2017/07/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にジードさんが現れました。
ジード > 貧民地区の中でも一層治安の悪い路地裏の片隅。
ちょうど平民地区と貧民地区とを繋ぐ裏道に当たる路地に怪しげな露天が広げられて。
その露店の内側から行き交う人々を見つめる人影。
本当に時折程度にやってくる人影に客寄せの声を投げかけたりするもののその成果は芳しくない。

「今日も今日とて平和だね。……俺の財布の中身以外は」

自嘲気味な言葉が口を付くのも仕方が無い位の客の入り。
一応立ち止まってこちらを見る人はいるにはいるが軽く除いては去っていくのを繰り返していた。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にジードさんが現れました。
ジード > 「そろそろ祭りも終わりなのに皆はりきっちゃってまあ。
 むしろ終わりだから張り切るのかな?最後の詰めは書き入れ時だものね」

この地区の人間の生業を考えて見ると大半があまり表ざたにできる商売ではない。
スリだの小銭拾いだのを生業にしている少年少女たちにしてみれば絶好の商売時のはずである。
彼らの商売が繁盛しているかどうかは知らないがこのあたりに気配がないのは真面目に勤しんでいるという事なのだろう多分。

「――あのガキんちょ達の商売がうまく行ってるって別に良い事じゃないんだろうけどね」

よく考えなくても悪事なのだから当然。さりとて禁制品を扱ってる身の上が強く言えるわけもない。
面だって置いている香辛料やアクセサリーに混ぜる形でそっと麻薬や媚薬類のビンを並べかえて人通りの絶えた路地を見る。