2021/08/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城・庭園」にラチェルさんが現れました。
■ラチェル > 今日はあいにくの雨模様で、美しく整えられた庭園も閑散としている。
そぼ降る雨に降りこめられたよう、その片隅で蹲る人影があった。
石造りの瀟洒な東屋の中、硬いベンチに腰掛けた、しどけない寝間着姿の少女。
ぼんやりと、熱に浮かされたような眼差しが虚空を彷徨い、
細く白い手指は、腿までたくし上げられた寝間着の裾から、その奥へ忍び入っていた。
「は、 ぅ……… んん、っ、……… あぁ、ん………♡」
つい昨日まで無垢であった娘は、今や、快楽を知ってしまった。
いけないと思いつつも、抗えぬ魔力に操られるよう、
ぎこちなく秘すべき箇所を探り、拙い指づかいで泥濘を浅く掻き回し、
か細く、けれどはしたなく濡れた喘ぎを洩らしてしまう。
部屋から抜け出て、ひと目につかないところを選んだ。
ひとりで城を出ることなど、思いもつかない娘には、ここが精いっぱいの、
『外の世界』であり――――――秘密は、守られるはずだった。
ご案内:「王都マグメール 王城・庭園」にルヴィエラさんが現れました。
■ルヴィエラ > (先刻まで、知己となった一人の貴族との些細な談笑をしながら
歩く廊下の先で、ふと足を止める
如何したのかと、小首を傾げた貴族に対して
嫌なに、所用を思い出しただけさ、と、気に止めぬ様に告げれば
貴族も又、そうか、多忙で在るものな、等と勝手に納得し
特段疑問にも思わず、その場を離れてくれた
――振り向く雨の外。 庭園へ続く道。
傘も無く、其の儘の姿でゆっくりと歩み出し
向かうは、人眼から離れた場所、庭園の奥。
其処に建てられた東屋へと、静かに歩み寄る其の姿は
――何故か、僅かも雨粒に濡れてはいなかった。)
「――――――………其れでは足りないだろう?」
(声が、あまく、脳髄から融かす様な声が響いたのは。
恐らく娘が、其の拙い愛撫で、自慰で、漸く絶頂の階を登れそうになった頃合いに
教え込む様に、伸ばされた指先が、娘の秘裂を掻き回す指に添えられて
――その指を、もっと奥へ。 ざらついた、粒だった個所を抑えつけられる様に
導いて――教える、か)。
■ラチェル > 一夜限り、ほんのいっとき、夢のように消え失せるはずの―――――
そうはゆかないのが、ひとの身体、そして心。
憶えてしまった官能が、稚いこの身には苛烈に過ぎるほど、
いっそ暴力としか呼べぬようなものであったがために、
強く、あまりにも深く、爪痕は残って。
けれども、臆病な細い指では届かない。
とても辿り着けるはずがない、それでもようやく、そこに手が届くかと―――――
思い始めた、そんな頃合いに、響く声音。
どこから来たのか、拙い自涜に没頭していた娘は気付かなかった。
気が付いて、びくりと身を震わせ、慌てて手を引こうとしたけれど。
「ひゃ、 あん、っ………!」
ぐ、ちゅ。
蜜音を響かせ、奥へ沈む指先に、裡襞のざらつきが触れる。
きゅう、と反射的に引き絞られたくちびる、高く跳ねる啼き声。
まるで痛みを堪えるよう、きつく目を瞑って身を縮こまらせた娘の、
ゆるく開かれ、投げ出された腿の内側を、音もなく伝い落ちる透明なもの。
は、は、と短く、忙しなく呼吸を繋ぎながら、弱々しく頭を振って俯き。
「ぁ、……… はぁ、ん、んッ――――――♡」
誘われて、導かれて、指の動きが滑らかに、より深く抉るように変わる。
止めたいのに、止めなければならないと思うのに、もう、どうにもならなかった。
上体がぐらつき、傾いで、現れた男へしな垂れかかろうとすら。
