2016/03/15 のログ
ご案内:「とある娼館」にラウラさんが現れました。
ご案内:「とある娼館」にカースドさんが現れました。
ラウラ > (ある少女に教えた、互いの『連絡口』としての娼館―――平民地区と貧民地区の境界が曖昧になりはじめる地点にあり、宿の水準としては平民地区のソレに近い。が、では娼婦はどうか、となると貧民地区からなのだろう安価な娼婦や、体を売るには幼すぎやしないか、なんて子まで訪れる場所である。己はそんな娼館に一室を借り受け、性質上、経営者本人が受付に立つその宿で『待ち合せ』の旨を告げ、その少女の容姿を伝達―――必要がありそうならば入浴諸々の便宜をはかってあげて欲しい、と伝えてもある。娼婦が客室に赴く為に身奇麗にする設備も備わっているのは把握済み……個室にも入浴設備は勿論ある訳なのだが。そして、もう一つ。そんな“準備”が出来る施設だからなのか、往来のタイミング次第では素裸のままで客室に“お呼ばれ”する娼婦の姿を見かける事もある、と、少々怪しげなのだが―――最大の利点、この娼婦館は『男子禁制』である―――両性は、ベースが女性体であれば『女性』としてカウントされるようだが、そういう意味でも居心地の良い場所なのだった。己はそれら手続きを済ませると一足早く湯浴みをし、持参したバスローブを羽織りつつ、待ち合わせた少女の訪れを心待ちにしていた)
カースド > 落ち着かない、というのが少女の感想だった。
女性ばかりとはいえ騒がしいところは苦手だし、待ち合わせの相手を伝えたらお風呂で徹底的に洗われてしまった。
その間に服も洗われたようで、くすんだ色や染み付いた汚れは残っているが、埃や軽い汚れが取り払われていた。
普段はボサボサでところどころハネる髪が、トリートメントされてストレートになっているのも気になって仕方がない。

だが綺麗になっているのも事実だから、文句を言うわけにも、わざわざ乱すわけにも行かず、そのまま教えられた部屋の扉をノックする。
「ら、ラウラ?カースド、来た、よ。」

返事を待ってから扉を開ける。少女の姿は、最後に会った時から随分と変わっていることだろう。
ボサボサだった髪がしっとりとしたストレートになっている以外に、ボロ布を巻きつけた姿ではなく、何色もの布を縫い合わせて作ったであろう簡素な服を着ている。
栄養状態がいくらか良くなったのか血色も良く、わずかながら肉がついたようにも見える。
「ひ、ひさし、ぶり。か、買って、くれて、あ、あり、がと、ね。」
何より、自然な笑顔を浮かべられるようになっている。しばらく見ない間に、随分と環境が改善されたのが伺えるだろう。

ラウラ > (時間を考えれば、出入りが多くなり始める時間ではあろうが、この宿はその特殊性も相まって中々『混雑』とはなり辛い。それでも女性だらけの姦しさは拭えたものではあるまいし……カースドが体を洗われる事ともなれば、その世話を焼いてくれた娘は惜しげもなく自らの裸身を晒して奉仕していた事だろう。積んだ金額がなんとやら、というのはあるのかもしれないが、宿の位置関係等から彼女のような立場の相手へも比較的好意的に接してくれる―――そんな場所だからこそ紹介したのである)
良かった、ちゃんと通してくれたのね。鍵、開いてるから、入ってきて良いわよ?
(そんな風に告げる最中、不意に浮かぶ邪な感情は、以前の彼女への印象がまだ残っていた為、この宿での『支度』を受けての裸身か―――そう思った印象は、良い方向に裏切られていた)
……って、カースド……?ふふ、前みたいに布を巻いただけー、じゃないし……ええ、久しぶり。
―――ひさしぶり、の間に……ごはんとか、ちゃんと出来るようになった……の?
(髪等は整える間はあるだろうが血色まではそうもいかないだろう、なんて思うと安堵の笑みを浮かべつつ、ちょい、ちょい、と、ベットの縁に腰掛けたまま、彼女の方へと手招きを向けた)

