2018/06/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2」にベルナデットさんが現れました。
ベルナデット > 「にゃんっ♥にゃんっ♥にゃんっ♥にゃんっ♥」

それは悪趣味の極みと言ってもいいだろう。
王城、その客室の扉はわざと開かれ、中が覗き見えるようにされていた。
扉を開いておくよう指示した主はベッドに寝そべり満足げなにやけ面を浮かべている。
そして、その上には純白の髪の少女がまたがり一心に腰を振っていた。
薄いネグリジェからは身体のラインがくっきりと透けて見え、豊かな膨らみがこれ見よがしに弾む。
その頭の上には黒い猫耳が載せられ、後ろの孔からは同じく黒い尻尾。
それを与えた男は『今日はお前はミレーの奴隷だ』と言い放っていた。
立場上は異国の外交官の身分にある娘に対して。
そして、性交の末に快楽に負け、外交官が喘ぎ声を上げ始めると今度は猫の鳴き真似をしろと命令を下した。
当然、彼は知っていた。
彼女の声が神へと捧げられた神聖なモノであることを。
異国の民の心の拠り所である聖女を犯し、その神聖な声を玩具のように扱う……果たしてこれ以上異国の誇りを貶める行為が他にあるか……。
その姿も声も、秘められるべきそのすべてを衆目に晒し、数え切れぬ絶頂と3度の射精を与えた。

「……。」

満足した男が寝息を立て始めた頃、少女はベッドから身を起こす。
内股には未だ陵辱の痕が残り、耳も尻尾も外すことを許されず、それでも男を起こさぬよう楚々とベッドから降り、火照った身体を冷まそうと素足のまま廊下へと歩み出る。
そして、廊下の壁へと背中を預け、ほおっと熱い吐息を吐いた。

ベルナデット > ありとあらゆる感覚を封じられる無感地獄から戻ってより、見るもの聞くもの嗅ぐもの味わうもの触れるもの何もかもが愛おしい。
あれはきっと神の試練だったのだと思える程度に少女は敬虔であった。
そして、地獄の中で唯一与えられたのは……。

「ん……。」

警備の兵の気配が近くにあるにも関わらず聖女は豊かな膨らみへと片手を伸ばし悩ましい吐息を漏らす。
無感地獄の中で唯一感じられた生きている証。
全身に刻み込まれた快楽の記憶に下の口がよだれを垂らす。
――もっと。
内に秘めたそんなはしたない願いを聞き届けたように部屋の中から聖女を呼ぶ声がする。
今夜の主が目を覚ましたのだ。
そして、聖女は微笑みを浮かべ部屋の中へと戻り……今度はこっちと尻尾が生えた後ろの孔へとねだるのだった。

ご案内:「王都マグメール 王城2」からベルナデットさんが去りました。