2021/02/26 のログ
イスラ > 勿論分かっている。
侍女の納得は、友人という紹介による物ではない。
子爵家の物だから、そちらの方に尽きるのだろう。
そういう意味では二人共、名前…血で判別されているような物でしかない。
少し肩を竦ませつつも。彼女が、必要となるのだろう荷物を受け取った事を確認すれば。
改めて彼女と手を繋ぎ。

「 とんでもない。寧ろ早いと思うよ?…ボクなんて今日、着替えで一時間は手間取ったもの。」

片目を瞑り歩き出す。
もう少し取り繕い、気障に行こうかと思ったが…思っていた以上にこの少女が怖じけて見えるものだから。
いかにも偉い人、良い所の跡継ぎ、といった素振りは。控え目にしておく事とした。
長い廊下を歩き、さて、何処に向かおうかと思案しつつ。

「 最近までは、ずっと下の屋敷住まいだったから。
未だ、城の中には詳しくないんだ。
どんな所が有るのか、教えて貰えると有難―――― 」

言葉が途切れる。ぁ、と。小さな声を発して。
前方から近付いて来る一団が有った。宴席に一区切りが着いたのか。広間から出て来る貴族達である。

…少々、マズい。そう思う。
娘にとっては、正しく現在進行形で、抜け出してきた場所の者達であるし……
彼女にとっても、もしかすれば。知っている顔に気が付く可能性が有る。
常日頃。少女を、好きに「使う」ような貴族達に。

視線が彷徨う。右へ、左へ。そうして、ぐいと。
少し急いて強めになってしまうものの、彼女の手を引いた。
出来るだけ、でしかない。それでも彼女の華奢な肢体を、背後へと隠すように。

イヴリール >  
「い、いえ…余所行きではありませんし。肩掛けを出していただいただけ、ですから──」

再び差し伸べられた手を、おずおずと繋いで、後に続くようにして歩き出す
人と手を繋いで歩く、なんていつぶりなんだろう…と思いながら……

「…ええと、3階のテラス、ですとか…マグメールの街がよく見えます…それと…」

少女自身がよく出かける場所は、"外を眺められる場所"
故にそれほどイヴリール自身も王城の中に特別詳しい…ということはなかった

「(…中庭…、は今は夜だから……)」

他に何か…と思案していたイヴリールは、前方から近づく貴族達には気付かなかった

「っ、わ……」

故に、少しだけびっくりしたような声をあげて、腕を引かれる
幸いなことに少女自体の声が小さなものだったから、イスラにしか聞こえなかっただろう

イスラ > 繋いだ手の細さに。少し、どきりとした。
同じく。誰かと手を繋ぐ…横に並んで一緒に歩く。それも暫くぶりだと思う。
改めて、実感してしまう。城暮らしの窮屈さを。
生まれてこの方、どれだけ長い事。少女はそれを続けているのだろう。
少なくとも、自分には真似出来ない――耐えられないと思う。

「 良いね、今の時間なら。きっと綺麗なんだろうし。其処に行ってみようかな。
…夜が、綺麗なのはね。ダイラスなんかも同じなんだ。出来るなら、いつか見せて上げたい――な…」

最後に遠出したのが、あの街だったと思い出す。
眠りを知らない港町。日が沈めば街が。夜が明ければ海が煌めく景色。
この王都では決して見る事の出来無い光景は…この少女に。どんな声を上げさせてくれるのかと。

残念ながら。今聞く事が出来るのは、小さく控え目な声音ばかりだ。
今も。近付いて来る一団から彼女を庇うその際にも。悲鳴とは言えないのだろう、ほんの微かな声ばかり。

彼女を背後に、廊下の端へ。その侭一段が行き過ぎてくれるのならと会釈して。
…が、基本。意地の悪い連中に出会すものだ。
にやついた顔が、酒精の混じった吐息が近付く。幾人かが二人に目を止めて、口々に――