■ルヴィエラ > (一緒になって、浅く指が潜る
けれど、あくまで今は娘自身の指で抉らせる、深い所
其処が、雌の身で悦を得る所なのだと、自らの身体を教えて行く様に
困惑よりも、混乱よりも、貪る事を優先し始めた娘へ――優しく
されど、其れが間違いなく娘にとっては、悪夢への導きで在ると
――予感させる事は、在るのだろうか。)
「―――良い声で鳴くね。
爪を立てぬ様に、優しく擦りなさい。 ……そうして、少しずつ奥に。」
(導く声と共に、しな垂れかかる身を受け止める
其の背に片掌を回し、支えながら、娘の指と一緒に自らの指を時折差し込み
如何擦れば良いか、如何愛でれば悦いか、一緒になって愛撫を始めれば
きっと、先刻までよりも、余りにも簡単に快楽の水面が上がって行く
そうして、東屋の中で娘の身を、ゆっくりと抱き込めば
其の内に、自らの膝の上へと誘い、同時に
彼女が其れ迄触れぬ儘であった、乳房を。
そっと包み取り、先端を捉えて、捏ね出そう
擦り上げ、先端を尖らせるように扱いて――また、彼女に教えて行く)。
■ラチェル > 「ん、ふッ―――― ゃ、ぁ、 あぅ、ぅ、 熱い、ぃ………」
ほんの昨日まで、本当に、何も知らなかったのに。
この身体のなかに、奥深くに、こんなにも熱く潤んでしまう場所があることも、
そこを弄り回しているだけで、頭がふわふわして、胸が苦しくて、
――――――もっと先まで、欲しくなってしまうことも。
抱きつけない両手の代わりに、しっとりと汗ばんだ額を擦りつけ、
忍び込んできた長くしなやかな指を、深く沈めたくて腰を突き出し。
くちゅくちゅと嬲り玩びながら、もう一方の手は呪わしい肉竿の根元を、
ぐ、ぐ、と無意識に押し捏ね、揉み潰し、より深い官能を得ようとする。
誘惑の香りを纏わせた男の懐へ、ふくよかな口唇で食みついて、
「ぃ、ゃ、……… 恥ずかし、い、こんな、はした、な…… ひ、ぁん、んっ、
だめ、ぇ………… だめ、――――― も、ッもぅ、ぅ、いじ、…… 虐め、ないでぇ、っ……♡」
抱きかかえられて、男の腰を跨ぐ格好に。
淫らな悦びのしずくで、男の下衣を濡らしてしまいながら、
寝間着の薄く柔らかな生地ごと包み込まれた乳房を、ふくりとした頂を弄られ、
ますます追い詰められ、煽り立てられて、悲痛な声を迸らせる。
摘ままれ、穿り出され、普段は露出していない先端が硬く尖り始めれば、
そこを指先が掠めるだけで、目も眩むほどの官能が頭の芯を焼くのだから。
娘が堪え切れなくなって、埋もれた指をきつく食い締めてしまうのも、
切羽詰まった啼き声が『次』をねだってしまうのも、あっけないほどに早く。
■ルヴィエラ > (娘の小さな指だけでは、触れられない奥まで
触れようとすれば、其れは疼きにすら繋がって行く
触れられない、と言う焦燥を煽る様に指が、粘膜を擦って快楽を与え
けれど、其れが更なる欲望の呼び水となる事まで…きっと、教えて仕舞う
膝上へと抱く形になった娘の身体を、娘自身の愛撫に重ね
水かあの指で、身体で、官能を呼び覚まさせてゆく其の合間
唇を、其の首筋へと触れさせれば、柔く其処を歯を立てる
まるで、昨夜、其の首筋に歯を立てた蛇の様に。)
「―――――――……おや、虐める心算は無かったのだがね。
……では、堪え切れなくなって仕舞ったなら…、……続きを、しようか。」
(耳元に響く声と共に、娘の秘部から外される指先
少しだけ、其の身体を自分の元へと抱き寄せたなら、其の後頭部を掌で優しく支えた後で
――押し付けた腰、娘の秘裂へと代わりに触れる、熱
其の陰核が変じた陰茎とは、比べ物にならない、雄其の物
其の身を唯一、其の奥まで満たし、犯し、陥落させた存在を
緩やかに擦り付け、そして、其の先端をまだ、慎ましやかな孔へと突き付ければ
