたりしないけど」
そもそも、猫に礼を求めるような人間が、えさをねだられて与えるわけないだろうと思う。
「ん~、まぁ……そうだな」
真面目に冒険者をやっているわけではない手前、むやみに大変だというのも気が引けて。
あいまいな返事にとどめていれば、チェシャと名乗った猫が眠そうなあくびに肩眉を上げ。
「え、何、眠いの?君抱いたままだと俺帰りにくいんだけど」
■チェシャ=ベルベット > 「心が広いねぇ~惚れちゃいそう」
やや皮肉げに猫が褒めてみる。
曖昧な返事を返されるとふぅ~ん、と言うように髭をひくひく動かして。
何やらワケアリらしい相手にそれ以上多くは尋ねなかった。
「お腹満足したから、眠くなってきちゃった……。
なぁに、おにーさんの家はペット禁止? だったら男の子ならお持ち帰りできるの?」
などと意味不明な事を聞いてみる。
■ダスト > 「だろ?もっと惚れてもいいだぜ?」
相手の皮肉交じりな言葉に対し、逆に自身に満ちた顔で言い返す。
どうもこちらのことを深くは掘り下げてこない様子に軽く肩をすくめてみせ。
別段、隠しているわけでもないが、むやみやたらに出自を話ことでトラブルを呼ぶのは避けたかった。
「どうだろ、家っていうか……宿屋だけど……。
さすがに猫は連れて帰ったら怒られそうだし。
あそこの女将さん、すげぇこえぇし」
■チェシャ=ベルベット > 「……猫に惚れられて嬉しいの? 変わってるね……」
自信に満ちた顔で言い返すダストにちょっと眉をひそめる。
冒険者は過去に色々なものを抱えた人間がなりやすい職業の一つだ。
あえて深く探らなかったのは猫的処世術であった。
「あー宿屋かぁ。それじゃあ猫は怒られるね……。
仕方ないなぁ、じゃあちょっとそこに立ってて、何が起こっても驚くなよ?」
そう言うと再びローブの裾からするりと抜け出し、
ぴょん、とダストの目の前に降り立った。
黒猫がその場で宙を一回転すると捻れるように同じ髪色をした少年が現れる。
従者服を纏ったミレー族の、少し冷めたような顔をした少年。
どう? と言うように両手を広げて自分を見せるとダストの腕に腕を絡めた。
「これなら文句ないでしょ。さぁ、宿に向けて出発進行~」
どうやら相手の宿についていくらしい。図々しさここに極まれり。
■ダスト > 「猫だろうが人間だろうが、惚れられてうれしくないことはないだろ?」
相手の怪訝そうな言葉とは裏腹に、口元に笑みすら浮かべてみせ。
ローブから飛び出し、何か腹案があるらしい相手の様子を興味深そうに体を少し前かがみにして観察し。
「……なるほどね、ミレー族だったのか」
言葉を話した時から普通の猫ではないとは思っていた。
しかし、いかにミレー族が動物の特徴を持つとは言え、すべてのミレー族が本当に動物に変身できるわけではないだろう。
実際、自分が変身するミレー族を見たのは初めてだった。
ゆえに驚きこそあるものの、言葉を話した時ほどの衝撃よりも、むしろ納得感のほうが強かった。
「確かに、その姿なら何も言われないだろうな」
どこか自慢するように姿を見せつける相手に対し、少し獰猛な笑みを一瞬浮かべ。
腕を絡められると木箱から降りて相手を連れて歩き出す。
密着する相手がさむがらないようにさりげなく周辺の空気を温めているため、はたから見れば物理的にも暖かい仲に見えるだろうか?
