2022/04/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城」にヴァイオレットさんが現れました。
■ヴァイオレット > 紳士淑女の集う場所、賑わう夜会の席を離れた、
そのときにはもう、足許が覚束無くなっていたように思う。
父親も、兄たちもそれぞれのパートナーの相手に忙しく、
城へ出向くのは初めてでもなかったから――――外まで、は無理でも、
従者たちが詰めている、控えの間までならばなんとか。
そう考えて一人、廊下を辿り始めた娘は、しかし今、その決断を後悔していた。
「……何処、なの、ここは、……何だか、ふわふわする、わ」
廊下に面した窓から、月明かりが差し込んでいる筈だけれど。
娘の視界はやけに暗く、ぐにゃぐにゃと歪んで、まるで異世界。
知らず片手を壁につき、縋りつくようにして歩を進めるも、
踏み締める床の感触すら、ひどく頼りなく感じられて―――――
夜会の席で何か盛られたのか、あるいは、単なる体調不良か。
どちらにしても、娘の意識は閉ざされる寸前。
このままでは城内の、どの辺りかすらわからない場所で、
敢え無く行き倒れ、と相成るのも、時間の問題と思われた。
ご案内:「王都マグメール 王城」にキルシュナさんが現れました。
■キルシュナ > 夢でも見たか、はたまた異空間に囚われたのか、境界すら曖昧に感じられる王宮廊下の景色の中、ずもももも…っと周囲の暗がりが床上に影を広げそこからぬるりと長躯を立ち上がらせた。
見るからに悪魔めいた禍々しい出現演出ではあったが
「――――おんや、おやおやぁ? どないしたんヴィオちゃん、妙に体調悪そやないの♥」
切れ長の金眼を細め、にんまりと大口の端を吊り上げ男爵令嬢を見下ろすのは、褐色のむちむちボディを水着めいて露出の多い黒装束で包み込んだ猫娘。
艶やかな前下がりボブの頭頂でピクつく猫耳と、豊満な曲線を描く尻の後ろでくなくな揺れる黒尾の動きが示す通りのミレー族である。
編み帷子の隙間から深い谷間を見せつける爆乳をたゆんたゆゆんっと揺らして近付く様子は、体調不良の知人を心配しての物にも見えるが、相も変らぬ軽薄な笑みや、言葉尻にねっとりと滲む淫靡な気配は、この猫娘こそが彼女の不調の原因なのではなんて考えすら浮かばせよう。
■ヴァイオレット > 頭から闇に呑まれるよう、今にも倒れ込みそうな前傾姿勢で、それでも、一歩。
踏み出した足のすぐ先で、ぞろり、と闇が動いた。
「ひ、――――――――――― っ、っ!?」
一歩踏み出した体勢のまま、ぎくりと身を強張らせた娘の前に。
現れたのは悪魔――――――ではないけれど、ある意味、娘にとっては悪魔以上にタチの悪い、そんな存在。
何故、ここにミレーが。
何故この女は、こんなに馴れ馴れしく。
記憶を巻き戻された娘にとっては、しごく真っ当である筈の疑問たちが、
震えるくちびるから零れ出すよりも、早く。
「ぁ゛、――――――… こ、ない、で……!!」
ほとんど悲鳴と言っても良いくらい、高く掠れた声だった。
からだの芯がじゅくりと疼いて、視線を交わしただけで、
腰砕けになってしまいそうな、そんな感覚に慄いてしまいながら。
我と我が身をきつく掻き抱くと、じり、と半歩、更にもう半歩。
後ずさって、ふるふると頭を振りながら―――――それなのに、頬は紅く。
浅く、忙しなくなる呼吸すら、熱を帯びて湿り始めていた。
■キルシュナ > 「うぃひひひひっ♥ なんやヴィオちゃん、そない怯えた反応されるとおちんぽむらむらキてまうやん♥ ウチや、ウチ、キルシュナや。覚えとるやろ、ほれ、この間の………あー……石牢で……えぇと、まぁ……と、とにかく気持ちよかったやろぉ?♥」
予想以上の怯えっぷりにぞくりと嗜虐を煽られるも、とりあえずは安心させようかと不穏な笑みを柔らかな物に変え、彼女との素敵な思い出を語ろうとするのだが――――うん。素敵な思い出というか、普通に監禁レイプの犯罪記憶だったので適当に誤魔化した。
「ほれほれ、そないふら付いた身体で無理すると倒れてまうよぉ♥ ウチがエスコートしたるから、その辺の部屋でちょいと休もやないか♥♥」
