2016/01/16 のログ
ラウラ > (布地の引っ掛かりこそあれど肝心の覆いは無し……とくれば己は痛ましい文字を目端に留めはすれども、彼女が捲り続ける間の視線比重としては不意に拝む事の出来た可愛らしいスリットへと注がれる事となる)
じゃ、便宜上カースドね。……それって大丈夫って言えない気がするのよねぇ……いっかいちょっと治せる範囲で治してみたいけれど……
(この辺りは己の趣味の所為、でもある。何の事は無い、恐らくはそんな意図を持って捲った訳ではないのであろうが、往来で肌を……それも秘めて然るべき恥丘を拝ませて貰った役得を味わった以上はそのお返しも考えてみたい―――持てる立場にあるが故の我侭と言えるだろうか)
冒険者名簿に……なら、大丈夫そうね。私の名前も隅にとは言え名簿に記載されているのだし……あ、そうそう、私ね、学生だけれど時々その“冒険者”って所に顔を出すのよ
(より仔細に説明すればもう少しややこしいのだが、探しやすい立場にいる事だけが伝わればよかろうと幾分か省いたもの。そうして幾らか図案化されているものの縫い取られた名前を、ここよ、とばかりに指し示して)
うん?―――っ、ぷ……ふふ、なんだ、ばれちゃったんだ、あなたの、えっちなトコを覗いたの。そうねぇ……今これから―――じゃ、ちょっとあなたの事をたっぷり可愛がる時間が少ないの。だから、んー……宿の場所と地図、それと、日付の数え方は、判る?判るなら提案……まず、あなたの体を少し調べさせて?で、治る傷は治るか試す……ただし、これは“治療”じゃないわ。私は傷の手当を学んでいるから、あなたには、私のお勉強の手助けをして欲しいの
(こちらは半分本当で半分嘘、である。古傷の手当てが出来るようになれば己の才覚を伸ばす結果に繋がる事は本音……なのだが、何も彼女に的を絞る必要は無い―――実際の所は少女が無碍に痛ましい姿になっているのを、こうして関わった以上見捨てるのは面白く無いと言う我侭である)
で、もう一つは……ふふ、そうね、折角、えっちなトコを見せてもらったんだんだもの、どうせなら、もっと見たいし、それ以上の事もシたいわ。
―――ゆっくり、ね。だから日を改めたいの。……覚えていられそう?

カースド > 夜風が素肌に当たる。ぶるっと一度震えて、服を戻した。

「ら、ラウラも、ぼうけんしゃ?ぼ、ぼうけんしゃは、い、良い人が、い、いるねぇ。」この短期間で二人の人間に助けられ、そのどちらもぼうけんしゃである。冒険者に優しい人が多いと、少女は勘違いした。

「……。」じっと相手の言葉に耳を傾けて、知っている単語を拾って意味を理解しようと務める。話終わってから、数秒経って口を開いた。
「カースドの、体で、お、おべんきょう、したいんだね。い、良いよ。おかねくれれば、な、な、何、しても、良い。」コクコク、と頷いて承諾する。その程度ならお安いご用だ。

「お、覚えるよ。か、カースド、が、頑張って覚える。カレリ、アが、カースド、頭はわ、わ、悪く、ないって、言ってた。ば、馬鹿じゃない、って。」覚える自信はあったし、ここで断ったらお金をもらえなくなる。ブンブンと勢い良く、頭を縦に振った。

ラウラ > あら……戻しちゃうんだ、残念……ああ、また捲るのは今度の時で良いわよ?
(途中まで茶化し、そんな事を言えば彼女の事だから再び夜風を浴びてしまうかと思って補足した形。それでも冷気から身を守る本能がある事には内心、安堵してしまっていた)
……残念、そっちが本業じゃないの、あくまでも『名簿に一応載ってる』だけで、冒険者で収入を得ている訳じゃないわ、私はね、学生なの。―――冒険者だからって安心しない方が良いわよ、性に飢えてる冒険者も少ない訳じゃないし
(こんな風に、と、己は無造作な手付きで彼女の胸元を撫でてしまう心算。避けられなければ下着の有無を探りつつ……身につけていないようであればボロをコレ幸いと胸の頂を軽く探ろうとしてしまうのだが)
じゃ、約束成立……あ、勿論、えっちな事もするから、そのつもりでね?
(お勉強だけで済ませる心算は無い、と追い討ち一つ。そこまで言うと再びケープの内側に手を入れ、メモ用紙と簡易筆記具、それから持ち歩き用の財布を取り出して)
楽しみにしてる、じゃあ場所は……んー……邪魔が入らない方が良いしお楽しみは多い方が良いし……
(なにやら不穏な呟きが混ざるものの、さらさらと書いて行くは簡略化した地図。一応目印になるものは丁寧に記載されて行くソレと、隅に署名とばかりに『ラウラ』の文字を筆致。その紙に、重しとばかりに50ゴルドコインを挟み込むと折り畳んで額が判らないようにして)
―――はい、前約束の代金……今日の分、って所ね、今日はえっちできないけど、売り込んでくれたのに『また今度』ってするのだしね
(そこまで紡ぎ……はい、と、丁寧に手渡し彼女の手に握らせようとして)

