2017/07/21 のログ
■ジード > 「右往左往で済むならいいもんだ。とはいえそれだけ呪われてるならひょっとしたら他の呪いは弾かれるかもね」
下手に強力な呪いはそれこそ呪い避けと大差はない。呪い事とはよく言ったものだ。
冗談ぽく笑いながらも少女の言葉に応じて薬を手渡そうとしがてら、
相手の手首を絡めて己の方へと引き寄せてせしまおうと力を籠める。
「なるほど。それじゃあお金以外で支払う方法があるっていえば、興味はあるかい?」
少し頬を染める様子ににんまり笑い聞いてみる。
名乗りに対して自分も頷いて相手を見据え。
「ジードという。魔法薬の製造や販売を生業にしてる者さ、今後とも是非ご贔屓に。
何だってリクエストがあったら作ってあげるよ」
■ハク > 「弾かれるのであれば、問題ないでござるが……まぁ、試してみる気はござらんな……」
(目の前の男性の言葉にため息一つつきながら、首を軽く横に振る。
そうしながら金の代わりに薬に手を伸ばした所、その手首を掴み引き寄せられて。
囁かれる言葉に、むぐ、と言葉をつまらせてしまう)
「……それは、つまり、ん……『ご奉仕』、ないし『実験体』、でござるか……?」
(お金以外の方法と言われ、思い浮かんだのはその2つ。
どうも、この幼い肉体というのは一定層の需要があるようで、週に1度くらいであれば『買って』もらえる事もある。
同様に、淫魔に呪われた肉体を魔法の実験に使うために、という依頼を受けた事もあった。
そのことを思い出し、耳を震わせながら確認して)
「うむ、ジード殿、よろしく頼むにござる。
……とはいえ、今のところリクエストは、呪い解きと、呪い隠し……でござるからなぁ……」
■ジード > 「それがいい、連中の嫌がらせに付き合う必要はないからね。
魔族というのは底意地が悪い奴らしかいないんだよ本当」
自分を含めて。言葉には出さずにけれど心底から思っている様子を見せながら、
少女の体を見下ろして笑って見せる。確かにそれは魅力的ではあるが。
「そうだね。夜の相手してくれるというなら大喜びだけど。
後は腕に自信があるなら薬の材料を刈って来てもらう事でも頼もうかな。
こっちはもちろん別に依頼料は払うよ」
好色さは隠しもしない。少女のお尻を指で撫でながら抑揚をつけつつ揉み、
耳を震わせる様子を何となく楽しそうに眺める。
「呪いを解く方に関しては呪いを教えてもらわないとだからちと厳しいけど隠すだけなら役に立てると思うよ」
■ハク > 「意地の悪い連中の所に行く必要は無いでござるからなぁ。
……最も、あぁいう奴らの所に何かしら必要なものがあったりするのも事実でござるが」
(世の中うまくできている、と考えながらジードに体を見下され。むむぅ、と少し照れながら、考えて)
「腕にも自身はあるでござるし、まぁ夜の方も生娘ではない故満足させることはできるのではないか、と思うにござる。
して、1夜でいかほどくらいになるか、相談でござるかな?」
(ちらりと店の入り口を見て、客がない事を確認してから男の前で首輪に触れて魔力皮膜を全て消す。
そうすれば、10歳ほどの青々しい裸体があっさりとさらけ出されるのだ。
――しかし、右腕、左肩、胸、下腹部、右臀部と、それぞれ刻印は残されている。
人によってはそれがあるほうが興奮する、という人もいたものの、大多数は気味悪がってそれでおしまい、金払いはなし、ということもあった。
膨らみも薄い乳房に、毛の生えていない股間と割れ目。それに対するデメリットの刻印。
それでもジードが買うかどうか、じ、っと見つめて)
「んむぅ……や、そうでござるな……」
(裸体のまま尻を揉まれ、腰を横に揺らしながら敏感な反応を示しつつ。内容を説明する前に、もごもごと薬を呑みたそうにして)
■ジード > 「世の中ままならない物だよね。
だからこそ人を頼ったり人にお願いしたりっていうのが役に立つ」
世の中持ちつ持たれつでできているというのはこの商売をしてると特に思うのだ。
案外縁というのも捨てた物でもないとも。
「そうだねえ。一夜で二つは娼婦を買うにしても聊か高くつく値段だと思うけどハクの言い値は?」