カースド > 後ろ手にドアを閉めると、手招きに応じて、隣に腰掛ける。
「う、ん。えっと、ね。服はね、タマモ、って人…じゃない、かな。ようかい、なんだって、まぞくに、似た、しゅぞく、のがね、作って、くれたよ。
ごはん、もね。ラウラの、お金、で、パン、とか、食べてる、よ。か、カレリア、もね、色々、食べさせて、くれるの。」
身振り手振りを交えながら、随分と様変わりした自分の生活について、楽しそうに話す。

「カースド、ね。し、幸せ、になった、よ。け、結構、ね、た、楽しい。」
えへー、とゆるんだ笑みを浮かべて、相手によりかかる。頬を擦りつけて甘える様は猫のようだ。

ラウラ > (ベットの質は以前、彼女を連れ込んだ宿に比べれば多少劣るかもしれないが、貧民地区にも面していると考えれば良好な方だろう。二人が並んで座っても嫌なきしみ方をする事もなく、きちんと柔らかな座り心地を提供してくれる)
妖怪……?確かに『魔族』って括るには悩み所な存在が居るのは知っているけれど……ふふ、そう、カレリアとも逢ってるのね、ちゃんとご飯、食べられてるのなら良かったわ
(甘えてくれるのを幸いにと軽く耳をくすぐってやり……ほんの少しの意地悪心が沸き起こると、反対の手で彼女の纏う服を、ちょい、ちょい、と軽く引っ張ってみせて)
―――でも、ちゃんとした服、になっちゃうと……前の時みたいに、ふとした拍子にカースドのおっぱいがちらって見えちゃう事も減っちゃうかしら?―――あんまり普段からそう、だと危ない事のほうが多いから、ちゃんと着ていてくれる方が安心できるのだけれど、ね?
(なんて反対側の手でその服を軽く引っ張るようにしてからかい混じりの言葉を紡ぎ、そういえば、と、思い出したかのように至近の瞳を覗き込んで)
……カースドが“男の子のアレ”をちょっぴり克服したみたい、ってカレリアから聞いたのだけれど、その辺、もしかして、その魔族……『妖怪』関連……?

カースド > 「カレリア、はねー、結構ね、カースドに、会いに、来る、よー。」
耳をくすぐられると、くすぐったいやら嬉しいやらで「やーん」といいながら身をくねらせる。

服を引っ張る手に気付くと、指の欠けた手をその上に重ねて
「見たい、の?なら、み、見せて、あげる。二人、きり、だから、いい、よ。」
と、襟を引っ張って隙間から薄い胸が見えるようにする。
体の起伏が乏しいことと、下着をつけていないことによって、そのまま腹から下腹、そして無毛の性器までも見えてしまうかもしれない。

「アレ、はね。うん、タマモ、がね、生やせるん、だよ。そ、それで、き、気持ち、良かった、から、ラウラ、のも、多分、平気。」
白濁と青の瞳がじっと見つめ返す。気持ちよかったから、つまりそれで性交したということだろう。恥ずかしげもなく少女は認めた。

