2017/12/06 のログ
オルティニア > 「―――……っん、ふぅう……ぅっ、はぁっ、はッ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……。」

淫魔の空腹を苛烈な淫行にてある程度満たした後の、後戯めいた物であるからなのだろう。
性急さのない優しいディープキスは、オルティニアに本能的な怯えも薄い、柔らかな絶頂を与えていた。
下肢の痙攣も穏やかなエクスタシーはエルフ娘に意識の混濁を与える事もなく、穏やかな日の浜辺に寄せる波の様に引いていく。

甘やかな物であろうと互いに塗りつけあって混ぜ合わせた唾液はねっとりとした糸を紡いで、離れていく彼女の唇との合間に銀橋を形成する。
あっけなくぷつりと切れおちたそれを唇端に垂らしつつ、いくらか蕩けた翠瞳を薄く開いて彼女を見上げた。

「前とおんなじトコよ。高貴なエルフ様には似つかわしくない手狭なトコだけど、サービスは悪くないし。」

最も、冒険者として思っていた程の活躍を示せていないエルフ娘の稼ぎでは、その宿代すら少々苦しくなりつつある。
だからこそのオーガ退治なのだった。

「………………………」

紳士的な申し出に、しかしエルフの翠瞳はじとりと彼女を見上げるばかり。
なぜなら、彼女の笑みの奥に旺盛な食欲―――淫魔のそれが何を意味するかは言うまでもあるまい―――が垣間見えてしまったから。
とは言え、呆れたような溜息を零すエルフの顔に浮かぶ苦笑は、出来の悪い妹に向けるような愛情の滲む物。

「ったく、あんたっては偽エルフの上に腹ペコ淫魔なのね。でも……そうね、せっかくの申し出だし、送らせてあげる。」

どこまでも傲慢に言い放ち、白手を伸ばして横たえた身体を彼女に引き起こさせる。
そのまま手つなぎにて歩く貧民街の裏路地は、先程と変わらぬ薄暗さと不潔に満ちた物ではあったが、エルフ娘が感じていたのは小春日和の如き暖かさであったという。

宿で彼女に高い夕食を奢らせて、その返礼はベッドの上でたっぷりと。
その日、エルフ娘の部屋からは、遅くまで甘い声音が漏れ聞こえる事となったのである。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区の路地」からオルティニアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区の路地」からエリミアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 頭がくらくらする。
どうしてここにいるのか…なぜここを歩いているのか
いまいち自分にもよくわかってはいない。
運搬依頼を受け、ダイラス方面に向かって…野盗に襲われ、なんとか撃退したものの…。

瀕死になっていたはずだ。

そこから記憶が霞がかっていて、いまいち思い出せない。
誰かが通りがかって話しかけられたことは覚えているが…

「あれは、確か…銀髪の…」

そこから先は思い出せない。

ブレイド > よくよく見れば、マントや服の所々に傷。
右肩なんかは大きく裂けているし、腹部にも、刺したような傷がある。
痛みはなく、触れてみれば体に傷はない。
痕は残ってるかもしれないが…大事はない。
助かったということか。覚えてはいないが。

「…そういや、持ち物…」

懐を弄れば、硬貨の詰まった袋が落ちる。
見覚えはないが、おそらく、依頼の報酬…だろうか?

「夢見心地のうちってわけか」

おいおい思い出すかもしれないが、今は落ち着くことが先決。
臭いや雰囲気。何処かで見たような王城。おそらく王都だ。
報酬をもらっているのだから、そうなのだろう。

ブレイド > 何故助かったかは…いまはいい。
それよりも、生きている。
それが肝心だ。

「ルナシイ…」

思わず、脳裏に浮かんだ少女の名を呟く。
はやく会いたかった。
死ねば、責任などとれなくなる。病気の治療だって手伝えない。
会えなくなるのも、体を重ねられなくなるのも、自分の言葉が嘘になるのも…
嫌だった。怖かった。

ブレイド > 視線を落とし、慌てて金の詰まった袋を拾う。
死にそうな目にあったのだから、これを持ち帰らねば話にもならない。
後半記憶がないが。

「ここ、どこだ…?」

確かに王都で、貧民地区なのはわかった。
だが、貧民地区と言っても狭いわけではない。
建物の雰囲気はわかるが、見覚えはまったくない。
それにやや薄暗い。努めて立ち寄らなかった路地のたぐいか?

