2018/02/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2」にシモンさんが現れました。
■シモン > 久しく訪れた城は、相変わらず何処か彼処で馬鹿騒ぎをしていた。
相変わらずだと嘆息を零しつつ、廊下を歩き続ける老人の目的は、何気ない噂話の真相を探るもの。
ここ最近、城の中で魔族が出没するという。
与太話に過ぎぬと思いながらも、擦れ違う人の少なさにがっくりと肩を落としながら、老人の散歩が続く。
(やれやれ、儂が若かりし頃は夜中じゃろうと兵士が歩き回っていたもんじゃ。賊程度はまだしも、魔が出た時も、己が命を盾に主を守らんとする……そういう勤勉な兵士も居たもんじゃがな)
これでは魔族が入り込んでも、対処が遅れそうであると納得がいくものだ。
そのままふと……廊下から続くバルコニーを見やると、風に交じる匂いに鼻を小さく鳴らした。
そのままゆっくりと歩いてき、バルコニーへ抜けると遠くに煌々と明かりを灯す部屋や、ライトアップされた中庭が一望できる。
違和感の正体を探るべく左右を見渡し、手すりにも目を凝らせば、僅かに汚れが禿げた部分が見つかる。
指先が重なった細いラインが幾つか、そこに顔を近づけて、匂いを嗅ぎ取れば、体中の血が騒ぐように熱くなった。
魔族から発する独特の匂い、それは跡継ぎの息子や孫にもまだ備わらぬ、魔を追いかけつづけた結果に手にした嗅覚というところか。
思案顔のまま顔をあげると、顎髭を指先で撫でながら再びあたりを見渡す。
そばにいるなら、何処かで貴族か王族の男を引っ掛けているだろうと……冬空を見上げるような素振りで、視線を散らせていく。
ご案内:「王都マグメール 王城2」にミコトさんが現れました。
■ミコト > ――シャン。
気配を探る老人の耳に鈴の音が響く。
バルコニーから覗き見ることが出来る廊下を歩いているのは何もかもが真っ白な少女。
白銀の瞳を持つ人非ざるそれは静かに前を見据え歩く。
この国へと連れて来られてより30年、老人もその噂を聞いたり見掛けたりしたことが在るかも知れないそれは老人が探す者とは真逆であるものの、此の場に於いて異質であることに変わりはなかった。
本来場内に足を踏み入れるようなことはないのだが、今回に限っては王族に呼び出されていたのだが、そのような事情は知れるものではない。
■シモン > (どうしたものかの、息子に出張らせるか……儂が興味で突っつくと、城のモンが儂を頼るのは困るからのぉ)
引退した身で見回りを繰り返すにはしんどいものがある。
後続に仕事を任せる判断も、老いた身に必要なことだろうかと考えていた矢先のことだった。
鈴の音にはてと軽く首をひねりながら、廊下の方へと視線を戻す。
ガラス戸の向こうに見えるのは、薄暗い廊下を歩く小さな姿。
年頃は随分と若く見えるが、この時間に歩くには不不相応という印象があれど、感じる気配の異様さに、僅かながら肌が産毛立つような心地を覚える。
ガラス戸を開き、再び廊下へと踏み込めば、異国の格好に身を包んだ彼女の前に、その老体が立ちふさがるように歩み出るだろう。
「これはこれは……随分と若い子じゃの。こんな夜更けにどうしたんじゃ?」
ゆっくりと響く年老いた掠れ気味の声、そして青い瞳が穏やかに緩み、笑みを拵えた。
厚底の下駄に狩衣姿の彼女をじぃっと確かめるように全身を眺めるも、魔を前にした時に感じる嫌な気配はない。
噂に聞く敗国の守神は知ってはいたが、まさかこんなに幼い姿だとは思いもせず、今は夜中を歩き回る少女といった認識のまま、彼女を確かめていく。
