2016/05/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」に魔王アスモデウスさんが現れました。
■魔王アスモデウス > 久方振りに訪れたマグメールの、馴染み深い繁華街の一角に。
ふわりと薄紅の髪を揺らす、一見すれば女の姿。
気安い男たちの猥雑な誘い文句に微笑み一つで返しながら、特に目的地もなく歩いていた。
「んー、久しぶりだなぁ。この空気。ふふ、今夜は何シて遊ぼうか」
耳元に垂れた髪をさらりと指先でかき上げて、娼館や酒場、道行く人々へと流し目を送っていく。
■魔王アスモデウス > 道行く男への娼婦からの誘い文句に目を止めれば、うらやましげにそれを眺めて。
「やっぱり男の姿で来れば良かったかなぁ……可愛い女の子に誘われるのも悪くない」
などと呟いて、つぅ、と人差し指で艶かしく唇をなぞり。
しかし男からの誘い文句にも満更でもない笑みを浮かべて。
「とは言え、抱かれるのも悪くないよねぇ」
と優柔不断な、自由極まる独り言。
今日はどちらにしようかな、と唇を離れた指先、ひらひらと左右に揺れて。
■魔王アスモデウス > ひらり、ふらり、彷徨った指先。
止まったのは一軒の娼館の店先で迷う素振りの男の姿。
少年じみた顔立ちが気に入って、口角引き上げる。
「決ぃめた……」
にんまりと笑うと、自身の肉体少しばかり魔力の流れを弄ってやれば女の身体へと変えて。
歩き出し、男の腕に身を絡ませて誘いかけ。
男にべったりと身を寄せたまま、安宿へと導いて……。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」から魔王アスモデウスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」に魔王レヴィアタンさんが現れました。
■魔王レヴィアタン > 暇を持て余して訪れたのは貧民地区、人通りも多い繁華街。
客引きを行い、手頃な男を捕まえて店の中へ消えていく娼婦を見送って笑った。
「いつ来たって変わらんねェ…ここは」
こうしてぶらつき、街並みを眺めているだけでも良い暇潰しになる。
そんなことを思いながら遅々と歩く。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にリューディアさんが現れました。
■リューディア > こつこつとショートブーツの踵が石畳を打ちつける音が響く。
フードの下から微かに鼻歌を漏らしながら、そこそこ機嫌よく歩いている…。
「?」
ふとぞわっとした感覚。
いやいやちょっとこんなトコで何やってんですか、というレベルの気配を感じる。
視線をめぐらせると、野生的な美人が向かいから歩いてくる。
…ははぁ、あの人かぁ。そんな事を考えながら、ゆっくり歩いていく。
気づかれるだろうけど、こっちからつっかかる理由はないよね、とすれ違おうとするが…。
■魔王レヴィアタン > すん、と鼻を一瞬震わせた。
どこからか魔の気配を感じて、視線を彷徨わせる。
止まったのは前方より歩いてくる、フードを被った姿。
すれ違う瞬間、彼女の手をすっと掬い上げた。
「……つれないな。せっかくお仲間さんだってェのに」
出会い頭にそんなことを囁いて、くっくっと笑う。
■リューディア > 「わっ、と。」
急に手をとられてちょっと驚く。
何も悪さはしてないので別に怖がる必要はないのだけど。
「……何か御用? まぁ、確かに魔族だけど。」
ちょっと声が硬くなったかもしんない。
今回ばかりは隠してもしょうがないので素直に白状しておく。
フードもとらずに足を止めて、ようやく顔を見る。
自分とてさほど低位の魔族ではない。
ないけど、それなりに気後れするのは確かだ。
■魔王レヴィアタン > 掴んだ手はすぐに離して、フードの下にある顔を覗き込むように。
