2017/03/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2」にステファンさんが現れました。
ステファン > 街道の整備が始まり現地で指揮を執っていたがそれも一段落
細々とした指示は現場レベルに一任して早急に、王城にある執務室に戻ってきた
特別、急ぐ理由もないのだが、正直、現地にいても自分が出来ることなんかはない
それどころか、現場で働く部下達に要らぬ緊張感や不安を与えかねない…と、思う
当面はまた、執務室の椅子に陣取り、上がってくる報告書や上申書などを
詮議して処理していくのが主な仕事となる
退屈な仕事ではあるが、まあ…自分が部下を引き連れて前線に出なくてはならない事態というのは
王国の存亡に関わる事案が発生した場合であろう…最後の切り札、というより貴族や王族辺りが、
持てるだけの財産をまとめ王都を脱出する時間を稼ぐ壁みたいなもんである

「まあ…才幹1つで成り上がれる国ではないのだから仕方のないことだけれど…」

ぽつり、と自然に溢れた言葉に自身、ギョッとし室内に見回した
疲れからかついつい、迂闊なことを口走ってしまった気がしたが、まあ聞かれるようなことはないだろう
さてさて、とやや疲れた顔で椅子に腰を下ろせば、溜まった書類に目を通し、事務仕事を始める