2016/06/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にヴィールさんが現れました。
■ヴィール > 日も落ち、賑やかさを増してきた頃合の路地を緩やかに歩く。
陽気な笑い声、話し声に混じって時折喧嘩でもしているかのような怒鳴り声が響いてくるが、そんなことは意に介さず。
「……気楽なこった」
呆れた声音で小さく呟きながら、手近な椅子に腰掛けた。
だいぶ古びているのかキィ、と小さく悲鳴が上がる。
■ヴィール > 身を沈める度に長椅子は声を上げて、それがやや煩わしい。
やがて腰をあげれば、ふらっと酒場の立ち並ぶ通りを歩いて行った。
喧騒を聞き流しながら、今日も少年は街中を緩々と彷徨う。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からヴィールさんが去りました。