2015/12/02 のログ
ご案内:「酒場兼娼婦宿・Collar less」にプラセルさんが現れました。
プラセル > (客で賑わう酒場の中、食事や酒の置かれたトレイを持って忙しなくテーブルからテーブルへと渡り歩く少女が一人。普段は降ろしっ放しにそしている髪は、今は高い位置で一纏めにしている。如何せん、髪が長い。間違って料理や酒に入りでもしたら困るのだ)―――お待たせしました。(忙しなく動き回ってはいるが、対応は常にこのロー気味の調子。相変わらず愛想はそこまで良くない。しかし、料理皿を置く仕草は丁寧だ。離れる際もぺこ、と小さく頭を垂らし)
プラセル > (店じまいの時間まで、そうして動き回る姿があった)
ご案内:「酒場兼娼婦宿・Collar less」からプラセルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にルーフェンさんが現れました。
ルーフェン > 雑多な露天が立ち並ぶ貧民地区の一角
お忍びの貴族からティルヒア動乱に巻き込まれ行き場をなくした流浪民、傭兵崩れに敗残兵、亜人の娼婦…
1つ1つ上げていったらキリがない人種の見本市のような場所は今夜も笑い声に悲鳴に怒声と独特な活気に満ち満ちていた

そんな、人々の営みをぼんやりと肉の焼ける匂いの香ばしい露天の前で肉と野菜が交互に刺された串焼きを、
両手に一本ずつ手に持ち、ぼんやりと眺める

「…店主、一番右、焦げてとるよ?」

口いっぱいに肉と野菜を頬張りながら、肉が焼ける微かな音を聞き分ければせっせと串焼きに精を出す店主に声を掛ける

―――おっといけねえ。

と。
慌てた様子で南国生まれらしく茶褐色の肌をした露天の店主は慌てて串をひっくり返す
ちらり、とその様子を見やれば、店主は此方を見てはニコリと白い歯を見せて微笑んでいた

「…気味悪いほどに白い歯じゃな。店主が死んだら貰い受けよう」

自慢の宝物の1つに加えて進ぜよう…等と冗談交じりに伝えれば、勘弁して下さい、と店主は人懐こい笑みを浮かべる
相変わらず、規則正しい歯列が、きらりと光っているように見えた

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」に魔王アスモデウスさんが現れました。