2016/04/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にネスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にカレリアさんが現れました。
カレリア > ネスの帰還、その知らせにネスの配下は大いに歓喜した、もちろん自分も妹であるリトも
祝いの宴も開かれようとしている中自分にだけ声がかかっての外出
どこかにデートかもしれないと浮かれていたのだが…

「まさか貧民地区なんて…まぁかまいませんが、何か用事でもありましたの?」

来慣れているから特に気にしない、しかしここでデートはさすがにないだろう
ない…と言い切れないのが悲しいがそれは恐らくない筈
ネスの隣を歩きながら首をかしげ尋ねた

ネス > デートだと思った?
そんなわけにもいかないでしょう?3か月も城を開けてしまったんだから。

(自分だってほんとはデートがしたかったのだが、3か月間たまりにたまった仕事がそれを許してはくれない。1城の主としての務めは果たさなければいけない。しかしまあ、いつ来てもさびれた場所で、町中どこ見ても貧相でボロボロの服を着た子供やその親が膝を抱えて道端に座り込んでいる。よそ者の自分たちをあまり歓迎していない目で見つめてくる。まあ仕方はないだろう。自分の着ている服や、カレリアの着ている服はどう見ても高く、高級そうなものだ)

まあ、今日は仕事とは関係ないのだけれどね...

(自分は三か月前、この町で誰かに後ろから頭を思い切り殴られて気を失った。それ以降の記憶はないがそれが原因で記憶を失ったのは確かだ。犯人探しなんてしたいわけではないが、もし自分に恨みを持った人間の仕業なら、その者の顔だけでも拝見しておきたかったのだ。もしまだこの町に自分を殴った犯人がいるならばもう一度この町に顔を出した自分を見て何かアクションを起こすかもしれない。そんな説明を隣を歩くカレリアへし、いよいよ自分が殴られた場所位へとたどり着く)

カレリア > 「分かってはいましたわよ、分かっては…」

頭では分かっていてもどうしても期待してしまうのは仕方ない
道の端には子供や大人、いつ来ても酷い場所
こんな所にまだあの子も住み続けていると思うと…

「え、そうなんですの?」

別の事を考えていたので思わず聞き返してしまう
よくよく考えれば貧民地区に来て自分達が態々やる事も特にないだろう
食糧調達には専門の者達も居るのだから

「なるほど……それは楽しみですわね♪」

ニタリと小さく笑みを浮かべる…どこの誰かは知らないがそいつのせいで自分達は三ヵ月も離れ離れになったのだから…
しかるべき手段で責任を取ってもらわねば…悪い事を考えながらネスの言う場所へ到着するか