2017/05/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にエナーシアさんが現れました。
■エナーシア > 秘部を最低限覆うマイクロビキニに身を包み、夜の貧民地区を歩く。
見回りのようなものだが、これは仕事ではない。
私一人で治安がどうにかなるものではないが、余裕がある時はこうして治安の悪い地区を回るようにしている。
人の目があると思うだけで犯罪者というものは躊躇する事もある。この行いも気休めぐらいの効果はあるだろう。
直接的な犯罪の現場に居合わせればどうにかする事も出来るしな。
できるだけ身元は隠しておきたいので衣装は普段は着ない物を使っているし、同じ理由から武器も持ってきていない。
必要があれば戦うつもりだが、戦いが目的という訳ではないのだ。
とりあえず、今のところは目立った事件はない。
気配を殺さず堂々と、存在を知らしめるようにして歩き続ける。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にウィルバーさんが現れました。
■ウィルバー > 知人の家へと寄った帰り道。
ホテルへと戻る為、足早に歩いていた。 するとどうだろう、前方から黒いフードを被った女性が歩いてくるではないか。
マスクを被っている所為で顔もはっきりわからないが、なんと首から下は極狭の水着しか着けていないではないか。
好奇心をそそられた僕はついつい声をかけに寄ってしまった。
「こんばんは、今からイベントか何かでもするのかい?」
■エナーシア > 「……いや、幸い何も起きていないようだが」
近づいてくる気配に警戒を向ける。
邪な事を企んでいるなら逃げるなり応戦するなりしなくてはいけないのだが、暗闇の中ぼんやり見える身なりも態度も悪漢という感じではない。
どちらかといえば、こんなところにはそぐわない感じはするが今の私も似たようなものか。
「この辺りは治安が悪い。用がないのならすぐに立ち去った方が良いと思うぞ。何なら私が送っていこうか?」
危機意識の薄い呑気な上流階級が迷い込んだ、というところか。
見たところ酩酊している様子でもないが、何はともあれ放っておく訳にもいかないだろう。
■ウィルバー > 「そうかい? なら何よりじゃないか。」
場所が場所だけに少し険しい表情が返ってくる。
それに対してこちらは安穏とした表情だ。 実際に抜けてるかどうはさておいて、人から見たら抜けてる奴に見えるかもしれない。
「知ってるよ。 と言うか、この辺りが治安が悪いって前提でこっちも言うんだけどさ。」
彼女の頭から下までじっくりと視線を向けて。
「その恰好こそ、この辺をうろつくには不味くないの? 僕みたいに武器とか持ってる分けでもなさそうだしさ。 あれかい? 君は魔法が得意とか
そんな感じかい?」
どうやら、春を売る感じでもなさそうだ。 と言うより、口ぶりからはそれとは逆の印象を受ける。
だとしたら尚更彼女のしている恰好がよくわからない。
■エナーシア > 「心配には及ばない。これでも自分の身ぐらいは守れる」
確かに丸腰というのは心もとないところだ。
とはいえ武器を持ち歩くのはあらゆる意味で目立つ。
特にこのような場所の見回りは裏社会の連中と遭遇する可能性も高く、何がきっかけで身元が特定されるか分からない。
だがこの男にそこまで詳しく説明する事もあるまい。
そもそも、この男にまだ完全に警戒を解いている訳ではないのだ。
「この格好は……、私の趣味という訳ではない。まあ事情があるんだ」
そう、私の趣味ならシンプルに白がいいのだが、すぐに手に入る物がこの色しかなかったのだ。
あとは普段好まない色合いの方が身元を隠すのに都合がいいという理由もあるのだが。
あればそれこそ普段から使ってもいいのだがな。
■ウィルバー > 「格闘家の人なのかなぁ…。」
魔法が使えるわけもないのに、丸腰で自分の身を護れるとか言われても納得できない。
好奇心とおせっかいが強い僕にはとても腑に落ちなかった。
心理的に距離を置かれているようだが、それでも気になることは気になるのだ。
「事情ねえ…。 これから男でもひっかけるのかい? 随分と涼しげな恰好だからついつい見てしまうよ。」
着ている水着がとても小さいので、小ぶりの胸がよく見える。 ボディラインもスリムで、一言で言うと興奮する格好だ。
「まあ、警戒しているようだしこっちの自己紹介をしておくね。 僕はコクマーで教師をしているウィルバーって言うんだけどね。」
■エナーシア > 「魔法も一応少しは使えるが……。まあ格闘家と思ってくれればいい」
確かに一見無防備そうに見えて心配する気持ちは分かる。
厳密には格闘家という訳ではないが無手の体術も修めているので嘘ではないし。
「なっ、……何故わざわざ、こんなところで男を引っ掛けねばならないのだ」
突然妙なことを言うから少し驚いてしまった。
大体色々な意味でここは不向きだろう。
しかしまあ、嘘か本当かはまだ分からないが名乗られた以上こちらも全く無視する訳にもいかないか。
「ほう、教師……。
私は……、冒険者だが、今は仕事とは関係なく見回りをしているだけだ。場所が場所だけにここではこれ以上身元を明らかにできないが許してくれ」
しかし妙に身なりがいいと思ったが教師だったか。
儲かるのだろうか教師というものは。
要求される能力は高いものが必要だとは聞くが。
■ウィルバー > どうやら、魔法も格闘技も覚えがあるらしい。
ならば腕に自信があるのだろうか。 荒事はあまり得意ではないのでよく分からないが、強者はあえて武器なしでうろつく者が居るらしいので、
そういうものかと納得する。
「いや、だってその恰好で歩かれると男としてはそう思えてくるものなんだけど。 て言うか、ちょっと飲みたかったし一杯くらいどう?