家畜を連れて何処に行くのか。
薬漬けの壊れた便器に、女の癖に何の用があるのか。
どうせなら二人共、自分達に使われろ、奉仕しろ。
精々鳴かせて、よがらせて、仲良く男に狂わせてやる。

――だのと、実に勝手な話をのたまう物だから。
それはもう不機嫌面を形作って言い返そう。後で父親に叱られても知った事か。

「 いいぇ、殿方には失礼ながら。――今宵の彼女は先約済みです、諸兄様方。
…私――ボクなら、彼女を抱く事が出来ますから。」

多分大半の者は知るまい。娘が、娘ではないのだと。
小さく鼻鳴らし、背後の少女の肩を抱いて、そして…

「 ――――……ごめんね? 」

彼女にしか聞こえない、同じく、小さな声で返したのなら。
その唇を、見せ付けるように。男達の目の前で、奪う。…貪る。
唇を割り、舌を挿れ、ねっとりとした唾液の音をさせ。――本格的な、交わる為の、キス。

イヴリール >  
「ダイラス…港町、ですね。海……本物の海は、きっと綺麗なのでしょう」

本物を見たことのある彼女が、羨ましいと思った
いつか見せてあげたい、その言葉を嬉しく思うも、叶わないのだということを知っているから、
少しだけ、また胸が痛む───

───イスラの背後に押し込まれ、
ああ、この人は自分のことをちゃんと知っていて
それで…守ろうとしたのだということに、漸く気づく

心無い言葉が浴びせられ、視線が俯く
そればかりか、彼らはイスラにまで侮辱ような言葉を吐いた
それは余りにも心苦しく、そして申し訳なく……

謝ろう
自分のせいで、貴方までが
自分と一緒にいたせいで──

そう思い、顔を上げると…
彼女は、気後れなく貴族達に言葉を返していた
しかも、抱くことが出来る──なんて言葉まで

「──えっ、…あ、ん───……っ」

呆気にとられているうちに柔らかな唇が重ねられる

「っん…、く、ふ……っ」

ぬるりと、唇を押し開き侵入した舌が絡められる
抵抗はまるでなかった。最初は驚きと──それからは、習性なのか
華奢な少女は一生懸命に、その行為を受け入れて

イスラ > 「 …うん。とても、とても。…見せてあげるだけでもしたいけれど…」

景色、光景。視覚情報として得るだけなら簡単だ。魔導水晶でも何でも使って記録してくれば良い。
だが、本物は違う。そしてこの少女はきっと。本物をこそ望むだろう…解放を。叶わぬ夢を。
小手先だけの映像を、何れ、持ってきたとして。それは余計に傷付けるだけにならないか。そう思うと胸が痛む。
…本当に。どうにかして。一時的にでも、彼女を外へは連れて行けないか。

そんな思案を酔漢めいた貴族達に邪魔されて。腹が立つのも仕方がないだろう。
腹立たしいという感情を…決して。被害者である彼女へと、ぶつけるつもりは無いのだが。

「 く…っん、…んは、っぁ、は……っ、ぁ…」

勿論、あわよくば連れ出した少女と、こうする事を考えていたのだが…想定とは、まるで別。
それでいて口付けは。半ば必然的に濃くなるばかり。
一度重ねてしまえば其処に感じるのは。温かく、柔らかく、同時にどこまでも滑らかな、口付けの快さ。
男達へと、見せ付ける為だ。言ってみればポーズだけでも充分なのだ。
それでも、のめり込むかのように。始めてしまえば止められず。
受け容れてくれるという事実にあかせて唇を貪る。にちゃり、にちゃり、音を立てる程。
絡み合う舌の柔さに。吸われる感触の甘さに。何時しか、ぎゅぅ…と細腰を抱き寄せたなら。

その時になって、少女へと感じさせる事になる。
二人が纏った衣越し。下腹へと押し付けられる堅い感触を。
――彼女にとっては、忘れられない程刻みつけられているのであろう…
同時に男達にとっては。違和感を以てしか目にする事が出来ないのであろう。
彼等に有るべき、少女達には有らざるべき。堅く、下肢から勃ち上がっていく存在を。