更に後ずさろうとする貴族令嬢にずずいと近付き、馴れ馴れしくも不躾な細腕で彼女の腰を抱き寄せる。
妙に男性的で力強いそれは、エロ猫の爆乳とドレスの胸元を盛り上げる豊乳とをばゆんっと重ね合わせた。
まろみを帯びた脂肪層の奥、鍛え上げられ引き締まった筋肉の弾力を有する柔らかさと、ふわっと鼻腔を擽る柑橘の体臭は、消された記憶の中に潜むエロ猫とのあれこれをじゅくりと染み出させるかも知れない。
■ヴァイオレット > 「…… し、―――――――――― 」
知らない、ミレーに知り合いなんか居る筈ない、あんた、誰。
そう言い返すつもりだったのに、声が出て来なくなってしまった。
貴族娘の語彙には無い筈の下品な単語、記憶の綻びを誘う言葉の端々に、
ぐらり、頭が煮え立つような感覚を誘われたせいだ。
どこかの訛りが強く出た、妙に柔らかく鼓膜を擽る声音に。
漂い来る、熟れた柑橘を思わせる香りに。
背筋が粟立ち、下腹の辺りに熱が渦を巻き、逃げる動作が一拍遅れた。
距離を詰められ、抱き寄せられた女の懐へ、ぎゅむり、密着を強いられた途端。
ぶる、と、娘のからだが大きく震えて、
「だ、めぇええ、え゛、ぇ゛ッ―――――♡」
今度の悲鳴はあまりにも、淫らな響きを伴うもの。
仰のいた喉をついて迸るそれは、まるで行為のさなかに弾ける嬌声じみて、
彼女の、そして何より娘自身の性感を掻き立てる。
駄々をこねるような仕草でまだ、頭を振り続けていたけれども、
呼吸はますます切迫して、からだはぐにゃりと蕩け落ちて、
もう、どこへでもお持ち帰りください、と言わんばかりの有り様だった。
■キルシュナ > 「――――んぉ?」
石牢に囚われていた彼女を散々に辱めたのは少し前の事。
あれだけ念入りに可愛がってあげたのだから、早々忘れる事などないだろうに、彼女の反応はどうにも薄い。
怪訝な顔して柳眉を寄せつつも、とりあえず彼女が倒れてしまわぬ様にと肉付きの良い肢体を抱き寄せた所で
「おぉぉおっ!?」
流石に驚き抱擁を手放してしまった。
その場に崩れ落ちた貴族令嬢の様子は、先にも増して不自然極まりない。
エロ猫の敏感な鼻先が嗅ぎ取るのは、発情しきった雌の臭い。
これではまるで、彼女の脳裏からキルシュナという凌辱者の記憶が消えて、その分、身体に刻み込まれた官能が過剰反応しているかのよう。
「――――――は、はぁぁん?♥ にゃるほどにゃるほど、そういう事やったんかぁ。前ん時からヴィオちゃんの精神に絡みついとる妙な術式気にはなっとったんやけど、ヴィオちゃん、ウチの事覚えてへんのやろ。 ―――――せ・や・け・ど・もぉ…………ほれ♥」
お辞儀するかに腰を折り、へたり込んだ令嬢を横向けた顔で覗き込みつつぢぃぃぃ…っとクロッチの"じっぱぁ"を引き下げたエロ猫が改めて伸ばした腰を突き出せば
――――ぼろんっ♥
彼女の鼻先に、未だ半勃ちでありながら子供の腕程もあろうだろうおちんぽ様が突き付けられた。
そこからむわぁ…っ♥ と立ち昇る性臭は、彼女にとってたまらぬ芳香として感じられる事だろう。
正直臭い。アンモニアを多分に含んだ不潔な臭い。
にもかかわらず、ずっと嗅いでいたくなる様な癖になってしまいそうな何か―――雌の胎奥をダイレクトに揺さぶる濃厚なフェロモンが、男爵令嬢の脳髄を溶解させる。
■ヴァイオレット > なにも、憶えていない。
――――――憶えていない、筈。
だけれども、所詮は不自然なのだ。
あったこと、を、なかったこと、にしてしまう術式、などというものは。
その経験が、記憶が、鮮烈であればあるほどに、―――――頭の片隅に、からだの奥に、
こびりついて残ってしまうものは、ある。
記憶が書き換えられても、からだが重ねた時間を巻き戻されても。
抱擁を解かれれば呆気無く、その場へへたり込んでしまうくらいに、もう、どうしようもなく。
「は、 ぁ、っ……… ぁふ、ぅ、…… んん、ッ………、
―――――――― ひ、 っきゃあ、ん、ん゛、っ……♡」
行儀の悪い子供みたいに、ぺったりと床に座り込んで。
潤みきった眼差しで彼女を仰ぎ見る、眼前に突きつけられた、雄の逸物。