奢っちゃうよ?」
結局彼女のしている服装の理由はわからずじまいだが、まあそれはこの際置いておこう。
大事なのは、彼女が可愛い上にそれほどこちらを危険視しているようでもなさそうだと言うことだ。
「得意科目は魔法だけど、それ以外もそれなりに教えているよ? まあ、冒険者ならトラブルとか多そうだものね。
良いよ良いよ、話したくなった時にでも話してくれれば。 で、どう? 飲みにいかない?
…ご想像の通り、それなりに稼ぎはいいよ。 その代り採用されるまでが結構大変だけどね。」
眼は口ほどにものを言う。 彼女の視線から、何を思っているのか予想がついたので、更に己の事をぶちまけた。
■エナーシア > あんまり無碍にしても可哀想だが、どうしたものかな。
まあ貧民地区にも酒場は多いし、元々明確な目的地があるものでもない。
一杯ぐらいなら付き合ってもいいか。
「分かった。そう言うのなら一杯だけ付き合おう」
しかし、こんな格好の女を飲みに誘って何が楽しいんだ?
男の考える事は分からんな。
「それから、私は話しててもあまり楽しいタイプではないからな。つまらない奴だと怒ったりしないでくれよ」
その辺りもまあ、練習と思えばいいだろう。
■ウィルバー > 「いいね、いいね。 君みたいにノリが良いこは大好きだよ。」
承諾をもらったので、僕は喜びのあまり勢いよく手のひらを合わせていた。
外に出ることは大事である。 こういった楽しい出会いがあることが往々にしてあるのだから。
「女の子って大抵そういうこと言うよね。 それなら僕の方から色々聴いたりしても大丈夫かい?
冒険者の話って結構好きなんだよね。 とりあえず、あの店でいいかい?」
指差したのはよくあるタイプのスタンダードな酒場。 木造の家屋で、中には小汚いテーブルや椅子が並んでいる感じの店だ。
以前行ったことがあるが料理も特段何か光る者があるわけではない。 ただ、通りに近いので入りやすいのが特徴だ。
■エナーシア > 「答えられる範囲の事でいいのなら。だがさっきも言ったが、楽しいという保証はないからな?」
少々軽い男だが不快ではない。
この調子なら付き合ってもいいか。
それに、魔法の教師の話しというのも何かためになるかもしれないしな。
「近場ならどこでもいいさ。さっさと行こう」
どうせこのあたりならそう大差もないだろう。
特に断る理由もないし、示された店へと先立って入っていく。
■ウィルバー > 「真面目そうだもんね。 あまりこういう場は行ったことない感じ?」
終始固い口調の彼女に緩い表情を返しつつ、店の扉を開ける。
店内はこの場に似つかわしい程のがらの悪そうな客で溢れていた。
こちらにやってきた店員に奥の席へと案内してもらう。
周囲の目があると彼女も話せる内容が限られてきそうだし、僕自身も楽しくないから。
「何か食べたい物とかある? なければ、適当にぼくが頼んじゃうよ?」
二人席に案内され、彼女を奥の椅子へ座る様に促してから僕も席に着いた。
テーブルの上に置いてあるメニューを開くと彼女の元へ差し出す。
会話の前は注文を終えてからでいい。
■エナーシア > 「いや一人で飲む事なら多い。
それと頼むのは勝手だが、見ての通り財布はないぞ」
そもそもの目的では必要ない物だし無駄な荷物になるから当然置いてきている。
一杯おごるというのでついてきただけだから、ウィルバーが払ってくれるというのなら問題ないのだが。
「食事もおごってくれるというのなら、適当に頼んでくれ。
特別食事の好みはない」
極端にまずい場合は別だが、こうして店で出される程度の物なら特に文句はない。
食べられない程ではないが甘すぎたりするものは苦手だが、食事の場合その心配もないだろう。
■ウィルバー > 「誘ったのは僕だから、当然奢るよ。 たまには誰かと飲んでみたら? 僕で良かったらまた飲みに行こうよ。」
何と無く予想はしていたが、彼女は誰かと群れたりはあまりしないようだ。
