2017/06/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にゾエさんが現れました。
■ゾエ > 少女が身を置かせてもらっている娼館は、本日それなりに賑わっていた。
街で店で、何処ぞで引っ掛けてきた客と共に、二階に在る客室に消えて往く娼婦たち。
己などよりも見目麗しく着ているものも上質なドレスで、一通り街中を歩いても誰も誘えず、
すごすごと帰ってきた少女には色んな意味で眩しく見えた。
「…うーん。私もドレスとか着るべきなのかなぁ?
………でも、そんなものにお金を使うくらいなら、ご飯食べたいし、借金の方に回したい、し」
娼館の一階はちょっとしたバーになっており、利用客もちらほら、入り口付近のソファには待機中の娼婦たちがちらほらと。
少女もその内の一人だ。
店内の様子を見てきた店主が、ソファの端に膝を立てて座り、くさくさしている少女を見つけて軽く小突く。
「愚痴ってる暇あったら客の一人や二人引っ掛けてこい」―――ご尤もなのでぐぅの音も出ない。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にボブさんが現れました。
■ボブ > (狭い山村暮らしの木こり……、下手に村の女性に手を付ければあっという間に噂になるため、
禁欲生活を余儀なくされていた男はたまに来る王都での鬱憤ぱらしは定番といった感じになっていて)
「さぁ~てと……今日はどの娼館で世話になろうかな?
こういったのは直感で選んだ方が上手くいくってもんだよな」
(明かりが煌々と眩しい娼館の前の道を歩き、独り言を漏らしていれば
男の直感が働いた娼館へと入っていき、入り口傍のソファに腰掛けている娼婦達に
笑顔で手を振りながら、バーの中へと入っていけば)
「お邪魔するよ……、この娼館は他の店に負けず劣らず花盛りなようだね?
まぁ、無茶な真似をするつもりはないが一夜の恋人になってくれる方はこの中にいるかな?」
(入り口付近で立ち止まり、やや芝居めいたようなセリフを吐きながら一階のバー全体を見渡していく男)
■ゾエ > 一人の男が、店に入ってきた。
やや芝居がかったような科白。精力が強そうな逞しい身体つき。
店主は己に向けた呆れから一転して、愛想良く振舞って男の方へと近づいていく。
『いらっしゃいませ、お客様。丁度暇を持て余した娼婦が一人居ましてね、その娘は如何でしょう?』
と、店主自ら指名されたのは自分だった。
え、と思わず顔を上げ。ほら早く、と店主が急かすので、慌てて二人の前へと小走りに近づいていき。
「………、え、と。あの…は、初めまして、ゾエと、言います…。私で良ければ、お相手いたします―――けど」
けれど、指名があったら他の娘でも、と己以外にもソファに待機している娼婦たちを一瞥する。
店主からの勧めとはいえ客にも好みはあるから、相手の嗜好を慮っての事だった。
■ボブ > (お相手の居ない娼婦の注目を集めようと芝居がかったセリフを吐いた男の傍に店主が近寄り、
一人の娼婦を斡旋してくるのを耳にすれば、その斡旋された娼婦…やや少女っぽさを残した娼婦が
駆け寄ってくるのを身長差から見おろすように見つめていけば)
「う~ん? ちょっとおぼこっぽい感じがいいかな?
