2017/01/06 のログ
■シナト > 実際の所、カモフラージュは間違いではないが変に無理して偽っている訳でもなく。
ただ単に、この態度に慣れきっているだけで自然体なのに変わりは無く。
「んーー問い詰めるならベッドの上とかの方がいーかなぁ?」
等と、疑われても相変らずの調子でスルリと交わす。しかし、貧民地区で補充となると。
(アレかなぁ、寄ってきた連中を返り討ちにして吸いまくってんだろうなぁ…)
と、思いつつ何故だかエロさよりも地獄絵図の構図が想像できた。あまり考えない事にしておこう。
「んー等価交換ってやつかな?おーけー了解さぁ」
とはいえ、今すぐどうこうする気も無いし、彼女はお話希望のようだし。
許可を得たので、紙巻の煙草を1本取り出して口に咥えようか。
次に、ゴソゴソと懐から発火の魔法石を取り出して先端へと点火しつつ一服開始。
「へーーじゃあギルドに登録してたりする?採取と運搬、ねぇ。俺は何でも面白そうなら受ける感じかなぁ?
まーー強いて言うなら、遺跡探索とか魔物退治とかかなぁ」
前にタナール砦の防衛だったか。ともあれ応援として雇われて借り出された事もある。
■シャニス > 「それだと私に勝ち目はありませんわよ。だってシナト様は…」
何を思い出したか顔を赤く染めてもじもじと指を突き合わせて
補充先は彼が思いついた方法で間違いはなく、それでも死人は出していないだけ良心的と
ただ襲った側は運が悪いとほかの住人の餌食になるだけで
「そういうことですわ」
等価交換、その言葉にうなずき。でも今は話がしたいと
狭い場所でのたばこは好きではないが外ならば問題はなくニコニコと吸う姿を見て
「登録はしていませんわ。固定のお客様から受けていますの。
だってギルドに行って正体がばれたら退治されてしまいますもの。
面白そうな…?シナト様にはそういうのが似合いそうですわね」
遺跡はきっと迷子になる、討伐はドレスが汚れそうで受けてはいないので違う仕事を受ける彼の話をニコニコと聞いて
■シナト > 「……ん?…あ、あ~~シャニスちゃんノってくると激しいもんねぇ」
シャニス嬢の様子に、最初こそ不思議そうな顔で煙草を蒸かしていたが、直ぐに思い当たり。
彼女をからかって弄るノリでわざとそんな言葉を返してみたりする。
「あーそういうノリなのね。まーー俺はあんましギルドには顔を出してないけども。
正体……ねぇ。んーまぁ、吸血鬼の素性がバレると面倒になる可能性もあるかもしれないねぇ」
うんうんと頷きながらそう述べるが、この男だって素性がバレたらギルドには少々居辛い。
まぁ、その辺りは毎度の事ながら適当に誤魔化したり煙に巻いたりしているが。
「んーー俺は退屈なのは好きじゃないしねぇ。ダラダラ過ごすのは大好きだけども。
しかし、そーなるとシャニスちゃんは戦闘行為が伴う依頼は避けるって感じかねぇ?」
吸血鬼もピンからキリまであると思われるが、彼女の実力がどの程度かは正直分からない。
まぁ、確かめたい気もするが、それならベッドで勝負する方が有意義な気がしないでもなく。
■シャニス > 「そ、そんな事はありませんわ。シナト様がその……激しくて…」
返された言葉に慌てて顔を上げて違うと反論をするが、直ぐに恥ずかしくなって顔を伏せて。
「シナト様は所属していますのね。
ばれたら最悪はギルドにいる全員に襲われますわよ」
そうなればきっと逃げ切れず倒しきれずが目に見えて
そういうことを避けたいので個人営業をしていうのだと
「私は必要最低限以外の荒事は好みませんの。
ゆっくりと過ごすのは好きですわよ。
そうなりますわね…」
戦えば強いのだがいろいろな理由で進んで戦わず、戦っても眷属が主で
本当に必要にならない限りは戦おうとはしないので実力を見るのは難しいだろう
■シナト > 「えーーーシャニスちゃんは激しいじゃん…”吸う時”とか」
と、ニヤァ、と猫のように目を細めながらそんな切り返しをしていく。
ソッチではなく吸血が激しい、という事らしい。つまりは引っ掛けというかある種の誘導だ。
「んーー半ば幽霊扱いだけどねぇ。同業者で俺の名前と顔を知ってる人はあんまし居ないと思うよー?
ギルドが敵になると面倒そうだねぇ…あーーでも、可愛いコとか美人さんに追い掛けられるのは楽しそうだなぁ」
だが、現実はムッキムキな筋肉男とかそういうのが追いかけて来そうだと思う。悲しい。
「まーーシャニスちゃんは穏健そーなタイプだとは思ってたしねぇ」
煙草を蒸かしながらヘラヘラと笑う。男は男で、とことん本気を出さないタイプではあるが。
■シャニス > 「シナト様、それ以上揶揄いますと干乾びるまで吸いますわよ?」
彼の笑みに揶揄われたと分かれば、怒っていますと表すように頬を膨らませて
その引っ掛けに次に吸うときは全部吸い尽すという脅しをかけて
「それでも登録をしているのならギルド員ですわね。でも知っているならば知っているのでしょう?
敵になったらこの街には住めませんわ。これでも気に入っていますのよ」
追われるようになれば安心して街に入れなくなり、それは困るという顔をして
「穏健?そうかもしれませんわね」
穏健と言われてきょとんとし、次には嬉しそうに笑って見せて
■シナト > 「おーー怖いねぇ。じゃー正当防衛で、こっちはシャニスちゃんの乳を揉みまくるって事で」
怒っていると主張するように頬を膨らませて脅してくる彼女にも、ケラケラと笑ってそんな調子である。
まぁ、彼女が吸う前にグッタリさせてしまえばいいのだ。方法は幾らでも或る。
「んーそうだねぇ。まーー冒険者も何だかんだで地味にながーくやってるし。
それなりにこの街も気に入ってはいるしねぇ」
愛着、という程でもないが彼の基準ではまぁ面白い街だとは思う。
短くなってきた煙草を、指で上に弾けば風魔法で一瞬で粉微塵に砕いて夜風に流していき。
「さーて、立ち話もなんだし、シャニスちゃんどっかでメシとかどーだろ?
軽くなら奢ってしんぜようー」
等とヘラヘラとした笑みのまま、食事のお誘いでもしつつ今夜はここらが潮時な流れで。
■シャニス > 「それは正当防衛とは言いませんわよ、シナト様」
怒った姿を見せても笑うだけの彼をじっと出来る限り怒っていますと見せるように睨み
しかし暴力は好まないので結局は言い包められるなりしてしまうだろうが
「そうですわよね、長くいれば愛着も出ますわよね?」
彼と自分では感じている意味は違うだろうがこの街を居場所と思っている仲間だと思っていて
「食事ですの?折角ですからごちそうになりますわね」
食事の誘いに少しも迷わずにご馳走してもらえるのなら喜んでと
彼についていくことになるだろう……
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシナトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシャニスさんが去りました。