2016/03/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にアシュトンさんが現れました。
■アシュトン > ふむ……まぁこんなモンか
(少額のゴルドが入った袋の中身を物色すると、半分程を握り取りポケットへ。
残りを袋ごと適当に投げつける方向には――何やら随分ボコられたっぽい男が数人)
まぁ、アレだ。
俺が言うのも何だが、相手位は少し選んだ方がいいぞ。
別に止めはしないがな。
(ため息一つ吐き出して、微妙な表情を浮かべる。
裏の薬屋に買い出しにきたその帰り。
分かりやすくゴロツキに囲まれたの、だが……予想以上に弱かった模様。
まぁ場所が場所だ、食事に余裕がないせいも大きいのだろう。
平均的な男性より痩せているモノの方が多い
結果、殴り倒して、こっちがカツアゲしている状況だ。
半分、というのがせめてもの優しさである。)
■アシュトン > 人数的優位があるんだから、その辺もうちょっと上手く使えよ?
流石に全員でわーって攻めて来ても、相手次第じゃ普通に捌かれるからな。
(こまでその方法で、恐らくは何度か成功しているのだろうが。
あげく、杜撰な略奪の仕方に駄目だしをする始末である)
隠れるとか不意を突くとか囮とか、考えておいた方がいいかもしれんな。
はい、それじゃ解散。行った行った。
(うなだれた様子の男たちに手を振って指図して。
暫くの後に、強盗達がのろのろとその場を後にしてゆく)
■アシュトン > ここは何時来ても変わらんな。
(煤けた背中を見送りながら、懐より紙巻を一枚取り出して。
口の端に咥えれば、路地の隙間から見える淀んだそらを眺め)
ま、この国が存在する限り、ずっと変わりはしないのだろうけれど、も。
(簡易な術で指先に火を灯すと、煙草の先端を炙り。
煙をゆっくり吸い込み肺を満たせば、双眸を細めた)
■アシュトン > さて、それじゃぁ一仕事してから帰るかな。
(紫煙を口端から吐き出すと、骨を鳴らすように大きくと伸びをして。
緩い足取り、男たちが去った方向とはまた別にへと。
路地の影へと入り、その姿は消えていく)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からアシュトンさんが去りました。