元々群れるのが好きではないのかもしれない。
「まあ、冒険者だもんね。 その辺は逞しいよね。」
ならばと、フライドポテト、腸詰を炒めたもの、ピクルスなどどこにでもありそうな物をメニューを見ずに数点注文する。
ついでに、赤ワインをボトルで注文した。
店員が去って行ったのを確認してから、彼女の顔を視界の中心に据え、口を開く。
「気になってたんだけど、なんであんなとこでうろついてたの? 冒険者と言うより、当局の仕事だよね?」
■エナーシア > 「飲むにしても、程々にならな……」
何度か酒で失敗しているからな。
酒に慣れるために一人で飲んでいるという面もある。
「確かに冒険者の仕事ではないな。
だが善意の人助けにそれほど理由が必要か?」
とはいえ、全く利益にならない行為を冒険者がやっているというのは奇異に映るであろう事は分かる。
本当にただ善意でやっているだけだが、どれだけ信じるかは知らない。
■ウィルバー > 「何? ひょっとして普段はあまり飲まない方? それならお茶でも飲んでおく? 料理が来たときにでも頼んでおくよ。」
口ぶりからして、あまり飲めないタイプなのだろうか。
まあ、酔い潰すのが目的でもないので彼女が負担にならない範囲で楽しんでもらえばそれでいい。
「いや、僕もボランティアに近いことはたまにするからいいんだけどね。 でも、その恰好で巡回は流石に不味いんじゃないかな?
君って結構かわいいし、飢えた獣みたいなのが襲ってくる可能性もあるんだよ?」
善意の活動そのものは僕としてはなんとも思わなかった。
それよりも気になるのが彼女の無防備さだ。 別段武装しているわけでもないし、何か協力な技でもあるのだろうか。
■エナーシア > 酒に弱いという訳ではないのだが、勘違いしてくれてるなら好都合だ。
嫌いではないが特別執着はないといった程度だが、まあ今細かく訂正する必要もないだろう。
「かわいいかどうかは置いといて、襲ってくるというのならむしろ好都合だな。
犯罪者の潜伏場所を暴くよりも楽でいい」
まあ別にそこまで狙っている訳ではない。
「とはいえ、基本的にはただの見回りで終わる事が多いかな。本格的な対処はそれこそ専門家に任せるさ」
盗賊団の被害が拡大、というような事態になればこちらにも討伐の仕事が回ってくる事もあるだろう。
なるべくそこまで拡大しないようにと思っての見回りだが。
■ウィルバー > 「ええ~~~~、それって危なくない? そこまでして犯罪者捕まえる理由とかあるの?
あ、勿論善意以外でだよ?」
どうみても見目若い娘が一人でやるようなことには思えないので、思わず眉をひそめた。
ボランティアでやる範囲を超えている気がした。
「だと良いけど。 本格的な奴が出てきたらそれこそ不味いじゃん。 一人で対応できるものじゃないでしょ?」
僕としては非効率と言うより、彼女があえてトラブルに首を突っ込みたがっているように思えた。
実際、冒険者の中にはそういったタイプもよく居るから。
店員がボトルと料理を持ってきたので、茶を二人分頼んだ。
グラス二つに酒を入れ、一つを彼女の目の前に置いて。
「じゃあ、まずは乾杯ね。」
グラスの一つを手に取り、上に掲げた。
■エナーシア > 「心配してくれるのは結構だが、逃げるのは得意でね。
理由といえるのはそのぐらいかな。私なら大体逃げ帰る事は出来るから」
随分心配しているようだが無論私とて無謀な真似はしない。
むしろそういう無理をしない性格だからこそこんな事をしているといえる。
「あまりひけらかさない秘密の特技があるという事で納得してくれるといいんだが。
とりあえず、乾杯といこう」
そうこうしている内に料理がきたようだ。
ウィルバーと同じくグラスを掲げてから、軽く一口飲む。
あまり良し悪しは分からないが、少なくともまずくはない。
■ウィルバー > 「逃げるのが得意って…。 冒険者ってのはそういうものなのかな?
