2016/06/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区露店街」にメルティスさんが現れました。
■メルティス > (目深く帽子を被り、漆黒の衣装に身を包み、広げる商品は家紋が押された怪しげなマジックアイテム。座り込む少女の目の前には何の意味があるのか水晶球まで置かれた有様。こんな場所の、こんな時間であるからか、未だ店を開いてる露天は少ないものの、少女の開く ローレライ魔法商店 はそのこの時間でも開かれている数少ない店であった。開かれるのは少女の気分次第。置かれるアイテムはその時持ってきたアイテム次第。それこそ本当に気分で開かれる時間も置かれるアイテムも変わる気分屋な露天ではあるが、今日はその気まぐれで開かれた露天の出店日である。一応、数日前に通知こそしているものの、不定期に開かれるその露天は知らない者にとっては怪しさ満天であるだろう。ここを根城にしている者は遠巻きに不信そうに、こちらを眺めているものも多い。時折興味深そうに通りがかり、商品を覗きに来た人には)
――ふふふ、どうぞご覧あれ。
(――と、台詞自体は普通だが、深く被った魔女帽は変わらず顔を見せずに商売する・・・といういかにも怪しげな商売方法であり、知り合いにはそれなりの数が売れたが新規の客はやはりなんか怪しいからかあまり獲得できていない様子である。なお、知り合いからは何度か それ怪しいからやめろ、と言われたが もうちょっと、もうちょっとだけ・・・! と、本人曰くなんかかっこいいからちょっとこれやってみたい、と謎の主張をし、もう少しだけこの怪しげな露天は続くようである。)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区露店街」にアシュトンさんが現れました。
■アシュトン > さて、必要なモノは大体揃った訳だが……
(皮袋を片手に提げ、ここを歩くのも慣れたモノとばかりに通りを歩き、視線を左右に遊ばせては並ぶ店の怪しげな商品達を眺める男が。
クスリに使う薬草やら何やらを仕入れてきた訳であるが、ちょいとばかしと時間にも余裕がある。
ウィンドウショッピング、なんて洒落たモノではないが。
何かしら面白い掘り出し物でもないかと、うろついている様で)
………………俺が言うのもナンだが、ダントツに怪しいな……
(なんというかもう、狙ってるだろお前、とばかりに怪しさを噴出しまくる店の前で足を止めた
無論、セリフは相手に聞こえる位で、むしろ聞かせる位で)
■メルティス > (そして、店の前に足を止めた男から 怪しい なんて言葉をかけられれば目深く被った帽子。その下から僅かに覗く口が ニィ と弧を描き)
ふっふっふ、しかしウチの商品は自慢の一品ばかりです。多少怪しげな方がそれっぽい、でしょう? ――ようこそ、ローレライ魔法商店へ。お望みの品はなんでしょう?
(店主から漏れる声は少女のもの。狙ってる?えぇ、勿論。可愛らしい少女よりも怪しげな魔女の方がなんかそれっぽいでしょう?あと、なんかかっこいいでしょう? むしろ、怪しげ、なんて言われれば帽子の下でドヤ顔でしてそうなイメージである。)
■アシュトン > ま、場所が場所だからな。
確りと使えるモンなら、店構えや販売スタイルは自由にしてくれたらいんだが。
(やっぱりわざとやってんだなと確信を得つつ。
商品に軽くと視線を流した後に、薄く片目を閉じると、喉元で小さな笑い声を上げる)
自慢の一品がどういうモノか気にはなる所だが、生憎通りすがりで見つけただけでね、これといった希望はないんだが。
――ただまぁ、『こういう場所』なんでな。
皆が皆、道具を『まともな方法』で使うとは限らない。
販売者の個人が特定できる情報は、消しておいた方がいいとは思うが?
売ったヤツより使ったヤツの方が悪いのは確かだが、面倒事には巻き込まれたくないだろ?
(チョイチョイと、ご丁寧に押された家紋らしきモノを指さす。
裏事は証拠を残さないのが基本であるし、そういう意味では、商品に興味があっても自分に手は出しにくい部類の品々だ)
■メルティス > 商品の質には自信がございます。手にとって、触ってくれても結講ですよ?
(にっこり、と帽子の下で笑っているようにその口が再び弧を描く。――少女の被る帽子も、キヒヒ、と笑ったような声が、響いた気がした。)
ご要望ならなんでも作りましょう。ポーションから毒薬まで。お好きなものをご用意しましょう。
まぁ、面倒事は確かに御免ですが。家紋を押すのは、信頼の証・・・みたいなものですよ。どこの馬の骨ともしれぬ商店よりは信頼できるでしょう?
(まぁ、こんな怪しげな商売方法してはプラマイ0だろうけれど、そのことに少女は気づいているか否か。・・・聞いた所で かっこよくない? なんて返事が返ってくるだけだろうが。)
それからその人がウチのをどう使おうが知ったことではありませんが・・・貴方の忠告はありがたく。
(しかし、止めるかどうかといえば No と応えるだろう。この家紋は少女の誇り。相手がどう使おうと知ったことではないが、自分の作った道具への自信の現れなのだから。やめる、なんて選択肢はない。)
■アシュトン > ま、銘があった方が確かに、道具としては信頼できるだろうな。
(何か良く分からない棒状の物体を手に取ると、器用に指でくるくるとまわしてみせて)
逆に銘なんかが有ると買えないって奴もこういう所じゃ多いから、わざわざこんな所で売るより、表で商売した方がもうかるとは思うんだけどね。
なんでもねぇ……たとえば、女性に向けて使うだけで、エロい気分にさせられる道具とか。
(そして手にしていた棒っぽい何かを相手に向ければ、くくっと軽い笑い声を上げる。
冗談じみた言い方であると共に、言う相手をだいぶんと間違えているような気がしなくもない)
真面目な話をすれば、傷薬の部類が有れば有り難いな。
調合は出来るんだが、マジックアイテム系のは苦手でね。
即効性のある奴が欲しいんだが。
(コクリと、頭を横に傾ける。
まぁこういう自分に使う部類のモノは、特に問題ないだろう)
■メルティス > でしょう?