■ミコト > 目の前に白い髭を蓄えた老人が道を塞ぐよう現れると少女は足を止める。
瞳の半分ほども隠れる長い睫毛の奥、白銀の瞳がじっとその皺くしゃの顔を見つめる。
まっすぐと相対すればその人非ざる気配も見て取れるだろう。
「アーノルド王子に呼び出された帰りだが、何か用か?翁よ。」
少女が告げたのは色狂いの王子の名。
その苛烈な責めはもう何人もの女を壊したとの噂もある。
が、その王子の私室から戻るにしては落ち着きすぎているようにも見えるだろう。
そして、何より遥か年上であるはずの老人に対し対等、或いは上からと言った口調。
■シモン > 魔族の女は、大抵が男を惑わす美貌を兼ね備える。
妖艶な美女であったり、甘酸っぱさを感じさせる少女であったりと、欲望に汚したくなる魅力だ。
それを餌に釣り上げた人間を貪るのが魔。
しかし、眼の前にいる少女は似て非なるもの。
儚い、そんな言葉を思い浮かべさせられる気配に、白くなった眉がひくりと少しだけ跳ね上がる。
「ほほぉ……あの王子の、しかし……随分と健常じゃのう?」
色狂いの王子、それは此方も知る相手だった。
息子や孫が下僕に落とした魔族の女を献上することもあり、そしてその回数も多い。
それは噂に違わぬ女の使い方の粗さからくるもので、大概は壊れているか、肉屑になりかけていたりと酷いものだ。
地獄ではなく、散歩から戻ったような足取りに違和感を覚えつつ、軽く首を傾げるものの、口調もまた妙に尊大。
それ自体に憤りを覚えることもないが、代わりに噂と現実がつながっていき、瞳が僅かに見開かれるとぽんと手を打った。
「魔のモノが入り込んでおると聞いての、現役を退いた身じゃが、散歩がてら寄ったまでじゃ。そなたは……東方から引っ張り出されたという守神殿かのぅ? なんと言ったか、シラツキの、テルミ? のミコト……で、あっておるかな」
異国から連れ出され、使い潰すように酷使されている夫婦がいると聞いたことがあった。
その一人が永くを生きた守神の一人という。
妙齢の女性とばかり思っていたが、気配と言葉遣い、そして乱暴に耐える身体ともなれば…重なるのは彼女ぐらいだった。
確かめるように紡ぎつつ、そちらの様子を確かめるように視線を向けていく。
■ミコト > どこまでも白い少女はいつ消えてもおかしくないほど儚く薄い。
しかし、その身に纏う空気は穢されてもなお尊く神々しい。
じっと老人を見つめる白銀の瞳は何もかも見通しているような……逆に何も映していないような……そんな掴みどころのない光を湛える。
「如何にも。妾は白月照海命(しらつきのてるみのみこと)、ミコトでよい。
翁は魔を探しておるのか。
今宵は出ぬであろう。」
少女のことを真名まで知っている者はそうはいない。
それだけで一廉の者なのだろうとわかる。
色狂いの王子の玩具にされても壊れる気配も見せない少女は周囲を確認するよう首を巡らせ、断言した。
よく見れば狩衣の裾から覗く細い脚、その内股に光る雫がほんの少し覗き見えるのは情事の残滓だろう。
■シモン > 感嘆の言葉には、無音と共に返される視線。
瞳から感じる何かも、普通ではなかった。
それが何かとはいえぬまま、老人の表情から愛想笑いの柔らかな表情が徐々に消えていく。
「……なるほどの、ミコト殿がそう仰るなら…儂の仕事はなさそうじゃの」
魔に対する刃の一つとして数えられていた分に、深い内情を聞かされることもあったが、それももう昔のことだ。
思い起こした言葉は正しかったらしく、眉尻を下げながら安堵しつつも、軽く肩をすくめる。
彼女にとって魔はおそらく相反する存在だろう。
いれば自分よりも鋭敏に気づくはずだと思えば、その言葉を疑うことはなかった。