実際はすでに幾多の男の手垢が付いてるんだろうか、見た目的にいいな……。 彼女を貸してもらおうかな?」
(娼婦の顔、そしてワンピース越しにでも分かる肉付きの良さを気に入ったように買う事を口にしていき)
「隣の部屋から他の男の声がしてくる場ではちょっと興醒めだし…外への連れ出しは割増料金だったよな?」
(男は娼婦を娼館から連れ出す商談を店主としていき、それが成立すれば娼婦を連れ出していくつもりで)
■ゾエ > おぼこっぽい、とは何だろう。学のない少女には相手の言っている事は良く分からないが、
話が通じる店主はならばと余計に己を勧めてくる。
どうやら男は夜の相手が己でも良かったらしく、あのまま店主に懇々とお説教されるよりは余程良い、と
少女は内心胸を撫で下ろしていた。
ありがとうございます、と少女は頭を下げる。
外への連れ出しにも、金さえ払ってくれれば何処へなりとも、と店主は終始愛想を振り撒いた儘。
正規よりやや低めの金額で先払いを済ませれば、あとはご自由に、とばかりに店主に背中を押された。
わわ、とよろめいては、思わず男の腕にしがみつき(それが店主の目論見だろうが)。
「ぅあ、あ、あの、えと、よ、宜しくお願いします…っ。
でもあの、ど、何処へ行かれる、んです…?」
そのままぎゅぅ、と豊満な乳房を押し付けるようにして相手を見上げ、行く先を問いながら。
一先ずは、二人の姿は娼館から離れていき――――。
■ボブ > (店主からのお勧め、そして娼婦自身の容姿も気に入った男は外への連れ出しを申し出て、
店主との交渉も他の娼館で交渉したよりも低めに設定してもらえれば、その金を支払えば、
店主から娼婦を押し付けられて)
「ああ、よろしくな。 名前も知らなければ一夜の濃いボトにもなれないから名乗っておくか。
俺はボブ…よろしくな。
そうだなぁ~? 富裕地区にある高そうな宿屋でもいいし……、壁が薄く一人身で寝ている
隣の宿泊客に俺たちの声が聞こえそうな安普請な宿でもいいが……
ゾエとしてはどんな宿で……いや、宿に限らず、どんなところで一夜の恋人に抱かれたいかな?」
(娼館を出て、他の店の娼婦が店前で客引きしている道を歩きながら、今夜彼女を抱く場所に関して
口にしていきつつ、彼女の性癖的好みを質問していくか)
■ゾエ > 「ボ、ブ……ボブ様、で良いですか?
あ、あの、その『一夜の恋人』って……私にはちょっと、難しいんですけれど」
職業柄、恋など無縁の少女。
けれどそれが相手の希望ならば、頑張って頭を捻るしかない。
しかし悲しいかな、恋人との理想の一夜、というのがイメージしにくくて、中々思い浮かべられない。
だから逆に、相手に対して失礼かもしれないが、質問には質問で返すことにした。
「ぼっ…ボブ様は、どんな場所で、どういう風にシたい、とかありますか?
わ、私、そっちの方が興味あっ、あるなぁ…!」
若干演技下手ではあるが、本心でもあるのでえへへ、とはにかんで誤魔化し。
■ボブ > 「別に…様はいらないんだけどな。」
(彼女の呼びかけにちょっとした苦笑いを顔に浮かべながらも娼館街の道を歩いていて)
「そうだなぁ~……ここがある貧民地区の外れの方に行けばちょっとした森があるだろう?
その森の中でお互い裸になって激しく相手の身体を求め合いたい…なぁ~んて願望はあるが、
さすがに娼婦といえどもプライドがあるだろうからそれは無理だろうねぇ~?」
(普段は山村で暮らしている男。 山中で一対の牡と牝の獣になって求め合いたいという
淫らな願望を持っている事を詳らかに明かしていくが、それは無理だろう?…と
彼女の顔を覗きながら聞いていって)
■ゾエ > 「…え、でも……。でも、お客様には、様ってつけなさいって…」
言われてて、と困惑顔。
呼び捨てで呼べば良いと言われたら、本当に良いのかと慌てるだろう。
男の腕に腕を絡めた儘、傍目にはスキンシップ過多な恋人同士のように、すれ違う人たちに見せつけるように。
「―――ん、と、森の中で…ですか?
いえ、あの、それくらい、でしたら……私は、大丈夫ですよ?
問題ありません、はい」
全然ムリじゃないです、と少女は首を横に振った。
彼の言うプライドが何であるかはよく分からないが、この少女には恐らく、プライドとかはないと思う。
…よっぽど人権無視な行為をやらされるとかでなければ、山中で獣になるくらい、別にどうってこと。
だからそんな風に、軽い調子で相手に愛想笑いを浮かべ。
■ボブ > 「娼婦たるものお客の要望に応えるのも必要だと思うぜ?」
(隣を歩いている彼女の額に人差し指を押し付け、ちょんっと突き上げながら話してみせて)
「そうかい? それじゃあこのまま森の方に行こうか。
人が時たま通りかかる道沿いがいいかい?
