2016/09/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にゼブさんが現れました。
ゼブ > ”獣”にとってスラムほど過ごしやすい場所はない。

自分をただの子供を思い近づいてくる輩が多いからだ。
可哀想な子供と思い、菓子や食べ物を貢いでくれる。そういった連中は大切にしておきたい。
しかしここは治安の悪い場所だ。舐めた態度を取る奴も珍しくない。
そういった輩には躊躇なく制裁を加えてきた。
圧倒的な暴力こそ強さの証、と村長から教わった。

今も数人のゴロツキが食い物を奪おうとしてきた。
だから、ぶっ潰した。
叩きのめしたゴロツキたちはゴミ収集の場に放り投げ、獣は連中が持っていた豆を食べながら、
貧民街の裏路地で鼻歌などを口ずさんでいる。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にエレクシアさんが現れました。
エレクシア > 治安のよくない貧民地区の裏路地、人気のなかったそこに静かに姿が現れると軽い音をたて降り立つ。

「ほう、今日はここに出たのか。何か面白い者がいるといいの」

裏路地から通りへと出ればつい先ほどに争いでもあったのか、僅かに残る戦い後の独特の気配を感じ視線を巡らせ。
ゴミ収集の場に転がる数人の人影を見つけ近寄る。

「こやつらではないの」

完全に意識を失っているゴロツキからすぐに興味を無くし。
むしろこれをやった者へ興味を持てばまだ近くに居るのかと周囲を見回して

ゼブ > 鼻歌が止まる。獣の鼻が、貧民街にそぐわない香りを捉えたからだ。
ゴミための中に混じる芳香――

「いいにおい」

思わず股間に手が行く。雄の肉欲を強烈に刺激する匂い。上物の雌の匂いだ。

「あいにいく」

反動もつけずに立ち上がる。そして地面を蹴り、建造物の壁をリズミカルに跳ねてゴミ収集の場へと向かう。
洗濯物をぶらさげる紐に指一本で捕まりながら、ゴミ収集場を見下ろす。

綺麗な雌がいた。
朗らかな笑い声が出た。
もし少女が見上げるなら、腰蓑一枚の子供が建造物の間を渡る洗濯紐にぶら下がっている姿が見えるだろう。
むろん下半身は丸見えで、少年の未成熟なペニスもむき出しになっているのだが。

エレクシア > 「感じからすればまだ近くに居るはずなのじゃがな…?」

他の場所で騒動や戦いが起きているような気配も感じられず。
ならば近くに居るはずとゴミ集積所を中心に路地裏を覗いたり乱雑に置かれる物の影を覗いたりとする。

「むぅ……勘が鈍ったかの。以前はこうではなかったのじゃがな。」

やはり寝すぎたかと顎に手を当てて悩み。
もしかすれば面白い者に会えたかもしれない機会を逃したと悔やみ空を見上げるように上を向けば。

「……は?」

そこにぶら下がる少年の姿、そして丸見えな下半身が見えて思わず間の抜けた声を出してしまう。

ゼブ > 獣は洗濯紐から指を外せば、猫のように身を丸め、少女の前に降り立つ。
着地の際にまるで音が立たなかった。

「なにしてる?」

陽気に上半身を左右にを揺らして少女に訊く。
実際、獣はあまりこの国の言葉が達者ではない。常に腕に物を言わせてきたからだ。

「オレ、少し前、ここ来た。船、壊れて、流れ着いた」


そして、自分が漂流者だったことを告げて、人なつこそうに少女の周囲をまわる。
懐いているのではない。獲物の品定めをしているだけだ。
そんな雰囲気をまったく出さない狡猾さは持ち合わせている。

「おまえ、だれ?」

とりあえず相手の素性を調べることにした。

エレクシア > 「ほう、身軽じゃな。余か?余はここで起きた喧嘩の勝者を探しているのじゃよ」

前に音もなく着地をする少年を中々の使い手と見るが、上半身を揺らして問う姿に見た目で判断はよくないがそれが本当に正しいのか確信が持てない。

「船が難破して辿り着いたわけか。中々に大変な経験をしておるな、おぬし」

告げられた事にそれでよく無事だったと感心するように見ようとすれば少年が周りをまわる姿に視線を中々に合わせれずに苦労し。
やがて話が出来るならばよいかと気にしなくなる。
まさか品定めされているとは思わずに。

