2017/04/14 のログ
アシュトン > 娼婦ってのは知ってるのか、なら結構。
そういう人がいたら、つまりそういうお店があるって事だね。俺もたまにお世話になる。

(まったくの無知、という訳でもないらしい。喉元で小さく笑う声を鳴らせば、肩が上下に揺れた)

(入った店の雰囲気は、まさに普通の住民の、生の暮らしそのものだ。
酒を呑むもの、飯を食べるもの、何やら騒ぐもの、給仕係のお尻を撫でて頭をひっぱたかれる者。
雑多で猥雑な、そんな雰囲気が充満している。
……勇者云々という彼女の思考は、少々飛躍しすぎているかもしれないが
それなりに顔を出す店であるため、店主とも顔見知りの様だ。
飲んで騒いでいる輩にも、何人か名を知っているモノもいる。当然の様に此方の様子をみたが、凝視はせずに元に戻ったようだ。
見るからに貴族じみた格好が明らかに面倒を感じるのと、後は俺に対して余計な問題を起こしたくない、なんてのもあるだろう。
剥げ頭のマスターに軽くてを振って挨拶をすれば、カウンターの席にとりあず腰を降ろして)

こちら、フローラちゃん。何者かは、まぁ見た通りだな。
色々見て回りたいって話で連れてきたんだが、そうだな、何事も経験か。
甘くて軽めの奴、一杯出してやってくれ。

(身なりの良い少女を連れてきたことで何事かと訝しむマスターに簡単な説明をしつつ。
アルコールの低いカクテルでも出してもらえるように、告げる。
そんな感じで、場違いな恰好をした少女とともに、暫く時間を過ごした事だろう――)

フローレンス > あ、貴方も使われるので・・・? ・・・いえ、そうですね。殿方は皆、その・・・溜まって、しまう、のですよね。

(ほんのりと顔が熱くなっていくのを感じます。・・・以前であれば扇子を持ち歩いていたのですけれど、今はちょっとないので手で軽く煽ぎましょう。なんだか妙に気恥ずかしくなってしまいましたわ。)

(お酒を飲み、おかわりを願う野太い戦士の声。ガツガツとご飯を書き込むあれは・・・大工か何かでしょうか?そんな人もいらっしゃいます。お酒が入って酔ってしまったのか、何やら芸のようなものを披露している人もいます。 あら・・・ウェイターさんのお尻を触って頭を叩かれてしまっている人もいらっしゃいます。・・・無理矢理はやはりいけません。いけません。・・・隣にいらっしゃる魔術師の方が頬を膨らませて睨んでいる所を見ると恋仲か、もしくは片思いの最中だったりするのでしょうか。・・・微笑ましいです。
そんな、様々な人々の楽しそうな声が交差しているのを見ると、こちらまでつい笑顔になってしまうのを感じます。皆、腹の下に何か隠しているようなことはなくて、唯唯楽しくて、楽しくて・・・。

そして、アシュトンさんに連れられてお酒の席についたのなら、その軽めのカクテルを頂きましょう。・・・私、別にお酒は初ではないのですけれど、こういう席で飲むのは初めてなので・・・あちこちから漂ってくるお酒の匂いや雰囲気も相まってうっかり酔ってしまいそうです。ふふ、と少しばかり顔が熱くなってくるのも感じますがつい笑みを零しつつ、笑いましょう。笑いましょう。 彼と、彼らと共に酒場で少しの間時間を過ごし・・・日が昇る前に、宿に戻りましょう。案内、ありがとうございました。 と、彼に告げながら。 お礼はいつか、きっとまたお会いした日に叶えましょう・・・。)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からフローレンスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアシュトンさんが去りました。