あ、僕も逃げるの得意だよ。 逆に戦闘の類は苦手かなあ。」
正義感がとても強いみたいだ。 おまけに腕に自信があるのだろう。
腑に落ちないが、そういうものなんだと納得することにした。
「なるほどね、どんな特技か見てみたい気がするけどね。」
グラスを掲げ、酒を飲む。 この辺の店では当たりと言った所。
もっといいのが飲みたければ場所を変えるしかない。
そして、料理は当たりだ。 貧民街で出てくるのが珍しい程に。
「そういえばさ、冒険者って旅先では何食べてるの?
やっぱり、保存食とか持ち歩いたりしてるの?」
腸詰を口に入れながら、尋ねる。
■エナーシア > 「騎士と違って名誉で腹が膨れる訳ではないからな。
逃げたほうが良い時は迷わず逃げるものさ」
何せ下手に怪我をして治療や引退という事になったら食っていけないからな。
命あっての物種ともいうし。
「そうだな、旅先では保存食は当然持ち歩くが食べられる物があれば取ってきて食料にもするな。
季節や時期にもよるが、今ぐらいだと食べられる虫も結構いるし」
毒性に注意すれば結構食べられるものは多いものだ。
味は、まあ食えればいいんだ。
■ウィルバー > 「騎士の人たちも名誉より実務優先だよ。 自分とこの領民を食わせないと自分が喰いっぱぐれちゃうからね。
だから最近は冒険者や傭兵に討伐を依頼する人も増えたよ。」
騎士について聞いた話を語りながら、彼女の話を聞いている。
どうやら、危ないことはしないようで少し安堵。
「あ、やっぱり? 僕も昔冒険者の知り合いと一緒にドラゴンを食べたんだけどなかなか美味しかったよ。
君はこれって食べ物ある?」
冒険の話が聞けて、思わず己の体験談も語ってしまう。
酒が入ると舌の滑りが早い早い。
■エナーシア > 「ドラゴン!そりゃあ凄いな。
ドラゴンと比べたらそれほど面白い食材ではないが、冬なんかは物陰に隠れてる幼虫なんかが結構いけるぞ。
あまり量はとれないが寒い時期の貴重な栄養だしな」
しかしドラゴンか。
ワイバーンを遠くから見たことならあるが、本格的なドラゴンは見たことすらないぞ。
どういうツテでそんな事になったんだろうか。
■ウィルバー > 「虫って見た目がちょっとアレじゃない? あまり食べる気しないって言うか。
いや、栄養があって食べるとおいしいのは知ってるんだよ?
でもあれ食べる位なら僕ならモンスター食べるな。 スライムの丸焼きなんて材料調達簡単だし調理も楽だしおすすめだよ?」
食生活もどうやら堅実なようだ。 ノリと勢いでなんでもやってしまう僕とは根本的に違う。
「冒険者と話してると毎回聞いてるんだけど、コレって冒険とか仕事ってある?
あ、名前は当然伏せてくれていいんだけどさ。」
冒険譚的な内容を期待して、目を輝かせる。
■エナーシア > 「確かに獲物が獲れればそれに越した事はないんだが、私の場合潜伏する仕事が多くてあまり派手な事は出来ないんだ。
だから冒険譚といっても地味だぞ?
例えば、一ヶ月見張りを続けた話しとかだな……」
時々こういう事があるのだが、あまり世間で期待しているような冒険譚はない。
一応大きな仕事といえるのは、事故や手続きのミスが相次いで見張りの交代要員が届かないまま、一人きりで一ヶ月盗賊団の砦を見張っていた事とかか。
守秘義務に関する部分は伏せて、なるべく事細やかにその時の様子を語って聞かせる。
最後の方はあまり食事時にするような内容ではなくなっていくのが難点だ。
■ウィルバー > 「まじで? 君、仕事もお固いんだね。 もっとこうさ、ハメ外した話とかないの?」
冒険者は色んなタイプが居るとはいえ、彼女は仕事内容も堅実なようだ。
酔ってテンションが高くなってきた僕は、合間に茶々を入れたりしながら目の前の冒険者の話を聞いていた。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からエナーシアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からウィルバーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 蜘蛛の息吹亭」にセイン=ディバンさんが現れました。
■セイン=ディバン > 【待ち合わせ待機中です】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 蜘蛛の息吹亭」に魔王リュウセンさんが現れました。
■セイン=ディバン > 流されるがままに、たどり着いてしまった場所。
どこかで逃げていれば、こうはならなかったのだろうか。
どこかで抵抗していれば、いっそ殺してもらえたのだろうか。
過ぎたこととはいえ、少女の頭の中を、悔恨が駆け抜けていく。
しかし……。その感情すら、快楽の波にかき消される。
少女の能力なら、今のこの場を切り抜けることはできずとも……。
これから迎えるであろう、恐ろしい結末を少しでも和らげることはできるはずなのだ。
しかし、少女はそれをすることをしない。いや、できない。
「ひゃ、ひゃいっ!! んあっ!! ひゃうっ!!