「まずいな」

この格好で、金を持っていて、迷子。
生きてたはいいが、それ以外にいい要素が見当たらない。

ブレイド > 「……?」

白い息を吐きつつ、空を見上げる。
ちらほらと、目に映るそれは、白く空から舞い降りてくる。

「やべぇぞ…本格的に…」

雪。このあたりにも振り始めていたか。
どうりで寒いわけだ。
服は穴あきどころか肩のあたりが裂けている。防寒は期待できない。
一応毛布はあるが、こんなところで野宿をしていれば、それこそ危険だ。
そして、明かりが見当たらない。
宿が見えない通りということだ。
一刻もはやく宿泊施設か見覚えのある場所を探さなければならない。

ブレイド > 「(こんなことなら、数日かけて王都を歩いておくんだったな)」

少なくとも貧民地区だけでも把握しておくべきだったか
やや早足で暗い通りを歩く。
時折視線を感じるが、立ち止まってはいられない。

寒さと窮地にいることで、ぼんやりとしていた頭も冴えた。
歩いていれば体を震わすほどの寒さというわけでもないが…

「クソが…」

夜の闇に溶けた、灯りの灯らぬ建物はどれも同じに見える。
今住んでいる廃屋も同じようなものだ。隠れ住んでいるようなものなのだから当然だが。
それでも何か目印になるようなものでもあればよかったと後悔している。

ブレイド > 狭く暗い路地は、さながら迷路のよう。
苛立ちながらも、さっさと明かりのある場所を目指す。
娼館だろうが、酒場だろうが、この際なんでもいい。
誰かに出会ったとしても…ルナシイのように助けてくれるものが、そうそういるとも思えない。

「はぁ…くそ、こんな時に」

こんな時に少女のことを想うだなんて、余裕があるんだか女々しいんだか。
白い息を吐きつつ道をゆく。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にホルンさんが現れました。
ホルン > 用事を済ませて店に戻ろうとしたところ、妙な人影を見つけてしまった。
見たところ若い男だ。

「あの、大丈夫、ですか?」

思わず声をかけてしまった。
近づいてよく見てみれば、思った以上に服装の状態は良くない。
疵痕のようなものも見えているが、それらは一応治っているようで色々と不審だ。

「ここで、そんな格好だと、危ないですから……」

大した物は持っていないが、手持ちのタオルを手渡そうと差し出す。
タオルは結構大きめで、肩に羽織るなり体に巻くなりしてくれということだ。

ブレイド > 「ん、え…?」

声をかけられた。
おそらくは、若い女性…いや、少女?
こんなところに?
なぜ?

「あ、お、おう、大丈夫だ…ってか、こんなところで何してんだよ。
子供が出歩いていい時間じゃねぇぜ?」

自分よりも背が低い。体つきも、屈強とはいい難い。
こちらも相当不審な格好ではあるが。

「…いいのかよ?あんた、見ず知らずの男にこんな」

それでも、こちらにタオルを渡す少女に驚いたような表情を向ける。
タオルを受け取りつつも尋ねずにはいられない。
人がいい少女にでも縁があるのだろうか?

ホルン > 素肌のちらちら見えるような格好でこんなところをうろついているのは本当に危ない。
たとえ男であってもそれは変わらない事だ。

「子供じゃ、ありません……。
よく、言われますけど、見た目よりは、ずっと年上です……」

この200年余りで何度も口にしてきた台詞だ。
それにしてもあんまり成熟しない外見は便利な事もあるが、やはり不便の方が多い。
もう少し大人の体まで育ってくれればいいのに、などと益体もない事を考えながら更に言葉を続ける。

「そんなことより、早く、どこかで休まれた方が、いいです……。
あてがないなら、案内、します」

初対面の相手にいきなり過分な親切だが、勿論様々な下心があっての発言だ。
とはいえそういった下心は簡単には表に出さないのでまともな人間からはただの親切な少女に見える事だろう。
いつもの手口である。