そして、月光に薄っすらと光って見えた内股の何かへ視線を向けていくと、宴の名残が見える。
何もなかったわけではないらしいと思いつつも、視線は再び彼女の瞳へ向かう。
「して……ミコト殿はおやすみに部屋に戻るところじゃったかな?」
それなら引き止めて悪いことをしたものだと思えば、苦笑いを薄っすらと浮かべつつ、確かめるように問いかけた。
■ミコト > 老人のえみが消えたのは何かを感じ取ったからか。
だが、老人の表情が変わっても少女の表情も視線も変わらない。
ただ、じっとその瞳を見つめ続ける。
此の瞳で見つめられては王子も居心地が悪かっただろう。
その分、責めが苛烈になっていたとしても何の不思議もない。
「汝は魔を狩りし者か。
だが、苛烈に過ぎる必要はない。
ただ、追い出せば良かろう。」
老人が身にまとう匂い……と言うべきか。
長年の生業によってその身に染み付いた空気にわずかに眉を顰める。
「否。妾に帰るべき塒は与えられておらぬ故。
夜露を凌ぐのに路地の軒下でも借りる程度よ。」
あくまで王国の所有物。
そう位置づけられる少女には欠片も財産は許されていなかった。
苦笑を浮かべる老人へと緩やかに首を左右に振り、ツインテールの先に括り付けられた鈴飾りがシャンと音を鳴らす。
■シモン > 表情が死んでいるというのがしっくり来るような、感情の乏しさ。
隠しているのか、それとも傷つけられた月日が塗りつぶしたものか。
探るようにも感じる視線から、瞳をそらさないのは年老いた男に恥じる事は何一つない…からかもしれない。
ただ、若造には気に食わないと、殴られでもしそうな彼女の仕草は、自分よりも歳を重ねているはずなのに愚かしいとも思えば、なんとも言えず、バツの悪い心地で苦笑いを浮かべた。
「狩るか、そう言われれば間違いではないのぉ」
そして、ずっと凍りついていた表情が僅かに歪む。
眉が僅かに潜められたのは、体に染み付いた魔族の瘴気やら移り香……あるいは、彼等を苦しめるための媚薬の香りかもしれない。
しかし、重ねられた言葉に変わらぬ苦笑いを浮かべつつ、老人は頭を振る。
「奴らは欲の獣じゃよ、全てがそうとは言わぬが……多くはそうじゃ。儂はまだ狂人の中でもマシな方よのぉ、牝として調伏はせど、その先踏みにじることはせん。それに、所詮人も魔も生まれが違うだけの狂い人よ、ミコト殿には受け入れがたいかもしれぬがのぉ」
語る合間の彼が浮かべた笑みは、彼女より短い年月しか生きておらず、達観した考え方も得てはいない。
しかし、この国においての現実は直視している。
どちらが魔物か分からぬ、それでも魔を平伏させていたことも理解した上で笑いつつ、狂気を語るのだ。
だが、その闇の部分も続く答えには消え失せていき、何度か瞳を瞬かせた後、深いため息を吐きながらうなだれていく。
「愚かしいのぉ、守神を蔑ろにしすぎじゃ。儂の屋敷に来なされ、男ばかりでむさ苦しい屋敷じゃが、女じゃと群がる猿はおらん」
魔を踏みにじる調教師という一面とは相反するように、さもありなんと彼女に手を差し伸ばす。
やれやれと首を左右に振ると、鈴なりの音を耳にしながら白い手を捕まえようとし、届けば握りしめていく。
皺の増えた掌は年寄りのものだが、節のはっきりした指と肉の多い手は、朽ちるのを待つ老人ではなかった。
■ミコト > 全てを見透かすような済ました表情を浮かべつつ、突っ込んでしまえば可愛らしい鳴き声を上げるのだから、王子はさぞ楽しかったことだろう。
じっと老人を見つめる少女は身じろぎ一つ見せず、まるで人形のようにも見えるだろう。
「そう。欲……は人も魔も変わらぬ。