せ、セイン、はぁっ!! リュウセン様にケツマンコ穿られ、て!!
感じてる惨めなメスガキ、でしゅうっ!!」
声を出せ、と命じられ。腰を振れ、と命じられ。少女は命令に従うように、激しく腰を揺する。
そのまま、恥も外聞も無いかのように叫ぶ、叫ぶ。
屹立したペニスを同時にしごかれ、アナル、ペニス、ヴァギナを冒される感覚。
そのまま、眼前に映像記録用水晶を置かれるが、そんなもの少女には見えもしない。
今はただ、この快楽に従うのみ。ソッチの方が……楽だった。何も考えなくていいから。
「あ゛っ! お゛、ほっ!! き、きてりゅっ!!
リュウセン様の、チンポ!! びくびく、って!!
い、くっ、イきましゅ!! セイン、ケツアクメ、くりゅぅうぅぅぅっ!!」
そして、ついにアナルにまで射精をされてしまう。同時に、経験したことの無い快楽による絶頂。繋がったまま、何度も何度も相手が達し、腹が膨らむほどの量を注がれている間、少女もその快感に達し続ける。
……そして、やっとそれが止まったかと思えば。ベッドから下ろされ、未だそそり立つ肉棒を舐めろとの指示。少女は……。
「……ふぁい……リュウセンしゃまぁ……。
上手に、フェラできたら、もっともっと……」
瞳から輝きを失ったまま、少女はその逞しい肉槍へと舌を這わせた。
ぎこちなく、下から上へ。なにせ経験したことの無いことだ。テクニックは……まぁ、正直下手といっていい。
しかし少女は懸命に、手コキも交えて奉仕する。そこに以前の面影は一切無い。
■魔王リュウセン > 逃げていれば もふもふにしてやんよ
抵抗していれば もふもふにしてやんよ
死すら許されない もふもふにしてやんよ しか待っていなかったと思う。
もふもふにしてやんよ になると 人間の男にとっては ケモミミとケモシッポが生え
語尾にもふやその動物の鳴き声がつくというある意味 酷な外道的技の一つなのだ。
どのみち 逃げない方が得策だったともいえる。
この魔王 もふもふしか 興味ないから。
その魔王 現在進行形で 快楽と調教と恐ろしい教育を彼女に与えている。
快楽の坩堝に叩き落し、本来持っている筈の能力を握り潰し、
凶悪的な魔力と力でもって彼女を翻弄しその姑息な性格の柱を圧し折ろうとする。
完全に圧し折らないのは そうなると後までじっくり楽しめないだろうという考え合っての事。
悪者とはこう振舞うのだと いつぞや聞いた魔王の心得に則って動く始末。
場の流れと思いのほか 彼女が卑猥に振舞っているので 場の空気に乗って徐々に魔王も乗ってしまう。
「うん、もっと 啼け 喚けっ 撮っているからねっっ くっ!