「人に尋ねる時は先に名のるものじゃよ。
まあいい、余はエレクシアじゃ。精霊と言えば通じるかの?
そういうおぬしは名はなんという?」

別に隠す事でもないと問われた事に答えれば逆に名を問い返して。

ゼブ > 「オレ、そいつ、知ってる」

知っているのも当然だ。ゴロツキを叩きのめしたのは自分だからだ。

「大地の神、海は手を出せない。だからオレ、守られなかった」

獣の部族は大地の神を信奉している。普段はなるべく海には出ないのだが、塩は生きていくのに必要だ。
製塩用の海水を取っている時に運悪く嵐に遭遇したのである。

「オレ、ゼブ!」

相手が女性なので部族の風習に従う。
腰蓑を持ち上げて、少女にまだ皮かぶりのペニスを晒す。
そしてその皮をゆっくりと引き上げる。ピンク色の、やや大ぶりの亀頭が剥き出しになった。
皮を剥かれたペニスは風に吹かれ、少女を指すように揺らいでいる。

「そいつら、倒した奴、知りたいか?」

少女がどう反応しようとも、とても無邪気な顔で訊ねる。

エレクシア > 「ほう、そうなのか?それは付いておるのう
そやつはどんな奴なのじゃ?」

まさか直ぐに知っている者に出会えるとは運がいいと頬を綻ばせ
早くどんな者がやったのか知りたいと目を輝かせて問い。

「神は住み分けておるからの。その領域外では加護もなかったという訳じゃな」

少年はどうも陸の神を信仰して、海に出たせいで難破したのだと話で理解をする。
何のために海に出たのかは判らなかったが……。

「ゼブか。よろしく頼むのじゃよ。
して…それはおぬしの挨拶なのか?」

名を語ったかと思えば腰ミノを持ち上げる少年。
、目の前に晒されたペニスを更に皮を上げて亀頭をむき出しにする姿にそういう挨拶なのかとやや戸惑ったような姿を見せ、揺れるモノから少し目を逸らせる。

「そうじゃな。どうしてこの者たちと戦う事になりどう倒したのか少し興味があっての」

それを聞きたいが為に探しているだけに頷いて見せて。

ゼブ > 「つよいやつ!」

どんな奴と訊かれたら、そう返すしかない。大地の神に守られた獣は強いのだ。
少女は自分を求めているようだ。なら、こちらも少女の肉体を求めていいだろう、と判断する。
持ちつ持たれつだ。

「この町にも大地の神様いる。オレ、助かった……これ、部族の挨拶」

大きく頷く。そして一度皮を戻せば、また剥いてみせた。

「エレクシア、つよいやつ知りたい。ならついてこい」

貧民街の中でも、特に人気のない裏路地へと獣は入っていく。

「つよいやつ、こっち」

ついてこい、と手招きをする。
少女がギリギリついてこれる速度で走った。
もちろん、獲物をおびき寄せるためである。

エレクシア > 「流石にそれは判るのじゃよ。
余が知りたいのはそのものの人相じゃな」

伝わらなかったのかと首を傾げ、今度ははっきりと姿形が知りたいと告げ。

「街というか国にじゃろうな。ならば神に感謝するのじゃぞ?
部族の挨拶ならば仕方はないの。だが外ではせん事じゃ」

お陰で助かったのならば感謝せよと偉そうに言い。
その挨拶は貧民地区以外では捕まると教えて。

「なんじゃ、居場所を知っておるのか?それは有り難い」

来いとの言葉に案内をしてくれると見れば探す手間が省けると肩の力を抜き。

「そう急かすでないわ。余はこういう運動は苦手なのじゃぞ」

手招きをする姿に待てというが走る少年を見れば見えなくなる前にと後を追う様に走り出して。

ゼブ > 「たたかってるとき、そいつの姿、見えなかった!」

獣は嘘は言わない。戦っている時に自分の姿を確認する術などないからだ。

「この町、とても落ち着く。今のところ、でるつもりない」

貧民地区以外の場所は、夜でも明るい。夜は闇が支配するものだ。
自然にそぐわなすぎて、ほかの地区は恐ろしく感じた。なので当分は貧民地区をねぐらにするつもりでいる。

「こっち、こっち」

くるりと角を曲がる。そのまま壁を駆け上った。
そして少女が自分を追って、角を曲がった所を、上空から延髄に一撃加えて気絶させようと企むのである。
はたして獣の奸計は成功するか否や――

