2018/10/20 のログ
ヴィクトール > 「――そんなこと言われっとよぉ、マジで孕ませたくなるぜ…? 魔法掛けてでもよ」

既に少女の中を埋め尽くしている白濁が、今まさに幼い卵を貫いて届かせているかも知れない。
淡い恐れを浮かべるどころか、蕩けた瞳が覗けると、産毛が逆立つほどに興奮が溢れ出す。
そのせいで息が止まる様に言葉を忘れ、金色をギラつかせながら吐息をこぼせば、やっと言葉となった。
甘い交わりを知ったばかりの、幼い身体を孕ませて、不自然に腹を膨らませてしまいたくなる。
魔法の体勢があるようには見えぬ少女に、自身の魔法で言葉を紡ぎたくもなる程。
紡いでしまえば……身体に受胎を促し、結合させることも容易くなる危険な呪いと変わる。
紡いでしまいたいと、欲望が胸の奥で暴れまわるのをぐっと堪えながら、金糸をひと撫でして沈めていく。

「あぁ……マリナがエロい言葉言ってくれたからよぉ、すげぇ興奮したんだぜ? 周りにゃ、可愛くて綺麗ないい娘って見られてそうな、マリナが……俺の前で、エロい言葉口にして、盛る厭らしい娘になるって思うとよ」

肉棒の肥大化に素直な反応が見えれば、クツクツと嗜虐的に微笑む。
少女の想いを感じ取ったというわけでもないが、その不安を解くように欲望を重ねる。
何時もの少女と、ベッドの上で見せる少女の差に興奮していく。
普段の綺麗な一面があるからこそ、際立つ卑猥さに興奮を示す。
世の男が望む一例にあるような、昼は淑女、夜は娼婦といった相反する二面性。
少女のままに歪んで欲しいと強請りながら、体位を変えていく。
男性でいうであれば、前立腺が備わる位置に当たる部位、神経の溜まり場が亀頭でえぐられる。
獣達が交わる時に、牝に交尾を伝える場所とも言われるようなポイントを、快楽に浮かされる今抉れば、余計に性欲を煽るようなもの。
思わず溢れ出す素直な感想が可愛らしく、いい子だと言うように後頭部に軽くキスをすると、もっと聞かせてくれと甘声を強請る。
そして、快楽神経が束なったそこをじゅこじゅこと雁首の裏側で擦り上げれば、凹凸の大きさが激しく刺激する。
吸い付き、しゃぶりあげるような膣口の収縮は心地よく、ワザとギリギリまで引くようにしてそこも可愛がる。
窄まる唇をゴリッと雁首が抉じ開けていき、広がりきったところで亀頭の半分が抜けてしまう。
唇が絞りやすくなったところで、それを阻害するように膣口を押し開きながら突き刺すのだ。
より浅い膣口で強く擦れる感触を楽しませ、押し込んでは裏筋でGスポットを小刻みに攻め立てる。
密着したまま、じっとりと背中を濡らしつつ、腰だけの機微な動きでえぐっていけば、水音が泡立つ。
震える腰に誘われ、溢れ出した濃い蜜が白濁を溶かして亀頭を心地よく包んで先走りを交える。

「トロトロのキツキツで堪んねぇなホントよぉ……っ、ん? いいぜ……でも、もうちょい堪えてもらおうか……っ」

腰の震えの幅が狭まり、幾度も感じてきた少女の予兆が言葉と共に伝わる。
きっとこのまま、ペースを落とさず弱点を小突き続ければ、甘い悲鳴とともに達するのは明白。
それでも構わないが、腰を押し付けてもっとと強請る姿をもっと堪能したかった。
我慢を命じながら腰を引き寄せると、両手を解いていき、何故か肉棒をゆっくりと抜いていく。
その瞬間、密かに意志の魔法を用いると、想像した胎内の世界に自身の魔力を留める。
抜いたはずなのに、今でも刺さっているような錯覚を与える程の熱、異物感を粘膜に具現化する。
それ以上白濁が溢れ出さないように、魔力溜まりが栓となって封じ込めていった。
とはいえ、抜いただけでは少女が落胆するかもしれない。
代わりというほどではないが、その身体を逞しい両腕で抱き上げていった。
所謂お姫様抱っこという格好で抱え上げれば、硬い肉の揺り籠に載せ、ベッドから降りる。
小さな姫君を見つめつつ、胸元や顔に視線を向けて、ニヤッと悪ガキの様に微笑むと、何故か窓際へと進む。
そこには、布がかけられた姿見。
少女をゆっくりと下ろせば、姿見を両手で跨ぐように壁に着かせ、カバーを剥ぎ取る。
薄暗い世界に映り込むのは、前に身体を倒す白き柔肌の少女と、それを見下ろす浅黒い肌の大男。
片手で傍らの窓のカーテンを勢いよくめくれば、青白い月光が差し込んで、室内を妖しく照らし出す。
これから犯される愛らしい姫君と、それを貪り尽くす獣の男がはっきりと鏡越しにみえるだろう。
悪戯に視線を濡れぼそった膣口へ向け、中指と人差し指で小陰唇を抑えて広げてしまう。
奥底まで覗き込む姿を見せつけながら、改めて肉棒を押し当てると、無遠慮に一気に押し込む。
ずんっ!!と散々小突き回した子宮口を真っ直ぐに突っつくと、腰を両手で捕まえていき、追い打ちのピストンが始まる。