遠慮も無い挙措。
「いやァ、用があるかって言われるとね。でもこんな所で会うとは思わなかったからさ」
彼女がどれ程の位に属する魔族かは知らない。
が、低くないことは確かだ。実力もそれなりか……
「先を急ぐかい?なら、無理に引き止めることもないがね」
言って腕を組む。胸の大きさで少し相手の方へ突き出し気味になってしまうが仕方ない。
■リューディア > 「…。」
うん、まぁ敵意を持って接されてるわけでもなさそうだ…。
ぱさりとフードをとると、銀のショートヘアが軽くゆれた。
青い瞳がじっと魔王を見つめる。
「それはこっちの台詞、って所だけど。魔王級がこんな所で。
…敬語は別にいいよね?」
苦手なの、と微笑を浮かべた。強張ってなければいいけど、と思いながら。
「別に急いではないかな…。私もこの街に遊びに来てるだけだし。
貴女はここで何してるの?」
ばいん、と突き出される胸元。
少し上からだと深い谷間がよく見える…男性は喜びそうだなーと思った。
■魔王レヴィアタン > フードの下から現れる銀色の髪。
その青い瞳を見返しながら、薄く笑った。
「魔王だってたまには遊びに来るもんさ。暇してッからね」
敬語についてはひらひらと片手を振るだけで返す。
強張っている表情を見て、微笑が深くなる。
「緊張してんのかい? それとも警戒か。堅ッ苦しいのはアタシも嫌いだから、楽にしていいよ」
谷間や胸を見られていても気にせず、会話を続ける。
幸い路地なので誰かが来ることも滅多にない。
■リューディア > うっすらとした笑みに、ちょっとだけ半眼を返す。
気楽になれればいいけどね、と内心ではちょっとため息だ。
「ふ~ん。理由は似たようなものかぁ。」
魔王クラスになるとすることもなくなるのだろうか。
まぁ部下も多そうだし…自分みたいな一匹狼とは違うのだろう、とアタリをつける。
一つふーっとため息をつきながら、
「どっちもかな。魔王級前にしてどっちもするなっていう方が酷じゃないかなー。
…あれかな、暇が講じて娼婦でも買いにきたのかな?」
この辺は娼館も多い。
それを買いに来る男性も多い。
目の前の女性にならそれはそれで声がかかる事だろう。
■魔王レヴィアタン > 心を読めるわけではないが、表情から大体考えていることはわかる。
それを承知でおかしそうに笑うのだ。
「ふぅん…そんなもんかねェ。となると魔王ってのを隠していた方が……いや、バレるか」
試行錯誤。
そして続け様に問われれば、ぱち、と瞬いた。
「……はは、鋭いところを突いてるねェ。ま、娼婦じゃなくてもお相手してくれる子がいたら、誰だっていいけどね」
もちろん無理やりというわけではない。同意の上で、だ。
■リューディア > 少しは緊張が解けてきたのか、やれやれといった感じの笑みは見せるようになった。
見透かされている雰囲気はあるけれど、あまり気持ちよくはないなぁと思いながら。
「バレるんじゃないかな~。…まぁ、ヒト相手にはわかんないけど。」
魔族がゴロゴロいる場所だから、それなりに腕の立つものもいるようだ。
うーん、とちょっと考える風情。
「子、って事は女の子目当てかぁ。
…よりどりみどりな気はするけど。魅了とか使わないクチかな。」
そういうのもアリだろう。
自分は翻弄される様子を見るのも好き。誘われるのも嫌いじゃないけれど。
と正直に言った。にしし、と笑いながら。
■魔王レヴィアタン > 「だよねェ。やれやれ面倒だ」
雑魚はともかく、腕の立つ者であれば判別はつくだろう。
悩ましげに頭を掻いた。
「魅了か……生憎、使えないクチでさ。ま、不自由はしてないけどね」
正直な言い分にニヤッと笑う。
なかなか面白い子だ……と、心の中で思った。
■リューディア > 「……。」
悩ましげな様子にん?と見つめた。
じっと見つめながら…。