だが、その欲こそが人を人足らしめ、魔を魔足らしめる物である。
欲無きは死したると何が違おうか。」
一体どれほどの魔を調伏してきたのか。
老人の身に染みた残り香は少女の悠久の生の中でも稀な物であった。
ここ30年程で自らが雌であることを嫌というほど思い知らされている少女の身体がその残り香に反応し、狩衣の下で雫を増やす。
「汝の厚意は痛み入る。だが、妾には何も返せる物がない。」
細い腕を取られるとわずかに浮かぶ困惑の色。
此処の所、優しさを見せる者に触れる機会が増えた。
だが、その優しさに返せる物が何もないことが心苦しく感じる。
■シモン > 「ならば魔の国の中で欲を満たせばよいだけじゃ、じゃが血も欲も、儂等からでないと啜れんのじゃろう。ミコト殿、草を食む牛も、己が命が惜しくば狼を蹴り飛ばすじゃろう?」
人形のように見つめ返す彼女に応えていく見解は、人を餌とする魔族たちの本性だった。
欲を認めども、他の欲に死ぬつもりはないと。
だからこそ、奪い奪われ、世界は今だ混沌としているのだと、何処か達観するような考えもわずかによぎり、眉をひそめた。
「変わりゃせんよ、儂の行いが正しいとは言わぬが、無くば滅びるのじゃよ」
魔物用に調整された媚薬は、人間にも作用するところはあるが劇薬とまではいかない。
体中に苦痛とともに浸透させた媚薬の香りが、彼女を疼かせていくとは気付かずに手を握りしめていく。
返せるものがない、礼を求めたつもりはないが、クツクツと苦笑いを浮かべつつ一歩近づけば、両手を彼女の方にかけていく。
皺の寄った歪んだ目元を開きながら、じっと整った顔を見つめた。
「礼など気にせんのじゃがな、しかしミコト殿は真面目なお方のようだからのぉ…応えねば苦しいのじゃろうな。なら、そなたを抱かせてほしいのぉ。魔の者は幾度も抱いたが、守神は一度もないからのぉ」
気にしないと頭を振るが、彼女の答えはそれでも気にするのだろうと思えば提案を一つ。
彼女との一夜を求めながらその顔を眺めていた。
白い肌に白銀の瞳に桜色にそまった唇、睫毛が白を一層飾りこむ人形のような顔は、触れたいと思うほどに欲を唆るものがある。
在り来りな交換条件を語れば、どうだろうかと確かめるように見つめる。
■ミコト > 老人の理屈は至極最もだ。
自らを食む者へと慈悲を向けられる者などいないだろう。
いるとすればそれこそ狂っている……。
だが、それでも……。
「何時か、分かち合える日が来れば……妾はそう願ってしまうのだ。」
握りしめられた手にわずかに痛みを感じるものの、静かな口調で答える。
それは悠久の時と共に世界を見守って来たからこその想いなのだろう。
近付く老人の苦笑いとその大きく見開いた瞳をじっと見つめ返す。
人非ざる白銀の瞳に老いた顔がはっきりと映り込む。
「妾の貧相な身体で良いなら好きにするがよい。」
老人が一宿を提供してくれようとした言葉に下心がないことは理解していた。
そして、身体を求めるのもまた少女の気持ちを慮ってのことであるとも。
故にその欲を受け入れようと思った。
もう数え切れぬ程穢されたこの身、一度くらいなら、と。
■シモン > 「……人には難しいことじゃよ、喰い合いの仲に分かち合うなどと」
食物連鎖の様な奪い合いの中、理解し合うとは中々難しい答えだ。
苦笑いのまま掌を優しく包み込みながら答えると、白銀色を見つめながら続く言葉にクツクツと笑う。
「ふむ、ならば……好きに抱かせてもらうとするかのぉ。貧相と言うとるがな、やせ細る程の華奢な身体も、細柳の様な色香があるもんじゃよ」
一度くらいならと、一夜の対価を受け入れるならば往こうとその手を引いていく。