それともどんな声を上げてもいいように奥の方に行こうかい?」
(王都の中での青姦を了承してくれた彼女を連れて、貧民地区の樹々が生い茂る森の傍へとやって来れば
彼女に露出願望があるのかを探るような確かめをしていきながら彼女のワンピース越しに
ワシッと尻肉を掴み、いやらしく揉み始めていく男)
■ゾエ > 「あ、ぅー……っそ、そう、ですよね。あの、ちょっと、ちょびっとだけ、恥ずかしいです、けど…」
お客様とはいえ、男を呼び捨てにするというのは少女の中ではちょっと違和感と言うか、新鮮というか。
その所為か大分気が緩んだ雰囲気となり、年相応に懐っこく、えへ、とはにかみ笑い。
「っ…。あ、のー…。…ボブ、さま、じゃなかった、ぼ…ボブが、激しいの、なさるんでしたら、
あの…奥の方が、良いかなー…な、なんて」
提示された選択肢に迷い、我を失くすとそれこそケダモノになる自覚がある少女としては、其方の方が有り難い。
唐突に尻肉を鷲掴みされて、ひゃんっと吃驚したような声をあげ。
そのままいやらしく揉みしだかれると、気持ち良さそうに腰をくねらせ始める。
ますます腕に抱きついて、胸を押し付けてはもっとと強請るように頬擦りし。
■ボブ > 「まぁ……こんな特殊な注文を付けるのは俺くらいだし。たまにはいいんじゃないのかな?」
(はにかみ笑いを返してくれる彼女の顔をジッと見つめながらも男も笑い返していって)
「そっか……奥の方へ…」
(彼女の返答に対し、男は短く返答を返せば、ワンピース越しに揉み応えのある尻肉を揉みながら
森の奥の方へと歩み進み、貧民地区から差す明かりがかろうじて二人の表情とかが読み取れる位置まで入り込んでいけば)
「それじゃあ、まずはゾエから裸になってもらおうかな?」
(そう一声掛ければ、男の手が彼女のワンピースの裾に掛かり、下から上へと一気に脱がせ上げるようにし、
裸へと一気に剥きあげていって)
■ゾエ > 「そ、そですね!様はいらない、なんてー…初めて言われましたので」
たまには、と相手の言葉を反芻するとすとんと胸に落ち。
森の入り口から奥へと進むと辺りは真っ暗、月明かりも見えない薄暗さの中で、
これから致す事にちょっと興奮したりなんかして。
「っは…ぁい♡ゾエ、裸になり、ます…♡」
入るスイッチ。ワンピースを肩から抜くように脱げば、それだけで裸になる。
何せ下着は一切身につけていないのだし。豊満な乳房や恥毛の薄い秘所を相手の前にだけ晒し、
どきどきと胸をときめかせながら「次はボブの番ですよ♡」と彼の服を脱がしにかかり。
■ボブ > (様付けは入らないという客の要望に応える事が娼婦としての職務だと強引に納得させながら、
男は彼女と共に森の奥へと引きつれて行き、脱衣を示していけば彼女は顔に見合わず…
いかにも娼婦として相応しいような豊かな乳房やくびれた腰…そして淡い叢を
露にしていくのを熱い雄の視線で視姦し上げていき)
「ああ、脱がしてくれよ、ゾエ……」
(生まれたままの姿になった彼女の手が男の着衣に掛かり、それに協力するように男も身体を動かし、
全てを脱がされていけば、褐色の肌の上に鍛え上げられた筋肉…その肌の上には幾多の戦傷が
刻まれた裸体を堂々と晒し、下肢の付け根には槍の様に長く…そして指が回りきるかどうかの太い幹を
持った剛直を堂々と晒し上げていって)
「ゾエ……」
(彼女の名前を呼びかければ、お互い生まれたままの姿の状態で彼女の身体を抱き締め、
唇をやや強引に奪い、舌先を彼女の咥内へと挿し入れ、濃密なキスを交わそうとしていく男)
■ゾエ > 薄暗い中でも相手の視姦ばりの熱視線が手に取るように分かるから、はぁ、と興奮気味に息を吐き。
おんなじように相手の衣服も脱がしていけば、先ずは鍛え抜かれた筋肉にうっとりとし、
その膚に刻まれた傷跡に吃驚し、そして股間の猛りにごくりと生唾を呑む。
―――敢えて傷には触れないでおこう、と密かに決意しつつ。
「ん…♡」
恋人のような雰囲気と抱擁。けれど森の中で裸同士という原始的なシチュエーション。
唇が塞がれれば、嬉々として咥内へ挿し入れる相手の舌を受け入れ、己の舌と絡み合わせ、濃密なキスを交わしていく。
ちゅぷ、と密やかな水音が唇同士の合わせ目からくぐもって。
■ボブ > (彼女の手によって着衣の全てを取り払われた男は彼女の体を正面から抱きとめ、