セインはイケナイ子なんだっ ほら 水晶に向って 言いたい事は言って 置きっんなさいっ!」
彼女に命令を発し 腰を振り 腰を打ち付け時折 彼女の尻も引っ叩く。パァンパァンと肉が小気味よい音を鳴らして揺れる。
痴態を晒して悦ぶ雌豚のあられもない姿、それは現在進行形の流れを以て映像記録水晶に撮られている。
屹立した性器からは我慢汁や先走り液 時折勢いよく噴き出る精液の数々、他の穴から流れる数々の体液。
後で数を増やし 保存用 予備用 布教用 等に分ける積りだ。
何のためか?? それは 意識がまともになったセイン少女に再び煽る為だ、定期的に弄っておかないとつまらんと。
ぞくぞくと 背筋に震えが来た そろそろ 達してしまうな、と。
「そ、そろそろ いくぞ。ほれ、栄養を与えてやろうっ
くっ ふぅぅぅぅはぁぁぁっ! …気持ちよかったな」
下のお口を味わい尽くした疑似男性性器。少女の腹を孕ませる勢いにガンガン注いでしまった。
余韻に浸る様に暫く繋がっていたが お掃除をさせねばならない。
しこたま彼女に精液を注いでいるが 別に萎びてきたとかはない。
が、彼女に掃除をさせる為に 指示をして ベットの淵に腰を下ろして
「綺麗に出来たら 考えなくもない。
然し 堕ちてきたものだな セイン。もっと堕ちたいか?」
瞳に光がない こう調教というなの洗脳?で弄ってしまった。
本来だったら 意識が正常のまま 教育と言う名の調教をすべきだろうが、長くかかって仕方がない。
映像記録水晶もある事だし 意識も堕とすにはゆっくりやろうと思い、
体の隅々まで弄り倒してしまおうと、今までつながってテカテカな屹立する性器を少女に舐めさせる。
かつての彼ではおそらく させる側だったろうに。
「もっと 口を使って舐めるのだ 先から 下までじっくりと、だ」
■セイン=ディバン > 籠の鳥。あるいは飼われた愛玩動物。
逃げられず、死ねず。ただただ快楽によって狂わされていく。
肉体の変異は精神に作用したのか。抵抗する気力も、その発想も奪われ。
ただ少女は、魔王様の下で侵され、犯され、冒されていく。
そう。快楽。女性の身で味わう快楽は、元が男の少女にとっては本当に強すぎた。
膣壁を擦られ、抉られ。中に注がれる熱い白濁の感触。
排泄器官を穿たれ、尊厳を破壊され、中に注がれるという恥辱の味。
それら屈辱の味さえ、快楽を後押しする材料になってしまう。
女性の体の、なんと強靭、かつ淫靡なことか。
「ひゃっ!! ひゃいっ!! もっと、もっと犯してくだしゃい!!
セインは、悪い子にゃのでっ!! こうして、リュウセン様に、おしおきケツハメ、されて、ましゅうっ!!
とっても、きもちよくって!! あっ、あっ、ああっ!!」
まるで機械人形のように。命令に従い、すぐさま啼く。尻肉を叩かれれば、またそれが強い快楽になった。
支配される、という喜び。圧倒的実力差は、そんな未体験の快楽すら与えてくる。
自身のペニスからも白濁を垂らしながら、少女はもっと大きな『キモチイイ』を求めて腰を振り続けてしまう。
そして。尻穴から直腸への大量射精により、連続絶頂した少女は、力無く身体を横たえる。ペニスを引き抜かれたアナルは閉じることなく、だらだらとザーメンを垂れ流しにしていた。
しかし、自身はそれに気づいていないのか。少女はただ、相手の言葉に従うのみだ。
腸液と白濁にまみれ、光る相手の肉棒を。まるで氷菓子でも食すかのようにぎこちなく舐めていたが。
相手から細かな指示が出れば、力なく頷き、それを一気に頬張るように口を開く。まるで、巨根を誇示していた自分が、女にさせてきたことを再現するかのよう。
「……ふぁい……。もっともっと、墜ちたいれす……。
あぁ……ん、むっ……うぶっ……!! んっ、お、ぅ……!!」
熱の篭らぬ言葉を口にし、少女が一気に肉槍を頬張る。しかし、入りきらない。当然だ。少女の口はそんなに大きくない。対して、魔王様のペニスはまさに剛直といっていいサイズだった。
しかし、それでも少女は頑張って少しずつ口内へとペニスを収めていく。だが、精々入ったのは全体の三割ほど。そこまで頬張るのですら、苦しく、辛い。
少女の目からは涙が漏れているし、呼吸をするたびに吐き気がこみ上げていく。それでも……少女は、ゆっくりとだが、顔を動かし始めた。さらに、弱々しくだが、ちゅうちゅう、と吸い付くように息を吸う。
■魔王リュウセン > 籠の鳥にしては 見えない首輪をさせたが基本は行動自由。
逃げても意味がなく 死ぬことは許されない 快楽の坩堝に堕としたものの定期的に弄る以外は自由。
肉体の変異は彼というか彼女に与えた罪状の集合体、反省ないしその心を以て味わえとしたもの。
最終的な呪いの解呪されるその時に 彼女の精神が復活するか あるいは?
