2016/09/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にシチューさんが現れました。
シチュー > うーん、おなかすいたなー。(きゅううう、と今にもなってしまいそうなぺたんこなお腹、両手で押さえて通りをトボトボ歩いている。逃亡中に加えて通りすがりの人のポケットを狙うよな生活じゃあ、稼ぎもその日の運次第。昨日までにかすめとった硬貨は、とうの昔にパンとスープに替わっている。誰か、通りすがりで恵んでくれそうな人とか、ポケットに余ったコインをつっこんだままの人とか、どうしてもはけ口が欲しい冒険者だとか。ほんの少しでいいからお金の匂いがする人はいないかなー、なんて視線を巡らしながら歩いている)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にラウラさんが現れました。
ラウラ > (ふらり、と、気紛れに歩み入ったこの近隣……通りに幾人か座り込んだ者と比べれば流石に浮く、と言う事ぐらいは認識している身の上は、だからと言うのにさして服装を変える事も無いままに散歩の体を取るのは、ともすれば良い度胸、となりそうなモノではあるだろう。かといって何も知らず、なんて事は無く簡単な地理感程度は備わっている。―――もっとも、勃興激しい“売り”の区画などは流石に最適なペースで更新されている訳ではないのだが)……こっちの方、は……ん、ちょっと人、少なめかしら……?(ぽつりと零しつつ、一応の自衛にと敵意や害意に反応する術式を身辺に巡らせ、きょろりきょろりと周囲を見渡すはいっそ物珍しげなもの。……そうこうしていれば、丁度正面方向からの小柄な姿を見つけたものだから、ついつい壁脇に寄り、くす、と、小さな笑みを浮かべると僅か眺めるようにとしてしまった)
シチュー > (貴族の地位にあっての一角、この都屈指のブリッツェン家のご息女がその身をあそばせているとはつゆ知らずに。人々の顔にしても壁の染みにしても、どう洗っても薄汚れの落ちなさそうなこの場所は、清楚なブラウスの色はよりいっそう白を際立たせている。寝転ぶ髭面の老人も、目にヤニの溜まった野良犬も彼女が通るとき、首を巡らせて羨ましそうな顔で見送った。物珍しげに周囲を確かめたあとに、立ち止まっては三日月みたいな綺麗な口元を笑む彼女の姿にミレー族が気づいたら、ぱちぱちと睫毛を弾ませた。――ここに吹き溜まる人種とあまりに違って見えたから。あとは、なんだか眩しく見えたから。)あのー……。お姉さん。道に迷ったの?ここは危ない人ばっかだよ。もし迷ったなら、案内してあげよっか?(一瞬、自分の空腹を忘れて。彼女の身を案じるような声音をかけつつ近寄っていき。)
ラウラ > (己にとっての普段着が、この界隈でのそれとイコールにならない事も認識済みな身の上は、時折飛んでくるそれらの視線の中に敵意や害意めいたモノが混ざって居ないか程度の注意はしても、浮く格好なのだからと、単に見られるぐらいでの反応は見せなかった。……己が歩くのも当然、と言うような風情なものだから、むしろその珍しさで目線が追って来る事は幾らかあったかもしれないけれど)……うん?あら、こんばんわ。んー……迷った、って訳では無いし、危ないは危ないでも、追剥みたいなコトする元気がある人が出没してそうなのって、もう少し奥だったと思うけれど(と、奥、の声音の時には腕を上げて指差すのだがそちらにあるのは壁。しかも、腕の角度もそれなりに高くなっているものだから、己の認識ではそれぐらい距離がある、と言う意味でのジェスチャーであった)……もし勘違いだったら、あなたとお話できるぐらいには安全な辺りまで案内、してくれると嬉しいかも?(と、己よりやや背の低い少女と目線を合わせるなり、悪戯っぽく笑み零すものの―――その視線は、ちらり、と、盗み見るように少女の胸元へと注ぐものだからその手の視線に敏ければバレてしまうかもしれない代物である)
シチュー > (自分よりモノやルール、とくにこの界隈での渡り方や地理を知ってそうな長い金髪の少女の言葉。壁の向こうの「危ない場所」を示す態度に感心したように瞳を丸めて口を開け)うん。その通りだよ。このあたりはまだマシなほうで、危ない入り口ってところかな……このあたりに詳しいんだね、おねえさん?とってもお金持ちに見えるけど――(ときおり足を運ぶ人身競売に通じる人種とも少し違う。服の内側の清楚な匂いを感じながら、尻尾をゆらめかし、相手の出自に興味を持った。軽く首を傾けて尋ねたがり。)いいよ、任せて!お姉さんの服が汚れないような場所なら知ってるから。(悪戯っぽい笑みでも、軽く案内を頼まれた体となれば嬉しそうに声音を上げ。人の役に少しでも立つが好きなのだ。彼女の細い手首を左手でゆるく引いて通りをあるき始めようと。――彼女の視線が、ゆるいチュニックの隙間から覗く薄い膨らみに興味を持ったのなら。ニコニコと無邪気に笑って。シャツの襟元を空いた右手で摘んで。中をもっと見せようとする。)僕の胸が見たいの?もっと見てみる?
