2017/09/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にイグナスさんが現れました。
イグナス > もぐ。もぐ、もぐー、ってパンを頬張りつつの、散歩。
夕暮れ時をややすぎて、暗くなりつつある頃合い。
貧民街の路地を歩きながら、空を眺める。

「だいぶ涼しくなってきたなァ。」

ぼやいて、息を吐く。
晴れてはいても、あのあついあつい、夏の日差しからはだいぶましだ。
もぐり、とパンを喉奥に通して、貧民街に視線を落とした。
――夏も終わりだってのに、なんとも、鬱屈した光景だ。

イグナス > しばらくぼんやりとそれらを眺めていたが、何が変わるわけでもない。
ゆると首を振って、歩き出した――

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にエレミアさんが現れました。
エレミア > 「はぁーーーー」

夜も深まって仕事、あるいは小競り合い帰りの者たちで賑わいだす娼館が軒を連ねる通り
そんな賑わいの中、大きなため息をつきながら歩く女性が一人

「あーもう。なーにが『来ないでくれ!』よ。店なら客ぐらい、するって入れないさいよねー!」

とんがり帽子に、軽鎧を付けた女性は、豊満な体を揺らしながら怒っているようで
というのも…派手にやりすぎ、あるいは暴れすぎたせいか、寛容なこの貧民地区の酒場や娼館でさえ出入り禁止を食らってしまい
声を抑えることもせず、今日のつまらない戦いでおしつけられた、重い金貨袋を揺らし

「あーあー…どっかそこらへんにイイ男か、可愛い子、いないかしら!」

ふん、なんて鼻を鳴らしながら、なぜか酒も入っていないのに赤い顔で、通りをずんずん進んでいる
魔術を使う者とも、兵士ともつかないその格好で喚けば、非常に目立っているが…彼女はそんなことは気にしないようで