2017/05/05 のログ
シャロン > 「んー、学校のようなものをどこかでやってみる、ですかね?
 学院に入れない子供達や勉強したい大人の方を集めて、とりあえず文字の読み書きくらいは……。
 折を見て、一週間に一度くらいであれば、時間の方はどうにかなりそうですが」

少女が捻り出せるアイデアは、非常に単純なものだった。
きっと先程の母親のような悩みを持つものはそれなりにいるから、人を集めて学校にしてしまえばよい。
大人は、悪辣な商人や貴族の契約書等がある程度読める様に。
子供は、学院に通えるまでは行かなくとも、一般的な読み書き計算が可能になるように。
そうすれば少なくとも、今よりは良い生活になるかもしれない、と思考を進める。
無論、その間も料理を配ることは忘れない。そちらはすっかり手慣れたものだ。

「学校をするとすれば、場所の設定、教える内容の整理、筆記用具の準備に……。
 考えることが随分と多いですね。私だけでなく、誰かに相談したほうがいいでしょうか?」

どうなのだろう。こうした提案は初めてだから、と内心で独りごちる。
同時に、これが実現したら皆が喜ぶだろうか、と想像してみるのも楽しかった。

シャロン > 色々と思考を纏めると、どうしたらいいかを思案する。
これを誰に持っていくか。ともあれ、今夜の仕事はそろそろ終わるころ。
早く旦那様のところに戻って、一緒の夕餉を楽しもう――。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 広場」からシャロンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 【待ち合わせ待機中です】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にノアさんが現れました。
ノア > 女がこじつけだと言い放てば、 喰い下がる貴方。普段なら つらつらと機関銃の如く、 ここぞとばかりに言い返す事も出来るのだけれど..... 身体は未だ、 繋がっている。あんまり喋っては僅かな腹筋の動きにさえ、 貴方の欲棒を意識してしまう程.. 最奥まで貫かれたままだった。

「 だっ.. て、 そんな 素振 り... 見せなか、 った 癖.. にっ..... じゃ ぁ、 2回.. くらぃ、 なら ─── っ、 んあっ.. ! 」

( 全然聞いてないっ.. !! )

ニヤ と意地の悪い笑みを向ける貴方に不覚にも、 ぞくりと身体疼かせて.. スムーズに、 やがて激しさを増す律動によって、 此方が発言する時間も取り上げられてしまった。貴方用に作り変えられてしまうのではないかという程に、 何度も何度も、 繰り返し欲棒の熱と形を叩き込まれて

「 ぃや、 っ.. いわ なぃ、 でっ..... ん、 んぁっ.. ! ぁ、 あっ.. ン、 んんっ ♡ ゃ... や、 んっ.. ! んぁ、 あっ ── 」

淫靡な水音も聞こえているし、 自分の中がひくついているのだってわかっている。其れを態々言葉にされると、 羞恥に顔を背けるも..

「 ん、 んっ ─── 」

身を捩り首を振る内に、 唇が塞がれる。たゆんたゆんと揺れていた胸も、 貴方の手に捕らえられた。其の手のひらに形を変えられる度、 ひくひく と中も反応し.. やがて あちこちを同時に攻め立てられた身体は、 限界が近付いて

「 んぁ、 あ.. あっ、── セイ、 ンっ.. も..... むり、 っ.. ン、 んんっ ♡ ゃ、 んっ.. ! ん、 んぁ.. あっ♡ ─── だ めっ、 ん.. あっ、ぁ.. ぁあっ

 ─── ── ─ ! 」

一際甘ったるい鳴き声を上げ、 きゅぅ と貴方を締め付けながら.. びくんと弓形に背中を反らし、 とうとう絶頂を迎え。 ── 唇の端からは僅かに唾液が。強すぎる快楽に耐えられず潤んだ瞳は、 目尻から一筋の涙が つぅ.. と肌を伝い落ちた。

セイン=ディバン > 男のどこか言い訳じみたことばに、女性が反論を返してくる。
だが、一応男の言葉は本心本音であり、嘘偽りなど無い。
とはいえ、男の軽薄な振る舞いなどからはあまり信用などされないであろうが。