ブレイド > 「ん、ああ。そりゃ悪かったな。
でも大人でも女がこんなところうろつくにはおそすぎるぜ
オレのことよりてめーの心配を…いや、たすかるけどよ」

少女…のような女性に謝罪しつつ
タオルをひとまず羽織る。
マシではあるが、暖かいといえるほどでもない。

「ちょっと迷っちまったもんでな、明るいところにでもでられりゃいいんだが
現状あてはねぇな。道だけでもおしえてもらえりゃいいんだがよ」

女性の思惑通り、親切な少女だと思っていた。
足を止めてしまったせいか、話しながらも身震いする。

ホルン > 話してみた感じでは素直でいい人そうだ。
中々好みのタイプである。

「そう、ですね……。
もう少し、歩くと、私のお店があるので……。
とりあえずはそこに……」

少し思案するフリをしてから提案した。
わざわざここで見逃すのは勿体無い。
是非お持ち帰りしなくては。

「体を温める物も、少しはあるので……。
よければ、ついてきて下さい」

そう言って少し先を歩きだした。

ブレイド > 「店?」

こんなうらびれた、しかも危険な場所に店とは。
大丈夫なのだろうか?見た目以上に強い魔術師か何かかもしれない。

「ん、ああわりい。少し世話になる」

だが、ここで考えるだけ無駄だ。
寒さで体力が奪われる前に、少しでも温まりたかった。
女性を怪しむことはなく、おとなしくついていく。

ホルン > 道すがらぽつりぽつりと話しかける。
お店は薬屋だという事や、狭いけれど居住スペースはあるから良ければ泊まってもいいという事。
それとやや遅れて今更ながら自己紹介も。
そうして話しかけている内に見慣れた自分の店の前にたどり着く。

「着きました。少し、待ってて下さい……」

魔法の心得がないと傍目からは何をしているのかよく分からないだろうが、扉の周りをぺたぺたと触っている。
実は結界を張っていて留守中に侵入があったか確認しているのだ。
特にその事を説明はせず、数秒で確認が終わると物理的には鍵を開ける様子もなく扉を開けた。

「どうぞ……。
奥の部屋に、毛布があるので、とりあえずはそれを使ってて下さい……」

ブレイドを奥の部屋に案内すると、自分は体を温める飲み物を用意すると言ってお店の方で一人何やら準備を初めた。
そしてそれほど時間をかけず、陶器のカップに入った揮発性の香りがする液体を持ってくる。
一見何かのお酒のようだ。

「お待たせ、しました……。
アルコールと、少し気付け薬みたいなものです。
とても、温まりますよ……」

嘘は言っていない。
強烈な催淫効果のある薬で体が火照って仕方がなくなり精力も増強されるのだから。
顔がにやけそうになるのを無表情で覆い、彼の動向を見守る。

ブレイド > 話には簡単に相槌を打つ。
自身も冒険者であることや、名を明かす。
だが、必要以上なこと…自分の状況や種族などについては黙っていた。

「ん、あ…おう、邪魔するぜ」

ホルンの行動に首を傾げつつも、促されれば中へ。
店内や室内、失礼ではあろうが少し視線を巡らせる。
物珍しさもあったが、ただ、落ち着かないというのもある。
ホルンの言葉には素直に従い奥の部屋へ。
毛布にくるまりしばらく待てば、アルコールの香り。

「ああ、何から何までわりいな。
助かる」

そんな思惑には気づかない。
手渡されたカップに口をつけ、薬を飲み込む。

ホルン > よし飲んだ。
内心ガッツポーズだが、それを表に出す程未熟ではない。
それにしても、こうして健気な少女を装う時にこの容姿は本当に役に立つ。

「困ったときは、お互い様です……。
今日はこのまま、気にせず泊まっていって下さい」

尚も親切な少女のふりを崩さないホルン。
ブレイドが薬を飲んだ事を確認すると、荷物を整理すると言って少しその場を離れ、お店の方に。
即効性の薬で徐々に効果が強くなっていく。
数分で体が火照って仕方がなくなり、毛布もすぐにいらなくなる事だろう。
同時に性的な興奮も高まる。
ブレイドが十分火照ってきたところで部屋に戻ると、何食わぬ顔で。

「すみません、着替えてしまうので、少し、後ろを向いていてください」

そう言うと、ブレイドに背を向けてローブを脱ぎだした。
下着代わりのキャミソールが露わになる。
そしてローブを脱いでからタンスを開いてエプロンドレスを取り出す。
がさごそと、服のすれる小さな音が部屋へと響く。