ぐ、ぷ と、拓いて行く。
亀頭を押し込み、粘膜を拡げ、先刻まで可憐な指先が必死に慰撫していた粘膜の個所を
余りにもあっけなく、強烈に擦り上げ、蹂躙して行きながら
其れが、娘にとって何よりも渇望して居た物だと言う事実を、自覚させる様に
同じように、一度目は引き裂く痛みを与えた筈の純潔の証は、もう無い
其処を、跡地を通り抜ける際に感じるのは、純粋な快楽ばかりだろう
そうして、ぐちりと、濡れた音を響かせながら先端が、娘の子宮を、淫蕩に押しつぶし、拉げさせて
――酷い、雌としての衝動を。 飢餓感にも似た疼きを。
目覚めさせて、仕舞え)。
■ラチェル > 名前も、顔も、当然あるべき記憶は何もかも曖昧なまま。
鮮明に覚えていることと言えば、恐ろしいほど艶めいたあかい瞳、
封じられていた官能の糸を解きほぐし、絡め取り、操る指の白さ、長さ、
――――――それから、いちばんはっきりと、刻まれてしまった熱のかたち。
赤みを増して肥大し、隆起した娘の陰茎は、ヒクヒクと鈴口を喘がせるばかり。
娘のなかで目覚めたものは、明らかに雌の本能であると示すよう、
濡れて、蕩けて、淫らに息衝き綻ぶのは――――――、
首筋に甘い痛みを感じただけで、蜜を弾けさせてしまうのは、あくまでも。
「……… ぁ、め、なの、に………ぃ、 我慢、でき、な―――――― ぁふ、っ、
ァ、 ぁ、 ―――――――― こん、な、…… とこ、ろ、で…… ぇ、
ひっ、 あぅ、 やぁあん、んっ、あぁあ、 あ゛――――――――♡♡♡」
仰け反る白い喉から迸る、悲痛なまでに甲高く掠れた、嬌声。
ぐぷ、とまだ物慣れぬ風情のくちびるを、ひらかせ、暴き、磨り潰し、
なめらかな稜線を描く下腹へ、くっきりと存在感を主張しながら、深く、深く、
ひと息に最奥を、まだ目覚めたばかりの子宮を、圧し捏ね、拉げさせるほどに。
穿たれた雄の熱量に、確かな拍動に、娘の子宮が、卵巣が、膣内の隅々までもが悦び、
たった一撃であっさりと白旗を掲げ、激しい痙攣に四肢の先までも震わせながら、貪欲に屹立へむしゃぶりつく。
――――――― ぷし、っ……
弾けて、溢れる、透明な飛沫。
密着する下腹で擦れ、戦慄く肉竿からではなく、絡まり蕩け合ったところから、
今日はもう、混じりけの無い悦楽の証ばかりが吐き散らされた。
「はぁ、 ふっ、 ル、ヴィ……… 熱い、わ、
わたくし、の、なか、――――――― ぜん、ぶ、とろけ、て、しまっ……んん、んっ、」
とくん、とくん――――――どちらのものかわからない、鼓動が、ひどく速い。
下腹の疼きは止むどころか、ますます強く、無視できないほどに。
この先を、これ以上の歓びを、――――――無意識に、教えて欲しがっていた。
■ルヴィエラ > (一度だけ、夢現の中でだけなら、記憶を薄れさせる事は適ったかも知れぬ
けれど、今度は夢ではなく、まどろみではなく――確かな、現
其の身体を確りと抱き寄せ、娘の身に、雄へと囚われる其の感覚を、熱を伝えながら
緩やかに腰を揺らし、一度、圧し潰した子宮を、淫蕩に、ぐにりと捏ね上げて遣れば。
口付けている奥の肉孔が、蜜にまみれ、ゆがみ擦れ合う、官能を教えて。)
「私の熱さだけじゃなく、君の熱さも。 ……融かしたがって居るよ、私を。
―――だが、此れで満たされた訳では無い、だろう?」
(寧ろ――まだ、始まってすらも居ない。
此処に誰かが訪れるかも知れぬと言う可能性を、未だ忘れた訳でも無いだろうに
最早其れを危惧すると言う選択肢は、娘の中から消え去ったようにすら。
次第に揺れが顕著となって行くだろう熱塊が、捏ねる動きから、律動に変わり
小刻みに、リズム良く、子宮が押しつぶされ、揺り動かされて行くなら