ラウラ > ふふ、だって、ある程度は覚えておかないと何かと厄介になっちゃうじゃない?って、入り口、かぁ……んー、となると、やっぱりちょっと情報、古めかも(基準の差異はあるかもしれないが“入り口”としても、まだ少しあると思って居たのだ。もっとも、基準云々の前に歩みの最中に彼女を見つけたものだから、ついつい深入りした、と言う可能性もあるかと思い返せば気まずげに口元を僅かだけ歪めて)……私がお金持ちなんじゃなくって、おうちが、ね。じゃあ……って、ふぅん……?(取られるが侭に手を繋いでみれば、やはり己よりも小柄な掌。その独特の温かさに悪戯心を擽られた矢先、露見した覗き行為を諌めるのではない言葉に、こく、と、あっさり首肯していた)ふふ、見せてくれるならそうねぇ……みせてくれる?(と、己からは手を出さない侭、しかして目線は先程より露骨に空いた隙間へと注がれており、あわよくば、と、蕾でも拝めないかと―――最早隠すのをやめたのか瞳の奥には好色さすら滲ませていた)っと、その前に、名前も聞いておこうかしら。私は、ラウラ、っていうの。宜しくね?
シチュー > お金持ちのおねえさんなんだ?じゃあ、お嬢様!お姫様だ!(なんて、無意味に一人はしゃいだ。お金のある家の娘のイメージをそのまま口から出力するものだから、このミレー族の教育レベルなどなどがダダ漏れしてしまうだろう。ケモミミをぴこぴこ揺らし、握った、良い匂いのする細い彼女の華奢な手を左右に勢いよく揺らす。――通りをすぎて、曲がり角へ踏み込み。)――いいよー。……ほらっ!(胸が見たいのなら。自分の貧相な胸部が誰かの関心を引くのならと子供らしい承認欲求のまま、今度はチュニックを下からめくり上げた。そこには、片手で収まってしまうほどのかすかに膨らんだ胸と、小粒のチェリーのような薄紅色の突起が露出し。――けれど、すぐにそれは覆い隠される。)僕はシチューだよ、よろしく!――ねえ、ラウラ。僕実はとってもお腹がすいてて、目がまわりそうなんだ。ラウラがパンをおごってくれるなら、もっともっと見せてあげるよ。好きなことも……していいよ。(自分の名を元気よく名乗ると、握った手をぎゅぅと軽く力こめて挨拶がわりとし。……出会いにすっかり浮ついていて、忘れかけた空腹感を遅れて覚えたらそんな娼婦めいた条件を、にーっ、と白い八重歯浮かせて告げてみせ。――返事がどうあれ、着いた先は工事途中に放棄されたらしい地下カジノ。階段を下って中に入れば中はがらんとしている。内装はきれいなままで。手近な場所に長いソファがひとつ。)
ラウラ > って、こーら、あんまりそうやってはしゃぐと、目立っちゃうわよ?(一応それなりに人目の薄い区画か、とは思えどもこの一帯であればどの隙間に人目があるか明確に探すのは骨の折れる作業だろう。ないしは、相応の術式でも展開すれば良いのかもしれないが今の所はその心算は無いのであった。もっとも、彼女の反応そのものは可愛らしさと悪戯心を擽るものなのだから、つん、と、空いた手指で軽く額を突いただけに留まって居た)……あら、てっきり襟のトコをひっぱるだけかと思ったのに、ちゃーんと捲ってくれるのねぇ……かーわいい(晒された蕾は小振りながらも魅力的な代物、思いがけないサービスへと注ぐ視線は遠慮などと言うモノは感じられぬであろう程、予想通りというべくか肌着無しの胸元へと注がれて)……おなかが空いてるなら、ご飯、出してくれそうな所に連れ込む―――と、今度はお店の人にまでばっちり見られちゃうかしら(そんな、やや暢気とすら思える言葉を紡ぐものの連れ込んで貰った場所は、成程確かに穴場だ、と、己にとっては知らぬ場所。思わず周囲を見渡してしまった瞬間だけは物珍しそうに映ったかもしれない)じゃ、夕食だけじゃなくて、明日の朝食もセットだったら、シチューは今日、私の抱き枕になってくれたりするのかしら。―――もちろん、はだかんぼで、よ?……オーケーならそうねぇ……ソコのテーブルの前で、脱げるトコまで脱いでくれるかしら(言いつつ指差したのはソファから少しだけ離れた、営業されてさえ居ればポーカーなりが行われたのであろう広めのテーブル。……そして、簡素ながら直上に照明が生きているらしく、仮にそこで脱衣ショウでもすれば薄暗がりからすれば大いに目立つショウになるだろう。―――挙句己は、見繕ったソファへと近寄るなりケープを解き、その背へと無造作に布地をひっかけてみせた)