「ははは、そういう素振りを見せてればよかったのかな?」

かろうじて、という様子で反論しようとしていた女性の言葉を、男は自らの腰の動きで封殺する。
いよいよココからが本番、本当のセックスだ、と言わんばかりのピストン運動が開始される。

「……あ~、も~……。
 かわいいなぁ、お前、ホントそういうとこ可愛いわぁ」

首を振り、身を捩り。拒絶をするかのような意思を見せる女性。
しかし体からは素直な快感への反応が返ってくる。
そのギャップが、男を一々刺激する。

「お……イきそうなのか? ほんじゃまぁ……。
 一緒にイくとしますかね……。
 ほら、イけよ、ノア。お前のイき顔、見せてみな……!!」

男の激しい腰の動き、胸や口への愛撫に女性が達しそうになるのがわかった。
男は女性に、自身に達する所を見せるように命令すると、一際深くペニスを突き入れ……女性が達すると同時に。
男は二度目の射精を行った。女性が絶頂へと至るも関係なく。
最奥へと、どくり、どくりと注ぎ込み……その精液の量と熱さたるや。二度目とは思えぬほどのものであった。

ノア > 「 べつ に、 っ..... そうい、 ぅ.. いみ じゃ、 な..... っ、 ん.. んっ ! 」

口答えも反論も許されず、 生意気な女は身も心も.. 徐々に貴方が与える快楽に支配されてゆく。そして、 其の刺激が一層激しさを増せば

「 んぁ、 っ.. ! や... んっ、 ぁ.. あっ、あ.. あっ ! んぁ、だめっ.. ン、 ぁ.. ぁあっ、 んっ ! ─── 」

背中を弓形に反らして浮かせ、 きゅぅ と一際強く貴方を締め付けながら絶頂を迎えた。其の締め付けはまるで、 熱い白濁をもっともっと と注いで欲しそうに.. やがて、 不規則な痙攣へと変わる。

「 .....っ、 セイ ン.. だし す、 ぎっ... 」

呼吸も乱れ、 途切れ途切れ.. 二回目とは思えぬ量を指摘する声も、 未だ甘ったるいまま。女の下、 シーツはすっかり二人の愛液で濡れていた。

「 こんなに して..... マスター と、 顔合わせづらくなるじゃな ぃ.. 」

紅潮した頬のまま つん、 と唇尖らせて。不満げに言う癖に、 シーツを握り締めていた女の手はいつからか.. 貴方の腕を きゅっ、 と掴んでいて。

セイン=ディバン > 「ほ、ぅ。じゃあどういう意味だったのかご教授願いたいねぇ」

精一杯の気丈さを見せつつ言葉を紡ぐ女性。口ではその続きを促しながらも、男の腰は一向に止まる気配を見せない。
……別段イジワルをするつもりなく、素でこの振る舞いなのが男の悪いところだ。

「くおっ、すっげ……締まる……。
 ~~っ……あぁ、可愛いぜ、ノア……」

射精をすると同時に、激しく女性の中に埋まったままの肉茎が締め付けられ、流石に男もうめき声を上げる。そのまま、女性の頬を軽く撫で、額へとキスをし……女性の様子が落ち着くのを待つ男。

「そりゃ悪い。何せ好意を抱いてる相手とのセックスだ。
 オレの股間も張り切ろうってもんさ」

射精量への文句を言われながら、男はシレッ、とそんな事を口にする。
一頻りペニスの律動が終われば、男はゆっくりと腰を引き、助成を犯していた肉の杭を引き抜いた。
ゆるり、とソレを抜けば、部屋には、ちゅぽんっ、という音が響く。
……それは、女性のクレパスが男を名残惜しいと思い吸い付いていた、というよりは、単純に男のモノが規格外すぎて生じた音ではあったが。

「ははは、確かに。こんだけ激しくしちまうとなぁ。
 ……じゃあまぁ、さ。顔が合わせづらくなるついで、じゃないけど。
 せっかくならもっともっと激しく愛し合おうぜ」