色々と数時間にわたって強烈凶悪一晩ねっとり快楽コース(調教)をやってしまった。
元が男であり男の肉体をふたなりとはいえロリショタボディに変換しその流れでじっくり隅々まで味わう様に食べてしまった。
穴と言う穴を穿ち掘り返し突いて注ぐ、もう色々と濡れ濡れの体につく液体の卑猥さよ、
矢張り 彼女は小悪魔だった 否 これから小悪魔になるだろう、ある呪いの発動によって。
暫く 舐めさせながら 彼女の奉仕を見下ろしていたが、
こればかりは経験を積まないと上手くならないので 適当に綺麗になった所で 舐めるのをやめる様に命ずる。
そして 部屋の中がありとあらゆる液体まみれであるので、魔術で適当にきれいきれいにして差し上げた。
…セインちゃんは?? ついでに 魔術できれいさっぱりにしておこう。
意識までは綺麗にしておかない、あくまでも体のみ綺麗にしておいた。
「今まで来ていた服は…こっちで預かる。 で、これからはこっちを纏うのだ。下着はいらんだろ」
何処からか取り出した衣装一式を彼女に投げ渡す様に渡そう。
…かなり趣味が走った衣装だった、彼女の頭に生えるケモミミと尻尾の為には長い丈の服は似合わない。
何より 下着なんぞ履かせると 呪いが発動して来たら面倒だろうと。
ニヤニヤしながら あくまでも 凶悪的な表情を作って見下ろす。
■セイン=ディバン > いっそ死んだほうが楽なくらいの快楽という地獄。
おそらく、この魔王様のことだ。自殺など考えようものならどこかの空間を引き裂いて現れ。
『何をしているそんなことは許可していないぞ罰としてここで犯してやろう』
くらいのことは言いかねないことであろう。
こうして、肉体を変異させられてからものの数時間で、少女は女性器、尻穴、さらに口まで魔王様に犯された。
もはや穢れていない部分など無いほどの、白濁にまみれた肉体。
もしも理性が残っていたのなら、発狂し、涙を流し空寒い壊れた笑い声を垂れ流すか……。
逆上し、相手に襲い掛かっていたかもしれない。まぁ、そんなことをしても敵う訳も無いのだが。
少女は苦しみ、噦きながらも相手のペニスをキレイにしようとフェラチオをしていたが。
不意に、辞める様に命じられ、ゆるゆると口から肉棒を離した。
その様子は、どこか惜しいというか。名残惜しさが感じて取れることだろう。
一瞬で部屋と身体をキレイにされるのを、呆然としたままただただ見る少女。
そして、服を差し出されれば。
「……はい。全ては、リュウセン様の御心のままに……」
感情を全て失ったかのような、冷たい声のまま。その服に身を包んだ。
下着を貰えなかったことに対する不満も言わず。するり、と服を着ると、床にペタリ、と座ったまま相手を見上げる。
しばしそうしていた少女だったが、突然、両手を広げ、口を開けたかと思うと、そのまま長い舌をべぇ、と晒し、相手に見せた。
……どうやら。口内に白濁を求めてのことらしい。瞳には光こそ戻っていないが。その薄暗い目が期待に揺れているのは明らかだ。
■魔王リュウセン > 自殺なんぞしたら 魂の支配もしてしまうぞ。
死ぬよりも悍ましい事を何な問題もなくしてしまいそう。
死んだら とか 浅い考えは即捨てた方が宜しかろう。
尚 最後の最後までじっくり映像記録水晶は少女と魔王の様子を記録していた。
時折 ニョキニョキ動いて角度を変えたり 拡大したり縮小したりと様々な事をやっていた。
死角と言うものが存在しない位に撮っていたのだ、後で無かった事に出来ない位に策の一つとして取り置く。
綺麗にさせようとしたが 急激に興味を失ったように
用具収めをさせて 彼女の奉仕を終了させる。
名残惜しかろうが づるづるとするのも宜しくはない。
するときはして しない時はしない オンオフの切り替えをしないとつまらん。
「うむ。では 一か月後にまた可愛がってやろう。
その間 どんなことをされたかは記録をとっておくのだぞ 心の中で。」
下着は与えず 服だけ与えて着させる。一応この状態も水晶は記録した。
尚 剥いた過去のバトラー服は此方で保管する。捨てたらあかんだろうと数少ない理性によって本拠地に保管するのだ。
床に座ったままの彼女を 冷酷に見下ろし 一言
「何を期待している。褒美は 一か月間の貴様の働き次第だ。」
アレだけの事をしてしまったので 精神は正常ではない事くらい分かっている。
強制的に起こしても良いが 己の姿を消して暫くすると 復活 するので それもいいかと眺め。
■セイン=ディバン > 長い、長い快楽という煉獄に包まれた夜。
少女の肉体と精神、両方に激しい快楽が刻まれた一夜。
まるで現実味無く。夢か幻のようですらある。