カースド > 「さ、寒いから…。」見たいなら、ともう一度まくろうとするが止められたので、手を戻した。

「が、がくせい…ラウ、ラは、おべんきょう、す、する人だね。だから、カースドでも、お、おべんきょう、したいんだ。で、でも、ラウラは、い、良い人、だよね…?」
ブラはつけておらず、探る手も、じっと見下ろすだけで抵抗はしない。だから触ろうとすれば簡単だった。
「ん……んふっ…。」小さく、吐息を漏らす。

「い、良いよ。カースドは、しょうふだし。え、えっちなこと、す、す、すき、だから。」
さらさらと字を書いている様子を、興味深げに見ている。それにコインを包んで渡されれば、少し困ったように。
「お、お金…ま、ま、まだ、しごとしてないよ?そ、そ、それ、に、にじゅうよりきっと、多いよ。」

ラウラ > 見たいけど、寒い所では私も我慢……今日の所は、だから……次の時、もっと捲って貰う……か、そうねぇ……手荷物もあるだろうから無理は言わないし、そうほいほいとハダカだと危ないけれど、その地図の建物に入ったら脱いで居て貰おうかしら
(半分冗談、半分本気、と言った体で茶化す言葉を紡ぎ……ノーブラの胸元を細い手指で撫で回すなり、淡い吐息を聞きつけるとボロなのを良い事に淡さを楽しみつつ、頂を手繰ると指でころ、ころ、と、雑談最中に軽い快楽を浴びせてしまおうとして)
ええ、日々勉強するのが私の立場……カースドの傷を少しでも軽く出来れば治癒術の腕の練習になるもの。
―――良い人、かどうかは……カースドの感じたままで良いわよ、私は私で、シたい事をしようとしてるだけだもの
(そんな風に半端な愛撫を与えておきながら、ふっ、と身を少し離すと書き物支度。内心ではこのまま、この少女を連れて帰ってしまいたいと思うのだが……寮に連れ帰れば大問題、実家に連れ帰ろうものならもっと問題になるだろうと、侭ならないな、なんて嘆息が漏れてしまう)
あら、さっき、カースドのえっちな所をばっちり見ちゃったし、あれだけおっぱい触られておきながら“娼婦”のカースドは“ただ働き”するの?
(そう言うと、己の手で彼女の手を上から握る事で、きゅっ、と、少し強引に硬貨を芯にした地図を握らせてしまう心算だった)
―――丁度良いコインが無かったの。それに『何日何時に此処においで』って言うお誘いしてるんだから、それまでの分なんだ、って、持っといて、ね?と、言う訳で……今日の所は……―――“また”ね。
(硬貨として“一枚”に拘らなければ二十ぴったりを払う事は不可能ではなかった、しかし何となく格好が付かないと思った分と……彼女は無慈悲な強奪にあったばかり、だという。なれば多すぎず、それでも、彼女が掲げた“一晩”の代金を多少引き伸ばせる額……そうして、硬貨が一つ、繰り上がっただけの事。そう言い訳すると多少強引に握らせ、渋るようであれば“オマケ”とばかりに唇を軽く触れ合わせての行き過ぎた悪戯を追加する事で物理的な口封じとし……―――再会を、と願いつつ己は今宵、この場を後にする事となる。願わくば……次、は、少しでも無事な彼女に会えれば良いな、なんて思いつつ―――)

カースド > 「えと……む、難しいこと、よ、よくわからないけど…ラウ、ラは良い人、だとか、か、カースドは……」と言いかけたところに、一瞬だけ口を塞がれる。
驚いている間に、相手は立ち去っていって。

「ま、またね。か、か、カースド、ラウラに、また、会いたい。きょ、今日は、ほんとに、あ、あ、あり、がと。」その背中を、大きく手を振りながら見送る。

ご案内:「貧民地区 裏路地」からラウラさんが去りました。
ご案内:「貧民地区 裏路地」からカースドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にプラセルさんが現れました。
プラセル > 日が暮れ始め、茜色に染まる路地を抜けてやってきたのは地区の中でもどう言った理由かは分からないがあまり人が寄り付かぬ空き地。
休暇の度に行っていた地区の散策途中で見つけた場所だ。
空き地の隅、瓦礫の上に腰掛けては、何処を見るでもなくぼんやりと景色を視界へと取り込んで。

「―――――……。」

無意識の内、少女の唇から嘆息が零れ落ちる。
何時の間にか視線が下がり、遂には地面へと落ちてその儘石ころばかりが転がる地へと縛り付けられたように焦点が結ばれてしまう。