マリナ > 従兄の許可を得ず、王族として婚姻を結ぶこともなく、一夜の歓待を命じられた男の子供を孕むなど許されない。
体も未だ成熟しきっておらず、本当の性の悦びも今夜初めて経験したくらいだ。
実際、懐胎することだって知識として浅はかなところもあり、母体となるには足りない乳臭い少女。
それなのに彼の全てを受け入れた証を刻まれることに何の恐れも抱かないのは、彼に溺れているから。
全部捧げ、全部奪われ、その結実がいずれ受胎となるのは自然なのかもしれない。
覗く獣欲と反するような優しい掌に、少女は心地よさげな息を吐いた。

「はぁ……、……ヴィクトールさま……」

ただただ、甘く彼を呼ぶ。
今、自分を抱いてくれているのが誰なのか、誰の子種が子宮を温めているのか、呼ぶことで自覚することが幸せで。
少女の内に灯った慕情は心を満たし、体に女の本能を植え付けているようだった。
意を決した言葉にしたものが彼の劣情を煽ったのだと知って、頬を火照らせながらも嬉しく感じてしまう程には。
何のてらいもなく口に出せるようになるまでには時間が掛かりそうだったけれど、それでもと望む乙女心。
羞恥と思慕と肉欲に挟まれ、少女は揺れながら。今は肉欲に傾いている。彼の与える快楽が深過ぎて。

「ぁ、あっ……ぁっ、……ぁ、あっ……!」

蜜を内側に滲ませながら膣口が抜けようとする亀頭に押し広げられ、ぞわぞわと背筋を震わせる。
擦られて赤く腫れた粘膜が縋るように亀頭に吸い付いて――ぐぷっと再び入っていく。

「ひゃぅ、ぅぅっ……はぁ、ぁぁ……ぐりぐりするの……あっ、あつい……
 はぁ、あっ……そこ、すごく……あつい……ぁあっ……」

じゅくじゅくと水音がするたび、雌の匂いが濃くなっていく。
的確に繊細に気持ちいい場所を刺激する動きは、少女の肉体を更に開発していく誘惑。
感じ入っては下腹部全体が蠢いてしまい、少女自身にも動きを止めることが
できなくなる肉襞の蠕動がこれ以上ない程活発になっていく。
ただ陰茎を扱くためのとろけた肉穴であったそこを、男と女両方の愉悦を高める肉壷として躾けられるように。
耐えきれなくて、今にも絶頂まで昇り詰めようとしたその時、膣道をペニスが引いていき。

「んっ……ぁ、はぁぁ……っ ハァ、ハァ、……な、に……?」

肉襞を肉茎が擦り上げながら圧迫弱めていき、たしかに膣口から白濁混じりの蜜と
糸で繋がりながら、にゅぷっと出ていく感触があった筈なのに
未だ膣内を何かで埋められている感触に、少女は当惑の声をこぼす。
その状態で抱え上げられれば尚更違和感が不思議だったけれど、散々乱れた後なだけに
彼と視線が重なったことが恥ずかしくて、一気にそれどころではなくなりもして。
けれどその程度の羞恥は、彼の真意がわかった時に比べればマシだった。
月光に照らされる自身の体は、あまりに淫猥に染まっていた。
少し前屈みになることでやや下向きになる乳房の先端が突起となり、白濁のぬめりの跡に彩られ。
気付いていなかったけれど、首筋に咲いている鬱血痕は彼が吸った時のものなのだろう。
そして何より間近で映る貌は愛欲に紅潮し、汗ばみ、冷静さなどどこにもない。