「そういう面倒事、嫌いじゃなさそうだけど?」
と印象を言ってみた。争いは争いで楽しみそう、と思いながら。
「へぇ。珍しい…のかな? でも、モテそうだもんね。
あ、私リューディア。…リューでいいよ。手配中の泥棒魔族でーっす。」
もしかしたらあまり似ていない張り紙なんかは見たことがあるかもしれない。
その辺探してもあるかもしれない。
■魔王レヴィアタン > 見つめられれば、ん?と首を傾ぐ。
「……おや、そう見えたかい?」
確かに争いは争いで楽しむタイプではあるが。
「アタシが面倒だーって言ってるのは、魔王だからって気を遣われたりすることさ」
「リューディア……リューか。アタシはレヴィア。…レヴィアタン、だと長々しくてねェ」
自分の名前を自分から略していく。
そういえば張り紙やらあった気がする。と、ふと思い出して。
■リューディア > 「なるほどね。私も気を使われるのは面倒かな…っとと。」
その台詞でやはりそれなりの地位の魔族と気づかれるかもしれない。
慌てて口元を手で覆った。
「レヴィア…ね。ふぅん。聞いた事はあるかな。『嫉妬』の魔王だっけ。
んふふ、お手柔らかにお願いします♪…ん、私の事やっぱ知ってる感じ?」
何か思いついた様子に、少し好奇心の見え隠れする青い目が見つめている。
■魔王レヴィアタン > 「……ふふ、まぁお前さんがどんな立場であろうと、干渉する気はないさ」
口元を手で覆う仕草を見つめながら、つと首を左右に振る。
「そう、よろしく頼むよ。同じ魔王仲間からはレヴィって呼ばれてたりもするねぇ」
言いながら、青い目に見つめられる。漆黒の双眸を返した。
「……どっかで見た記憶はあるよ。中々面白そうなことをしてるんじゃないか?」
■リューディア > その言葉に、ちょっとだけほっとした様子。
魔王相手に本気で身辺調査されたりするのはぞっとしない。
「こちらこそ。…んー、レヴィアって呼ぶよ。うん。」
さすがに魔王級と同じ呼び方は…ぞっとしない。
黒い瞳に見つめられると、悪戯っ子のような表情を見せる。
「ちょっと泥棒してるだけだよ~。スリルと快感を求めて、ね。んふふ。」
人間相手の警備ならザルのようなものだし、と呟く。
■魔王レヴィアタン > 自分の部下にでもなるなら別だが、あまり身辺調査やら何やらは面倒だ。
ホッとしてるらしい相手に肩を揺らした。
「そうかい。ま、好きに呼びな」
基本、本人は気にしていないようだ。
悪戯っ子のような表情を目にする――何とも可愛らしい。
「泥棒ねェ……人間の警戒心やら、警備体制なんてたかがしれてるようなものだろうね」
よく船を走らせているが、厳重と感じたことは片手指に収まるほど。
ヒトと魔族の明確な差が見えるようで。
■リューディア > 「ふっふー。魔王サマをそうやって呼べるっていうのはステータスかなー。」
ちょっと冗談めかした調子で言いながらコツと踵を鳴らした。
見つめてくる黒い瞳はちょっと肉食獣入ってませんか?と思っている。
「ま、ね。見つからずに入り込むっていうのはそれはそれで楽しいけど。」
魔眼もあるしとぼそっと呟いた。
比べちゃ可哀想だよね、と続けておく。
格差というか、相手が悪い。
■魔王レヴィアタン > 曲がりなりにも、ここにいる真紅の髪を持つ女は魔王。
その彼女と普通に話せているだけでも、一種のステータスになるかもしれない。
肉食が入ってるらしい瞳は、やがてスイっとリューディアから外れた。
無意識的だったらしい。
「風の噂に聞いたけど、取りこぼしは今の所ないらしいじゃないか」
大したもんだ、と素直に褒めて笑った。
■リューディア > 「ふふ、ちょっと怖い目だったかな?」
視線が外れた様子に笑みを見せる。
まぁ、「そういう目」で見られるのは嫌いではないけれど。
「…まさか私に欲情とかしてませんよねー。」
とケラケラ笑う。
「遅刻しそうになったりするけど。まぁ、うん。」
