2019/02/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 寝室」にリシェさんが現れました。
■リシェ > 「……お待たせ、いたしました。お邪魔…します。」
(ノックの後、そっと、その部屋の扉を開いた。
今宵、応対を。…平たく言って夜伽だとか、そういう事を、用向きとして、命じられている相手は。
もう、先んじて、部屋で待っていても。おかしくない時間。
本来なら、お客様を待たせるというのは、良くない事。なのだけど。)
「なかなか、手間取りました。準備の方に。…難しい、ものです。」
(此処に来る前。着替えてきたのが。遅刻の理由。
…ドレス、ではなく。正確にはその下に着込んでいる。もとい。着けているとか、そういう表現になりそうな。
細い縄。それが、ドレスの下で、身体を締め付けている。
幾つもの結び目が連なって。乳房を括り出し、押し上げて。股縄のように、両脚の付け根を渡って。
ぱっと見なら服の下。しかし、良く良く見れば、垂れた髪の下、首に掛かった縄も見えるし…
背後からなら。背に渡された縄目は、はっきりと晒されている。
その格好で、此処まで歩いて来た事も、また。時間の掛かった理由。
……室内に踏み入り、扉を閉めてみせる。羞恥にだろうか、もう、仄かに色付いた表情を。隠せもせずに。)
■リシェ > 「ふふ?…それは勿論、私だって、気にはしますし…
恥ずかしい物は、その、恥ずかし……ぃ、です。」
(悦んでいる、とでも取られたと、そう思ったのか。少し唇を尖らせて。
とはいえ、きっと、その格好で来いと命じた者の、見立て通り。
平静で居られない、恥ずかしい、という事に。少女は確かに、どろりとした、後ろ暗い快感を。覚えていて。
夜半の薄暗い廊下でなかったのなら。縄化粧はきっと、色淡いドレスを透かし、浮かび上がっている筈。
無論、襟刳りや背に、覗いている部分を含めたのなら。
注意深い者が居れば、きっと気付いていた筈。気付かれて…色々と、勘繰られていた筈。
少女の素性は、公然の事実めいた物だから。
そんな趣向なのだろう、プレイなのだろう、と受け取った者は、当然居る訳で。
その上で、自縄自縛の緊縛行為を、艶めいた行為として。欲を向ける対象として。目を向けてきた者も。きっと居る。
彼等の視線が、まるで、縄に添い、肌を這いずり回るような錯覚は。さぞ、少女を弄んでいた筈で。
一歩、一歩、室内へ。踏み出していく足取りは、どうしても心許ない。
ともすれば、今にも。股縄に染み込む蜜が、内腿へと、滴り落ちてきそうだから。)
ご案内:「王都マグメール 王城 寝室」にトルテさんが現れました。
■トルテ > 「ふふっ、やっぱりリシェにはそういうの、似合いますね♡ あ、違います、褒め言葉なんですよ? ……一応」
(恥ずかしそうに頬を染め、それでも可憐な顔の橙瞳の奥に潜む淫らな悦びの気配。自分のだらしない駄肉とは違う、程よいメリハリを見せるドレス生地のあちこちに薄く浮かぶ縄玉の陰影と、チョーカーめいて細首に巻き付く緊縛縄。ガーターベルトの拘束の中で、ビクンッと巨根が跳ねるのは、彼女の姿が醸す淫靡な風情にどうしようもなく反応してしまった結果。そんな彼女に抱きついて、きつく抱擁した後寝台に押し倒したいという情欲をぐっと抑え、トルテは寝台端に腰掛けたまま彼女を手招き)
「リシェ、来て下さい。更にもう少し着けて頂きたい物―――ふふっ、お土産があるんです♡」
(言いながら繊手を向けて、腰掛けた寝台脇にずらりと並ぶ奇妙な道具を示そうか。大きさ、サイズ、形状、それぞれに異なる奇妙な道具は、一見前衛的なデザインの置物の様に見えるだろう。しかし、それらのうちの幾つかの具合を実際の己の身体で確かめた事もあるだろう彼女には、それらが何なのかすぐに分かるはず。それは上品なドレスの下に卑猥な縄化粧を施された彼女の前後の肉孔に埋められ、さらなる快楽を産む淫具の数々。)