「 ――ふ、っぷぁ、は…ほ――らね?
これが解ったのなら、どうか。邪魔をしないでいただけますか…?」

イヴリール >  
「んッ……ぁふ──」

ぴくん、ぴくんとその手指が、肩が小さく震える
頬も紅潮し、潤んだ蒼い瞳もゆらゆらと揺れる
口の端からつぅ…っと銀糸を垂らす様は大人しい印象から掛け離れ、どこか淫蕩な雰囲気を醸し出していた

「……ッ」

抱き寄せられれば一瞬、見られていることも忘れそうになる
その薄い下腹部に感じる、熱い存在を感じれば、なおさらである

「──………」

邪魔をするな、と
見せつけるように男達を見据えるイスラとは対象的に、
深い深いキスに蕩けた瞳を揺らすイヴリールは、男達の眼には不快にも映るのだろうか──

イスラ > 「 は、は…ぁ、ふぁ……っは、は――」

気持ち良い。貪欲にすら思える程、口付けへの応えが返ってくる。
ぬめる舌に捉えられては、魂すら啜り取られている…気がしてしまう。
ひく。ひく。同じ様に震えてしまう指先を。ドレスから覗いた彼女の背筋へ、しっかりと這わせて。より強く抱き寄せれば。
仄かに膨らみを宿す胸同士もまた、しっかりと重ね合わされて。

ぷは。何時しか忘れていた呼吸を求め、唾液の糸を引き連れて。
離れた唇がしっかりと。男達に対し、彼女への所有権を主張して――

まだ、だ。
少女が蕩けてみせるからなのか。…その表情が、剰りに淫靡で、彼等を誘う物だからか。
見せ付けられた男達が色めきだち。尚諦めない素振りを見せるから。

違う、きっとその辺り言い訳だ。唯――娘が我慢出来ないから。
背から肩を抱き寄せるのと逆の手が。しっかりと少女の臀部を包み。掴み。
…ドレスを捲った。腿を撫で、内側へと入り込み――秘められた場所を。指先が求めて、入り込んでしまわんと。

イヴリール >  
「…ぁ、っは……──♡」

膨らみの先端、ドレスと下着の奥の小さな先端がじんじんと、刺激され固さを帯びてゆく
潤んだ瞳や紅潮した頬と同じく、その声も次第に甘く、蕩けたものへと変わってゆく

──見ている彼らからすれば、そんなものは薬を使った時にだけ見られたもの
それが魔薬も使わずとあれば…如何程に気に入らぬだろうか

「ッ…ぁ、いすら、さ……み、見られ、て…──♡」

抱きかかえられ、その背後から刺さる視線を意識する
小ぶりながら柔らかな尻を捕まれ、太腿を撫でられればぞくぞくっ…♡と華奢な肢体が震え…

「あうっ──!」

イスラの指先が、既にしっとりと濡れきったそこへじゅぷりと沈みこみ…、大きく少女の身体が跳ね、細い脚が、膝が揺れる──

イスラ > 少女は薬を渡されているのかもしれない。
謂わばお役目として連れ出されたのだと、そう考えられているだろうから。
それでも。今、それを用いようとは思わない。
男達にとって、彼女を薬漬けにする事が当然だというのなら。同じ事をするのは…嫌、だ。

「 ふっぅ、ぅ…は、ぁ―――― ね…ぇ、ねぇ、イヴ――」

そう、呼ぶ事にしよう。彼女の事を。
さも親しげに。愛おしげに。聞かせて、見せ付けてやるのだ。
道具だの便器だのとこき下ろし、そのようにしか扱わない、彼等には。終ぞ見た事の無いだろう…
彼女、を。イブリールという一人の、生きた少女を。