まるで子供がするような、ふてくされた仕草。そんな女性のらしくない仕草に胸をときめかせつつも、男は相変わらずの口調で、肉欲を優先したセリフを口にする。
自身の腕を掴んだ女性の手の感触に目を細めながら、再度、キスを。
ゆったりと、愛撫ではなく、したいからした、といった様子の、軽いキスだ。

女性が視線を下に向ければ、気付くであろう。
二度の射精を経てもなお、男の股間が萎えておらず……むしろ勢いを増していることに。

ノア > ならばどういう意味だ と問う癖に、 喋らせる気なんて更々ないような.. 激しくて、 深くて、 熱い交わり。こうして、 あっさり限界を迎えさせられた女は、 落とされる口付けに とろん と目を細めた。

「 .....っ、 ん.. いいなれ てる、 でしょ。てゆーか..... いくらなんでも ソレ、 は張り切りすぎっ.. 」

引き抜かれる瞬間も、 内壁を擦られ うず.. と腰を捩らせて。行為中激しく重ね合わせた貴方とのキスに濡れた唇は、 つんと尖ったまま。

「 もう..... っ、 絶対色々聞こえてるし.. ベッドこんなだし...
 ─── ついで、 って.. 」

店内で暴れていたゴロツキ共も、 貴方が追い出してしまっていたから.. 下の階まで女の声や、 ベッドの軋む音が聞こえているかもしれないと。考える程に恥ずかしくなって、 責めるような言葉を返すも... どうやら一切、 通用しなかった様子。どうせ結果が同じならトコトン、 と.. 開き直るような貴方。優しいキスに うっとりと細めていた目も、 恐る恐る視線を下げれば..

( .........ぇ、 えっ ?! )

其処には、 未だ雄々しく主張したままの欲棒が。寧ろ其の凶悪さは増しているようにも見えて、 ゆっくり視線を上げると

「 .....もっ と、 したい .. ? 」

揺らめく琥珀が貴方を見上げ、 囁くような声量で問いかけた。不安からか、 はたまた期待からか..

セイン=ディバン > 女性に尋ねつつも、女性を攻め立てることが辞められずにいる。
ある種の矛盾を抱えたまま、男はそれでも女性の言葉を待ち、口付けを。

「ん、どうかなぁ……。ハハハハハ。
 息子がわんぱくで申し訳ないねぇ」

引き抜く途中、その感触に感じたのか、腰を僅かに捩った女性の様子に、思わず股間が反応した男だったが、女性の指摘には、一度股間に落ち着くように命令しつつ、笑って誤魔化す。

「あぁ~、声はともかく……軋む音は聞こえたかもなぁ。
 つっても、元々この店ボロいんだし大丈夫だろ」

女性の言葉には、すっかりとそういったことを考え忘れていた、とばかりに。確かに、これだけ……シーツに水溜りができるほどの愛の行為だ。下に音の一つや二つ聞こえていてもおかしくない。
しかし、男は女性に優しくキスをしつつ、ここまでくればもはやどこまで行っても一緒一緒、などと嘯く。

「……そりゃもちろん。ノアの体はいくら味わっても味わい足りない。
 少なくとも夜が明けるまで……か、お前がイヤになるまではしたいねぇ」

自身の萎え知らずの剛直を見られ、恐る恐るというように確認の言葉を投げかけられれば、男は今日一番の凶悪な笑みを浮かべ、女性の体へと手を回した。
そのままぐるり、と女性を仰向けからうつ伏せへと姿勢を変えさせ……後ろから抱きつくように女性へと覆いかぶさる。

「プライドの高いノアちゃんは、犬みたいに後ろから、ってのはお嫌いかな?
 ……って、ん……?」

今までとは違い、体の背面が見えるようになった女性へと言葉を投げかけつつ。
さぁ、いざ再挿入、と思ったところで、男の目が何かを捕らえた。
女性のヒップ、その左側の頬……蛇の刺青。に、隠れた。
何か……傷のような、物を。男は、見つけてしまった。

