2017/07/06 のログ
カイン > 「しっかしまあ、人探しってのは大変だな。
 特に売人とか知ってるやつは知ってるんだろうが」

ホームとは言い難い場所までをわざわざ運んだ理由を口に出してぼやきながら、
肩を竦めてちらりと視線を路地の奥へ。かすかに感じた気配がさっと無くなるのを尻目に、
再び喧騒へ視線を戻せば万策尽きたと言った様子でコップを煽る。
目的が果たせないのであれば後に残るのは、無駄足無駄骨の末にやる事のなくなった暇人だけだ。

カイン > 「…ン。無くなっちまったな」

暫くコップを傾けていた所でなくなった中身。
コップを逆さにして振ってみても一滴も落ちないのを確認してから立ち上がり、
喧噪の中へと足を踏み入れる。そのまま人混みの中に紛れて消えて行くのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/路地裏」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にレヴィさんが現れました。
レヴィ > 「ようやく撒けたッス」

貧民地区の一角で、裏路地や通り、屋根の上と兎も角追手を振り切ろうと駆け回り後ろの気配が消えれば足を止めて一息つく。
周囲を見れば似たような光景の多い路地裏の一つ、人の姿も見えずに休むのは丁度いいと放置された木箱に腰を下ろす。

「あの程度で追いかけるなんて心が狭いッスよ」

あの程度…貧民地区の一角を根城とする犯罪者たちの上層部の暗殺をあの程度とため息を吐き。
もの見事に一掃したまでは良かったが下っ端に見つかりこうして逃げ回ったのが振り切ればもう安心と力を抜き。
しばらく休んで帰ろうと腰を掛けたまま壁に背を預けて身体を休める。

レヴィ > 「さて、そろそろ行くッスか」

十分に休憩のできた身体を大きく伸ばして解せば立ち上がり。
念のためともう一度周辺を確認すれば駆け足で平民地区に向けかけさっていく

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からレヴィさんが去りました。