「この中から幾つか好きなものを選んでください。それを着けたら散歩に行きましょう。わたくし、まだ王城内をゆっくり歩いたことありませんの」
(などと言いつつにっこり微笑む。その所作は上品なれど、要求していることは信じがたい変態行為への誘いに他ならない。)
■リシェ > 「……まぁ、トルテの言葉なら、はい。…疑いは、しません、けれど。」
(何だか。困ったような、喜んだような。曖昧な微苦笑で、頷いてみせた。
確かに、知らない者が聞いたのなら、羞恥を擽る文句に、聞こえかねないものの。
彼女なら、素というか、正直にというか。言葉通り、褒め言葉なのだろうと。
その辺、理解出来るくらいには、付き合いが続いているのだから。
誘われる侭、寝台の側まで寄ってみれば。ずらり。その場に準備されている淫具達。
思わず、ごくり、唾を呑む気配。先日、そういう道具類を、散々体験したばかりだったから。)
「ぃ、色々、有りますね……?勿論、私も、こういうのは…」
(ちゃんと、知っている、と。正直に、性体験を告白してしまう辺り、少女も…彼女の率直さを、とやかくは言えなさそう。
指先であれこれ、選って、手繰って、やがて選び出したのは。
この後の事を考えたのだろう、歩くのには困らない程の…過剰に太い訳ではなく一般的なサイズの。
その代わり、これ以上ない程精巧に、男性器の形を再現し尽くしたディルドと。
目新しい経験から、つい想像したのだろう、数多の珠が連なる、後孔用の物と。
選んだ二つを手に取ると。少し、顔を伏せた分、上目遣いになりながら。彼女へと差し出して。)
「……約束、です、ものね。……これで。良い、ですか?
でしたら……トルテが。」
(言い出す方も言い出す方なら、受け取る方も、また同じ。
つまり、こう言っているのだ…二つの道具を、彼女の手で、付けて欲しいと。)
■トルテ > 「まぁ! 流石はリシェです。そっちのぽこぽこしているのはわたくしのお気に入りなんですよ♡ ほら、所々に大きい玉がついているでしょう? これがお尻のとっても気持ちいい場所をぐりぐりしてくれるんです♡」
(こんな話を、本来であれば家族にすら話せない様な、それでいて、トルテにとっては唯一の趣味とも言える話題を恥ずかしげもなく投げることの出来る相手。その上、そうした淫行のほとんどを共感してくれる特殊な立場の少女。そうした狭く深い話題の共通も、人見知りの強いトルテが彼女と仲良くなるに至った理由の一つなのだろう。)
「ふふっ、それではリシェ、入れやすい様にスカートを捲って、お尻を向けてくださいますか? 潤滑の必要は有りませんよね? だってもう………どろどろなんでしょう?♡」
(他に比べればいっそ控えめなサイズ。それでもトルテの小さな手指にはまるで似合わぬ無骨で淫猥な形状の淫具を左右の手に持って、興奮の色が覗く微笑みと共に彼女に命じる。準備を終えて、ここまで歩いて来るだけで、急所に接する縄玉は彼女の弱点を抉っただろうし、何よりもこんなに綺麗な顔をして、トルテと変わらぬ淫乱さを秘めている彼女なのだ。倒錯的な喜悦だけでもぐちょぐちょにしてしまっているはず。)
■リシェ > 「そう、ですね。…えぇそうでした。この前も…ですね、後ろから感じる凸凹が、前を埋めていたせいで、余計に……」
(いっそ、深刻な。とても大事な、秘密の会話。とでも言うような、真面目な面持ちで、頷いてみせる。
実体験も交えた返答は、しかし、淫具について、淫行についてな訳で。
だから、真剣さを思わせる声音とは、裏腹に。頬を染める、熱っぽさにも似た彩りは。ますます濃さを増していく。)
「勿論です、というと…何だか。変、ですね。でも……
確かに、その。見られている、という感覚は。視線という物で、苛まれているのと、同じです…から。」