「来るのはいいけど、ただ好奇心、ってわけではないよな」
■チェシャ=ベルベット > 「ふぅん、そんなものかな……。
僕は好きな相手なら惚れられて嬉しいけど、苦手な相手からはちょっとね……」
にゃごにゃごとそんなことを言いつつ。
正体を現したにしても先程より驚かなかったダストに、少しつまらなさそうに唇を尖らせる。
「なぁに、その反応! もうちょっと驚くとかなんとかしてほしかったね」
だがすぐに表情を緩めるとふふ、といたずらっぽく笑う。
腕を絡め密着した体が何故かほっこりと暖まれば、それがダストの仕業だとすぐに気づいて笑みを深くする。
「もちろん、肉のお礼は宿で払うよ。僕の体で良ければ、だけど。
それともダストは男駄目とかある?」
あるなら、女の子に変身してもいいけど、と付け加える。
■ダスト > 「仕方ねぇじゃん、しゃべる猫ってほうが驚きがでかいんだから」
一発目に最大級のドッキリを持って来れれた後に言われても困る。
とはいえ、人間から猫になったとしても、しゃべった時ほどの衝撃はないだろうから、やむをえないとも思えたが。
「そういうことね。別に男とか女とか、そんなのは全然気にしねぇよ」
むしろ楽しければ、もしくは気持ち良ければ性差など二の次な生き方ゆえに。
相手の提案にはかぶりを振って。
「てか、屋台の肉のお礼が身体って軽すぎないか?もしかしてチェシャって、エロ猫?」
相手を茶化すように言ってはみるものの、自分も肉の代わりにやらせろと言われれば乗ってしまいそうな気はしつつ。
そうこう話しているうちに自分の泊っている宿が見えてくれば、そのまま自分の部屋まで案内して中に入り。
■チェシャ=ベルベット > 「じゃあこれからは動物が喋っても驚かないでね。
喋るのなんて人間だけの特権じゃあないんだから」
チェシャに言わせれば、動物も植物もちょっと言語が違うだけで皆喋っているらしい。
人間がそれを聞き分ける能力をどこかに取り落としてしまったのだとか……。
まぁどこまで本当かは、ダストが信じる信じないにもよるだろうが。
男にも忌避がないと分かれば、ますます笑みを深くする。
絡めた腕の先、ダストの手を恋人のようにつなぎ、ごきげんそうに歩いて行く。
「だって財布無いからお代払うわけにもいかないし。
エロ猫結構! 僕の体は安くないよ、めっちゃ気持ちよくしてあげるから」
明日足腰立たなくなっても知らないからね、などと脅すような冗談を言って。
ダストに案内されて件の宿が見えてくれば気後れすること無く中に入り
部屋に通されれば、内装をまじまじと珍しそうに観察する。
「それじゃ、早速やろっか」
言うが早いか衣服をさっさか脱ぎだし始める。
ぽいぽいっと脱ぎ散らかすように上着も下着も床に脱ぎ捨てると
遠慮すること無くバフっとダストが使っているベッドに飛び込んだ。
■ダスト > 宿屋自体、高級な場所でもないため、木製の机と椅子、あとはベッドくらいしか調度品らしいものは置いておらず。
「ふーん。ま、いいけどよ。俺もエロいやつってのは嫌いじゃねぇし」
むしろ好きな部類に入るだろうか。
そういえば自分にあの肉串を教えたやつもド変態だった。
もしかしてあの肉は変態を呼び寄せる力でもあるのかもしれない。
「いいぜ。男とやるときは大体やられる側だけど。今日はチェシャで気持ちよくさせてもらうからな」
余計な考えは頭の隅に置いておき。
相手とともに自分も裸になれば程よく引き締まった体とすでに半立ち時点で下手な大人並みに存在間を示す男根をさらし。
先にベッドに飛び込んだ相手に続き、相手を仰向けにベッドに押し倒して。
「言っとくけど俺、攻めるときは容赦ねぇからな」
相手の上に覆いかぶさるようになれば耳元で軽くささやき、相手が逃げなければその唇を奪おうとして。
■チェシャ=ベルベット > 質素で最低限の物しか置かれていない部屋は主のそっけない態度と相まって殺風景に見えた。
まぁ、部屋が目的じゃないし、どんな場所であれ抱いてくれればそれで良いのだ。
衣服を脱いだダストの性器が大人並みの大きさを示していれば少しだけ目をぱちぱちと瞬かせ
「うわぁ、でかっ……。僕、でかいちんこすごいかっこいいから好き……」
などと魅せられたようにまじまじと見つめる。
既にやる気満々なダストにそっちも十分エロいじゃん、とにやにや笑い