唇を奪いあげていけば、彼女の舌先も男の舌先を招きいれるように舌先を絡み合う悦楽を
堪能しながら、男の左手は抱き締めていた背中から下へと下がり、先ほどはワンピース越しだった
尻肉への愛撫を直接与え、右手は淡い叢が茂る淫部へと滑り込ませれば、陰唇の上を
ゴツゴツとした男らしい指先で表面を撫で上げ、ケダモノの交わり合いが始まる前の
人間らしい優しくて…やらしい愛撫を施していくか)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からゾエさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にステファンさんが現れました。
■ステファン > 人の気配のない貧民地区一角。武装した兵士と通信の魔法を行う通信士などが行ったり来たりし、撤収準備を始めている
その指示を粗方終えれば、先程、部下を突入させた宿をぼんやりと眺めた
何があったかと簡単に言えば、盗賊団のねぐらを一斉摘発して王都を騒がせていた盗賊を何人か捕え、
その後始末の最中である…通行人は疎らだが、通る人間は物々しい雰囲気に、何事か、と大抵は足を止めた
まあ、野次馬も部下が追い払うではないけれど、通行整理の名目で立ち止まらないよう声掛けをしてもらっている
「手配書に乗ってる顔が2人…これ、俺らが懸賞金貰えると思う…?」
通りがかった歳若い兵士にそんな風に呑気に尋ねれば、さあ…?と首をひねって苦笑する
だよなあ…とそれに合わせて自分も苦笑を口元へ浮かべた
元々、戦傷兵や若い兵が多い部隊である…突入の際には部下でもない手隙の若い騎士を他所から借りてきたし、
通信などを行う魔法兵も借り物だ…借り物ばかりで嫌になるね、どうも…と1人愚痴れば、
それを聞いていた歳若い兵士も、戦傷兵と子供ばかりですからねえ…と渋い顔をした
「まあ、愚痴っても仕方ないさ…さっさと撤収しよう
その辺にまだ、1人、2人、隠れているかもしれないから気をつけてくれ」
行った行った、と歳若い兵士を追い払い、自分はその場で作業を監督する…といえば、聞こえが良いけれど
作業を眺めていた
■ステファン > することもなく、かと言って手を出せば部下に、
『閣下に後片付けなどさせるわけには参りません』
などと言われてしまうので本当にすることがない
かと言ってさっさと自分だけ王城へ帰るというのも、如何にも貴族様らしい振る舞いで働く兵士たちの
心象を悪くしそうである
まあ、戦場では頭撚るくらいしか能がないと言うことは兵士の皆が知っているわけだが
うーん、と腕を組み、首を捻りながら風景を眺めていれば、視界の隅の方に突入した宿の主人があわあわしているのが見え
「ご主人、突入の際に我々が壊したものなどの保証はいたしますので、ご安心ください
つきましては、後日、損害の請求書をお持ち頂けますか…?」
主人に歩み寄っていけば、ニッコリと笑顔を浮かべてそう伝えた
…しかし、盗賊団を匿っていた、という可能性もゼロではないので事情聴取のために登城してもらう必要はある
こう言っておけば流石に逃げ出しはしないだろうし、仮に逃げ出したにしても王都の門の出入り口に特徴を伝えておけば良い
主人の方は人が良さそうで突入してからこれまで、ぽかん、と何が起こったか、理解しかねる顔をしていたので、
今回に限って言えば、「白」だと思われるが……それにしても、この主人、子供の頃、実家の屋敷の側で
今は亡き、兄と一緒に見た穴熊に顔がにていて愛嬌がある
「もうしばらく、お騒がせするかと思いますが…どうぞ、従業員の方々を落ち着かせて片付けなどさせてください」
それでは失礼、と愛嬌のある顔に笑ってしまいそうになったから主人そばを離れる
■ステファン > 『撤収の準備、完了しました』
先程の若い兵士が声をかける
よし、と頷くと「では、撤収する」と周囲に届く声量で伝えて側に止めてあった馬に跨り、
隊列を組む兵士たちの最後尾へとついていく
「帰ったら報告書上げて…当直以外の兵士は休ませて…今日も泊まりか…」
がっくりと馬上で項垂れる姿を兵士たちに笑われながら、隊列は王城へと向けて引き上げていくのだった
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からステファンさんが去りました。