末端にまで伝う蹂躙の余波が、何処までも目覚めと発情を煽り立て
――子宮孔を、優しく、容赦無く亀頭が抉る。
其れだけで、擦れ合う膣肉が、腰が抜ける程の官能を下肢へと広げ。)
「確りと、捕まって居て御覧。
……全て、私に委ねて。 奪われ、貪られると言う事を――」
(―――思い出してごらん、と。
問いかけ、諭す。 この先に何が待ち受けていたのか、を
娘自身が、何を最も望み、訴え、そして歓喜したのかを
夢現の中で、けれど確かに其の肉体に刻まれた記憶を呼び覚まして
――求めるのだと、そう、命じて
腰が、叩き付けられる。 雄が、雌を貪り奪い尽くす、其の力強さで
最早戻れない堕落の底にまで、子宮を――堕として、仕舞え)。
■ラチェル > 降り止まぬ雨に閉ざされてはいても、ここは、紛れもない現。
ひととしての尊厳すらかなぐり捨てた、ただの獣のように、
浅ましく発情して、自ら恥ずべき遊戯に耽り、あげくのはてに――――
「ひぁ、ん―――――― ッッ、 ぁふ、っらめ、ぇ、
しょこ、奥、ぅ、 強く、しちゃだめ、え………♡♡」
たった一度、ただ一夜の夢で終わるはずだった快楽に溺れて、
華奢な肢体にはあまりにも長大な雄の威容に、子宮を玩ばれる喜悦に悶えて。
だめ、と髪を振り乱して泣きじゃくりながら、逃れるどころか男の胸元に縋り、
肩口に顔を埋めて喘ぐ娘はもう、淫らな雌そのものの媚態を晒していた。
ぐ、ちゅ、ずちゅっ、じゅぷっ――――――――
戦慄き縺れる膣襞が梳られ、子宮が毬のように小突かれ、揉み潰される、
粘こく糸を引くようだった責めが次第に、熱を帯びた律動に変わり。
寝台の上で組み敷かれていたときより深く、鋭く子宮口を穿つ動きに、
娘は我を忘れたよう、拙くも卑猥に、前後へ、上下へと腰をくねらせ、揺すり始めた。
そう、忘れられるはずがない。
覚えている、思い出してしまった、――――――だから、もう。
ずきずきと拍動を強める、子宮の、両翼で疼く熱を吐き出したくて。
薄く小さな爪を立てて、男にぎゅっとしがみつきながら、
「あ、つ……… ぃの、いっぱい、出し、て………、
ラ……チェルの、しきゅ、うの、なか、に……… ぃ、
こわれ、ちゃ……… くら、い、いっぱい、ら゛してぇ、っ……♡♡」
アメジストの瞳をトロリと細め、男の眼差しにも感じ入ったよう、
ぎちぎちと膣肉を引き絞り、慄かせながら。
『受精 したい の』―――――――そんな台詞まで、促されるよりも早く。
■ルヴィエラ > (立った一晩で――雌に、成り果てて仕舞った娘
何も知らなかった筈の無垢な娘が、今やこの行為が何かを理解した上で
まるで淫蕩に塗れた娼婦の様に、雄を誘う言葉を紡ぐ
未だ幼き気配を漂わせる其の身で、唇で、されど雌に相応しい喘ぎを奏で
熱塊に貪られるだけでなく、貪り返す腰の動きで、自らを追い詰める
――その変貌に、まるで蛹が羽化する様な、美しき其の光景に
微笑みを向け、褒める様に、耳元へと柔く口付けを添えた後
腰を引き寄せ、子宮孔を、一層深く熱塊で突き上げ、肉の輪を抉じ開けるかに拉げさせれば。)
「―――では、遠慮無く。 孕ませて、受精させて…女にしてあげよう。
……君の身体が、一番堪えられなくなる時に。 ……狂わせてあげよう。」
(刹那――娘の奥の疼きが、急激に強まるだろう
卵巣が、切迫して蕩ける様な熱を宿し、拍動を強める
律動が突き立てられる度に、娘へと、狂おしい程の衝動を齎しながら
――其れは最早、呪い染みる。 娘に掛けられた、其れ迄の呪いとは真逆のモノ
雄では無く、雌であれと、そう蝕むような呪いが、何処までも染み渡る果て
熱塊が、脈打つ。 強烈に、予感させる。
娘の胎に浮き上がる形が、顕著となって暫く