仰向けにひっくり返されれば素直に相手の唇を受け入れた。
最初は唇だけをなぞるような動きだったのに、すぐに舌を差し込み相手の舌と絡め合う。
ぴちゃぴちゃと唾液で濡れた舌先がダストの歯列をなぞり、舌先を吸い上げ徐々に激しいものに変わっていく。
いやに慣れたキスの仕草、相手の背に細くしなやかな腕を回し猫のようなしなやかさで身動ぎする。
■ダスト > 「ま、正直ちょっと魔法使ってごまかしているけどな」
自分の男根をほめてくれる相手に対し、はにかむような笑みを浮かべ。
受けるときはどうでもいいのだが、攻めるときは相手をより気持ちよくさせるために、肉体を強化させて大きさを嵩増しさせていて。
相手の慣れた動きに負けじと、相手の舌と絡め。
唾液を交換するような貪りあうキスをしながら片手で相手の髪を掬い。
空いた右手で、具合を確かめるように相手の後穴に手を伸ばし、入り口をほぐすように指でこね回し。
■チェシャ=ベルベット > 「えーいいなぁ……。僕もちんちん大きくする魔法覚えたい~」
心底羨ましそうに言いながら期待するように相手を熱っぽく見つめる。
ダストからも激しいキスを繰り返されれば、嬉しそうに口の端を吊り上げて相手の唾液をすする。
髪を掬われ、空いた手で後穴を解されれば、すぐに鼻にかかったような甘いため息を漏らす。
既に後孔はしっとりと女のように濡れ、ひくひくと物欲しそうにひくついては、ダストの指の先を飲み込もうとする。
「ん……っ、きもちいい……、ダスト、上手だね……」
ふっ、ふっと息を吐きながらツンと立った乳首を相手の胸板の先にこすり付け、
自分も片腕を相手の股に伸ばし、大きくなった逸物を上下に扱く。
■ダスト > 「そうでもねぇよ。むしろチェシャのほうが慣れてるじゃん」
唇を離せばお互いの間に伸びる銀糸を舌で絡めとり。
すでに濡れている後穴に指を埋めていき。
中をほぐすようにゆっくり指を動かして。
「チェシャの中、女の穴みたいに濡れ濡れだし、物欲しそうに食いついてくるよ?」
わざと卑猥な音が鳴るように指を動かしながら相手をあおるように言い。
相手の細い指が絡めば、より男根は大きさと硬さを増していき。
「チェシャ、エロ過ぎて……俺もう入れたいんだけど」
■チェシャ=ベルベット > 「まぁ……ちょっと男娼も兼ねてまして……」
いたずらを打ち明けるように小声でぽそぽそと相手に囁く。
ダストの指が己の中に潜り込んでくれば、柔らかな抵抗を示した後ゆっくりと指を飲み込んでいく。
きゅう、ときつく狭い肉壁が指を締め付け、柔らかく蠢いた。
「んんぅ……、い、言わないでいいよ……いちいち……はずかしい……あっ、ん……」
少し頬を照れで染めて、視線をそらす。
わざと音を立ててダストの指が中をかき回せば、くちゅくちゅと腸液が湿りを増すように滲み出してくる。
チェシャの手の中で大きく硬く膨らんでいく男根に、はぁ……とうっとりしたため息を漏らし
「ん、……大丈夫……入れてもいいよ……」
そうして自ら尻肉を両手で割り開き、足を大きく開脚してダストを誘う。
ひくつきぬかるむ尻穴へ、ダストの肉棒をあてがった。
■ダスト > 「やっぱエロ猫じゃん」
自分も男娼を兼任しようと思ったこともあったがサービス業がむいてなかったので断念していた。
やはり、エッチは何も考えず、ただ快楽を貪るような行為が一番だと思う。
欲望むき出しの魔族生活が長かったせいかも知れないが。
「じゃあ、入れるよ……」
相手に誘われるがままに男根の先端を後穴にあてがえば相手の頭の左右に両手を置いて体を支え。
そのまま体重を乗せれば一気に根元まで男根を埋めていき。
「く、は……やば、チェシャの中、すごい締め付けながら、絡みついてきて……気持ちよすぎだろ」
男根から伝わる相手の体内の暖かさと快楽にそのままいってしまいそうになるのを呼吸で落ち着けて。
そのまま腰を上下に動かし、相手の体内をかき回すように最奥を何度も突き上げていき。
■チェシャ=ベルベット > 「そーだよエロ猫だよ……それでもいいって言ったのダストじゃん」
む、とふてくされたように頬をふくらませるが、すぐに少しだけ緊張した面持ちに変わる。
挿れる瞬間、わずかに苦痛に顔をひきつらせるが、それも一気に体重を乗せられ
根本までぐっぽり埋まってしまえば裂けることもなく難なく飲み込んだ。