およそ良い香りとは言えない、濃厚な性臭を放つ、グロテスクで醜悪な、
――――――その、筈なのに。
ゆらり、と、娘が上体を伸び上がらせた。
やや前のめりに、鼻先で揺れる屹立の先端へ、魅入られたように顔を寄せて。
は、は、と短く息を継ぎながら、夢見るようにとろりと瞼を半ば伏せ、
あ、のかたちに開いたくちびるから、ぬらりと紅く唾液にまみれた舌先を覗かせて。
「ぁ゛、………はぅ、ん……♡
ぉ…… ち、んぽ、 しゃま、ぁ゛……♡ んむ゛、ぅ゛♡」
クンクンと鼻を鳴らして、ちろり、舌先を触れさせる。
床にへたり込んだままの腰を、もじもじと蠢かせながら、
ちろり、ぴちゃり、――――――止められなければ、はみゅり、頬張ろうとさえして。
■キルシュナ > 「……………………♥」
突き付けられた逸物を見る紫瞳はどろっどろに蕩け切っていた。
これならば何を言う必要もない。
そう判断したエロ猫は、にんまりと笑み細めた金眼で令嬢を見下ろしたまま仁王立ち。
ヒクつく小鼻の呼気がくすぐったくも心地よい。
おずおずと伸ばされた舌先には、ひくんっと太胴を弾ませて、むっくりと寝起きの竜が鎌首を擡げるかに巨根を屹立させていく。
「ん、ふ♥ せやで、ヴィオちゃん♥ おちんぽ様や♥ キルシュナお姉様ののおちんぽや様♥♥ ええ臭いやろ♥ たまらん味やろぉ?♥ ほれ、先端から溢れた汁もちゅーちゅー啜ってええんやでぇ?♥♥」
はーっ♥ はーっ♥ と呼吸に興奮の色を塗布しつつ、舌先を伸ばす彼女の頬をべちん、べちんと張る。
未だ完勃ちには至らぬ、それでも十分な重量感を伴う太蛇の頬叩きは、その凶悪なまでの逞しさを否が応にも感じさせよう。
そんな戯れを経てますますの強張りで反り返っていく怒張の根を抑えれば、じんわりと玉滴を膨らませつつある黒槍の穂先を彼女の唇に触れさせる。
火傷しそうな程の体温、生塩っぱい滑りの味わい、立ち昇る悪臭はますます強く、太幹にびきびきと走る血管は邪悪さすら感じさせようか。
そうして彼女が黒光する先端部を頬張るならば
「――――おほっ♥」
変態猫は浅ましい悦声を漏らしつつ、ハニーブロンドの頭頂に褐色の繊手を乗せた。主の言う事をきちんと聞いたペットを褒めるかの動きは、ミレー族を侮蔑する令嬢にとっては激怒してもおかしくない無礼な行動のはずである。
にもかかわらず、おちんぽ様にがっつりと躾けられ、屈服させられた心根は、その感触に蕩ける様な心地良さばかりを感じるのではないだろうか。
■ヴァイオレット > 「ん゛、 ふぅ、ぅ゛♡ ほ、っぺ、…… いた、ぁ、い……♡」
蔑むべき種族の女に、張り手を食らうだけでもきっと、正気であれば怒り狂うだろうに。
あろうことか、剥き出しの逸物で頬を張られたというのに、娘は甘く啼いてしまう。
双眸はますます蕩け落ちてうっすら涙の膜を張り、ゆるく瞬く仕草さえ、どこか甘えを孕むもの。
尖らせたくちびるに穂先を捉え、ちゅ、く、と滲む蜜玉を吸い立てて、
はふぅ、と満足げに息を吐き。
「おい、ひ……♡ 喉、に……ぃ、べとって、絡ん、れ゛……ぇ、
はひゅ、―――――― ぅ゛、ふぅ、ん゛っ、ん゛……む゛、ぅ゛♡」
はじめ、目の当たりにした時には、わずかばかりの違和感があった。
あの日、娘が純潔を捧げたのは、これ、ではないような――――――けれど、すぐに。
目の前でむくむくと頭を擡げ、見る間に猛り形を変える、そう、間違いなくこのカタチ。
嬉しくて、もう、居てもたってもいられなくて、お行儀悪く食みついた。
頭上から聞こえた彼女の声に、蜂蜜色の頭に載せられた繊手のあたたかさに、
胸の奥から沸き起こったのは、怒りとは真逆の感情。
嬉しい、もっと、もっと撫でて欲しい――――――もっと、虜にして欲しい。
はしたなく揺れ動く腰を浮かせて、両腕を伸ばし、彼女の下肢へしがみつきにゆく。
そうして彼女の股間へ、頬を、鼻を擦りつけるような勢いで。
ちゅぷ、にゅ、ぐ、ぴちゃ、っ――――――粘つきを、匂いの源を、舌でこそげ取ってしまおうと。
鈴口を擽り、亀頭の丸みを舐め回し、括れの部分を穿るように。
そうして、じゅ、ずぢゅ、ぅ――――――浅ましい、けだものじみた音とともに、穂先を強く吸い立てる。