鈴口が、子宮孔の僅かな隙間へと捻じ込まれて、這入る。
きっと其れが、娘の、もう一つの純潔が綻びを見せた証
ずぐん、ずぐ、と更に押し入ろうとする質量が、完全に娘の子宮を塞ぎ
無垢でいなければならぬ、王族として、決して今穢されるべきではなかった筈の身体を
何処までも、戻れぬところまで、抉じ開けたなら)
「―――――ラチェル。 ……私に、染まるんだ。」
(―――――噴出する熱が、娘の胎を夥しく穢し、満ちて
しろく、しろく、染め上げるのは――直ぐ、の事
余りにも長く、余りにも重く、そして、媚毒の如き狂いを齎す、魔の種が
娘の望んだ、背徳的な受精を――叶える、だろう)。
ご案内:「王都マグメール 王城・庭園」からラチェルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城・庭園」からルヴィエラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城・庭園」にラチェルさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城・庭園」にルヴィエラさんが現れました。
■ラチェル > 果たして――――理解、していたのだろうか。
頭で理解していたかと問われれば、答えはきっと否になる。
もしも冷静に考えを巡らせる隙があったなら、思い直して拒んだかも知れない。
けれど今は、身体が、どうしようもなく疼いている。
苦しくてたまらないのに、熱くて、頭の芯まで蕩けてしまいそうで、
それなのにもっと、取り返しのつかないところまで壊して欲しい、なんて。
長い指が腰を捉えて、更に深く、と引き寄せにかかるのへ、
仰のいた拍子に洩らした声だってもう、ひどく甘く響いてしまうほど。
「ぁ、はぅ、ん――――― あぁ、も、う、無理、我慢、でき、な……、
だめ、っくる、ぅ、だめに、なっちゃ、……… ひ、ぁん、あぅ、あぁあ、あ……♡♡」
ぐ――――― ご、ぢゅ、ずず、っ。
いちばん深いところを、これ以上はないと思っていた場所の更に奥を、
脈打つ雄の尖端で抉じ開けられる予兆が、生々しく、重く。
響く瓦解の音に悲鳴じみた娘の嬌声が重なり、両翼の疼きはますます強く、
今にも破裂してしまうのでは、と危惧を抱いてしまうくらいに。
しがみつく手指が怯え、強張り、無意識に逃げを打つそぶりすら示すも、
幸か不幸か、腰から下は既に蕩けて、思うように動かなくなっていた。
穿たれてしまう、貫かれてしまう、今度こそ、いちばん奥まで。
ひとりでに身体が震えだしたのは、怖いからか、それとも、期待してしまったからか。
ず、ぐ―――――― ぎゅぷ、ぎち、り。
押し入られる、捻じ込まれる、幼い子宮が、雄のかたちに引き伸ばされる。
めり込む、などという生易しい感覚ではない、文字通り、串刺しにされた衝撃に
子宮を、卵巣を揺さぶり起こされて、娘はまた悲鳴を上げた。
反射的に双丘を、腿をきゅっと引き締めてしまえば、うねる隘路も一段と狭窄を深め―――――、
「ひ、―――――――― ぃ、っあぁあ、あ、 あつ、ぃ、熱い、っ、とけ、ぅ、溶けひゃう、ぅ……♡♡
あ、ちゅ………ぃの、いっぱい、れ゛て………っ、っっ、
じゅせ、ぇ、しちゃ、 ぅ……… 赤ちゃん、れ゛きちゃ、ぁひィ、んッ、んぅ、ぅ……♡♡♡」
頭の芯がぐずぐずに溶けて、譫言めいたたどたどしい言葉の断片ばかりが、
喘ぐ口唇からぽろぽろと、とりとめもなく零れ落ちる。
子宮の中で、奥底で、勢い良く爆ぜた灼熱の放埓を受け止めかね、
なす術もなく下腹を白濁で膨らまされながら――――――ドクン、と大きく跳ねる鼓動を聞いた。