ノア > 「 "わんぱく" って歳でもないでしょ。ココ出る時のお詫びはセインがしてよ、 あたしが喋んのとか恥ずかしくて無理だからねっ.. 」

少しずつ落ち着き取り戻した女は、 部屋を出る際の対応まで貴方に押し付ける。そんな話をしている間も、 貴方の腕を掴んだまま。朝まで、 もしくは女が拒むまで。そう答えた貴方から 恥ずかしそうに視線逸らしつつ、 こく と小さく頷いて。

「 ん..... わかっ、 た... けど..... ココ、 濡れちゃっ て.. 冷たぃ、 し ─── ン、 っ.. ?! 」

栓を引き抜かれたせいで、 ひくつく秘裂からたっぷり注がれた白濁と蜜とが漏れ.. 熱かった二人の愛液も、 シーツに染みれば冷たくなっていた。 このまま続けるのは嫌だと、 提案しようとした次の瞬間 ── くるん と身体は反転させられていて、 うつ伏せに組み敷かれていた。背面に貴方の体温を感じれば、 何故だか.. 口調も弱まって。

「 べつ、 に..... 嫌いじゃ ない、 けど.. 太腿冷たい。だから... こうが いい.. 」

貴方が覆い被さった上体を起こすと、 ゆるりと尻を突き出した。四つん這いであれば、 然程肌に冷たさを感じる事もないからと。 冷たさを言い訳にして、 猫のようにしなやかな曲線描いた格好になった。そのまま鼓動速ませて、 貴方を待つけれど..

「 .........なぁに、 彫り物の入った女は嫌い ? それとも... 何か、 気になった.. ? 」

動きを止めた貴方に、 視線だけ振り返り訊ねる。思い当たるのは刺青か、 其の下に隠された焼印の事。どちらであれ、 今更隠す気も嘆く気もない女は淡々と.. 後方へ言葉を投げ掛けた。

セイン=ディバン > 「ハハハハハハハハハ、コイツは一本取られた。
 いいですよ、お姫様? 年長者として、恥を拭うとしましょう」

ようやっと調子を取り戻してきた女性の言葉に、一際長く笑い、慇懃無礼な態度で持って応える男。
確かに、年齢に関しては、若々しい女性に比べれば男は少し……盛りを過ぎ始めている感はあった。

「ほうさな。そうなると、こういう姿勢しかない訳だ。
 とは言え、シーツが冷たいのは俺のせいだけでもなさそうだがな?」

女性からの訴えに応え、女性の姿勢を変える。そのまま相手の訴えに対しては……。女性の秘部から溢れる白濁と蜜。その、蜜の部分を指摘しながら、薄く笑う。

「悪い悪い。でもまぁ、ノアが可愛すぎるからザーメンも多く出たってことで許せ。
 ……あぁ、素敵だな。男が涎たらしてチンポおっ立てるくらい素敵なポーズだぜ」

少しの文句と共に、その魅惑的なヒップを持ち上げる女性。男の言葉通り、並大抵の男ならすぐさま襲い掛かってしまうほどの姿勢。
女らしさを絵に描いたような肢体と、誘うような姿勢。男も例に漏れず、すぐさま挿入をしようとしたが。

「……あぁ? あぁいや、別に彫り物は気にしねぇよ。
 なるほど、ねぇ。蛇の刺青で、白蛇、か。うらやましいねぇ、二つ名通り名を持つってのは。
 ……気になってんのは、その下の傷だよ、お嬢ちゃん」

女性の視線、そしてたずねる言葉に、少しの間を置きながら、正直にそう口にした。何気に、相手が人々の噂の中とは言え、通り名を持つのをうらやましく思っているという本音も透けて見える。
そして、率直に、その傷について尋ねながら。
男は、突き出されたヒップ、そのクレパスに勃起したままのペニスをあてがった。
最初の挿入時のように、入り口を弄ぶかのように。先端で持って焦らすように。あふれる蜜と白濁の影響か。
響く音は、先ほどよりも大きく、更に粘ついたもので。

