2019/02/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 客室」にリシェさんが現れました。
リシェ > (寝室、そう名付けられていると、ベッドさえ有れば良い、眠る以外はする事が無い、などと。
そういう風に、考える人達も。決して、少なくはない。筈。
が、王城に限って、そうもいかなかった。
「寝る」という単語が、えてして、「睡眠」以外の意味合いを、主に示してしまう場所。
だからか、こうやって、改めて。大きな寝台に腰掛けながら、部屋の中を見回してみると…)

「……落ち着きません。どう、考えても……」

(手の届く程、近いベッドサイドには、飾り棚が設えられて。
其処に並ぶのは、飲み物やら、時計やら、教典やら、ではなく。
淫具。責め具。拘束具。その他、諸々。どれも皆、もう一つの意味で、「寝る」為の物ばかり。
壁には更に、横たわる事すら出来無くさせる、その場に縛める為の枷や。天井から吊された、鎖すらも。
……気が重い。けれど、今日もここで、お仕事だ。)

ご案内:「王都マグメール 王城 客室」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > (音を立てないようにゆっくりとノブを回して扉を開けた。
貴族の一員として招かれることは稀にある。
家柄などを誇ることなどなくなったが……付き合いとして。
今宵も付き合いで参加した先で思わぬ接待を受けた。
歓迎の準備ができているとして宛がわれた部屋に行くと、そこに居たのが目の前の少女だ。)

「いい趣味だな」

(部屋に入ってそこらを見渡しながらつぶやく。
怪しげな飲み物を嗅ぎながら手に取り、少女に近付いた。)

「で、歓迎してくれると聞いてきたのだが?」

リシェ > (ぁ。小さく、声が出る。どうやら、今夜のお客様、やって来た様子。
扉が開いて、一人の男性、多分貴族だろう人物が。部屋の中、少女の前まで。
楚々とした仕草で、立ち上がり、ゆっくり、礼をしてみせる。ドレスの裾を、ゆるく、摘み上げるようにして。)

「あなた、さまが。今夜、お使い下さる…お方、ですね?
…はい。お仕え、させて。いただきます。……ので…」

(唯でさえ、怪しい物満載。そんな室内に。彼が持ち込んできた物も、何やら…怪しい。
こちらにまで届く、嗅いだ事の無い匂いに、少しだけ眉を寄せつつも。
貌を上げれば、更に、小首を傾げるようにして…最初は。どう、すれば良いのか。どうするのが、客の好みか、と。)