2017/03/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2」にステファンさんが現れました。
■ステファン > 執務室。執務を取る机を占領している書類の隙間で突っ伏すようにして眠っていたが不意に目を覚ますと、
ぐ、と座ったまま伸びをして立ち上がる
ふらり、と姿見の前に立てば鏡に映る自分の身形にハッ、と失笑にも似た嘆息を零した
乱れた髪に身を包む軍装も所々汚れており、心なしか少々、匂う気がしないでもない
しばらく、屋敷には戻れず激務に執務室に泊まり込んでいるのだが今日で何日目であったか、定かでない
「酷い指揮官、貴族もいたものだ…」
自分の事ながら呆れてぽろりと漏らせば、一先ず、髪についた寝癖に手櫛を通す
風呂に浸かって屋敷のベッドで眠りたい…ささやかな願望も書類仕事や会議が続けば後回しにせざるを得ず、
やだねえ…と、零しながら姿見の前からソファへと移動し、ばたん、とそのまま、倒れ込んだ
「爵位叙任はこうなる事を見越してだったかなあ…」
報奨の先払い…そんな言葉が脳裏を過る
やだやだ、と零しながらソファの上で寝返りを打つ
狭いソファの上では満足に寝返りも打てず、清潔なシーツとベッドメイクの行き届いた寝台が、
今は何よりも愛おしく思えた