媚毒のように濃密な魔力を孕んだ精に、異常なまでの成熟を促された卵巣から、
なにかが転がり出る気配、最後の純潔が犯され、穢され、塗り替えられる感覚。
それは多分罪なのに、抗わなければならない暴虐なのに、
娘は子宮を、膣肉の全てを戦慄かせ、蠢かせ、極上の魔力を、白く濃厚な精を、
一滴残らず飲み干そうと、搾り尽くそうとしてしまう。
雨に閉ざされた東屋のなか、見知らぬ男の腕のなか。
雌として愛でられ、最奥まで染め抜かれた歪な娘は、全身を打ち震わせて果てた。
ふつ、と細い糸が千切れるように、途絶える意識。
娘の胎はそれでも、雄を味わい、しゃぶり尽くそうと蠢いていたけれども。
■ルヴィエラ > (抗い難いからこその、背徳、快楽。
覚えたばかりの娘に、其れを自制出来る程の強固な意志が育って居れば
或いは結果はまた、少々違った物になったのかも知れないが
淫蕩から漏れ響く法悦の音色が、東屋に響き、雨に掻き消える
腕の中へと閉じ込められながら、夥しく噴き上がる白濁を、灼熱の魔力を
其の子宮へと僅かも余す事無く受け止めさせられる、蹂躙の時
狂わされ、絶頂に追い詰められ、其れでいて尚、染み渡る媚毒に
子宮が、卵巣が、熟れて堕ちて、命のかけらを、捧げて仕舞うなら。)
「―――産み落としなさい…、……身体が、望む儘に。
まるで、雄の様に、そう出来るだろう? ……そう、造り変えられかけて居たからね…。」
(――娘の意識が薄れゆく中で、告げた、呪いの影響
其の身体に蔓延る呪いが、陰茎へと繋がる輸精管を卵巣へ繋いで居たのだ、と
もし、呪いが進めば。 娘の身体が雄として目覚めるに従い
睾丸の代わりを卵巣が果たす様になって居ただろう
――勿論、それは飽くまで、己と言う呪術師の見立て、でしかないが
射精のさなか、ぐちゅんっ、と腰を突き上げるたび、衝動を増して拍動する卵巣は
其れこそ呪いの影響を僅かながらも受けたように、射精めいて排卵を帯びる
――其れに耐え切れなかったか、或いは純粋に、快楽の度合いが、意識を塗り潰したか
程なくして、腕の中で全身を弛緩させた娘を、抱き支えながら
其れでも尚、一度目の吐精が終わるまでは、繰り返す脈動を飽き足らず其の身に、飲ませ続ける
娘の意識が再び浮かび上がるならば、其の時は再び、其の瞳は東屋を
そして、紅の瞳を映すだろう、が
目覚めぬのならば、其の時は、其の時、だ
何れにしてもその脳髄は、常に快楽へと染め上げられた状態
意識の無い只中でも、恐らくは。 躊躇無く雄を、刻み込まれる事と為る。
――不意に、其の下胎へと伸びた指が、陰茎へと触れたなら。
其処にも仕掛けた悪戯が、少しばかり娘の身体にも、違和を齎すだろう
一寸した悪戯、悪趣味への意趣返し。
陰茎に繋がれている輸精管を、別の場所に。 ――新たな、睾丸を造り出して、其処に。
――――繋いでしまおう、と。)
「―――――……ラチェル…、……余り目覚めないと、もっと悪戯して仕舞うよ…?」
■ラチェル > 無垢であり、純潔を守ることが是と教えられて育ったからこそ。
もっとも染められ、傷つけられ、汚されやすい『白』であるからこそ、
娘はあっけないほどにたやすく、染め抜かれて、追い堕とされてしまった。
胎の奥底まで白濁に焼かれ、もとより歪な身体を更に歪に彩られて、
目覚めたばかりの官能に溺れるまま、見ず知らずの男の子種で孕む、などという、
恐ろしい結末にさえ絶頂し、最後の砦までも征服されて―――――、
娘が意識を手放していたのは、ほんの数分、それとも十数分、
もしかするとそれ以上長く、ただの抱き人形と化していたかも知れない。
意識もないままに穿たれ、揺さぶられ、戦慄く膣孔から溢れ返るほどの白濁を注がれて、