エレクシア > 「見えなかった?素早かったか暗かったのかの」

この辺りは暗い場所も多くそれも仕方ないかと肩を落とし。
だがもしかすれば見えないほど素早いのかと期待も持ち

「ここが落ち着くのう…もっと落ち着ける場所は沢山あるぞ?」

妙な場所を好むと思いはしたが少年の姿と部族の挨拶を思い返せば、ここの方がいいかと考えなおす。
他の地区では確実に捕まってしまうだけに…。

「本当にせわしないのう。待たぬか……」

何処まで行くと追いかけ角を曲がれば少年の姿がなく思わず足を止める。
何処にと首を巡らせる最中に背を走る悪寒を感じその場飛び退こうとして僅かに前に出た所で首に感じる衝撃。
飛びそうになる意識をどうにか抑えるが身体はバランスを崩して地面にと倒れて伏し。
何が起きたという事の聞かない身体を起こそうと悶える

ゼブ > 「気絶しない。エレクシア、強い」

体を動かすことは得意ではなさそうなので奇襲をしたが、一撃でノックダウンさせることはできなかった。
それは少女が獣が考えている以上の実力者だったということだ。

「オレ、反省。今度はもっと相手を見てからやる」

倒れ伏す少女を前に、心からの反省の態度を見せた。
しかし、気絶をしていないなら改めて拘束してから行為に及ばなくてはならない。
獣は高く飛び上がると、頭上の洗濯紐にぶらさがっていたボロ服をひっぺがした。
そのボロ服を使って、少女を後ろ手に縛り上げようとする。
そして布が余れば目隠しもしてしまおうと考えた。

うまく縛り上げることができれば、少女は両膝をついたまま、うつ伏せになる体勢になるか。

エレクシア > 「余は弱いとは言ってはおらぬぞ…。
してこれはいったい何のまねじゃ?」

こんな少年にという油断からの今の状況。
戦うと決めた戦衣装ならばこの程度は大したことではないが精霊とはいえ今は具現化した人とほぼ変わらぬ身。
思っていた以上に受けた場所が悪くダメージもあり。

「おぬし…もしや余をだましたのか?」

僅かに身をよじり、眠そうな目が吊り上がって少年を睨み付ける。
何をする気かは判らないが碌な事ではないだろうと地面を這い少年から離れようと、普段ならば蓄積した魔力が尽きれば消えてしまうのだが今日は幸か不幸か魔力の蓄積も多くしばらくは消えそうにはない。

睨み付ける視界の中少年が飛び上がるのを見ればどうにか身を起こして逃げようとするがその前に押さえつけられ腕を後ろ手に縛り上げられ。

「おぬし…余をどうするつもりじゃ」

膝をつく姿でうつ伏せにされ、少し苦しそうにして

ゼブ > 「エレクシア、オレに用がある。オレもエレクシアに用がある。おあいこ」

満足げに頷いた。
少女がなぜ自分を求めていたかはわからないが、こちらの用を先にしてもいいだろう。
少女の後ろに立てば、おもむろに少女の下半身にはいているものを引き下ろす。
少女の柔尻を外気に晒そうとする。

「オレだましてない。話半分なだけ」

返答はすべて説明不足だったが、獣は嘘はついていない。
もちろん話半分の使い方は間違っている。

「エレクシアのまんこ、貸してもらう」

極端な男尊女卑社会で生きてきた獣。女を犯すのは自慰行為と同じくらい気軽にやってきたのだ。
その顔はまったく悪びれた様子もなく、少女の秘所を凝視している。