2016/02/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にルーフェンさんが現れました。
■ルーフェン > 廃屋の裏にある小さな庭
下着姿で井戸から水を組み上げれば頭から水を被り身体を洗う
旅の埃を落とし、二杯、三杯と水を頭からかぶる
ようやくようやくさっぱりしたような気がすれば、全身を震わせ水気を飛ばせば適当な所に火を起こす
焚き火の傍で身体を乾かせば、未だに汚れている服に袖を通し、どさり、とその場に腰を下ろした
「腹が減った…」
貧民地区の大通り、盛り場の方から聞こえる喧騒も隣のボロ屋から聞こえる夫婦喧嘩の声も、
時折聞こえる女性の絹を裂くような声も地下迷宮を彷徨い、その帰路で山賊に追い回されたり、
ゴブリンに追い回されたりしてようやく王都へと辿り着いた身としては懐かしいものであった
しかし、腹が減っていてはその懐かしさも半減
先立つものもないからさてさて、どうしたものかな、と腕を組みつつ思案するのだ
■ルーフェン > 大通りの方へいけば何かしら出会すこともあるだろう
そう思いたち、立ち上がれば外套を羽織る
腹が減っているからとりあえず、揉め事には近寄らないように心掛けよう、と自分に言い聞かせれば
フードを被り、焚き火の後始末をすれば腹をさすりながらこの場を後にする
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からルーフェンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にリトさんが現れました。
■リト > 片手に小さな巾着袋を持ち、裏路地をうろつく小さな影。
どこへ行くでもなく緩々と。袋の中には幾らか小銭こそ入っているが、自分には無用の長物。
「困ったなー……どーすればいいんだろー」
先程ちょいと拾ったものだ。かといって誰のものかもわかる筈無く、自分が貰い受けるわけにもいかない。必要がない。
そんなわけで困っているのだ。
■リト > 「んー……ここらに置いとけばいいかな?」
埒が明かないので、近くに無造作に置かれていた木箱の上にちょん、と乗せた。
その内誰かが持って帰ってくれるだろう――と思ったから。
「……これでよし! さ、帰ろー」
満足げに頷けば、宙に某かを指で描く。
同時に現れたのは靄のように霞む大きな扉。そこに身を滑り込ませれば―――忽ち、少女の姿は路地裏より掻き消えた。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からリトさんが去りました。