ブレイド > 「ああ、すまねぇ。この借りは今度返す。
えっと、ホルン…だっけか?
明日にでも金くらいは払わせてくれ。それだけで済む恩でもねぇけどよ」

結局、薬は出されたぶん全て飲み干してしまった。
言われたとおり、意識がはっきりとするような気がする。
女性の家とは言え、今はおとなしく好意に甘えておく。
ホルンが席を外しているうちに温まってきた。
なるほど、よく効く…。

「少し効きすぎなくらいだ」

苦笑しつつ、身を包んでいた毛布を落とす。
そして、何故か…いきり立っている。
安全になったからとはいえ、我ながら現金なことだ。
落とした毛布を足の上にかけ、それは隠しておく。
だが、戻ってきたホルンの言葉で状況は一転する。

「え?ま、ちょっとまて!?部屋、でていくからっ…て!」

そういう前にホルンが脱ぎだす。
慌てて背を向ける。音が聞こえる。
衣服を落とす、衣擦れ。
股間のそれは痛いほどに熱い。

ホルン > 「いえ、このぐらい、そんなに気にしないで下さい」

むしろこちらからお金を払いたいぐらいである。
これからの行為を思えば。
そして返事をしながらもローブをしまい、着替え終わるとブレイドに向き直り。

「もう、こっちを向いても、大丈夫です。
ところで……、お加減は、いかがですか?」

エプロンドレスに着替えた姿で、ブレイドの様子を見に近づいていく。
いかにも親切で心配しているという風情だ。
そして拒絶されなければ、触診という手つきでブレイドの顔や首筋に手を添える。

ブレイド > 「まぁ、たしかにはした金だし、大した礼もできねぇけどよ」

少しだけ、声が上ずっている。
通常の状態ならば、多少動揺はしたとしても平静は装えるだろう。
だが、体は妙にほてり、下腹部…更にその下は熱く滾っている。
息を整えようにも、全然収まらない。
不自然ではないように手で隠す。

「な、なんか気を使わせちまってわりい
えっと、別に悪いところはねぇよ。
ちょっと薬が効きすぎてあちいくらいだ」

触診であれば、拒むこともできない。
薄っすらと汗ばんだ首筋や、赤く上気した頬。
何よりも体温が異常に高い。

ホルン > 指先で触れて見れば体は熱く、じっとりと汗ばんでいた。
予想通りの効果である。
自然に下腹部を隠してはいるが、生憎と薬の効用を知っているためその下がどうなっているのかは容易に想像出来てしまうのであった。

「あんまり暑いようでしたら、服を脱いでしまった方が、いいかもしれません。
汗は、拭いた方が、いいです」

手を離して返事も待たず水と手ぬぐいを準備しに行くホルン。

ブレイド > 「あ、ああ…そうだな、自分で服から置いといてくれ」

体を拭けば少しは落ち着けるかもしれない。
火照った体なら、多少の水くらいは問題はないだろう。
ホルンが準備し戻ってくる間も、落ち着かない様子できょろきょろとあたりを見回している。

だが、ここに来たときとは理由は違う。
なにか、気を反らせるものを探していた。

ホルン > 部屋を出る時にちらりと様子を見てみれば、落ち着かずにきょろきょろとしているが、重要な物は隠し部屋に仕舞ってあるしそう面白い物は見つからないだろう。
とりあえず水を浅く張った桶とタオルを持って戻ってくると、ブレイドの横、ベッドに腰掛けじっと様子を見ている。

「何か、お手伝いが必要でしたら、遠慮なく言ってくださいね」

ここでにっこりと、優しそうな柔和な笑顔。
演技ではあるが悪意などまるで感じさせない穏やかな表情である。
自分で拭くというのでそこはでしゃばるつもりはないが、他に何かあれば何でもしてあげるという雰囲気だ。

ブレイド > 結局何も見つからず、もじもじとしているうちにホルンが戻ってきてしまった。
大した刺激があったわけでもないのに、全然収まる様子を見せない。
死にかけたせいでバカになったのか?と疑うほどに。

「おう、ありがとよ。んじゃ、さっそく使わせてもらうぜ?」

少年はフードを降ろさず、マントをとらず
穴の空いた服をたくし上げて腹や胸元を拭き始める。
冷たさに、一瞬ビクリと体を震わすも、声はかろうじてあげなかった。
服の穴のあいた箇所…腹部に触れると、少しだけ感覚が違う。
塞がったばかりの傷に触れるような。