そう。夢か幻のように。アレだけ少女を激しく犯していた魔王様。
今は冷酷に、そして無感情にすら見える。
しかして、命令があれば少女は素直に応じる。
「はい。それまで楽しみにしております。
かしこまりました、リュウセン様」
相手の言葉に、壊れた人形はかくかくと頷き、答える。
しかし、口内を白濁で犯して欲しい、という意思を切り捨てられれば、しぶしぶと舌と手を引っ込め……。
「……はい。失礼を致しました。申し訳ございません。リュウセン様」
少し残念そうにそう言い。だが反論などはしない。
そうして少女は部屋にたたずんでいたが……。
魔王様が姿を消せば。一呼吸、二呼吸。三呼吸目で肩を震わせる。
「ふ、ふふふふふ……。
……ふっざけんな、あんの、クソ魔王おおおおおおおおおお!!」
そう。少女は理性も意識もほぼほぼ完全に無くしていた。快楽に溺れていた。だが、ほぼほぼ、だ。
ほんの僅か。少女が男として残した意地だけが、今宵の行為を完全に覚えていた。
いつか。いつか痛い目にあわせてやる。人間を舐めたことを後悔させてやる。
そんな決意と怒りに満ちた声は、貧民地区に強く響き渡ったとか……。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 蜘蛛の息吹亭」から魔王リュウセンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 蜘蛛の息吹亭」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にシャルレさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏路地の酒場あたり」にシャルレさんが現れました。
■シャルレ > 1日の最後のお仕事も済ませ、帰り道。
今夜は、お休みだからか外を出歩く人も多く、そこに紛れるようにフードをかぶった小柄なヒトの姿で歩く。
カバンを抱えるようにして道の端っこを歩いていく、隊舎にいるミレー族から頼まれたものを届けたあと、
夜の自由時間。
屋根から覗く酔っ払いの姿は人間観察で楽しんでいるけど、今はヒトの姿。
同じ道を歩いてると、少し怖くも感じてしまう。
だから端っこを足早に歩いている。
■シャルレ > さすがに緊張しながら歩くと疲れる。
平民地区に続く通りに出てこられたから、ホッと肩の力は抜けて周囲を見回し…。
見知った場所、隊舎で過ごす用になる前に、このあたりで冬の時期、寝床作りにモノを探し歩いてた場所だった。
今も同じような空家も多く、懐かしく思いながらカバンを背中に回して、
使われていない外階段から、空家の屋根の上に乗り移り屋根に座る。
もう少しで隊舎にはつくけど、休憩。とばかりに腕を伸ばし…遅くまでの仕事にクタクタになってた。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏路地の酒場あたり」にスヴェンさんが現れました。
■スヴェン > 「何をやっているのだ…あの猫は…」
酒場を出て帰ろうと歩いていれば数十メートル程先を歩く後姿
足早におっかなびっくり歩いているものだから、すぐに判ってしまった
さりとて、声を掛けるようなこともせず、知己のある客引きをしていた娼婦やら、同業者に軽く挨拶なんぞをしながら
彼女の後をつけていればいつの間にやら屋根の上に乗り上がっている
彼女の座っている家に近づけば、下から彼女を見上げ、こほん、と咳払いを1つ…
「野良に戻りたくなったか…?あとな、人の姿のままで屋根に上がったりするんじゃない、悪目立ちするだろ」
夜中に、屋根の上に乗り上がる人間、なんてのは大抵、良からぬ人種である
誰かの目に付けば、警備の兵やなんかがすっ飛んできそうなものである
降りるも降りぬも彼女の自由であるが、一応、警告だけはしておく
■シャルレ > 落ち着く場所は、ヒトのこないような屋根の上だったけど。
背中から聞こえる声にビックリして振り返ると…。
「スヴェンだ!」
暗くても明かりでわかる、屋根の下から声をかけてくるヒト。
嬉しくて耳がピンと立つのをフードの上から両手で抑えて、今あがってきたとこを器用にも手で頭を抑えたまま降りてきて、
その勢いで彼への体当たり的に手を伸ばして抱きつこうとしていく。
「野良戻らないもん、一緒にいる約束したしっ
ここ、スヴェンが最初に声かけてくれたとこ、ちょっと懐かしくなっただけ」
ネコ感覚でついつい、懐かしくて見知ったとこで休んでたのだけど、
ヒトの言う悪目立ちというものになるのなら、素直に聞くしヒトで屋根にあがることは止めようと決めた。