2019/01/04 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2」にリシェさんが現れました。
リシェ > 「ぅぐ、くふ…っぅ、ぅ…!」

(くぐもった声しか出ないのは。口枷を嵌められているから。
それだけならまだ良かったかもしれないが。残念ながら、肝心要のドレスばかりを奪われて。
代わりに与えられた物はといえば、例えば、突き出させられた尻の狭間、窄まりから飛び出す作り物の尾や。
ぱた、ぱた。蜜を滴らせる膣孔にも、尾を模した物と同じ程の太さで、押し込まれ固定された張り型や。
何より枷の直ぐ下、荒い呼気を通す喉に、ミレー用の首輪が填められており。
其処から伸びた手綱が、適当な柱に結わえ付けられて、少女の逃亡を阻止していた。
宴の余興。それだけの名目で、宴会が行われていた部屋の外に、犬代わりに繋がれて。
参列する者や、或いは廊下を行き交うだけの者達の視線にさらされていた。)

「、っ、………ぅ、ぅ…」

(言いたい事はごまんと有る。ただそれを、枷が濁らせてしまうのと。
こんな遊びを強いている者達が、許してくれないというだけで。
宴が終わる頃になれば、解放されるのかもしれない。
その時間が来る事だけを待ち侘びて…)

リシェ > (勿論、ただ放置というだけでは。余興として不完全だから。
低い低い位置に括られているせいで、否応なく四つん這いを強いられるその身の背中には、一言文字が書き添えられている。
「不出来なペットに施しを」と。
その一文をどう捉えるかは、通り掛かる者次第という事になるとしても。
こんな国、こんな城。大概の者達が、何を考え、何を与えようとするのかは。決まり切っている筈で。
だからこそ。)

「っふ、ぅ…っぐ…!ん……んぅ゛ぅ゛っ…!」

(また、押さえつけられ濁った声が、廊下に漏れた。
遅れて宴にやって来た一人の客が、行き掛けの駄賃に、口枷を外したかと思えば。
勿論それで自由にした等という筈もなく。入れ替わりで男根をねじ込み、がむしゃらに掻き混ぜて…吐き出して。
粘付く白濁を、欠片も残さず嚥下した事を確認してから。満足気に、宴席に入っていく。
見送る事もままならない、濁り歪んだ涙目を、少しだけその背に向けて。)

「っぅ゛ぇ……こんなの、何人目、ですか…」

(同じような事ばかり。誰も、良く飽きないと思うものの。
ばらばらの客達が、欲望にしろ、蔑むにしろ。抱いているのは当たり前の事。
………また、足音が近付く。次は誰なのか。そして何をされるのか。)

リシェ > (それでも、終わりはやって来る。
室内から聞こえる、一際大きな拍手と歓声。年明けの宴が一区切りを迎えたらしい。
これで漸く、忌々しい役目も、終了させて貰えそうだと。息を吐いた、直後。)

「………!?ぅん、何、何で………!?」

(扉が開かれたかと思えば。幾本もの手が伸ばされて。たちまち手綱諸共連れ込まれていく。
刹那聴き取る事が出来たのは、歓談事を終えた室内で、男達の手に掛けられている女達。
終わりの後にこそ、本当の禍がやって来たのだと、気付かされて目を見開き…
その侭。獲物を逃さず扉は閉まる。
寧ろこの先こそが、この国に相応しい肉の宴。
数多の客達によって貪られる夜が、何時終わりを告げる事になるのかは。きっと誰にも判らずに。)

ご案内:「王都マグメール 王城2」からリシェさんが去りました。