(ふふ、と自信たっぷりに笑って見せて。この魔女は自分の作るアイテムに自信を持っているようで、その辺の市販のアイテムには負けない、とは魔女の談である。)
まぁ、ウチは持ってきた時にしか露天は開かないですから。表で売ることもありますよ。
(今回、裏・・・貧民街で売買なんてしてた理由は非常に簡単である。――帽子目深く被って露天開いたらなんかそれっぽくない?かっこよくない?なんていうくだらない理由である。流石にそんな怪しさ全開のお店を大通りで開く訳にもいかず。・・・あそこ競争率高いし。)
媚薬の類、ですか。・・・お兄さんも悪ですねぇ。
(くすくすと楽しげに笑ってコトリ、と音を立てて彼の目の前にピンク色の香水を置こう。形を見る限りはスプレータイプであり、女性に向ける、というよりは自分に使うタイプであるようだが。)
まぁ、女性に向けるというよりは自分に使うタイプですけどね。一種の媚薬ですよ。甘い匂いをさせて、相手を魅了する効果があります。サキュバスやインキュバスの誘惑のフェロモンに近いですかね。効果の程は保証しましょう。
(と、彼に一種に媚薬を提示しよう。しかし、一服盛るようなタイプの媚薬と比べればばれにくいし、手間もかからないのではないだろうか。)
傷薬でしたらこちらを。
(ことり、と置くのは赤い色をしたポーション。普通に飲んで使用するタイプであるが・・・効果の程は市販のものより大分効果が高いだろう。そうでなければ家の銘柄なんてつけて販売したりしない。)
■アシュトン > ……なんでわざわざ。あぁいや、言わなくていい。
怪しくていいじゃない、とかそんな事考えてるに決まってる。
(聞きかけて、止める。
なんかもう、そういう流れと雰囲気が滲みだしている気がする)
わざわざこんな所に買い物しにやってくるヤツが『まとも」な訳ないだろう?
フェロモン系ねぇ……相手を発情させる、というよりかは、自分に引き寄せる、って感じが近そうか。
惚れ薬にも似てるかもしれんな。
(口元をにやりと歪ませれば、相手に合わせて小さく笑い声を漏らす。
そもそも本来買いに来たモノが、麻痺毒やら何やらの原材料なのだ。
出された香水瓶を、まずは一度と見た、後に)
ひとまず、コッチの傷薬の方は買わせてもらおう。
媚薬の類は、ふむ……俺でも作れるには作れるのだが。
(作り手によって効果は違うだろうし、自分で作る参考になる場合もある。
違った系統の技術というモノは、中々に興味深いモノだ。
スプレー瓶を手に取ると、しげしげと眺めた後に)
んじゃ、折角だから買う前に、その自慢の程とやらを確認させてもらおうとしようか。
(なんか一瞬、凄く悪い笑みを浮かべた気がする。
香水を自分の首元辺りに向けると、試に一、二度程シュッシュと吹きかけてみることとする。
まぁもっとも、作った本人に効果があるかどうかは、微妙な所ではあるが)
■メルティス > ・・・お兄さん、精神系の魔術でも嗜んでいたり?
(こてん、と首を傾げなんでわかったんだろう・・・なんて雰囲気で尋ねてみる。この魔女が分かりやすい性格をしているというのは本人には気づいた様子はなく。)
まぁ、それもそうかもしれませんね。
その解釈で間違いありません。まぁ、惚れ薬と言っても過言ではないでしょう。ただ、発情効果もありますので媚薬としても問題なく。
(麻痺毒やら何やらも請われれば奥から引っ張りだしてくるが、原材料と言われればちょっと家にまで帰らないと在庫はない。売りに来たのは薬であって材料ではないのだから。)
毎度。今後ともローレライ魔法商店をご贔屓に。
(そっと手を差し出し彼から代金を頂こう。少女の薬の作り方といえば窯でぐつぐつ煮ながら材料を適宜投入していく魔女や錬金術士と言った職業の人間のイメージ通りの作り方であるが、彼がそれを参考に出来るかどうかは不明である。)
――ふふ。あは、ははは・・・!お兄さん、浅はかですねぇ。ローレライの中でも有数の魔女である私が!自分で作ったアイテムの対策を取っていないとでも・・・?他の人には多いに効くでしょうが、この!私には!私だけには!一切効きませんとも!
(――ゆっくり、と魔女帽を上げて 閉じていた真紅の瞳をギラリ、と輝かせる魔女。顔の前で手を広げ ドヤァ という効果音を背負いつつ、宣言する。 それは我には効かぬ!と。――なお、その行動に特に意味はない。なんとなく、かっこいいからやった。)
(――そして、リィン と揺れるエルフ耳に飾られたピアス。妖しく光るそのピアスは何らかの効果を発揮しているように見えておそらくこれで魅了を防いでいるのではないか、と想像できるだろう。)