抱き寄せた肢体が跳ねる。露骨と言っても良い程の反応に、堪らず、熱い息を吐きながら…
躊躇せず更に指を押し進めた。深く、奥へ。人差し指と中指とをありったけ深く。
くちゅくちゅと濡れた肉を掻き混ぜる。音を立て…周りへ、聞かせて。
甘く揺れる少女の声を、娘自身も聞きたいから。
再び唇を重ねる事は後回しとして、代わりに、その首筋から耳元まで。唇を、舌を、這わせつつ。

「 イ、ヴ。…教えてやろう…?彼等に、皆に――
今だけ、かもしれない。けれど、今だけでも…君は、ボクのもの…
彼等なんかに、好き勝手にされなくても良いんだよ、って――

だから、ねぇ、このまま君を――愛させて…?」

ちゅく。また、蜜の音。きっと弱いであろうざらついた襞を。小刻みに、指の腹で圧し上げる。
同時に、耳朶を甘く食みながら、囁き掛けてみせた。きっと彼女と同じ程に、熱を孕みつつある声で。

…強く命令したのなら、彼女は拒まないだろう。
けれどそうはしたくないから。誘う。問い掛ける。
彼女自身の意志と――――欲望、を。

イヴリール >  
淫らな音が、自らの耳にさえもよく聞こえる
その度に肢体が熱く震え、ぴくんと小さく跳ねてを繰り返す
指先を柔らかく飲み込む秘部からはとろとろと蜜が溢れ落ち、白く細い腿を伝い落ちる──

「ん、ぅ…──ぁ…ッ、は、ぁ…はぁ…ッ…♡」

首筋を、耳朶に舌が這い…甘く濡れた声が漏れる

"愛させて"確かに彼女は…イスラはそう言った

「で、も…、」

「──私、なんか…」

洗い呼吸…薄い胸を上下させながら…
汚れきった身体である自分なんかが、という思いが募る───

「ひはっ、ぁん…ッ♡。
 ──、で、す。…あい、してほし、い…ッ……♡」

イスラ > 攪拌する。あからさまな程に音を立て、蜜壺を余す所なく。
何処を擦れば。どう掻けば。彼女の声が揺れるのか、高まるのかを観察し。
識る事が出来たのなら殊の外、それ等の弱点を責め立てる。
更に甘く高く啼かせる為に。この声が、もっと広く伝われと。
少女の甘く淫らな声ばかりが、そうして周囲を埋め尽くす中。
耳孔を舐り、吐息と共に。

「 ――――なんか、なんて。 言わないで。…お願い。」

此処から出ていく事の出来ない少女。此処に来なければならない娘。
そんな風に言われたら、まるで。自分の事も…その他大勢居るのだろう、女達少女達皆、貶められるようだから。

ぎゅ、と彼女を抱き寄せる力を強めつつ。その言葉もまた、耳元へと――男達には聞こえないように。
当の男達は、未だ、色めきだつものの。少し静観する素振りが有った。
どの道少女の痴態が見れるなら、という事か――機を窺っているのかもしれないが。
あわよくば少女も、半陰陽の娘も序でに、手を出す機会を。

「 ふ、ふ…有難う、イヴ――」

やがて彼女が肯定してくれたなら。娘は僅かだけ腰を離し、異国のドレスの前垂れを捲る。
下着の上から頭を出した、男のような陰茎を。もう躊躇う素振りを欠片も見せず、彼女の下肢へと押し付けて――

ず、ぐ。もう充分に膨張しきった肉茎は。一息に、彼女の踵を浮き上がらせるような勢いで。
膣奥目指して突き上げられた。

イヴリール >  
「──あ…、…ごめん、なさい」

はぁはぁと、上がった息の中、抱きしめられて
言わないでと言われた言葉を自分の中で、繰り返す
自分なんか、自分なんか──
王位継承権も持たない、出来損ないの姫
それどころか清廉潔白ですらなく、全身を余すことなく汚された……
……でも、愛すると言われた
出会ったばかりのこの人に、誰にも言われなかった言葉を
受け入れたのは……ただただ、嬉しかったのだろう

