2019/01/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2」にリシェさんが現れました。
リシェ > 「ふぐ、ふ…ぅ゛っ、ぅ…あ……ぁっ…!」

(広くない室内を、少女の嬌声が満たしていた。
伴奏めいて…ぐじゅ。ぐじゅ。じゅぶ。共に紛れる粘付いた音。
ソファの並ぶ部屋の中央。膝を着き、頽れるような体勢で、その腰を小刻みに揺らして、打ち震えて。
理由は簡単。陽の落ちた頃からずっと、此処で談笑していた貴族達の遊び道具か、見世物のように。
床から反り返った張り型を跨がされ、終始、苛まれている為に。
もう感じたくない、と思っても。一度揺らぎ始めてしまった身体は、その侭、自然と張り型による刺激に苛まれては。
結果動かずに居られなくなり、また快感に襲われて。…後はその繰り返し。
見物していた、嘲笑っていた、サロンの客達が。夕食の為に立ち去ってしまった後も、そのまま放置されている。)

「ひぐ…っ…ゃ……もう…ゃ、あっ……」

(やめれば良い。腰を上げれば良い。…簡単な筈なのに、それも出来ないのは。
床から張られた縄が両の太腿を低い位置に引き留めて、それ以上の高さを許さないから。
お陰で、上下に大きく揺さ振られる事はないものの、左右に揺らぎ、円を描く、擦り続けられるような摩擦が、延々続いている状態は。
気持ち良さともどかしさ。それが混じり合う感覚を、何処までも連鎖され続ける…余計に、苦しい物でしかなくて。)

リシェ > 「っ、っ……ぁ………」

(やがて。サロンの扉が開いた。幾つかの声が入ってくる。
どうやら…食事を終えた後、ようやく思い出した、とでも言うように。客達が戻って来たらしい。
悲鳴と大差のない嬌声、ばかりを繰り返して、唾液でどろどろに濡れた唇が。引き攣るように。)

「お願っ……お願い、…します……!」

(その先少女が、彼等に対して、何を懇願したのかは。言うまでもない。
ここから先で響くのは、ようやく与えられる事となる、深く大きな快楽に。
ただただ、喘ぎ悶える声ばかり。
望んで壊れていくかのような、少女の蕩けた嬌声が。途切れるのは、ずっと先の事になった筈…)

ご案内:「王都マグメール 王城2」からリシェさんが去りました。