2016/06/30 のログ
■アシュトン > 眠らせたりってのは嗜んでるが、心は読めんな。
……しいて言えば、分かりやすい、ってだけだ。
(何とも言えない微妙な顔を浮かべると、己の眉間の辺りを軽く指で押してみた)
難点を言えば、匂いで拡散する分、場所と状況を考えないと手当たり次第に被害が出るって辺りかなぁ。
室内で一対一で、って状況なら問題はなさそうだけれどさ。
(飲食に盛るタイプではないから、その辺は考慮が必要そうではある。
とりあえず代金を払った後に、自分へと香水を使ってみた、訳であるが)
まー、そーなるよね。
ふつーは、自分が作った道具の対抗策位用意してるよねー。
(自身もそういう手合いであるために、特に驚いた様子もなく。
めい一杯のドヤ顔を、なんだか若干微笑ましさも含めて眺めていて)
しかし、ローレライ、なるほど…家紋に見覚えがあったがそう言う事か。
エルフか何かの血筋、というのは聞いた事があるが……
(横に伸びた耳を見るに、恐らくその情報には間違いなさそうである。
さて、どうしたモノかと考えるように、また頭を横へと傾けて)
しかし、ふむ、参ったな。
コレでは本当に効果があるか確かめる事が出来ない。
その辺に居る女性で適当に試してみるってのも手――だが……
(相手の視線を誘導するように、敢えて視線を周囲に流した、後に)
えいっと!
(速攻相手へと振り向きなおすと、何も持っていない手を、耳に目がけて振り下ろす。
振り下ろす、といっても、当たらずにその寸前を通り過ぎて行く訳、であるが。
相手が有頂天になっていることを期待して、使用した術式は『呪い断ち』
実際の所は魔術で編んだほぼ不可視な短剣状の力場を握っており、これが魔法や魔術に干渉して効果を相殺する。
といっても『本職』の術士ではない訳で、相手の装備の強度次第な所もあるけれど)
■メルティス > もしや、お兄さん "秘密図書館"の手先では・・・っ!なるほど、それならば私の心を読む魔術を使ってもおかしくはな・・・え?分かりやすい?
(謎の単語を発した後きょとん、と驚いたように目を丸くして。謎のポーズを取りながら彼の呆れの眼差しを受けるだろう。)
えぇ、その通りです。その通りですので――今日の宿屋、気をつけてくださいね。
(くす、と意地の悪い笑みを浮かべて彼の不安を更に煽ろうか。今、使いましたよね。それ数時間程効果続きます故宿屋に帰った後女の人とかに襲われるかもしれませんけど――自業自得です、よね?)
ふふ、我が智謀に声もありませんか?
(続くドヤ顔。魔女帽の鍔を指で掴み、恐れいったか、なんて言うように自信たっぷりの顔で彼を見上げるだろう。)
あら、うちの家族をご存知で?他の場所でも時々家族がお店開いてたりもするので、見かけたらご贔屓にしてくださいね。
(エルフの血が入った魔術と錬金術の名門・・・とされる家系である。おそらく、彼の記憶にほとんど間違いはないだろう。人によっては引き篭もりの魔女、なんて馬鹿にするような者もいるがその魔女が作る薬やマジックアイテムの類は高性能、としてそれなりに有名であることだろう。)
――へ?
(パリィン、とガラスが砕けるような音共に間が抜けた声が響く。驚いたように目を丸くしつつ、少女の鼻先に香るのは甘い甘い淫魔のフェロモンを濃縮したような誘惑する匂い。思わず目の前の彼に擦り寄って、甘えてしまいたくなるような、誘惑する匂い)
――ッ!!
(ぼふっ、と一気に顔を紅潮させつつ睨みつけるように彼を見上げ涙目になりながらも魔術を練り)
本日のローレライ魔法商店は閉店です!ありがとうございましたっ!
(と、吐き捨てるように告げて風呂敷を翻すように引っ張れば ヴォン、と音を立て魔法陣を展開し・・・数秒後、ふっ、とそこにいたのが幻のように消え去るだろう。――転移の魔術、と呼ばれるものである。それを引き止める術を持たないならば、少女はそのままそこから消え去るだろう。そこに残ったのは ローレライ魔法商店、開店! と書かれた今日の日付が書かれたチラシのみであり。)
■アシュトン > 何さその秘密図書館って露骨に怪し過ぎて、名前の時点が怪しい組織名は。
いやいやまてまて、ヒトを勝手にそんな謎の組織に所属さすな。
(妄想逞しく一人で進めていく様子を、ひとまず声を掛けて止めておく)
最近溜まってるからな、むしろ望む所
(ドヤァ、とドヤ顔返しである。
まぁ実際どうなったかは、後々の話という事で)
智謀っつーかまー、普通と言えば普通なんだけどさ……お、手ごたえありか。
(透明な刃がすいっと通り抜けてゆけば、護りの弾ける音が響く。
さてどんなモノかなと、様子を見るに)
ほほう、中々効果はありそうだな。
これなら買ってもいい――――……
(真っ赤になった相手の顔を、若干ニヤついた口元含めてみやりながら。
懐を漁り始める、より前に)
って、めっちゃ早いな!
アノ状況で使えるか……性格はアレだが、腕は確かな様だ。
(腕を組むと、妙に感心したような声を漏らした。
流石に何処に逃げたかもわからないし、消え去る前に介入するのも難しい状況だ。
獲物を逃してしまった感はあるが、今日の所は諦めるしかあるまい。
残されたチラシを一枚拾い上げると、畳んでポケットへと突っ込んで。
首の骨を鳴らせば、緩く歩き始めるのであった
――なお、人通りの少ない道を選んだのは、言うまでもない)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区露店街」からメルティスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区露店街」からアシュトンさんが去りました。