2018/04/17 のログ
フェイレン > 不意に頬へと触れた手の柔らかさに呼吸が止まりそうになった。
ほんのわずか目を細めて与えられる熱を享受し、そうしてしまった自分に驚く。

神々しい美しさを持つ少女が、自らの手で肌を晒す姿はアンバランスにも見えたが、
中に纏うものと、それらが隠す真雪のような肌は、世の男達を刺激するのにうってつけの拵えをしていた。
最後に低い位置で纏った下着が現れると、頬を染めた彼女はそこで動きを止める。
この行為自体が答えなのか。それとも、刻まれた紋章等があるのかもしれない。
青年は膝を折り跪くと、両手で彼女の太ももを押さえ、脚の間へと顔を近づけた。

下着を見せるとは随分控えめな主張だと思ったが、上部に結ばれたリボンを見とめると、男は軽く目を見開く。
リボンの結び目にある、ピンク色の丸い飾りが――震えている。
こんな施しをされた女を見るのは初めてだ。
自らの手で解けるものを、そうしていないということはやはり自分の意思なのだろうか。
不思議に思いながらも男は導かれるよう秘所へと唇を寄せ、敏感な蕾を口に含むと、熱い舌でねろりと舐め上げてみせた。

ベルナデット > 「っ!」

敏感すぎる突起へと熱い口付けを受けると少女の細い顎が跳ね上がる。
ただそれだけで膝が震え、快感から逃げるよう腰を引いてしまう。
張り詰めた淫核は青年の舌を押し返し、確かな存在感を主張する。
そして、リボンは淫核が萎えていては結べないし解けて落ちてしまう……それがこの時間まできっちりとショーツを飾っているということは……。

「……っ。」

声なき声を上げる少女は下の口からもよだれを垂らし、白い股布に卑猥な染みを作っていく。
それは……このまま青年の主へと差し出せばすぐにでも受け入れることが出来るであろうと思える程に。
だが、差し出してしまえば……少女の笑顔を二度と見られなくなるかも知れない……。

フェイレン > 確かめるように眼前の真珠を弄ぶと、頭上から熱のこもった吐息が聞こえ、しなやかな四肢がびくりと震えた。
ねぶる舌を押し戻すように隆起する淫らな感触に、男の背筋がぞわりと震える。
悪戯に舐め回し、軽く啜ってから唇を離すと、口元と陰核とを繋ぐ銀糸が引かれ、そのままぷつりと途切れた。
この反応ならもう、否定する要素はどこにもない。――そうでなければ良かったのに。

「そうか……本当にお前が……」

ロマルティアの聖雪の聖女。欲望に塗れた声でそう呼ぶ主人の声が脳裏にちらつく。
片手の親指で秘芽を弄りながら、残された指で下着の上から秘裂をなぞると、そこはもう十分に潤っており、布越しに指が濡れるほどだった。
とっぷりと仕込まれた彼女に躾は必要ない。この先は主人に捧げるべきだろう。
けれど青年の頬には今尚、彼女の手のひらの感触が残っている。

どうしようもない運命の流れに巻き込まれ、否応なく業を仕込まれ、そうすることでしか生きていけない体になった。
そう形容してしまうとこの少女の人生は、貴族の飼い犬になり下がった自分と似ているような気がする。

主人に渡すのはいつでも出来る。今夜は――俺だけが彼女を知ればいい。
決意めいた答えを導き出すと、震える腰を抱き寄せ、硬く立ち上がった秘芽を舌で弾き、犯しぬく。
そうだ。この反応も、声も、味も。今夜は俺だけのものだと口の中に飲み込んで。

ベルナデット > 「ふぅ……ふぅ……ふぅ……。」

青年の頭上で少女の荒い息がわずかな音を立てる。
それは声とはとても呼べない代物ながらも確かに少女の音色。
刺激を失った淫核はより一層腫れ上がり、根本をリボンに締め付けられ苦しげに震える。
そして、撫でられる割れ目はくちゅりと音を立てるほど下着を濡らし、もっと奥へとねだるよう指から滴るほどの蜜を溢れさせる。

「ふっ!んっ!んんっ!」

淫核と割れ目へと舌と指を与えられ、少女は青年の頭上でくぐもった喘ぎを漏らす。
持ち上げていることも出来なくなったスカートがふわりと青年の頭を多い、その姿を月の光から隠す。
月明かりの下、幻想的な少女は唇の端からよだれを垂らし、必死に奥歯を噛み締め、与えられる快楽に堪えながらもその表情には恍惚の色が浮かぶ。
本来ならば誰も触れることが出来ないはずの少女の中心……しかし、そこだけが清楚な少女をあざ笑うよう卑猥にひくつき雄を求め、愛してもいない男の前で股を開くのだろう。

フェイレン > 吐息に混じって届くのは、男が初めて耳にする彼女の声だった。
身をよじり快感に耐えようとする姿が艶めかしく、
感情の起伏の弱い青年でさえ、男たる場所がじくじくと動き出すのを止められない。

「……ベルナデット……」

無意識に唇がそう呼んだ。
降りたスカートに視界を閉ざされると、天上の月からでさえ己の愚かな行いを隠してしまえるような、妙な高揚感が胸を支配する。
下着のクロッチを軽く横にずらし、男を求めてひくひくと蠢く膣口に中指を突き立てると、
中の柔襞をかき分け、蜜を掻き出すように刺激しては唇で舐め上げる。
秘め事のような夜、どちらかが満たされるまで存在を確かめるような愛撫は続くことだろう。

ベルナデット > 「んんっ!」

名を呼ばれると青年の目の前で蜜穴がくちゅりと音を立てて答える。
スカートで暗がりになっていなければ青年をがっかりさせてしまっていたかもしれない。
股布をずらし曝け出された女の中心は、少女の清楚な可憐さを否定するよう卑猥に形が崩れてしまっていたから。
何人もの男に掘り尽くされたそこは青年の指程度あっさりと抵抗なく飲み込み、ほとんど締め付けないまま肉厚な襞だけが指へと吸い付き絡みつく。
スカートの中と外ではまるで別世界……。
壁へとお尻を押し付け悶える少女は幾度となく絶頂を迎え……しかし、決して満たされることはないのだ。
愛する者に抱かれる喜びを知らないまま、肉欲に溺れる悦びを知ってしまっているから。

ご案内:「王都マグメール 王城/回廊」からフェイレンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城/回廊」からベルナデットさんが去りました。