ホルン > むらむらして仕方がないだろうに、中々頑張る男の子である。
もうちょっと背中を押して上げたほうがいいだろうか。
そんな考えを巡らせながら彼の体を見ていると、最初に会ったときにも気になった痕が目に入る。
服の損傷から見て攻撃を受けて負傷した、といったところだろうが治るにしても少々不自然だ。
再生能力持ちの生物という訳でもないだろうし、薬か術かで急速に治癒したといったところだろうか。
しかしそうだとして、一見普通そうなこの少年が一体どうしてそんな事態にという疑問。

「あの、そこの傷……、どうか、されたんですか?」

尋ねながら、手を伸ばして触れてみる。

ブレイド > そばで見られている以上、フードを取ることはできない。
体は火照ったまま。湿らせてみたとしても、すぐに熱が湧き上がってくる。
下半身がドクンドクンと脈打って…。

「これは、野盗に刺された傷…のはずなんがよ…っ!?
ふ、あっ!?いきなり、さわんなよっ」

しかもつい最近。本当に数日以内の出来事だったはず。
記憶が確かなら、刺されたあと、誰かに助けられて…その後の記憶はおぼろげ
気づけば王都の貧民地区にいた。
その傷に触れられれば、大きく震える。
服をたくし上げ体を拭いているという状況…ビクンと跳ねたそれは毛布を押し上げていて。

ホルン > 純粋に好奇心からの行動だったが存外よく効いたようだ。
痕に触れるとブレイドの体が跳ねる。

「ひゃっ、ご、ごめんなさい、つい……。
あ、あの、でも、その……」

痕から手を引っ込めるが、視線は毛布を押し上げる膨らみに注がれている。
もはや隠しきれない膨らみを目にしてしまい口ごもるホルン。

「そ、そっちは、苦しく、ないですか……?」

顔を赤くしながら、絞り出すように声を出す。
顔が赤いのは羞恥というより興奮を隠していないだけなのだが。

ブレイド > 「っ!?こ、これはきにすんな!
ってか…くそ…わりい、なんもしねぇから!
オレにも、よくわかんねぇけどなんか収まんなくて…」

問われれば、焦り、しどろもどろになっているのがまるわかり。
慌てて毛布を手繰り寄せて膝上に載せる。

「泊めてもらうのにこんなんじゃ…怖がらせちまうよな」

ホルン > 照れる姿が可愛らしい。
ここはもうひと押しだろう。

「い、いえいえ!あの、大丈夫です!そのままだと、苦しいでしょうし……。
むしろ、お手伝いします!」

そして有無を言わせずブレイドの股座に手を伸ばす。
服の上からでも手で弄ってやれば、流石にそうは我慢出来ないはずだ。
ブレイドが乗り気になってから本格的に楽しませてもらえばいい。

ブレイド > 「手伝いって…あんたっ、ちょ…やめっ!」

ホルンの少女のような手が触れる。
服越しにも、ビクビクと熱く脈打っているのがわかる。
そして、それだけでも十分なほどに薬は体中に回っていて。

「ぐあっ!はな、せ…って!くふ、うぅぅっ!!」

ひときわ大きく。手の中で跳ねた。
勢い良く吐き出される精の感触がその手に伝わるだろうか。
うめきつつも、射精させられて一瞬脱力し。

ホルン > 汗ではない、じっとりとした湿り気が手に伝わってくる。
そして独特の匂い。

「あ、あの、出ちゃい、ましたね。
気分は、どう、ですか?」

薬が効いていればこの程度では簡単には治まりはしない。
それを分かった上で何も知らないふりをしているだけだ。
手を添えたまま、ブレイドの返事を待つ。

ブレイド > 「う、く……すまね…変なもん触らせちまって
えと、さすがに襲っちまうわけにも行かねぇし
別の部屋で、自分でしてくるから…」

つまりまったく治まっていないということ。
手の中でも出したばかりなのに硬く張りつめたままで
主張し続けている。

ホルン > ここまでしたのにまだ自制心があるとは。
見上げた意志力である。
ブレイドへの評価が少し上がると共に、余計に靡かせてしまいたいという気持ちが強くなる。

「その……、家の中で、男の人が、自分でしてるって思うのも、ちょっと……。
それよりは、私も、手伝った方が、気分も楽ですし……」

今度は返事も待たずにブレイドのズボンをずり下ろそうとする。

ブレイド > 「うわっ!?」

思わず声を上げるも、ずり降ろされてしまえば
青臭い性臭とともに、ブルンと勢い良く跳ねるようにかたくなった肉棒がさらされて。
年齢もあってか、そんなに大きいとはいえない、平均よりも太い程度のそれは苦しげに脈打っている。
先の射精ですでにどろどろで、ズボンからはじき出された際には飛び散った精液がホルンにかかるかもしれない。