だから、現れた男根に今更もう驚きはしない
むしろ熱っぽく、その蒼い瞳で見つめて……

「ああうッ───♡」

貫かれ、一際多いな声で鳴く──
狭く、浅いそこはすぐに最奥へと到達し、熱い先端に押し上げられ…
そのお腹の奥が、きゅう…と切なげに、イスラを締め上げる……

イスラ > 娘もまた。家を継げるなど、口が裂けても言えない落胤。
だから同情したのか――と言われれば。そんな事はない、と言い切れる。
ただそれでも。矢張り聞きたいとは思わないし、彼女にそんな事を言わせたくもない。
謝罪の声が聞こえれば。少しだけ目を伏せた後…は、と。微かに微笑むような息を吐き。
強く、目の前の首筋へと吸い付いた。音を立て、肌を色赤く染める程に。
口付けの痕。情交の――情を交わしたという、その証拠を刻みつける為。

それと同時に、少女へと。半陰陽の陰茎が挿入される。
亀頭の先端に感じる、最奥、子宮口特有の弾力と。
熱く熱く濡れそぼった肉の全てで、搾り上げられるような感触は。
もうそれだけで、気を遣りそうになる程快く…

「 ――――ぅ…ぁ、は…! っは、ぁ…動く…よ、すぐ……
本当にす、ぐ、駄目…になりそうだよ、イヴ――――!」

一瞬すら耐えられない。
圧し上げた最奥を、下半身を震わすようにして。ぐりぐりと先端で捏ね回す。
締め付けてくる感触に抗い、じりじりと擦り潰すようにして腰を退き…直ぐに。
入口まで抜くなど我慢出来ない。待ちきれない。
半ば辺りまで引いたかと思えば、更に強く、奥底へと突き込んでいく。
ごつ、ごつ、と繰り返し。端から余裕の無いピッチで、ひたすらに最奥を責め。膣内を埋め尽くす。
感じれば感じる程に。着実に肉茎が震え、膨らみ…直ぐにでも爆ぜる気配を漂わせて。

「 気持ち、良い…っ、良いよ、ぉ…イヴ、もっと――――君も感じて…
っふ、ぁ…君の、顔……あいつらに、見せて――――?」

そう、彼等に。
薬漬けの道具なんてと、壊れかけの玩具なんてと、少女を嘲った彼等に。
ちゃんと少女が、正真正銘の女であるという貌を。

イヴリール >  
「あッ、ん…、ぁ──♡ ひあッ、あんっ…!」

首筋に情愛の印をつけた姫が、乱れる──
見られていることも忘れ、端なく……
ぐにゅッ、ぐりゅっ♡と子宮口を先端が刺激する度に、上擦った声が押し出されて…

「はっ♡は、ッ…♡…い、すら…さ…──
 イ、っちゃ、イっちゃい、ます…っ…♡」

蕩けきった顔、うっすらと涙の浮かぶ、色めいた蒼い瞳
恍惚とした表情は薬に落とし込み作られたmのではなく、熱の籠もったもの…
普段イヴリールを便器と呼び、薬で狂わせて抱く貴族達には見せないカオ、だっただろう──

イスラ > 「 っは……あ、は――」

何て気持ち良いのだろう。…嬉しい、のだろう。
愛して、求めて。そうすれば素直に感じてくれる、応えてくれる…そんな交わりが。
瞳を潤ます彼女が、声高に絶頂への予感を歌う。
蕩ける面差しを見せ付けられて。男達はさぞ…戸惑っているだろう。
行き場の無い興奮の気配、何処にもぶつける事の出来無い劣情への苛立ちが。背中へと突き刺さって来る。
その事すらもまた心地良くて。堪らず笑ってしまう。
…が。直ぐに娘の表情も。耐え難い快感に溺れ、射精欲に翻弄された。気持ち良さ気な物へと堕ちる。
吐息はますます荒くなり、熱気じみた熱さで、唾液で濡らした少女の首筋や耳元を煽る。