寒さで満ちる王城の廊下からは、向かい側の広間やら部屋の様子がランプの明かりと、薄っすらと影の掛かるカーテンから様子が伺える。
一晩が無ければ寒さに震えていただろう彼女とは、雲泥の差がある世界。
それもまた、この先の楽しみと重なるなら無粋なものだと思うほどに目もくれず歩いた。
屋敷に連れて行った先のことは、まだ知る由もない出来事となるだろう。
ご案内:「王都マグメール 王城2」からシモンさんが去りました。
■ミコト > 手を引かれ連れられていく先はきっと暖かく別世界なのだろう。
果たしてそこで与えられる物は一体何か……。
だが、例え何であろうと少女は受け入れるのだろう。
ご案内:「王都マグメール 王城2」からミコトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城2」にマリアージュさんが現れました。
■マリアージュ >
お昼前にご用事で王城にきて、面会室で人に会うのを待っていましたら。
出されたお菓子と紅茶。
甘い匂いと味に、ぱくりとくぴり。
・・・そこから、意識を失ってしまいました。
天蓋付きの豪奢な広いベッドに靴は脱がされて、静かな寝息を立てています。
ふわふわのマットに、手触りの良い上質のシーツ。
穏やかな寝息で、細い左手首に布を巻いた手錠を繋がれて、
頑丈な魔物の皮で編まれた紐とベッドが繋がれていなければ。
とても微笑ましい雰囲気なのです。
その寝顔も朗らかで、楽しい夢でも見ているのか暖かい微笑みを浮かべているのです。
ご案内:「王都マグメール 王城2」にアリッサさんが現れました。
■アリッサ > まさか王宮なんて来る日が来るとは思わなかった。
とある貴族から金をもらって
「とある貴族令嬢を縛って寝かせているから犯せ、映像も記録する」
映像記録自体は構わない、その辺も含めての金なんだろう。
早速言われた部屋について扉を開ける。
「うわあ…」
豪華な部屋。
額の無い自分にとってはそんな感想しか浮かばないが綺麗な部屋。
そのベッドの上に件の令嬢が眠っていた。
「とりあえず起こそうかな」
ベッドの上で眠っている女性の顔をペチペチと叩いてみた
■マリアージュ >
静かな、ゆっくりとした寝息。
薄くても少し膨らんでいる胸を動かしまして。
日向な匂いはしませんが、身体を優しく包んでくれる上質のベッドで。
ぷにっと柔らかい頬を軽く叩かれますと、
「――ん、にゅ・・・もうちょっと・・・」
むにゃむにゃと口元を動かして、甘える様な小さな声です。
右手を動かしまして、布団を被ろうとするような仕草をしますと。
手に当たった布・・・アリッサ様のお洋服を小さくひっぱるのです。
■アリッサ > 「起きないし…きゃっ」
服を引っ張られると前に倒れこんでマリアージュの上に覆いかぶさってしまう。
体は柔らかく、いい匂い。
下はスカートだが上の服は男物だったのでいまいち確証が持てなかったが、やはり女性だ。
「じゃあ…いいかな」
寝ているマリアージュにキスをする。
唇を吸って、舌を入れて絡め合わせて。
「んん…ちゅ、んちゅ」
■マリアージュ >
「・・・ん、くっ・・・」
上に乗られると、アリッサ様の軽い身体と言ってもマリアージュには重め、ちょっと眉を寄せてしまうのですが。
まだ目をつむったまま、上に乗っているものを両手で触り、
その大きさに、まだ半分以上寝たままで、抱きかかえようとするのです。
「――ん・・・ちゅぅ・・・んっ、にゃ・・・?」
キスをされますと、つい息を止めてしまいます。
舌を絡められますと、甘い痺れが舌から身体に走り、もぞもぞとしますと。