(否定しない。というより、素直に、肯定出来てしまう。
お互い様、似た物同士、そういう気安さを。彼女相手だと、自然に、受け容れられてしまうから。
裸を晒す、淫猥な言葉を重ねる、それ等よりも、遙かに恥じ入り苦戦したのが。
先日来、呼び捨てにする事にした、その行為だったというのだから。おかしな話。
ともあれ、頷いてみせると。腰掛けた彼女の前で。そろり。ドレスの裾をたくし上げていく。
真白い股間に食い込んだ縄、それに責められ、てらてら、蜜に濡れ光る秘裂。
当然、彼女の視線に対しても。見られる、という責め方をされて、ひくひく、揺らめく発熱した花弁。
……目と目が合うのなら。そっと、微笑んでもみせた筈。
それから。くるり。まるで踊るように、ドレスを掴んで持ち上げた侭、彼女に対し背を向けて。
「お願いします、トルテ?…今夜一晩、たっぷり、一緒に…ね?」
(倒錯的な。今後の予定に、当然、胸を高鳴らせている。
向けた尻肉を、差し出すようにしてみせたなら。花弁のみ鳴らず、その上、色薄い尻孔の窄まりも。
彼女に責められる事を、待ち侘びて。ひくつきが止まらないように。)
■トルテ > (自分が日々、淫らな遊びを重ねる様に、王城の親友は様々な男性と、時には自分みたいな女の子と肌を合わせていやらしい体験談を増やしていく。行為を終えたピロートークの最中だとか、翌朝起きた後のベッドの上でのお行儀の悪い朝食中に交わすそれらの話題が、淫乱令嬢のトルテにはとても興味深く、興奮を煽る物なのだ。そしてそんな彼女が自分の眼前、腰を突き出す様にしながら自らの手でドレススカートを捲りあげて晒す恥部。)
「はぁ、ぁ……っ♡ リシェの、匂い……ん、ドキドキ、しますぅ……っ♡」
(蜜濡れた恥丘のいやらしさに惹かれる様に近づく顔が、寄せた鼻先で彼女の匂いを嗅ぐ。すんすんと蠢く小鼻が吐く息が、濡れた恥丘を冷やりと擽り、同性の少女に恥ずかしい場所の匂いを嗅がれているのだと嫌が応にも実感させる事だろう。持ち上げた黒瞳が彼女の橙と絡み合えば、こちらも少し気恥ずかしげに、同時に少し嬉しそうに笑ってみせる。そうしてその後、細身を翻した彼女のお尻がこちらに突き出されたのなら)
「はぁ……♡ はぁ……♡ はい……たっぷり、一緒、にぃ……っ♡」
(まずは数珠状の連なる歪な張り型。それを淫蜜のぬらつく秘裂に押し付け滑らせる疑根の素股。そして、もう一方の淫具にはねろぉ…と卑猥に桃舌を這い回らせて唾液を塗布し――――つぷぷぷぷ…っ♡ ずにゅるぅぅう…っ♡ 二本同時に彼女の肉孔に挿入する。大小連なる肉玉が強制的に排泄のための窄まりを伸縮させつつ直腸内に強烈な異物感を生じさせ、小柄なリシェの狭孔でも苦労なく咥え込める、その分気持ちいい場所を的確に抉る形状の疑似ペニスがにゅるにゅると肉襞を舐めつつコツンと子宮口に硬い頭部を押し付ける。そして、特殊な加工が施された淫具の根が、パチンと締めた金具で秘溝に沿う縄紐に固定された。)
■リシェ > (どちらも互いに、淫らな体験を積み重ねて。それを、謂わば日常会話の延長じみて、情報交換する。
互いの経験談が、それぞれに対して、自然と影響を与えるのと同時に。
当然考えてしまうのが。二人それぞれの行為を、一つに重ね合わせたのなら。…二人で一緒に耽るなら。
今宵も正に、その一つ。自ら差し出してみせる下肢に、つい、と彼女の唇が近付いて。)
「っひゃ、っぅぅ!?っ、トル、テっ…、い…息…んゃ…ぅ……!」
(鼻息。声。それだけですら、びくり、飛び上がりそうになる程。濡れて、炙られて、過敏な蜜孔。
とろり、とろり、止め処なく溢れ続ける蜜は。もう股縄では押さえきれず、膝下まで垂れ落ちる程。
二孔へと淫具を挿し入れる為、一旦縄をずらされでもしたのなら。
さらに、白濁する程に粘っこく、濃い蜜が糸を引き……)
「………つ、っ゛……!っぁ、あ……はぁ゛……ぁ…!?