雌であることを寿ぐように、あるいは呪うように、雄のかたちを、熱を、脈動を覚え込まされた、のち。
ふ―――――― と、娘が身震いしたのは、男のいたずらな指先が娘の陰茎に触れた刹那。
ひくん、と細身の肉竿を跳ねさせ、桃色の先端が淡く息衝いて、
――――――男の戯れが、仕掛けられた魔力が、結実したと知らせるのは、
二度目にヒクついた先端の窪みから、こぷ、と滲み出した蜜の、ほの白さ。
愛蜜ではない、それはまるで、娘の胎を満たしている熱い白濁にも似た、
――――――――そこで、娘はまた、小さく身動ぐ。
閉ざされた瞼が持ち上がるのは、まだ少し先になりそうだけれど、
しがみついた男の肩口を、娘の甘い吐息がくすぐり、
「ん、……… はぁ、…… ん、っ…………」
くちゅん、と子宮口が、膣襞がもうひとまわり引き絞られ、
ゆるく勃ちあがった形のまま、桃色の陰茎からもうひとしずく、白い蜜が零れた。
■ルヴィエラ > (胎の奥に、自らが注いだ魔力の一端を用いて形作る、睾丸
完全に独立した器官であれば、其れが娘の、雌としての成長を阻害はせぬだろう
卵巣と隣同士に、同じ様な熟れ方で括った其の器官は、片方が拍動すれば其の疼きが
もう片方にまで伝搬する様な、影響の与え方を齎すだろう
故に今は、卵巣の拍動が緩やかに、睾丸を煽る様な。
陰茎の先端から滲みだした蜜の雫を、ゆるりと掬い、塗り拡げる手遊びをしながら
未だ目覚める気配の無い娘の身を、暫し揺り篭めいて、抱き締め愛でた後
――其の身体を、ゆっくりと後ろ向かせ
繋がりは其の儘、背後より抱き支える形としては。)
「………其れは、君自身の魔力を精へと変えて、貯める物だ。
少し精力旺盛な位、に留めてあげては居るがねぇ…、……私の気分次第だ。」
(呪いの、贈り物の説明を、娘が聞いて居ないからこそ、囁く。
陰茎を、不意に指先で捕えれば、柔く揉み込む様にして愛で
ゆっくりと扱き始める事で、睾丸とのつながりを、促す様に
娘が目を覚ますまでの間、緩やかに繰り返し、今度は雄としての刺激を与えれば
陰茎から、溢れ始める濁った蜜の、其の量を徐々に増やして
新たな、其れまでとは違う疼きを――胎の奥に、灯そうか
雌と雄、其のふたつが同時に娘を――変えて、仕舞うかに)。
■ラチェル > そもそも、自らにかけられた呪いの本質すら、娘には理解の外。
膨大な魔力を自在に操る、この男のような存在にかかれば、
脆弱な人間の娘ひとり、どんな風に作り変えることも簡単なのだろうけれど、
悲しいかな、娘にはそれを拒絶する力も、抗う術も、逃げ場すら、無かった。
深々と子宮を穿ち貫かれたまま、ぐずぐずと揺らされ続けていれば、
意識がなくとも、娘の胎のなかでは、煮詰めたように濃厚な媚毒めいた情欲が絶えず蠢き、
卵巣は壊れたように排卵を誘発し、魔力で紐づけされた新たな『睾丸』は、
出来損ないの、玩具のような肉竿に芯を通し、白く濁った蜜をとろとろと零させる。
何も気付かず、少しも抗えず、書き換えられて、作り変えられて。
繋がりを解くこともせず、身体を返されれば、新たな絶頂の波に襲われ、
意識もないままに甘く啼いて――――――、
「ん、ぁう、……… っ、っ …………♡
――――――― ふ、…… ぁ、はっ、 ………んん、ぅ……、」
じゅ、わ―――――― 潮、と称される透明な飛沫を弾けさせると同時、
男の手で玩ばれていた陰茎が小さく震えて、びゅく、と白い蜜が迸る。
ぞくりと腰が、背筋が粟立ち、快楽に侵され尽くした脳髄に新たな信号が明滅した。
背後から抱き竦める男の懐へ凭れかかった肢体が、ゆるやかに撓って、
――――――――娘は遂に、再びの覚醒を強いられる。
「ぁ、……… ぁ、ふッ、 なん、………… ぁ、ぁ、いやぁ、っ……!
