2017/02/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2」にステファンさんが現れました。
ステファン > 部隊内での報告会を終えて執務室へと戻る
上がってくる報告はいつもと変わらず、兵の充足率の低さやそれに由来する王都周辺の人員の人手不足などであった
憲兵隊などに頭を下げて人員を借り受け人手不足の問題を補っているのだが、それもその場しのぎに過ぎない
来客用のソファにどっかりと腰を下ろし、抱える問題の多さに嘆息しながら冷たくなったお茶を飲む

「ハテグ方面がもう少し落ち着いてくれれば…」

と、口にするが当然、自分ひとりでどうにか出来る問題ではない、その上、自分は正式な将軍職に
付いているわけではないから尚の事、どうすることも出来ない。自分に出来るのは、
人員不足の部隊を部隊としての体面を保ち、何れはやって来るであろう正式な将軍に部隊を返す事くらいなものである

どうしようもない事を考えていても仕方なく、執務室に不在であった間に届いていたらしい手紙を
テーブルの上に見つければ封を切り、中身を確認する。中身を見れば晩餐会への招待状のようで、
差出人を見れば名前は知っているが、面識のないさる貴族のものであり、差出人の貴族が、継承権絡みの
政争の真っ只中にいることを思い出せば、再び嘆息を零して、手に持った招待状をテーブルの上に放り落とした

「…職務多忙という事でお断りしよう…」

こういう際には代理とは言え将軍職というのも便利なものであるような気がしないでもない
ただ、忙しさと責任に釣り合っているか、と言われれば甚だ疑問であったが

ご案内:「王都マグメール 王城2」にオーギュストさんが現れました。
オーギュスト > 「邪魔するぞ」

扉の前に居る第18師団の兵に声をかけてから、ノックし部屋へと入る。
前にテイアに聞いた、第18師団の話。その中で、少しだけオーギュストの頭に残ったものがあった。
確か、彼の師団は……

「第七師団長、オーギュスト・ゴダンだ。お前さんが師団長代理か?」