やがて、抱いた少女の背を、直ぐ傍らの壁面へと押し付けるようにして。
そうすれば多少は両腕が自由を取り戻す為に。
両手がしっかりと彼女の腰を掴み締め、突き込む力とその勢いを、逃す事なく奥底へと送り込み…

「 イヴ…い、う゛、イヴっ…!
ボ…クも…ぃぃ、一緒、に…っ、一緒にイって、このま…ま、っぁ……!」

もっと。もっと。
甘く、熱く、愛おしく…そんな少女が見たい。欲しい。
一番深い所に鈴口を填め込むようにして、根元まで強引に押し込んだまま、腰をうねらせる。
埋め込みきった肉茎全体で、濡れた襞を擦り、膣壁を押し返して、ありったけの摩擦を送り込み――そして。

「 ――、っ、っ ふ…っぁ、ぁ…あ、ぅぁ、あ…!!」

限界を迎えて。越えて。爆ぜる精が彼女の中へ。
埋め尽くして、ぴったりと子宮口を捉えきり…一滴残らずその全てを。
誰かに掻き出される事が出来ない位、直接、少女の最も深い所へ送り込みたい、と…。

イヴリール >  
「ひはっ♡あッ、あーっ───♡」

壁に背を押し付けられ、細い腰を抱えられて…
更に強く、突き上げられる
柔らかな薄腹の奥…下胎をぐちゅッッ♡と押し潰される感覚に、もはや全身を激しく震わせて

「うん…ッ…いっしょ、一緒、に…──ふ、ぁ…ッ─ああああッ♡♡」

熱を吐き出される感覚に震え、弓なりに背を反らして、
何度もびくりと下腹部と、脚を跳ねさせながら…胎内に滾る熱に、絶頂に突き上げられる

全てを吐き出し終わる頃にはその手足からはゆらりと力が抜けて、その華奢な身をイスラへと預け
耳まで赤くした、恍惚の笑みの残る表情で胸を上下させて…

イスラ > 「 ふっぅぅ、ぅぁ、は…っはぁ、ぁ――ふぁ……ぃ…う゛ぅ…――」

止まらない。次々と欲望が溢れ、白濁とした精になって、少女の胎へと注ぎ込んでしまう。
膣内を貪る陰茎が悶える度、びゅくびゅくと噴き上がる白濁が、子宮口の向こうへと迸る度。
堪えようの無い快感と征服感とが、ぞくぞくと全身を駆け抜けていく。

絶頂を味わい、歌う、彼女の声。
それだけですら更に発情を煽り立てられるかのようで…もういっそ。
吐き出して直ぐにまた、動きたくなってしまう。更にもっと、滅茶苦茶に、彼女を愛したくなる…ものの。

「 くは、ぁ…は、ぁ ――――ね…、これで……
このまま、もっと…イヴ、君の事―― ん、ぁふ…ボクの…に、したいから……」

見飽きる程に慣れきっていた筈の少女が、普段とは異なる表情を見せた。
それに対して、今更のように下半身を膨らませた男達へ。熱に汗ばんだ表情で、軽く舌を出してやれば。
力の抜けた少女の身体を、しっかりと抱え直して歩き出す。
力が有るとは言える筈もない娘だから、途中幾度もふらついて。
その度穿ち抜いた侭の陰茎によって、ランダムに彼女を突き上げる事になりそうだが。
それでも決して離す事はせず、彼女と共にこの場から。改めて今度こそ、二人きりになれる場所を探そうと。

…何処に向かおうか。一旦浴場で清めても良い。
逆に汗ばみ濡れて汚れて、それでも構わず寝室に雪崩れ込むのも一興だ。
どちらにせよ、この出逢いをまだまだ、終わらせるつもりはない。
一晩じっくりと、彼女の事を愛するのだ――――。

ご案内:「王都マグメール 王城2【イベント開催中】」からイヴリールさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城2【イベント開催中】」からイスラさんが去りました。