だめ、………そ、れ、らめ、そこ、いじらにゃ………ぃで、あ、あ、ひィん、んッ♡♡♡」
雌の啼き声と共に仰け反り、腰を突き出し、膣内を、子宮を穿つ雄をぎちりと締め上げながら、
――――――びゅく、びゅくく、っ。
とうとう、堪え切れずに解き放たれた、娘にとって初めての、雄の絶頂の発露。
子宮で感じる絶頂、排卵と同時に迎えたその瞬間は、快楽と呼ぶにはあまりにも苛烈で、
見開いた瞳は光なく、呆然と自らが吐き散らした白濁を、精通の証を見つめるばかり。
ガクガクと腰が跳ねる、止まらない、絶頂は繰り返される。
苦しくて、怖いくらい気持ち良くて――――――ほんとうに、壊れてしまいそうだった。
■ルヴィエラ > (娘の事情など些細も知らぬ。 ただ、呪われた気配を感じただけ。
何も無かったかの如くに、呪い其の物を消し去って仕舞う事も出来たろう
だが、そうしなかったのは、其の呪いを弄る事で
果たして娘自身を取り巻く環境が、どの様に変化するか知れぬからだ
故に――消さず、悪戯と称する変化を与える。
呪いを仕掛けた者の想定して居ない結果を生み
けれど、娘にとっても完全な解放とは言えぬモノを与え
――ここから先、この娘が辿る道を、ほんの少し面白く。)
「―――……おや、起きたね。 ……でも、此れはそういう物だよ。
弄られるのは、孕まされるのとは違うだろう? ……どちらも味わえる君の身体は、随分得だ。」
(娘の唇が、意味の在る言葉を紡ぐ。
おはよう、と耳元に囁き掛けては、掌の中で震え、脈打つ控えめな陰茎を幾度も扱き
精通したばかりの其処に、鋭敏な刺激を与えて遣れば
卵巣と睾丸、二つの拍動が隣り合って混じり合って、雄だけでも、雌だけでも得られぬ快楽に昇華される
其の上で――優しく、頬に頬を合わせる。
其の目元に唇を触れさせ、労い、そして褒める様に言葉を鼓膜に響かせれば。)
「――――……ほら、力を抜いて御覧。 ……私が、ちゃんと支えて居てあげよう。」
(――受け止める事を、促す。 放心の中で――吐精の仕方を、教え込む)。
■ラチェル > 娘を成熟から遠ざけようとした、母親の判断は正しかったのだろう。
こんなにも脆く、こんなにも無防備で、本質は恐らく、どちらに転んでも淫蕩。
たった一度の侵蝕が生んだ綻びを、自ら押し拡げるように嵌まり込んで、
――――――きっともう、戻れない。
雄と雌、どちらの快楽からも、逃れられずに堕ちてゆく。
「ぃ、あ゛っ………… いや、だ、めぇ、許し、て……… ぇ、
やら、こん、にゃ…… こんな、のぉ、止まんにゃ、く、なりゅ……っ、
ひゃめ、て、やめ、ぇ、あっ、あ、あ゛、ひぅん、んっ……♡♡♡」
耳許で囁く声も、息遣いさえも、今や媚毒めいて脳髄を犯す。
弱々しく頭を振って、いや、やめて、と訴えているつもりだったけれど、
華奢な肢体は男の腕のなか、力無く身悶えるばかりで、
後ろ手に縋りつく両手を離すことも出来ず、悪戯を制止する術も無い。
それにもう、今となっては、抗おうが、拒もうが、手遅れのように見えた。
少し卑猥な飾り物に過ぎなかった陰茎が、か細いながらも雄の象徴として、
とくとくと拍動し、けなげに反り返って震え、断続的に白い蜜を迸らせる。
びゅく、と一度解き放つごとに腰が突き出され、弾ける蜜はますます白く濁り、
貪婪な雌孔が、子宮が、食い千切らんばかりに男の威容を抱き包み、はしたなく痙攣を繰り返す。
爆ぜるように溢れ出す潮とあいまって、娘の下肢は粗相をした幼子のような有り様。
薄い寝間着など、とうにたっぷりと蜜を吸って肌の色を透かし、
纏いつく薄布は全裸に剥かれたよりも淫靡な様相を呈して。
「は、 ひゅ……… ぁふ、ぅ、 ひぁ、ん、また、れ゛りゅ、ぅ……♡
と、ま……… らにゃ、……… る、ひて、おねが、 も、ぉ、こわれ、ゅ……♡♡」
過ぎた快楽は、ときに拷問じみて、稚い娘の心身に深刻な影響を与える。
白痴のように舌足らずな哀願を紡ぐ間にも、掠れた嬌声を上げてのたうち、
子宮で、卵巣で、そして、『完成』したばかりの陰茎で、絶頂を迎える。
幾度射精しても、幾度排卵しても、終わらない悪夢のような現実に、
娘は刻一刻と侵蝕され、瓦解し、蕩け堕ちて――――――
雨は降り続き、東屋はいつしか、宵闇に包まれていた。
文字通り、体力の限界まで善がり狂い果てた娘が、またしても意識を手放すとき。
男はひとり、娘を置いて立ち去るだろうか、それともどこか、
少なくとも寝台のある部屋に運んでくれるだろうか。
その先に安寧が待っているとも、もう、思えないけれど――――――。