2022/04/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 廊下」にイアラスさんが現れました。
■イアラス > 長い王城の廊下。
扉の多く並ぶそこを、革靴の音を小さく響かせて歩いている。
商談がある訳でも来客の予定があるわけでは今のところなく。
通り掛かる人物がいれば声をかけ、扉の中に連れ込もうと言う魂胆。
最も、それに引っ掛かるのは事情を良く知らないもので、良く知るものなら危険を回避するためにここは通らないだろうことも承知の上。
稀に、上位の貴族や王族との縁を求めてくるものもいるものの、そういう相手に出会えるかどうかの確率は低いだろう。
「そういうことを承知でここにいるのだから、私も大概だな。
こちらより学院で生徒を弄んだ方が確率は高いかもしれんが。
とはいえ、少し手を出し過ぎたからしばらくは自粛せねばならんし」
学院で学生に手を出し過ぎ、暫く冷却期間を置くべきかと自粛。
とはいえ、それなら、と王城に来る辺り、男の好きものっぷりが分かるだろうか。
廊下の途中まで歩き、窓辺に来ればそこに背を預けて人が通りかかるのを待つことにする。
もちろん、男が来た場合はスルーするのだが。
■イアラス > 暫く窓辺に立ち、窓の外の風景や行きかう人々を眺める。
見知った顔がいるのを見かけたり、空を白い鳥が飛んでいくのを無為に眺めていたが、だんだんとそれにも飽きてきて。
どうやら今回は獲物になる人物は見つからないらしい、そう諦めをつけてはその場を立ち去り、王城を後にした。
ご案内:「王都マグメール 王城 廊下」からイアラスさんが去りました。