「わり、その…あ、ぐ…」

毛布を取り落とし、少女のような体をじいっと見つめて

「たのむ」

折れた。

ホルン > 精液と体臭の混じった濃密な匂いがまとわりつく。
うっとりとした顔で、その匂いの発生源に顔を寄せる。

「はい……。今、楽にしてあげます」

既に固くそそり立っている男性器に口をつけると、そのまま躊躇なく口に含む。
こんな状態なら直接的な刺激が良いだろう。
頭を動かし、最初から容赦のないストロークを開始する。
口の中を肉棒が出入りする音が響く。

「んじゅっ…、ぐぼっ、ん……、じゅぶぶっ……」

大きさはまだまだ伸びしろがありそうだが、このぐらいだと口の中で全体を愛撫出来るのが楽しい。
そして奉仕を続けてブレイドが果てれば、そのまま躊躇なく口で受けてそのまま飲み込む事だろう。

ブレイド > 「くあっ!あ、ぐ…うぅぅっ…は、はげ、しっ!」

ホルンの少女のように小さな口に飲み込まれる。それだけでも射精しそうだ。
そこから、激しい口奉仕。腰が抜けそうになるが貪欲に貪るように腰が跳ねて。
愛撫を続けるホルンの頭を押し付けるように掴んで、喉奥に…

「でるっ、ま、て…く、あぁぁぁぁっ!!」

声を上げ、そのまま喉に精液を打ち付ける。
言葉とは裏腹に、頭を掴んだまま容赦なく犯して。

ホルン > 生臭い粘りが口の中へと放たれる。
それを味わうように口の中へ溜めながら、ゆっくりと喉を慣らして嚥下していく。
やはり直接しゃぶられては堪らなかったのだろう。
最初は遠慮していたのに、荒々しく犯してくれていた。

「……ぷはぁ。どう、でしたか?」

顔を上げて、はにかみながら微笑むホルン。
先程までの淫靡な行為とわざとギャップを演出している。
まだまだ勃つようであれば、今日のところは全て口で受け止めてあげようか。
終わる頃には吐息がすっかり精液臭くなってしまいそうだ。

ブレイド > 「はあ…ぁ、う、足りねぇ…ごめ、ん」

微笑むホルンの顔に突き立てていた肉棒はまだ鎮まらず
暴れるように痙攣していた。
ホルンの肩に手を置き、やや乱暴にベッドに押し倒そうとする。

「すま、ね…だめだ、ほしい…したいっ…!」

息も絶え絶え、苦しげに呻くように。
体が熱い、まずい。
犯してしまいたい。

ホルン > 大分素直になってきたようだ。
このまま犯されてしまってもいいのだが、それはまたのお楽しみとしよう。
そのぐらいにはブレイドの事を気に入った。

「今日は、お口だけで……」

押し倒されながらもやんわりと制止する。

「その代わり、んっちゅ……。全部、すっきりするまで、してあげますから、ね?」

体を起こすとブレイドの股座に頭を埋めて、肉棒に口付ける。

ブレイド > 「う、く…ごめん、オレ…なんかへんで…ちんこ、おさまんなくて…」

制止されると、うろたえつつも身を引く。
全然治まらないことも、以上に発情していることも
なにかおかしいと思いつつも、抑えることができないで混乱している様子。
まさか、薬に盛られてるとも気づかず。

「ん、あ…!は、口…でも、いいから…っ、あうぅっ!!」

近づく口に、我慢できないとばかりに突き入れる。
行動と言葉がやや噛み合わなくなってきているのは、おそらくは薬の効果もあるだろう。

ホルン > 強引に突き入れられても抵抗せず受け入れる。
そして再開される愛撫。
今度は舌先で尿道口をほじりながらカリをこそぐようにも舌先を使う。
全体への激しい愛撫から亀頭中心のねちっこい責めへの変化で好みを探る。
とはいえこんな状態ではどんな技巧でも変わらず果ててしまいそうではあるが。