うっすらと、寝ぼけ眼を開けるのです。
「ふにゃ、んっ、んちゅぅ・・・」
目尻をうっすらと桜色にしまして、「?」ときょとんとしている表情をぼんやりとさせて。
「・・・おはようございますぅ・・・」
今にもまた眠ってしまいそうな目ですが、暖かい微笑みをアリッサ様に向け。
小さな声でおはようの挨拶をするのでした。
■アリッサ > 貴族令嬢だから、と言うわけではないが柔らかい唇。
ずっとこうやっていたいほどにキスだけでも気持ちいい。
そして抱きか帰られればその綺麗な肌の感触が何とも心地よく。
「はい、おはようございます」
にこりと微笑んで挨拶をする。
「私はアリッサ、本来ならあなたの様な貴族には見向きもされない貧民の娼婦でございます、今日はマリアージュ様に女性同士の大事なお勉強を教えるように命じられてきました」
マリアージュの秘所の指を触れて。
「女性が女性を気持ち良くさせる、そのやり方です」
■マリアージュ >
毎日手入れされているような、肌理の細かい白い肌。
重い物など持ったことがないような嫋やかな指先。
抱きかかえる力も優しいもので。
お返事を頂けましたら嬉しそうに目じりを下げてしまいます。
「・・・貴女、どこの子ですの・・・アリッサちゃん・・・?」
ちょっと思い出すように、ぼんやりしている顔。ちょっと顎をあげて考える仕草をしますが。
機器覚えがない名前に、小首を傾げさせるのです。
「そうですの、アリッサちゃんはしょーふですのね・・・ひゃぁうっ・・・」
まだ寝ぼけたような声で、秘所を触れられますと、華奢な身体をぴ売りとさせて、太ももを合わせようとするのです。
「気持ちよくさせるやり方、ですの。大変なのかしら・・・?」
ぽややんとしながらにこりと向ける笑顔は、警戒心の欠片もないような無邪気なものなのです。
■アリッサ > 「いえ、マリアージュ様は何もしなくて結構です…女性同士のご経験は無いようですので私にお任せください」
自分の服を脱いで全裸になると、マリアージュの服に手をかける。
「お洋服を脱がせていただきますね、失礼します」
マリアージュの服も脱がせ全裸にしようとする。
すでに自分の秘所は濡れて、シーツを濡らす、その濡れた秘所をマリアージュに見せて。
「ここ、濡れているでしょう…舐めていただけますか?」
■マリアージュ >
「――うん・・・」
こくん、とゆっくり頷きまして。
目の前の子が服を脱ぐ様子をぼんやり見ておりますと。
自分も脱ぐ、というのに、特に抵抗をすることもなく。
掌で隠せるぐらいのふくらみの胸、細くくびれた腰。
まだ小さなお尻に、秘部は無毛で年頃よりも少し子供っぽいでしょうか。
「・・・あ、おしっこのところ・・・。
手入れ、というのですの?」
薬の影響か、ふわふわとした頼りない雰囲気のまま。
見せられたそこに、ぼんやりと顔を近付けますと。
小さく舌を出して、ちろり、と子猫の様に優しく舐めます。
「――おしっこでは、ありませんのよね?」
触れるか触れないかぐらいの、優しい舌の動きなのです。
■アリッサ > 「はい、おしっこではございません…ひゃあっ!」
だどたどしい舌でもピクリと体を震わせて。
そのまま69の体制になって自分の秘所をマリアージュの顔に押し付ける。
「これは気持ち良くなると溢れてくるものです、もっともっといっぱい舐めてください、こんな風に」
マリアージュの秘所を指で開くと舌を入れてゆっくりと舌を出し入れするように舐め始める
「んん…マリアージュ様のおマンコのお汁、いっぱいください」
■マリアージュ >
「きゃっ!?・・・ど、どうしましたの?」