ふ、っふ、ぁ、ゃ…こ…れやっぱり、っ、ゴリゴリ …擦れ、て、っ…ぇ……」
(溢れる蜜で濡らされた、とはいえ。一気に尻孔の奥深くまで、挿し貫かれていく、異物感。
ぞくぞく、肌が総毛立つ様な、その上に。彼女の唾液、彼女の体液にまみれた疑似男根が、ずるずる、膣孔を掻き広げる。
無理のない範囲での拡張は、その分、二つの孔が満たされている実感と。
僅かでも身動げば、二つの淫具が擦れ合う快感、それ等ばかりを沸き上がらせて。
ぱちん、音を立てて、それぞれが固定され…再度股縄が戻されてしまったら。
途端、がくがく、膝が笑って。今にも、その場でへたり込みそうになる。
挿入の快感だけで、熱病じみた熱さで、頬を火照らせて。苦しげ、切なげ、そうとれる程に、潤む瞳。
きゅ。胸元で、両手を重ねて。ドレスが強く、胸へと押し付けられれば。
充分に突起した乳首の形が、生地を押し上げ、薄紅の色合いすら、幾許か透ける程。
靴先まで、蜜を垂らし、立っているだけでも、ふらついて…それでも。
欲を、期待を。孕む瞳は変わらない。彼女と、悦びを分かち合うのは、今からなのだと。)
「っは、…ぁぁ、は…ト、ル、テ…?
それじゃぁ一緒……に、お散歩、しましょぅ……?」
■トルテ > 「はっ♡ はぁ…っ♡ はぁっ♡」
(王城に囚われて、恐らくはその一生を様々な相手との淫行に費やす事を運命付けられた親友の甘声。身悶える様子。その淫らがましい愛らしさは、このままベッドに押し倒してしまいたくなるほどに魅力的。ここまであれこれ準備したのに、それら全てを放り出して抱きたくなる程の蠱惑。彼女が数多の経験で学んだのは、こうして《雄》を昂ぶらせるための手管なのだろう。それがただの演技ではなく、彼女の生の反応であるからこそここまで興奮するのだと思う。)
「――――あぁぁあっ!♡」
(そして準備を終えた所で耐えられずに彼女が最初の法悦に至るのを目にすれば、トルテも思わず蕩けた喜悦を喘ぎに漏らし、ブルブルブルッとドレスの背筋を震わせる。甘イキの余韻にヒクつかせる下肢がようやく落ち着いた頃、濃密な雌フェロモンを下肢に纏った彼女の誘いを耳にして)
「はい、リシェ♡ 案内、お願い、しますね……?♡」
(黒のタレ目を淫蕩に緩ませながら立ち上がり、伸ばした細腕を彼女の腰に絡ませて、部屋の外へと歩き出す。ただ歩いているだけでも、ニ孔を埋めるディルドの硬さは彼女の肉壁を抉るはず。お尻の孔からは、汚物が出口の直前まで降りてきている様な耐え難い排泄欲を。前孔からは、どれだけ締め付けようとも形を変じることのない被虐の体積による爛れた圧迫を。そして膣と腸、2つの肉孔を隔てる壁は思いの他薄く、前後の圧迫が擦れあう相乗の喜悦を高めるのだ。ガチャリ。大きく頑丈な扉を開く。途端、暖炉の熱に暖められた室内に吹き込む廊下の冷気。火照った2人の令嬢の肌をヒヤリとさせる《外》の空気。)
「あんまり恥ずかしい声、出したらいけませんよ、リシェ。ただでさえ可愛い顔がエッチに溶けてしまっているんですもの。いやらしい声なんて漏らしたら……ふふっ、騎士様だって我慢出来なくなってしまうかも?♡」
■リシェ > 「は………っは、ぁ…ぁ、…ぁ、っぁあ、ぁ…は…」
(良く、立っていられたと。少女自身、思ってしまう程。
手が離れ、はらり、ドレスが舞い落ちれば。淫猥な有り様と化した、下半身こそ隠れるものの。
火照りに火照り、うっすら、口端に唾液の銀糸すら纏わせ、蕩けきった眼差しを浮かべて。
そんな表情を見ただけでも、何かされている、何かしている、誰の目にも、きっと、露骨にあきらかで。
ふぅ、ふぅ。暫し、荒い呼吸を繰り返して。
落ち着いた、とは言わないものの、多少でもマシになってきたのなら。
軽くイった、その余韻を浮かべた侭。彼女へと、片手を差しアドし、エスコート。)
「でも、それ……ぅん、…ん…トルテも、ですよ……?
そんな顔して、嬉しそうで、物欲しそうで…それに。気付いて、います…?
……凄い匂い。きっと、先走りで、とろとろ…でしょう?