「ふふっ、いいんですよ、あむっ、っふぅ……、んじゅっ……。
全部受け止めてあげますから」

時折口を離しては、短く受け答える。
喋る度に愛撫が中断されて少しずつ焦らす事にもなるのだ。

ブレイド > 「はぁっ、はっ、はぁ…はっ…うぐぅぅっ!」

その姿とは裏腹な舌使いに腰を浮かせる。
反応が大きくなるのは、口全体のストロークよりも舌での部分的な攻め。
舌のぬるりと…ときにざらりした感触が好みらしく、エラを伝えばそれだけでゾクゾクっと震える。

「あ、う…はぁ…きもち、い…あぁっ!」

焦がれるたびに、再び唇が触れたときの反応が大きくなる。
再度頭を押さえつけて、口内射精したくはあるが、ホルンに身を委ねる。

ホルン > ブレイドの様子に余裕がない。
射精が近いようだ。
咥えこんで喉の奥で精液を受けるのもいいが、今回は射精の瞬間に吸引してあげよう。
尿道口への責めは切り上げ、射精へ導く。
そして唇をぴっちり閉じての吸引。
卑猥に顔を歪める愛撫を、惜しげもなくブレイドの前に晒す。

「んっじゅぅぅぅ……、じゅっぶぅぅぅ……」

ブレイド > 「うぅっ!!くうぅぅぅっ!」

上ずった声とともに、ホルンな口内を濃厚な精液で満たそうとする。
どくりどくりと、大きく脈打ち多量に精を吐き出す。

「か、は…くぁ…ぁぁぁっ!!あっ、あっ!!」

強い吸引で腰が抜けそう。
涎を垂らしながら吸い出されてゆく。
精が漏れ出すたびに、喉を鳴らすように声を上げている。

ホルン > 吸引で引きずり出され勢い良く口内を満たしていく精液。
口いっぱいに精液を溜めながら最後まで吸い尽くすと、ようやく口を離す。

「んっく……、んく、んふっ……」

喉を鳴らし、精液を飲み下していく姿を見せつける。
わざとゆっくりと時間をかけて、精液を全て嚥下した。

「こんなに……、随分と、たまっていたんですね」

自分で仕込んだ薬の影響だというのに未だにしらばっくれている。
まあ体を温める効能は本当だったし、特に疑問に持たれて追求されていないし構わないだろう。

ブレイド > 「わりぃ…なんか、とまんなくて………」

息も絶え絶えにホルンに謝りつつ、自身の精液を飲み下す姿を眺めている。
無論、そんなものをじっくりと見せつけられては収まるものも治まらない。
それを狙っていたにしても、そうでないにしても、この状態をホルンが起こしたとは思っていないため
謝るしかなく、それでも勃ててしまう自分がおかしくなったのかとすら考えている。

「そうみてぇだ、こんなことさせちまって」

肩を落とす。

ホルン > 「大丈夫、です。このぐらい。
それよりも、まだ足りない、みたいですね……」

薬の影響もあるが、やはり若さも原因か。
大分搾ったのだがまだまだ勃起は収まらないようだ。

「仕方、ないですね……。
もう少し、頑張ります」

こうなったら徹底的にやってあげよう。
体力か気力の限界まで付き合えばその内意識もなくなるだろうし、そうして目覚めたらこの夜の出来事はしらばっくれる。
何食わぬ顔をしていれば、この夜の行為は夢だと思って有耶無耶になるかもしれない。
しっかり覚えていても、流石にこんな事があってしつこく問いただすのは気恥ずかしいだろう。
本性は見せていない事だし暫くは親切なお姉さんとして仲を深めてみたい。
その程度にはブレイドの事を気に入ったのだが、その後がどうなるかは分からない。

ブレイド > 「ん、たのむ…くぅっ!」

夜がふけ、もうすぐ日が昇るころまで治まることはなかった。
なんども射精し、ホルンの胃の中を精液で満たす。
力なく倒れ気を失った少年は、結局ホルンを疑うことはなかった…。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からホルンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からブレイドさんが去りました。