目の前で露わになった肢体を品定めするようしっかりと見下ろしてから結論を下す。
そうして投げかけたのは値段の交渉だ。男はひとつが妥当な値としたり顔でに匂わせながら少女に問いかけ。
「おおっと、こいつは失礼。それじゃあ――」
何かしたそうにしている少女の意図に気が付いて二つ目の薬を相手に渡す――
でなく己のに含んで少女の唇に唇を重ねて薬品を流し込もうと頭を動かしてしまう。
「…代わりに薬の代金は二本分チャラにしておくよ」
■ハク > 「悪い言い方をするならば、呪いがなければジード殿とは出会わなかった訳でござるしな。
この出会いに関してのみ、呪いに乾杯、と言っておくでござろう」
(はぁ、と体に巻き付く6つの呪いに翻弄されつつも、この国に来て出来た友人・知人というものはある。そこにだけは感謝しながら、彼らとの縁を大事にしていて。)
「まぁ、それがしはこの様に体躯が小さい。したい行為ができぬということもあろう。……だがな、先程消した左脚の刻印は『肉体強制再生』の呪い。……故に、毎晩処女に戻るのでござるが……処女を、犯したいという男性は多いと聞く。加算点にはならぬでござるか?」
(値段の交渉に色ごとを混ぜるなら、今まで自分を買った男が『悦んだ』場所をアップして提供する。
常に、性経験を行ったことのない固くきつい肉質を提供できるのだ。しかし肉体は経験で性行為の行い方を覚えている。
処女なのに、淫乱。そう評されて客には評価を頂いている。)
「っん、っと……んむっ……」
(薬欲しさにしていたのが露骨だったか、ジードが口に薬を含めて口移しで飲ませてくる。
もう、と思いながらも素直に眼を閉じ舌を交わすキスを行ってジードの口内から薬液を呑みとっていくのだ。そしてそれは、じわり、と体から刻印を少しずつ薄くするだろう)
■ジード > 「なるほど、確かにそれは違いないね。であるなら呪いを何とかする方法ってものもしっかり協力はしないとさ」
それが実現できるかどうかはまた別の問題だけれど助力はしっかりすると言い切って見せる。ある意味裏表はない。
「なんとまあ厄介な呪いを抱えてるな。とはいえなるほど、娼婦としてはそれはアピールポイントになる訳だ。
けれど処女というのは男としてはやはり結構気を遣う物でもあるからね。
2度に付き1瓶追加でつけるというのはどうかな」
つまるところ1度の情事の値段は1.5といった所だろうか。
この値段交渉そのものを楽しむように笑いながら少女の反応をじっと眺める。
「――うん。効果はしっかり現れてるか。全身くまなく覆うまで5分といった所だからタイムラグは勘弁して頂戴。
直接触った完食まではごまかせないけどハクの問題ならそれは関係ないね」
少女の唇をしっかりと堪能してから上半身を離して薬の効き具合を確認すると満足そうに笑って見せる。
■ハク > 「うむ、呪いさえ克服できれば……
と、しかし、お主には呪いを説明しておくべきでござるか。えぇとな……
右腕が、『不老化』でござる。これでそれがし、未来永劫この姿にござる。
左肩が、『疑似不死化』でござる。万が一死んでも、月光を浴びれば蘇生できる……蘇生させられてたでござるよ。
乳房中央のは『性器過敏化』。……まぁ、閨事は得意ではないでござる。それがし、感じすぎる故。
下腹部は『不妊』。それがしの母ももうおらず、故にこれをどうにかせねばそれがしの血筋は絶えるでござる。
臀部は『排泄物変化』。……何を狂ったか、小水を葡萄果実汁に、排便を桃色ゼリーに変えられたにござる……
最後に左足のが『肉体再生』。ある程度の傷は勝手に再生するでござる。ある程度以上の傷は死んで蘇生で元に戻るでござる。……まぁ、そのせいでなども死ぬ眼にあったでござるがなぁ……」
(丁度裸体を晒した姿であったために、素直にそれぞれ刻印と呪いを教えていき。)
「まぁ、なので娼婦として生きる、のであれば大分有利な呪いでござる。病気なども肉体蘇生が何とかしてしまうでござるしなぁ。
とはいえ、それがしとしては通常の肉体年齢に戻って子を作りたい。故に呪いを治すのが最優先でござる」