「……、ヴィクトール様……これは……、あ、ッ――やっ、そんな、見ないで下さい……」

直視できなくて、救いを求めるように、猛々しい雄そのものの姿を映す彼を見たけれど
得られたのは羞恥から逃れる術ではなく、とろけきった膣穴を覗かれるという行為。
粘液の音をさせ、にゅぱぁと開く陰唇は、魔力の栓がなければ
その時点で精液と愛液の混合液を垂らしてしまう程に中がぐずぐず。
最初に奥まで見られた時とは大分違い、敏感になっている肉襞は充血して朱く、彼と長時間交わった証を残している。
そして、月光浴びてぬらぬらと光る膣口にまた肉棒が触れ―――

「あ……――ッ!!ッ!!ああ、ああ、っ、やっ、やぁっ、あ、ああ、
 はず、かしい、こんな、ッ、ッ~~~~~~!」

強い一撃で子宮口がぶにゅんと潰れ、一瞬息が詰まるも、彼の腰遣いの強さにすぐに嬌声があふれていく。
少女の腰は弱々しいけれど、しっかりと固定されているために衝撃の全てを膣内で受け止める。
ぶちゅんっと幾度も粘液が結合部でぶつかり、飛び散る音をさせて、少女の尻肉が腰にぶたれて揺れる。
奥まで突かれるたびに乳房がぶるんと大きく震え、自身の顔が悦楽に蕩ける。
それを至近距離で見ながら、自分を貫く彼を鏡越しで潤んだ緑の瞳が見上げた。
けれど先程までの交わりで絶頂間近まで昇り詰めていた少女が耐えられる筈がなく。

「あひぁ、んんっ、だめ、きもち、いいっ、イっ、イき、っ……イきますっ、……!
 んひぃっ、マリナの、ぉ、おまん、こ……っ、ヴィクトールさまの……っ、
 おちんちん、にぃ……っ、つっ、突かれて……ンヒッ、あっ、きもち、よくて……っ、
 イっ、……!あひぅんっ あふぅぅううううっ!!」

初めて口にするような言葉の羅列を唇が紡ぎ、その羞恥に頭が沸騰するのを感じながら、ひときわ甘い嬌声が上がった。
遂にオーガズムへと達した少女はおとがいを上げ、乳房をふるんと揺らしながら上半身をのけぞらせ、ぴゅくっと股座より潮を噴く。
肉竿を噛み締めてビクビク収縮していく肉壷で、肉襞を精一杯に押し付けて、吸い付かせて。
いたいけな肉体の内側は雄を貪る雌として、きつくきつく膣道を狭めていく。

ヴィクトール > 自分を、彼女自身を認識させる互いの名前。
呼んで欲しいと強請った後も、少女の名前を何度も囁き、交わっていく。
権力の供物とされ、犯される合間の少女が名を呼ばれたことはあるのだろうかと、ふと思う。
ただ呼ぶのではなく、一人の幼き姫君として愛でるために。
自分であって良いという行程を欲しがる姿は、奇しくも集落で見続けたミレーの少女達を思わせる。
恐らく、彼女達よりも欲深く透明な枷と首輪が無数に絡みつき、犯されていたのだろう。
思うほどに、連れ去りたいという思いは、連れ去ると確たる意思を強める。

「良い子だ、もっとエロい声、素直に出してくれや……」

ピンポイントに弱点を抉るピストンが連なり、はしたない声が溢れ出す。
年頃の少女と何ら変わらぬ、蕩けきった悲鳴は鼓膜を心地よく揺さぶりながら肉欲を唆る。
ニヤける顔が止まらず、もっともっときかせろと強請るように弱点だけを裏筋がなぞり続けた。
肉壷の収縮が限界が近いのを見つけるも、もっと羞恥に溺れさせたいと男も欲深くなる。
引き抜き、困惑する少女を腕の中で見つめれば、初な恥じらいにクツクツと笑う。
厭らしさと幼さの同居が堪らないと、肉棒をひくりと揺らしつつ下ろせば、卑猥な姿を鏡へと押し出す。
豊かに膨れた乳房が、柔らかに下へと垂れ下がり、白濁を滴らしていく。
先端が桜色に染まって尖り、それだけでも卑猥でそそるというのに、蜜が溢れる陰裂はそれ以上だ。

「そりゃ無理な相談だな……中、すげぇな……俺のとマリナなのでグチャグチャになってらぁ。マンコの粘膜もちょっと赤くなってるが、綺麗なもんだ…」

硝子の蓋を押し込めたように、腟内が広がって男の視野にさらされていた。
斑に入り交じる白濁と蜜の揺れ動きも、その奥で卑猥に色づく子宮口も、何度も擦られて充血した膣壁も全てが丸見え。
それでも、稀に抱く場末の娼婦とは異なり、全体的に色が白い。
汚しきれないほどの純粋さがそこにもあるようで、嗜虐心がムクムクと膨れて肉棒に伝わる。
そして、追い打ちの挿入と共に、栓が弾け飛び、逆流する蜜溜まりをピッタリと密着した亀頭が奥へと押し込み治していった。