油断、したら。……誰に、襲われてしまうか。…私と一緒。そう思われて。何方に、使われてしまうか…
精処理道具にされて、好き放題犯されて、全身、ドロドロに穢されまくって…
ふ、ふ…それとも。もしかすると…そういうの。期待、してます?」
(重い扉が開かれて。腰を抱かれ、寄り添い、廊下へと歩き出しながら。
挑発めいた言葉は…結局、少女自身の、冷めやらない興奮を。そのまま、表しているような物。
一歩、歩くだけで。ごりり、二孔で玩具が擦れて。作り物とはいえ、子宮口を抉られる、カリ首で刮がれる。
多数の珠が腸襞に絡み付いて、幾重もの揺さぶりで、直腸を引き摺り落とす。
ぱた、ぱた。絨毯に染みていく蜜と腸液の滴りは、当然、道行きに強い、雌の匂いを撒き散らす物。
それと同じほど。彼女も雌と、雄。双方の匂いを纏っているから。
すん。鼻を鳴らし、直ぐ傍ら、彼女の肩や首筋に。頬や唇を擦り付けて。匂いを求めるお返しをしながら。
廊下を歩けば、さて、どんな部屋が見えてくるのだろう…?)
■トルテ > (今宵の淫乱令嬢は、腰の高い位置から魔法のパニエでドレススカートを膨らませた姿。革のガーダーベルトを拘束具の様に腰に巻き、その内側に巨根を挟み込んで巨根が目立たぬ様にした姿。親友の身悶えを傍らにしての興奮が童顔に浮かぶ事は避けられぬだろうけど、それでも今宵、すれ違う事になるだろう騎士達の視線のほとんどはリシェの方に向けられるはず。肌を擦る縄の刺激だけでなく、二本の淫根で性感帯を弄ばれながらの散歩なのだ。精神的な興奮だけを感じるトルテとは異なり、肉体的な悦楽にも苛まれる彼女の纏う淫猥な雰囲気を前にすれば、どれほどに高潔な騎士であっても股間を固く膨らませてしまう事だろう。)
「―――ん、ぅ…っ♡ そ、そんな、事、ありません……。ん、ぁっ、あぁぁ……ッ♡♡」
(しかし、傍らを歩く彼女がトルテに告げる言葉は、そうした予想を覆そうとする内容。リシェと一緒にすれ違う騎士様に犯される。『性欲処理道具』『好き放題犯されて』『全身ドロドロに』。親友の可憐な唇が紡いだとは思えない卑猥な未来の数々にゾクゾクッと背筋が震えた。ただでさえ乱れていた呼気が荒れて、紅潮した顔が汗を浮かせる程の熱を帯びる。決して許してはいけない、望むべきではない未来なのに、リシェと一緒に堕ちるのならば……なんて事さえ考えてしまう。頑丈だけれど冷え冷えとした石組みの回廊。その壁に等間隔で設置された松明が敷かれた絨毯を赤々と照らしている。シン…と静まり返った廊下は2人の少女を寒々しい静寂で包み込むも、寄り添う体躯は汗ばむ程に火照っている。)
「――――ねえ、リシェ。 はぁ、は、ぁ…♡ どんな感じ、ですか? おまんことけつまんこ、両方にいやらしい玩具突っ込まれて、ドレスの下をエッチな縄で締め付けられて、夜の王城お散歩する気分は…っ♡」
(発情の熱息で彼女の耳朶を擽る様に顔を寄せての問いかけは、先程の意地悪なセリフへの異種返し。寄り添う肢体がたわわな乳肉をむにゅうっと彼女の二の腕に押し付けて、先端の尖りでトルテの興奮をつたえている。するすると彼女の腰から下ろした手指が、ドレスに浮く彼女のお尻を柔々と揉み捏ねる。寄せられた彼女の鼻孔に伝えるのは、桃の果汁めいて甘い体臭と、そこに混ざってほんのり香る雄の先走りと雌の発情フェロモン。そんな2人の眼前に立ちはだかるのは両開きの大きな扉。その先は王城の各所へ続く広々としたエントランス。常に幾人かの騎士が立つ侵入者にとっての難所。)
「はぁ…っ、はぁ…っ♡ リ、リシェ……開けます、よ……?♡ 開け、ちゃいます、よ……?♡♡」
(爛れた淫欲を黒瞳の底に渦巻かせ、彼女の腰を抱くのとは逆の手を伸ばして感情そうなドアノブを掴む。これを捻って押せば、そこに立つ騎士たちの視線が間違いなく集中することだろう。)
■リシェ > (対して玩具たる少女の方は、肌に貼り付き、スレンダー寄りの体型を、誇張してみせるようなドレスだから。
見る物が見れば、全身、僅かに浮かぶ縄の凹凸も。
布地に浮かぶ乳房の膨らみ、その尖りの硬さや、息を荒げ大きく上下する様も。
露わと大差のない、腰のラインが打ち震えて、その下半身が快感を得ている事も。
皆々直ぐにバレてしまいそう。…実際に。騎士だとか、侍従だとか、武官文官その他だとか。
目的の場に向かう途中、誰かとすれ違ったなら。大概、その視線は少女へと向けられた。
何時ものように、弄ばれている少女、唯今夜は相手が同じ女性…とでも、見られていたのだろうか。
……だからこそ。)
「でも。…好きじゃないですか、そういうの。っっん…んは……
さっきの、お道具だって。…トルテ、自分で使う時…考えるでしょう?