ノア > これで一先ず、 いずれ訪れる関門を突破する手段は確保した。ぴったりと貴方の影に隠れていれば、 マスターと目を合わさずに済みそうだと.. 何とも呑気に、 そして満足げに笑みを浮かべるも

「 だっ... だか ら、 いちいち口にしないでよ 変態っ..... まぁ、 確かに.. その... あたしの も、 まざってる かも.. しれない、 けど..... ほとんどセインのっ ! 」

溢れる蜜を指摘されたなら 小生意気な顔も再び赤く染まって、 最終的に無理矢理話を終わらせた。そうこうしながらも、 四つん這いとなった女は.. 再び捩じ込まれるであろう苦しさと快楽に身構えていた、 けれど

「 蛇だなんて、 どうせなら.. もう少し可愛い通り名にしてくれたらイイのに。いつからかそんな風に呼ばれてたから、 頭きて本当に蛇彫ってやったの。

.........あぁ、 そっち。ざっくり言うと.. その焼印のお陰で 金持ちなんて大っ嫌いになって、 代わりにお金は大好きになって、 今のあたしが仕上がった、 って訳。別に面白い 話... じゃ なぃ、 けどっ.. セインが 知りたい、なら.. 後で おしえ る、 からっ.....

 ── ン.. それ ずるぃ、 っ.. んっ、」

蛇の刺青は通り名より後に彫られたものだとか、 それから、 焼印の事も。もしも貴方が望むなら 女は全てを話すだろう、 聞かれないならば これ以上語らないだろう。ただ..

「 ん、 んっ.. ねぇ..... セイ、 ンっ.. 」

くちゅくちゅと、 秘裂に欲棒擦り付けられた状態では.. 言葉よりも甘い吐息が漏れるばかりで。聞きたい事があるのなら後にして と、 顔だけ振り返り切なげな視線で訴えた。

セイン=ディバン > 女性の心中の計算など露知らず。男は口笛を吹きつつ。しかして脳内ではさまざまなことを計算していた。
逢瀬の中でありながらも、順序立て……さぁどうするかねぇ、と誰にでもなく心中のみで呟く。

「へ、ヘンタイって……酷くねぇか!?
 そんなケツ突き出して液垂らしてたら誰かて指摘するわい!!」

唐突に罵られ、男は狼狽し、言い返す。とは言え、男自身自分のモノの吐き出した欲望の量は心得ているので、本気で怒ったりまではしない。
とは言え、相手を信頼しすぎているからか、多少発言レベルが下品すぎるくらいにはなってしまっている。

「いいじゃねぇか。鼻持ちならない悪徳貴族たちの間じゃ噂だぜ?
 悪銭悪巧みは洩らすな。白い蛇の眼がお前を見ているぞ、ってな。平々凡々なシーフスキルの俺に言わせれば、うらやましい限りだ。カッコ良いしなぁ、通り名。

 ……そっか。あん? 聞きたいか聞きたくないか、と聞かれりゃ別にどっちでも。お前が言いたいなら聞くし、聞かれたくないなら聞かねぇ。まぁ、お前さんをより深くは知りたいけどな。

 くふふ。ノア、この入り口くちゅくちゅ弱いなぁ」

女性の言葉に、男はため息を吐きつつそう言う。世の男なら、やはり二つ名通り名は持っていればかっこいいもの、という認識は共通であろう、と。
そうして、男は女性の様子を見て、詮無くそう言うにとどめた。
そのまま様子を見れば……。

「……関係ないけどな。ノア。オレは良い男の条件、ってのに。
 良い女の過去を詮索しない、ってのがあると思うんだよ」

切なげに名を呼ぶ女性に、そんな事を、ケロッ、とした調子で言う男。
正直に言えば、目の前の魅力的な女性のことは隅から隅まで知りたいというのも本音なのだが。
如何せん状況が状況だ。男は、そこで言葉を切り。張り詰めたペニスを、再度女性の中へと侵入させた。先ほどとはまた違った感触。今度は、男の侵入は酷くゆっくりだ。まるで味わうか、焦らすかの様。