「ちゃんと見ろよ……っ、マリナが、どんだけエロくて……すげぇ、可愛いかってのよぉ……っ! ホント……絵本のお姫様みてぇに白くて可愛いのに……すげぇエロい……っ、その顔でエロい顔されたらよぉ、堪んねぇよ、マジで……っ」

兄のようにもう少し学のある言い回しができればと思うが、気取った言葉など浮かばない。
思うがまま、卑猥だと思うところを褒めて、清楚さに欲望を晒して言葉で意地悪を重ねていく。
肉欲と愛情に蕩けた表情は、それだけ卑猥で、鏡越しに金色の瞳が、嗜虐の色を宿しながら碧玉を見つめる。
子宮口をストレートに小突き、ほぐれたそこを更に磨り潰すようにピストンしていく。
尻肉を捕まえて、引き寄せるようにして貫く度に、固く引き締まった下腹が臀部を叩いていった。
蜜溜まりの泡立った水音と、それに相反した肌のぶつかり合う乾いた音の二重奏。
絶頂を呟くと、意地悪はまだしたり無いらしく、片腕が少女の足を掬い上げる。
片足を上げさせて、まるで犬の小便の様なはしたないポーズを取らせれば、身体をわずかに反らせ、腰を突き出すようにしてピストンは加速する。

「いいぜ……乗ってくるだろ、エロいこと言ってるとよっ、イケっ、そのエロくてだらしねぇアクメ顔自分で見ながら、イケっ、マリナっ!」

こんな少女が本来言いそうにもないセリフが、追い打ちとなる。
ぞくぞくっと背筋を駆け上る嗜虐的な興奮に、瞳をギラつかせながら絶頂を命じる。
それに従わせるように、激しくバックから散々にポルチオを叩けば、右に左に弾き出すようにしてそこを抉っていった。
ごりゅ、ごちゅ、ごりゅっ……と、幾度も幾度も肉の弾ける水音が響き渡り、亀頭に掛かる滑りと熱さ、摩擦が男の白濁を陰嚢から絞り上げていく。
甲高い悲鳴が上がった瞬間、ぐっ…と呻くように声を上げて、快楽が眉間にシワを寄せた。
瞬間、どくどくっ!! と、最初と変わらぬ程に煮えきった雄汁が勢いよく溢れ出し、胎内へ注がれる。
既にいっぱいの子宮内へ、それでも注ぐと言わんばかりに鈴口を窪みへ密着させて、腰を左右に捻る。
追い打ちの快楽で白濁を絞り出すと、ギュウギュウに密着させことで、隙間なく白濁が隙間を通って流れ込む。
それこそ、その圧力に内側から仔袋を押し広げて、白濁で孕ませるかの様に、下腹をふくらませる……かもしれないと、思わせるぐらいには。
身体を震わせながら、深い快楽の余韻に浸りつつ、頭が項垂れる。
ぽたぽたっと熱を吸い込んだ汗が、無数の飛沫となって白い背中を濡らしていくと、身体が崩れぬように抱き寄せる

「……マリナ、まだ、したりねぇや」

鏡に写ったのは少し疲れたような笑みだが、強がりではない。
幾度少女に妊娠を思わせるほど注いだか分からぬのに、獣の男根は未だに衰えていなかった。
ベッドに押し倒して、正常位で、側位で、座位でもと、小さな体に夢中になって交わっていく。
少女の顔を見つめ、意識が途切れないようにペースを整えながらも、ギリギリを進むセックスの連続は、幼い体力を根こそぎ奪うだろう。
クタクタの身体を抱き上げて、バスルームへと誘い、湯船の中で撫で回しながら清めた時に意識がしっかりしていたかも怪しく思えるほど交わったのだから。
――翌朝、目を覚ましたのはきっと知らぬ天井の世界だ。
朝日が透けて溢れるカーテンの向こうからは、賑やかな喧騒が響き、無数の足音が入り交じる。
誘拐犯たる張本人は、少女の直ぐ側で寝息を立てて眠りこけていた。
一人用の質素なベッドの上で、小さな体が転げ落ちないようにしっかりと抱きしめながら。
その目覚めが、少女にとってどれだけ感情を揺さぶったかは、その裸身を見つめながら問いかけるのだろう。