こんなに太い物が、幾人分も、入れ替わり立ち替わり、尻孔を犯しまくるとか…
熱い、熱い精液で、下から、お腹いっぱいにされるとか。
っくん…どきどきしてる、胸に挟んで、顔中にぶちまけられる、真っ白に汚されるとかも。考えちゃう、でしょう…?」
(彼女の、夜毎抱く淫猥な想像という物も。少女は、きっと、聞かされているから。
意趣返しに、意趣返しを重ねる、というか。此方から擽ってみると、想像以上に、彼女の表情が変わるから。
少女としては、珍しく、逆に刺激したくなる。
指摘してみせた、乳房のライン。彼女のそれは、あまりにも豊かに、見せ付けられて。
強く押し付けられれば、彼女の胸の高鳴りに、尖った感触に、くすりと微笑んでみせながら。
浮き上がった谷間に、其処に浮き上がった珠の汗に、ちゅ、と唇を触れさせるなどもして。
少女同士のじゃれ合い、というには、行き過ぎた濃さ。牝の匂いは更に立ち上り、二人を包んで…
もう。誰の目に見ても。互いに、興奮の最中、快感の霧中。)
「っひっぅ…!?……んっふぁ、声出…っちゃ…っ、…私は……っぁ…トルテにあんな…意地悪、言った…らぁ……
いっそ、バレ…バレ、ちゃいたい、なんて…そう思う、かも…
いやらしい所、っ、蕩けたおまんこ、っ、お尻の方も……見られ、たら、どうなるかばっかり…」
(尻を掴まれた、それだけで。びくびくと腰を跳ねさせて。
じわり。滲み出す蜜が、ドレスに染み込み、濡らして透かして貼り付いて。
バレるかどうか、というよりも。最早、気付かれて当然、そんな風にすら。
後はそれこそ。視線の有無、目撃者が居るかどうかだけ。…手を掛けられた扉。
其処が開いてしまえば、可能性は現実になる、筈。その先には間違いなく、広間を護る者達が居る。
……そっと。少女もまた、彼女がドアノブへと触れた手に、こちらの手を重ねてみせて。)
「……っふぁ、は…ぁい。……トルテと、一緒に、なら。…何処までも………♡」
(どこまでも。一緒に。穢れたい、堕ちたい、…淫らになりたい。そんな願いを隠しもせずに。)
■トルテ > 「や、ぁあ…ッ♡ そんな、そんな、事ぉ……っ♡ はぁっ♡ は、ぁッ♡ やだ、やだ、ぁ……ッ♡」
(容赦のない追撃に返すのは、あからさまなまでに蕩けた興奮の声音。左右に振る頭部が夜会巻きからこぼれた亜麻色の髪を弱々しく揺らすも、この否定が言葉と仕草だけの物なのは気付かれているだろう。己の嫌らしい欲望を全て話してしまっても大丈夫な相手だから、トルテの本心がどこにあるかなんてとっくに勘付かれてしまっていてもおかしくない。跳ねる鼓動が今にも心臓を飛び出させてしまいそうな乳房の丸み。そこに寄せられた彼女の唇が浮いた珠汗を舐め取る様子にゾクンッとドレス姿が揺れた。)
「そ、んな……そんな、事、言われた、たらぁ……ッ♡」
(縄化粧とエッチな玩具。それらで大好きな親友の身体を苛んで、自分は比較的安全な位置を保ったままで、彼女が感じるだろう淫らな興奮のお裾分けを貰う。それだけのつもりだったのに、寄り添う肢体が伝えるダイレクトな興奮は思っていた以上にトルテの理性を削っていた。脅しのつもりで紡いだ言葉とドアノブに掛けた手が、重なる繊手の熱帯びた柔らかとドロドロに爛れきった堕落の誘いの切り返しに硬直した。)
「――――あ、あぁ……だ、だめ……ま、待ってぇ…ッ♡ リ、リシェ、帰ろう……? リ、リシェのお部屋に、か、帰って……2人だけで、いつも通り……ね? ね……?♡」
