2016/10/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 ナルラの執務室」にナルラさんが現れました。
■ナルラ > 「まったく……信じられんな」
ナルラはここ数日間の各騎士団の報告書に目を通し、その言葉が口から漏れた。
第7師団団長であるオーギュストが先のタナール砦での戦いの後、行方がわからなくなっているというのだ。
「今度はオーギュストに奢らせるつもりが、結局飲めてねえ……」
いつもの丁寧な口調でなく、少し荒い口調が言葉として漏れる
ナルラにとって希少な友人である、少々動揺はしているのであろう。
■ナルラ > 第7師団に対して、隙きあらば潰そうとしている王侯貴族が多くいるのは良くわかっている
王侯貴族の中に魔族が紛れ込んでいるのだ、そりゃ当然だ。
魔族を狩ることに特化した第7師団、その団長のオーギュストの存在こそが
烏合の衆を纏め、各王侯貴族からの圧力を逆に潰していったのだ。
「探索は2名チームでローテーションで、表立って動かずに……」
言葉を口にして行方のわからなくなったオーギュストの行方を探す算段をする、
しばらくすれば王城から黒天馬に乗った騎士が二名がタナールに向け飛んで行くだろう。
「恐らく探索チームが編成されても、まともに探す連中は少ないだろう、
第7師団の残ったメンバーも混乱してるやもしれん……」
■ナルラ > 「さて……」
自分の仕事も積み重なっている、だが放ってもおけない。
ナルラはそのまま立ち上がり何処かへと向かっていった。
ご案内:「王都マグメール 王城 ナルラの執務室」からナルラさんが去りました。