アリッサ様の声と反応に、びくっと顔を離してしまいます。
少し心配そな声を掛けるのですが。
まだ何も知らないように閉じたままの秘部を開かれて、空気に触れる感覚に、
びくっと一瞬、身を固くさせます。
そのまま舐められますと、「ひゃぁぅ・・・」と、身を小さくふるふると震えさせるのです。
「あっ、んっ・・・くす、ぐったい・・・」
小さく声を零しながら、ジワリと膣の中から零れてくる蜜。
細い腰をもじもじと動かしてしまいながらも、
「こ、こう・・・?」
顔を近付けますと、アリッサ様の秘部に舌を少し入れますが。
こわごわとした動きで微妙に震えてしまっています。
■アリッサ > 「マリアージュ様からも溢れていますよ…気持ち良くなってくれて嬉しい、マリアージュ様もレズの素質がありますのね」
マリアージュの不慣れな舌使いはむしろ興奮を引きだして蜜が開増えてマリアージュの顔を汚す。
「そ、そうですマリアージュ様、あっ、きゃっ、ひゃぁん、もっと舐めて、もっと奥まで」
マリアージュの秘所を舐める舌は激しさを増して尿道の奥まで舌を突き動かして。
■マリアージュ >
「――!・・・あの、わ、わたくしもおしっこじゃないですから・・・。
れずの素質・・・騎士になるのに役にたちますかしら・・・?」
少し首をかしげる心境ですが、丁寧に、丁寧にと舌を動かし。
そして少しためらってから、アリッサ様のあそこに、軽く唇を触れさせます。
「ふわっ、あっ。くぅんん・・・やん、奥まで・・・。
――!?。ひゃっ、だ、だめ、そこ、突いたら・・・!」
尿道を舐められる刺激に、腰がもじもじと大きくなります。
頬を桜色にして、止めてほしいと声をあげるのです。
刺激に、排尿感が出てきてくるのを感じてしまうのでした。
■アリッサ > 「はい、女性を気持ち良くさせることが上手な人をレズビアンと言います、騎士になるなら人を悦ばせることは必要ですよ…あうっ!、も、もっと…」
秘所を押し付けるように尻を振って。
何か間違っている気がするが、本人がそう信じるならいいだろう。
「大丈夫ですよ、全部飲んであげますから」
尿道を刺激されてもじもじしている、と言うことは排尿するのだろう。
だがむしろそれを待っているかのように尿道を舌で刺激して唇を秘所に付けていつでも飲めるようにする。
■マリアージュ >
「そうなのですわね・・・頑張りますわっ。
・・・あ、あの、う、動かさないでくださいまし・・・」
あいも変わらずぽややんとした雰囲気のまま、秘部に押し付ける舌が少し強くなります。
お尻をふられますと、それを追いかけようとする舌になってしまいますけれど。
太腿を合わせて、もじもじとさせようとするのですが。
耐えようと、アリッサ様を舐める舌の動きを止めてしまい。
胸の横でぎゅうっと握る手。
「や、だ、あの、だ、だめ、で、あんっ、です、から・・・。
――あ・・・」
刺激を受け続けて、我慢の関はたやすく決壊してしまいます。
ぴゅっ、ぴゅっ、と秘部をひくつかせながら小水が少し飛び出してから、
ちょろちょろちょろっと、温かい小水がこぼれ始めます。
耐えたせいで、余計に止まらなくて。
真っ赤になった顔を、両手で隠そうとするのです。
■アリッサ > 「ん…んん!ん、ごくん、んぐ、ぷはっ」
溢れる小水をごくごくと喉を鳴らしておいしそうに飲む。
一滴残らず飲み干せば嬉しそうな顔をして。
「ああ、マリアージュ様のおしっこ…とても美味しかったです…あの、私のも、飲んでください、んん…ああああああ」
腰を止めて秘所をマリアージュの口の中に当てると体を細かく震わせて、マリアージュの口の中に小水を漏らす。