褒められて悪い気はしない。
たはは、と照れくさそうに笑みを見せる。
■魔王レヴィアタン > 「そんな顔してたかね。……おや、欲情しても良いというなら、するよ?」
ふふ、と口元に浮かべていた笑みが妖しげな色を帯びる、一瞬。
娼婦をよく買いに来るだけあって「そういうこと」は嫌いじゃない。
「遅刻って……まァ、そういうこともあるのかな」
照れ臭げな笑みが微笑ましい。
■リューディア > 「うひゃあ、おっかないなぁ。」
とって食われちゃいそ。そんな印象を抱く。
ただ、口ではそう言いながらも否定的な様子はない。
ローブの下は露出高めだし、自分だって嫌いではない。
「寝過ごしちゃいそうになったりね。
ま、自由によろしくやれてるって事でもあるんだけど。」
遊び好きなのはよくわかるかもしれない。
「…そういう貴女だって色々よろしくやってるんでしょ?」
■魔王レヴィアタン > 「おや、怖がらせちゃったかね。失敗、失敗」
冗談めかして呟きながら、口元を軽く手で押さえる仕草。
もちろんローブの下の服装がどうかなんてわからないが、嫌いじゃないということがなんとなく感じ取れる。
「自由なのは良いことさね。……ん?ふふ」
問われれば口元が小さく歪む。
すっ、と近寄って彼女の首に片手を回し、軽いキスを唇に落とした。
「ご想像にお任せするよ」
■リューディア > 「ふふ。そりゃあ魔王サマですもの。」
随分打ち解けた様子で口にする。
同じ自由好きのシンパシーでも感じたのかもしれない。
「…っと…んっ…。」
唇を落とされると、ふふ、と笑った。
少し艶の混じった笑みだ。
「色々想像しちゃいそ。……暇なら、暇が潰れるくらいには付き合おっか?」
私も暇は暇だし?と続け、軽く動いたローブの間からは白い肌がちょっとだけ覗く。
■魔王レヴィアタン > 自由好き同士、どこか繋がり合う部分があるのかもしれない。
何だかんだ打ち解けている彼女を見て笑う。
「んっ……ふふ、じゃあちょっとだけ……付き合ってくれるかね」
ちらっと覗いた白い肌を見ながら、二、三度とキスを交わしていく。
そのまま片手で、彼女の身を纏うローブを取り払ってしまおうと。
■リューディア > 「んっ…ふふ、見た目通りの積極的さだね。」
ふわりと背中に流れたローブの下は、胸元腰元を覆うくらいの服装。
それとショートブーツのため、白い肌が結構露出している。
「……娼婦よりは満足できると思うけど。」
言いながら、キスに答えて積極的に。
自分から舌を絡めるようにしていく。
■魔王レヴィアタン > 「そんな見た目かねェ。……ん、ふ……」
自分ではよくわからないが。
舌を絡めるキスを交わしながら、彼女の白い肌に己の褐色肌を密着させる。
互いの胸を擦り付け合い、柔らかさを愉しむ。
「……比べようともしてないさ」
言うと腰をグッと押し付けた。すると女のものとは異なる硬い感触を感じるかもしれない。
■リューディア > 「ん。野生的な感じ、するもん。」
より密着して体を押し付けられれば、自分をも高めるように押し付ける。
キスをしながら、時折はぐらかすようにして交わすとちゅっと耳元に口付ける。
「…んん?…ふぅん。なるほどぉ…♪」
娼婦を求める理由がわかった気がする。
体を押し付けながら、パンツに包まれた剛直を服の上から上下に摩りはじめる。
その指先は盗賊をしているだけあって器用な様子を伺えるだろう。
■魔王レヴィアタン > 「ふぅん……ふふ、あまり言われたことないけど……」
キスを交わされれば、此方もその頰や耳元に口づける。
お互いの胸を覆う衣服を器用にも片手で脱がせて、乳首同士を擦り付けるように身を揺らす。
「……んんっ。……お望みならコレを消すことも出来るよ?」
既に摩られ、屹立しつつある剛直を更に押し付けながら問う。