ラウラ > 私も、もう少しカースドに逢いに来る頻度、増やせると良いのだけれど……いっそ、今度、三人で逢ってみる?
(くすぐったそうな様子がいっそ嬉しかったのか、以前、話題最中の女性との間でそんな会話があったな、などと思い返して紡ぎ……みたいか、の言葉には素直に頷く)
勿論、って……服は着るようになったのに、下着はつけてないのねぇ……つまり、今みたいに引っ張っちゃうと丸見えなのは『今まで通り』ね?
(なんて意地悪な声音で囁くなり、じっ、と、目線は露骨……薄い胸元へと注ぐも、そちらも栄養の改善の所為もあるのだろう、以前よりも欲を煽る気がするのだから不思議なモノ、である。そうする合間にも、うず、と、悪戯の虫が囁くのか……撫でていた手を一度離すと、己は両手で彼女の服をするすると捲ろうとして)
―――なぁるほど……ふふ、オッケー、じゃあ、今日は、そうシてみましょっか、そうねぇ……びっくりしないように、私のも一度『見て』から、かな。ほぅら、カースド……服、もう、邪魔っけよ。朝までは、着ちゃ、だーめ……ね?
(捲ろうとしつつも脱がさないのは、暗に、脱いで、との催促である。では己は、と言えば羽織ったバスローブの帯を解くと―――その下は既に素裸。よく見れば部屋の隅に畳んだ服が置かれており、敷かれている為に判別はできないだろうが、下着もそこに置き去りだったりする。故に、ふる、と、小ぶりな胸と桜色の蕾を無防備に露出し、緩く足を開くと、無毛の、そこだけを見れば無垢に思えるスリットをも曝け出した)
……生やし方が一緒かどうか、も、判らないし……ね?
(何せ己のモノは魔術的なモノ、軽く瞼を伏せると意識を自分の下腹部へと集中……魔力を恥丘周辺に集めるだけ、ではあるのだが愛撫動作と平行できないのは今後の課題、だろう)

カースド > 「み、みんな、一緒?い、いい、よ。で、でも、ちゃん、と、カースド、と、遊んで、ね?ふ、二人で、話とか、し、しない、で。」
興味がカレリアに行って放置されるのが心配なようだ、ぐりぐりと頭を押し付けて、自分を忘れないように、と釘を刺す。

「したぎ、は、つ、作って、くれなかった、から、その、ままー。」
脱がされるのには無抵抗、むしろ両手を上げて脱がしやすいように協力する。
少女の肉体は、傷や火傷痕、下腹の文字は相変わらずだが、以前よりも少しふっくらした様子だ。
流石に恥ずかしいのか、足を閉じて、腕を組むようにして体を隠してしまった。

「タマモ、の、はやしかた、はね……えと、よ、良く、わかんなかった。」
恐らく妖術、と呼ばれる技術体系のものだろうが、少女の知識ではそれを察することは出来なかった。
魔術を使うのに興味を持ったのか、じっと魔力が集まる先、つまり相手の秘所を、顔を寄せて見つめている。

ラウラ > ……むしろ、カースドの取り合いになるんじゃないかしら……カレリア、結構カースドの事、お気に入りみたいだもの、勿論、私も、ね?
(そんな事を言えば押し付けてくれる額に、ちょん、と唇を寄せ、そのまま暫しあやすようにと髪を撫で梳いてやって)
―――うっかりえっちなトコとか乳首が見えちゃうラッキーを他の人に、が勿体無いなーって思うのだけれど……今みたいにぐいってした時にカースドの乳首とか見えないのもちょっと寂しいから……複雑ねぇ……
(もっとも、見えなかったら見えなかったで脱がしてしまうのだろう。―――今まさに、そう仕出かしている訳でもある。
以前に治療を試みたものの達成できなかった痕跡は残ってしまっているかと、その点に関しては難しい顔を一時浮かべるものの、脱衣せしめた素裸を前にとすれば……まじまじと、その改善ぶりを愛でてしまう。
もっとも、視線の集中点が隠されると小さく、残念、なんて呟きが零れるのだが)
……あんまり、じぃって見……あ、そうだ……だったら―――
(と、そこで丁度、己の術式も編み上がる。仮にも肉体変貌なのだから手間はかかるものの、いざ、と言う時に手間取るのも情けないと可能な限りの省略化は狙っているのだ。結果―――びょこん、と、陰毛が無い事は今まで通りでもあるし、屹立した位置も秘裂の上、恥丘、となる為に生殖器の部位としても若干のズレはあるだろう。それでも体躯に見合った太さと立派さ、そして、鈴口を含む再現度も相応。……違和感があるとすれば漂うのが雄の香りではなく、雌……蜜液のソレに近い、と言う事だろう)
ん、完成……ね、そんなに気になるなら、カースド……“コレ”を味見、してみる?まずはカースドのお口で、ね?
(つまりは咥えてみるか、の誘い。しかして何を企んでいるのやら、口元は、かつて羞恥じみた行為を繰り返した時のように少しの意地悪さを孕み釣りあがっていた)