マリナ > まるで優しく抱擁されるような心地の中、実際に味わうのは含羞極まる色欲の小夜。
意地悪な彼だけれど、少女が触れ合う人々の中で最も彼女を憂いてくれた人。
そんな存在に体も心も許しきってしまうのは必然だったかもしれない。
そして少女が少しずつ彼の施す調教に応じ、淫心を芽吹かせていくことも。

これだけ激しく甘く交わった後の肉壷の様子を口に出されて
どうにもならない羞恥に困惑した顔は、子宮ごと揺さぶられるように強く突き上げられる間はどこにもない。
膣内を抉り、子宮口が拉げる程に強く求められながら褒めてくれる言葉は
猥雑だったけれど真っ直ぐで、少女の心をこれ程までに鷲掴みにする。
彼に褒められるためなら、恥ずかしさにも負けず乱れていたい。素直にそう思える、魅力的な口ぶりだった。
甘酸っぱい感情に胸を焦がす一方で、交わる姿は雌雄の本能が曝し出されている。
軽々と片脚が上げられれば、結合部は引っ張られるように開いた。

「ぁ――っ、だめ……っ!」

鏡に映る少女の顔が真っ赤になる。
性毛のない陰唇が開かれて、内側の粘膜が露出して、肉棒が奥までぐぶりと入っては
中で白濁と蜜を纏わり付かせて膣口から出てくる様を、誰かに見せ付けている気分にさせてしまうから。
けれどこの一夜で羞恥を官能と結び付かせてしまった少女には、それすら絶頂を強めるスパイスとなってしまう。
一瞬意識がふわぁと浮かんでそのまま途切れてしまうような強烈な陶酔感と共に果てた瞬間、
捏ねられ突かれ、無防備にほぐれて腫れぼったい子宮口に三度目の吐精がなされ。

「――――っ……!! くふっ……あっ、あっ、ああああっ……!」

射精されながら、未だ腰の捻りで子宮口がくにゅくにゅと捏ねられる。
それが絶頂をひときわ長引かせ、高まらせ、腰の揺らめきに合わせて肉襞が蠕動する。
隙間など全くない結合の中、一滴残らず精液は胎内へと流れ込んだ。
二度の射精でたぷたぷと波打つような子宮の中に容赦なく。

「……ぁ……あっ、あつい……あったか、い……、……はぁはぁ、ヴィクトールさま……
 ヴィクトールさま……はなさないで……、ああ……あぁん……」

もうこれ以上入らないと思う程に下腹部が張っているのに、痺れる腰を叱咤しながら縦横に動かし
ペニスの先に窪んだ子宮口を擦り付けて残滓まで飲ませる、少女らしからぬ発情した様子。
発情しきった子宮がどこまでも熱くて、重くて、子宮口が降りていく。
彼が支えてくれなければとっくに崩れていただろう体は、微かに震えていた。
とっくに限界を越えている体力とは裏腹に、膣内だけは肉欲に蠢き続ける。
そんな少女に対し、もっととねだる彼と鏡越しに視線が重なり、惚けて開く唇は甘く息を吐く。
――――ただ、彼に求められるのが幸せで。

その後の少女は、本当に腰砕けといった様子で自力ではまともに立ち上がれなかった筈。
それでも時には震える腰で臀部を突き出し、頬を染めながら口付けをねだり、彼と重なる幸福を味わった。
膣内に彼の肉茎が入っていることが当然のように思えるような、密着具合で肉壷も応えて。
長時間に及ぶ性交の末、少女の下腹部は実際に少し膨れていただろう。
今まで温室で生きてきた中で最も体が疲弊する夜、心は最も満たされていく。

一体いつ住み慣れた私室を離れたのかわからなかった少女が目覚めた時、そこには初めて見る光景があった。
驚きの直後、胸が締め付けられて涙があふれる高揚感は、彼がまた一つ与えた初体験。
体中が軋んで痺れるのも忘れて、無防備に眠る彼をうっかり起こしてしまうくらいには忘我だったらしい。
彼が見たのは、きっと輝く緑色の瞳。獣欲に溺れた夜とも違う、別の狂熱。
きらきらと生気に溢れ、希望に胸を躍らせる少女の興奮ぶりは、あられもない姿だということに気付くまで続けられるだろう。

問題はたくさんある。考えなくてはならないことも。
けれど今はそれ以上に素敵なもので少女の心はいっぱいで、しばらくは華やかに騒がしく咲き続ける。
―――――彼の傍で。

ご案内:「王都マグメール 王城2」からマリナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城2」からヴィクトールさんが去りました。