■リューディア > 「んっ…そう?…でも美人だからいいんじゃないかな。ちゅ…。」
衣服を脱がされていくのにも抵抗はしない。
そのままゆっくりと体を擦りつけながら、指先は腰元を這い回る。
乳首を擦られると心地よさそうに鼻から息を漏らしながら、より積極的に。
「どっちでもいいよぉ?…レヴィアが満足できる方で。」
親指で亀頭を擦りながら、残りの指を器用に竿に絡ませる。
服の上からでも快楽を感じるように指先が蠢く。
消しちゃったらこの快感は終わり、というように見つめている。
■魔王レヴィアタン > 「褒めてくれるのは、嬉しいねぇ……っん……」
抵抗されないのならば、お互いの身を纏う全てを脱がせてしまう。
遮るものが無くなった肌を擦り合わせながら、彼女の臀部に手を回して引き寄せる。
「……ふふ、じゃあ消さないで…やろうか」
指先が竿を弄る、その快楽が惜しくなった。
見つめてくる瞳にニヤリと微笑を返し、再び唇を重ねる。舌を絡めて。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」から魔王レヴィアタンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からリューディアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」にスヴェンさんが現れました。
■スヴェン > 冒険者に傭兵、ごろつきに果ては犯罪者まで…王都中の親不幸者たちを集めたような酒場
不思議と喧嘩やトラブルが起きないのはカウンターに立つ酒場の主人の背後に飾られた無骨な幅広直剣の為である
主人も元は冒険者だったらしく、現役時代は相当に名を馳せたらしく、自分よりも二回りほどの年嵩だが、
鍛え上げられた肉体は鋼のようで現役の冒険者でも中々こうはいかない
噂では人間以外の血が混じっているだとか、現役時代に手にした秘宝により強靭な肉体を得ただとか、
色々と自分も耳にしたが、どれもこれも、真相は定かではないが…店の中で暴れた大男が容易くあしらわれるのを
目撃してからはなんとなく噂も真実ではないのだろうか、と思ってしまったほどである
ともあれ、そんな酒場で何をしているかといえば、二階の席の隅で腐っていた
テーブルの上にはジョッキが散乱し、眠たげな視線が宙をさまよっていた
■スヴェン > 先日の仕事の代金も装備の補填や負傷して脱落していく部下への見舞金、その他支払いに消えて隊の財政は火の車
…とまでは行かないまでも、あまり芳しくはない。そして、こう言う時に限って、農繁期による自然休戦であったり、
諸侯から声が掛からなかったり、と一隊を預かる身としては頭の痛い状況であった
「山賊にでも鞍替えするか…」
ぼそり、と冗談を零せば、偶然、ジョッキを片付けに来たウエイトレスに聞かれたらしく笑われてしまった
ちらり、とそちらへと視線を向ければへらり、と笑って見せてから、誤魔化すように仕事終わったら遊びに行こうか?
等と声を掛ければ、ウエイトレスは黒髪を揺らしながらはにかんで見せる
脈ありか?と更に声を重ねようとすれば、階下から向けられる鋭い視線に気が付き、それが店主の物だと判れば、
出掛かった二の句を飲み込み、ウエイトレスに酒のおかわりを注文する
ニッコリと微笑んだウエイトレスは「お父さん」と空になったジョッキを手に階段を下っていく…
「…ハゲてっから、親子とはわからねえよ…」
ぼそり、と零しつつこの店のウエイトレスには二度と声を掛けないように、と心に誓う
■スヴェン > しばらく、そのまま、1人杯を傾け―――
どうにでもなるか、と適当に結論を1人下せば支払いを済ませて酒場を後にするのだった
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からスヴェンさんが去りました。