(うむうむ、ととりあえず自分の語りたい内容を語りきって。)
「して、2度に1瓶、でござるか?ふむ、それであれば、それがしとしても助かるにござるな……ではそれで頼むにござるよ!」
(それはそれとして、薬の代価は承認してにこりと笑みをうかべ。)
「ふむふむ……5分。ちなみに、副作用などあったりするでござるか?」
(飲んでしまって言うのも何であるが、念のために聞きながら自分の肌を見下ろして)
■ジード > 「何というか意地が悪いというか本当に変態らしいというか…大変な呪いだねえ」
思わずそんな言葉しか出てこない。少々難しい顔になりながらいくつか思い当たる知識はあった。
それに対するしわ寄せも、当然発生するのが解り切ってるが。
「なるほど。肉体的な呪いを連動させてる訳か。それは完全解除は皆匙を投げる訳だ。
代わりに部分的な無効化は叶うだろうけど…一つ何かを無効化したら他の全てが悪化するだろうね。
例えば不妊を外せば感度が跳ね上がって日常生活に支障が出るだろうし、
不老化を外すと体の再生が強まって激痛に苛まれたりするだろうね」
己の知識にある事を包み隠さず説明していくものの考えれば考える程質が悪いと結論せざる得ない。
思わず呆れの吐息が漏れてしまうレベルで趣味が悪い。
「そりゃそんな呪いと一生付き合いたいとは思わないだろしね。
そういう事ならもちろん協力するのはやぶさかじゃないよ。…じゃあ交渉成立だ、それじゃさっそく――っと。
そんな副作用なんてある物を説明も無しに客に出せないよ。
ただし服を着る時に幻が霞む事があるのはご愛嬌だ。
霞がかったように見えて怪しまれるかもしれないが、そこは幻の限界だな。何とか誤魔化してくれ」
つまり時々輪郭がぼやけて見える可能性がある。それで怪しまれることもあるかもしれない。
■ハク > 「で、ござろう?……本当に、1つだけなら解呪できるかもしれない、という御仁に出会った事はあるのでござるが……
ジード殿のように、他の呪いが悪化したり、場合によっては呪いが反転した逆さ返しがくるかもしれぬ、と脅されてござるな……」
(知識がない自分より、よほど目の前のジード殿は詳しいであろう。であれば言う事もそれなりに理解できるはずで、自分の聞いていた、知った事を隠さず話していく)
「故に、『何か奇跡でもない限り、淫魔を倒す以外にはない』と、言われたのでござるよ。
……まぁ、やはりソレ以外はないものだと諦めるべきでござるかなぁ」
(はは、と乾いた笑みを浮かべて首輪に魔力を通して体中に黒い皮膜を再びまとわせる。こう見えて対刃・対衝撃に強い性能を持つ魔力皮膜だ。最も、魔力攻撃を受け続けると消滅するデメリットもあるが)
「早速、でござるか?……むむ、気が早いでござるな。
まぁ、幻が霞む、というのはまぁ理解したにござる。果たしてどうなるかわからぬが……とりあえず、部屋の奥に、行けばよいでござるか?」
(早速初回を、と求められると顔を赤くしつつ頷き。店主の机の裏にある扉を指差して、その先か、と尋ねる。
許可が出れば、そのまま奥にいき――それ一晩程、身につけた性技と若く瑞々しい肉体で奉仕を行うことだろうか)
■ジード > 「俺は解呪はできない代わり、無効化までなら二つはいけるかもしれないが…正直どうなるかさっぱり想像つかないよ。
さっきも言った通り何を弄ったらどうなるのかが予測突かないからね。
だったら仲間でも集めてみるかい?どういう相手か知らないが、数の暴力が通用しない相手ってのは早々いないだろう」
こちらも笑い飛ばして見せてから少女が衣装を身に纏うのを眼下に見て体を離す。
「解った、それじゃあこっちに来てもらえるかな。何事も話が早いに越したことはないだろう?
何か困りごとがあれば相談してくれればアフターケアには応じるよ」
そこは商売人としては外せない場所なのだろうか強く言い切って少女を奥へといざなってゆく。
やがて暫しの間男が満足するまで淫蕩な声が響き渡る事になるだろう)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からジードさんが去りました。