(いつしか立場が逆転していた。意地悪されて、恥ずかしい思いをさせられるはずだった彼女に、今やトルテの方が懇願の声音を向けていた。ドアノブの上で小さな手を重ね合わせたまま、すがりつくように彼女に密着させた肢体が小さく震える。それが興奮なのか、恐怖なのかも分からない。しかし、このまま踏み込んでしまえば、これまで通りではいられなくなってしまう事だけは確かだった。引き籠もりのお嬢様には、それが酷く恐ろしい。リシェと一緒であるなら、どうなってしまってもいいという気持ちも強く存在している。しかし、どうしようもなく覚悟が定まっていなかった。)
「リシェ……リシェぇえ……っ」
(黒の垂れ目をぎゅっと瞑って、彼女の首筋に頭部を埋めて親友の名を呼ぶ。気弱で流されやすいお嬢様は、己の命運を完全に彼女に委ねてしまっていた。)
■リシェ > 「…どう、しよう。どうしましょう……ぁ、ぁ……トルテ…ねぇ、トルテ……っ…
あなたの、そんな顔。…いつも、私ぐちゃぐちゃで、イきまくって、蕩けちゃって……ちゃんと、見られませんから…
こんな時。見て…見せられて、しまったら…ふ、ぁ…いつもの……私で、いられ、ません…」
(使われる側。犯される側。それが少女自身の筈なのに。それでも、彼女のこんな顔を。
痴態としか言いようのない程に…泣き濡れすらしているような、身悶えを繰り返すような、密かに男根を張り詰めさせているような…
見せ付けられると、とても、平静では居られない。
彼女の躊躇も、その裏で肥大化する欲望も、痛い程分かる。少女自身も、似たような物だから。
重ねた手も、じっとり、熱っぽく汗ばんで。手指の先まで、頭の天辺から爪先まで、興奮しっぱなし。
…多分、彼女に誤算が有ったとすれば、それは。少女の興奮が、収まる範疇を通り越し、制御を外れ、暴走の域にすら。達しているという事。
そのせいで。後々の事など、考えられていない。
寧ろ、城の男達によって、好き勝手犯されるなど、少女には多々有る事という……彼女との、数少ない相違点が。そうさせているのかもしれず。)
「……帰る?帰るん、ですか……?
や…ぁです、っ、また今から……我慢、するなんて。
もう私、どろどろで、濡れて、濡れすぎて……ほら、トルテと同じくらい、ドキドキしてて…っ…」
(それでも。彼女を悲しませる、というのは。流石に、出来なかったようで。
胸の高鳴りを、理解して貰う為に、彼女の掌を。自身の胸へと掻き抱いて、押し付けさせる…掌、そう、ドアノブに触れていた手を、引き寄せて。
ことん、ことん、今にも破裂しそうな胸の音。切なくて、耐え難くて、待ちきれなくて…もっと彼女と堕ちたいと。
言い方を変えれば、彼女と、快楽に溺れたいと。願ってやまない瞳を潤ませて。
……やがて。力を抜くように、そっと、痴情にまみれた微笑みを、浮かべながら。)
「やっぱり、駄目。帰っちゃ駄目、トルテ……して、下さいっ…
今、此処で…っ、扉の向こうに、聞かせちゃうくらいに…っ……誰かに、見られたって、構わずに見せ付けて…!
わたしが、トルテに……こんな所で、っ、はしたなく貫かれて、喜んで腰を振る、トルテに溺れてしまっている、事、知らしめるみたいに……
ね?…私、我慢出来ない、ん、です、トルテ……と、一緒になりたいんで…す…!」
■トルテ > 【後日、継続予定です。】
ご案内:「王都マグメール 王城 寝室」からリシェさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城 寝室」からトルテさんが去りました。