カースド > 「そう、かな?それ、だったら、こ、困る、なー。ラウラ、も、カレリア、も、カースド、の、こと、だ、大好き、だもん、なー。」
仕方ないといった口ぶりだが、二人から可愛がられるのを想像したらしく、にやける顔を誤魔化すように、猫の顔洗いのように丸めた手で髪を撫で付ける。髪を梳く手の邪魔はしないようにして。

「もー、どっち、が、いい、の?ら、ラウラ、は、わがまま!」
付けたほうがいいのか付けないほうがいいのかわからなくなってしまう。混乱してしまったようで、少女のラウラ評に新たな形容詞が加わった。

食い入るように生えてきた男性器を見つめていたが、味見の提案に、顔を上げる。
「か、カース、ドの、口?うん、いい、よ。」
少女はこともなげに頷き、相手の腿に手を載せて大きく口を開くと、そそり立つ肉棒を根本まで一気に咥えてしまう。
そこにはまるで恥ずかしがる様子はなく、相手の目論見は外れてしまったかもしれない。
「ふぁふぇる(舐める)?」とくわえたまま、上目遣いに問いかける。

ラウラ > ええ、カースドの事、好きよ?……カレリアと二人でカースドにえっちな悪戯シ始めちゃったら、カースド、大丈夫?
(おそらくはどちらかが手を出せば、そのまま、と言うのは十分に考えられる展開だろうな、なんて、誤魔化しきれて居ない彼女の肌をこちょこちょとくすぐってみせて)
可愛くて大好きな子には、我侭になっちゃうの。そうねぇ……じゃあ、つけ始めても、私とデートの時にはつけない事……良い?
(偶然の出逢いで、となれば楽しみの一つだろう。……仮に下着も常から纏うようになった彼女に、己との逢瀬の折だけ今のように無防備な姿で、と強請る口実を今から作る辺りは、まさしくワガママ、と言えるだろう)
んっ……ん……!?
(さて、どう出るか……そんな思惑は、驚きと共に覆る。確かに成人男性と比べれば一回り物足りないかもしれないとは言え仮にも男性器の模倣体、それを事も無げに咥え込む少女に、ぱち、ぱち、と、瞬きを抑えきれずに居た)
カ、カースド……その、平気……なの?
(やらせておいて何を、と言われかねない台詞だろうが、それでも小さな唇に頬張られる生殖器は心地良さを訴えてくる。その証拠に、ひく、ひく、と、口腔内で悦楽反応を返してしまうのが、ともすれば悟れるかもしれず)
……ん、そう、ね、じゃあ……舐めて、みて?

カースド > 「二人で…?ふ、二人、とも、えっち、だなー。えへ、うぇへへ。」
素肌と直接くすぐられるのと、淫らで甘美な想像に、少々気味の悪い笑い声をあげる。

「うん。ラウ、ラとデート、の時、は、し、下着、着けない、ように、する、ね。」
それがどういった意味を持っているのか、今現在下着を着ける習慣のない少女には理解できていないかもしれない。こくこく、と頷く。

「うん、ふぇい、ひ(平気)。ふぁまも、の、ふぁめ、れら(タマモの舐めてた)。」
もう既に仕込まれているのだろう、舐めるように言われると、咥えたまま頷いて、舌全体を使って舐め始める。
「じゅぷ……ちゅる……じゅる、ちゅぷっ……。」
根本まで咥え込んで、くるくると舌を使って全体を舐める。上へ戻って、亀頭を含みながら裏筋やカリを刺激する。
年端もいかぬ少女が、手慣れた様子で男性器に奉仕する様子はとても淫靡に写ることだろう。