ぎちぎちと押し広げられた肉がダストの男根を締め付け、腸壁が柔らかく肉棒を刺激する。
「う……っダストぉ……おっきぃ……あついの、びくびくってしてるよぉ……」
とろんと蕩けたように表情を崩し、抽送が始まれば自らも腰を動かして喘ぐ。
ぎゅうと相手の褐色の体に縋り付き、腰に自分の足を回して絡め深く結びつく。
「あっ、あっ、ダストっ……んんぅ、きもちぃっ……もっとぉ……もっとしてぇ……」
■ダスト > 「くっそ……俺も、すげぇ気持ちいい……気合、入れねぇとすぐにいっちまいそうだ」
強すぎる相手の快楽に眉を寄せながら、簡単に絶頂しては男の恥だとばかりに呼吸を整え。
相手の要望に応えるように激しく攻め立て、相手の最奥を壊さんばかりに突き上げ。
挿入を繰り返すたびに強く張ったカリ首が相手の体内をかき回し。
「エロ猫で、気持ちいい体を持つなんて……最高じゃねぇか」
強い刺激から息を乱しながら相手の体内を堪能し。
時折角度を変えて相手の中をいろんな角度から押し上げて。
■チェシャ=ベルベット > 「んんっ……すぐにいってもいいよぉ……その分、搾り取っちゃうけど……」
くすりと婀娜っぽく微笑んで相手を見上げる。
その度にぎゅう、と尻穴に力を込めて締め付けダストの肉棒に絡みついては早くイッてしまえとばかりに刺激を与える。
だが意地になったダストが腰を激しく動かし最奥を突き上げる度に揺さぶられるチェシャはあんあんと嬌声をあげる。
「んひっ……ダストのもいいっ……すごい、すごいよぉ……!
えっちなおちんぽ、っいっぱい、いっぱい突いてくるぅ……」
角度が変わる度に鳴き声は甲高くなり、締め付けが一層強くなる。
ざわざわと腸壁の肉襞がざわめいては相手の亀頭や茎を舐め上げた。
やがて猫のしっぽがピン、とつっぱり足が痙攣し始めるとチェシャの絶頂が近いことが相手にも伝わるだろう。
「ダストっ、ダストぉ……ぼく、も、いくっ……いっしょ、いこっ……あっ、いくっ……」
■ダスト > 「そういう、わけにはいかねぇよ……チェシャが明日起き上がれないくらい犯してやるんだからな」
突き上げながら腕を折り、肘で体を支えるようにして顔を相手に近づければ、喉元にキスをして後を残し。
締め付けが強くなるたびに自身の限界も突破しそうになり。
「俺も、もう限界だ……チェシャの中、俺の精液で染めてやるからな」
息を荒げながら言えばラストスパートをかけて一気に動きと突き上げの深さを上げていき。
相手の絶頂に合わせて最奥を強く突き上げれば勢いよく相手の腸内に大量の精液を勢いよく放ち。
■チェシャ=ベルベット > 力強い相手の宣言と喉元への所有のようなキスをされれば
一際大きく体を震わせうっとりと目を細める。
限界が近づくほどに締め付けが強まり、中で暴れるダスト自身も太く大きくなっているのを感じる。
「あっ、あっ、いくっ……ダスト……いっちゃ、いくぅううううっ♥」
体を弓なりに反らし、チェシャが絶頂する。同時に尻穴が痙攣とともに強く締まり、最奥に突き上げたダストの肉棒を
射精した精液ごと搾り取ろうとうごめいた。
チェシャの肉棒からも絶頂の証として白濁液が吐き出され二人の腹の間でびくびくと脈打っている。
腹の最奥に注がれた精液の熱さに耐えかねたようにチェシャが身を捩り、喘ぐ。
「んんぅ――!っ……はぁ、はぁ……んぁ……あぁ……あっついのきちゃった……」
じんじんと真っ白になった頭と思考で、嬉しそうにダストを見つめる。
その瞳は、もっと、というように期待に染まっていた。
■ダスト > 「はぁ、はぁ……久しぶりだよ、こんなに熱くなるのは」
絶頂の余韻から肩で息をして、相手の断続的な締め付けの搾り取りでドクンドクンと性を放ち。
相手の顔を見下ろしながら笑みを浮かべ。
そっと相手の髪をかき上げ。
「つっても、これで終わらせるつもりはねぇからな」
相手を誘うように舌をペロリと出して唇をなめ。
挿入したまま相手の体をひっくり返してうつぶせにさせ。
そのまま今度は後ろから獣のごとく攻め立てていく。
「お互い、頭がおかしくなるくらい気持ちよくなろうな」
大尉が変わったことでより深く、より激しく攻め立てれるようになり、相手の肉体を貪っていく。
翌朝、お互いが疲弊のままに眠るまで、行為が続くことになるだろう。