ラウラ > ……私がカースドにえっちなコトをしちゃって、カレリアがそれ、眺めてるだけーって、あると思う?
(なんて、目下悪戯真っ最中である己をダシに、ココには居ない少女へのモノすら含めて淫猥な妄想を煽ろうとし……怪しげな笑みが上がり始めればこら、とばかり、以前よりも手触りの良くなったカースドの胸元をちょん、と突く)
ええ、約束……忘れちゃだめ、だから、ね?ふふ……そうすれば、こんな風に可愛い乳首も、もーっとえっちなトコも、覗けちゃうもの、ねぇ……?
(現に先ほどやってくれたような絶景が今後も期待できるとなれば嬉しいのは本音、こんな風に、なんて煽るようにと指先でこちょこちょと胸の頂をくすぐってしまう上機嫌は、しかして……生成した男根を、予想外の巧みさで舐められると腰が僅かに引けてしまっていた)
っ、ぁ……ふ、っん……ぁ、ぅ……カ、カースド……だ、だいぶ吃驚、なんだけれど……そういう事、なら……ん、ふ……ねえ、カースド……全部、ぱくって食べないで……先っぽだけ、ちゅぅ、って、吸ってみてくれる?
(ひくっ、ひくっ、と、敏感に震える肉胴は、その反応が如何なるものか、を知っていれば射精寸前のモノと伺い知れるだろう。それでも、となれば濃くなって然るべき雄の精臭は微塵も漂う事が無く、むしろ、雌の香りが強くなっている有様。肉槍そのものから、と言う違和感もあるかもしれないが、では、と、その直下にある処女の蜜口を覗き込めばそちらも既に芳醇な蜜を宿し、一部はシーツに染み出てしまっている有様であった)

カースド > 「た、たぶん、ない、なぁー。えへへへ、ひゃっ。」
指で突かれれば、ぴくりと反応する。
「う、ん、わかった、やく、そく……ふぁ…ん…。」
更に、陥没した乳首をくすぐられれば、体が更に敏感になってしまっているようで、すぐに血が集まって、固くなった乳頭が姿を現した。

「ふぁふぃっふぉ?わふぁっふぁ。じゅるーっ。」
ビクビクと震えるのを舌で感じ取る、射精が近そうだ。
唾液と先走りの混ざったものを啜りながら顔を持ち上げ、要望通りに亀頭だけを咥えて、舌をくるくると回してカリを集中的に刺激しながら、トドメとばかりにストローを吸うように、一気に吸いこんだ。

ラウラ > ……ええ、約束、よ?
(そんな敏感さもまた心地の良いモノ。挙句に交わした危い約束も相まって期待感が煽られようと言う代物、だった。そんな状態もまた、己の性欲を煽ったか……男根以外での行為を望んでいた事から推察していた手管では無く、十分に慣れた、と窺い知れるソレを、正しく身をもって体験した己は、くっ、と、少し強く瞼を瞑る。トドメのように与えられる吸い上げに素直に屈するまいと足掻いた所為ではあるのだが、勿論……抗いきれる代物でもなければ、耐える事そのものは本来の目的と少しだけズレてしまうのだ)
わた、しのは、ね……こう、いうことも―――できる、のっ……!
(と、残った僅かな虚勢で少し腰を引き……直後、びゅる、と、盛大に迸った白濁を彼女の顔はおろか、脱がし果せた胸元に至るまで穢してしまおうと放つ魂胆である。―――咥え込ませたままでは飲み干されてしまうか、とも思ったが故の悪戯行為、生殖ではなく情交を目的とした器官は吐精の量が多く、一度目の射精である、と言うだけでも違和感を与えかねぬ迸り。……しかし、違和感、と言う意味では『迸った精液そのもの』も違和感の塊だろう。白濁し、粘質である、と言う所までは本来の精液と酷似した性質なのだが匂いは愛液のソレでしかなく、舐めた所で味も、蜜液のソレと全く一緒。―――種を明かせば単純、魔力生成の過程で精液に似せてこそ居るが成分は己の愛液である、というだけの話。そんな代物で穢すようにと迸らせ……萎えればまだ可愛げのある肉槍ではあるのだが、魔力生成の賜物であり、情交の為だけの器官は屹立の度合いを一切、変えて居なかった)