2016/08/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2」にナルラさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城2」からナルラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城のテラス」にナルラさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城のテラス」にツァリエルさんが現れました。
■ナルラ > 【先日の続きになります】
■ナルラ > ツァリエルの姿が完全に少女のものになればナルラは上機嫌に笑う
そっと優しく抱きしめるようにすれば、鼻孔を甘い香りがくすぐる。
「何、ある意味これも武器にはなる……王族には私のような好色のようなものもいるからな
優柔不断……王となるにはそれではいかんぞ、王たるもの責を追わねばならぬ時はある」
手はツァリエルの乳房を優しくもみほぐし、定期的に乳首を指で虐める、
舌で口で歯で、様々な味わう手段を使い、ツァリエルの未熟な少女の乳房を堪能していたのだ。
宗教都市にいた時から、このように身体をいじめられていたか?
お前は見た目が可憐で愛らしいからな、男の身体であっても放っておく者は少ないだろう。
彼女の割れ目を撫でる指が静かにその中へと侵入していこうとする
割れ目をもみほぐし、傷つけないようにゆっくりと指を咥えさせていく。
「何、今更悪評の一つや二つ、増えた所で構わんさ……我は悪名高きナルラ王子であるからな。
ただ……放っておけんのだ、お前のような優しすぎるものには、この王城は茨の籠のようなものだぞ?」
そう言いながら、ツァリエルの顔を覗き込む、恐らく今の行為で怯えた表情を浮かべているだろうか。
心配ない、私には気遣いは無用……
再びツァリエルの髪を撫でれば、笑みを浮かべ
「これは契約のようなものだ、妾の件は忘れてもらっても構わん
ただ、私はお前が気に入った、この城で生きていくのに必要な手伝いをするくらいはしてやろう」
そう言って、ツァリエルに覆いかぶさるようにし、その小さな割れ目にナルラのモノを押し当てる
そして体重をかけながらゆっくりと侵入していく、そのまま奥まで一気に
痛みや苦しみが長引かないようにとの気遣いだが、裏目に出るかもしれず
■ツァリエル > 先程まで無遠慮に仕込まれた玩具を触っていたとは思えぬほど
優しく気遣う動きに、やがて身を硬くしていたツァリエルも力を抜き始める。
様々な技巧をこらしてなりたての少女の体を優しくいじられれば
押さえるようだった喘ぎも甘く変わっていった。
「でも、体を売リ渡して……っそれで、王になった所で……
民衆は、あ、認めてくださるでしょうか……っん、ふ……」
変身前より少しだけ高い声で不安げに尋ねる。
ナルラが以前の様子を知りたがれば、恥ずかしい過去を告白する羞恥に苛まれながらも
黙って小さく頷いた。
貧民街で人攫いに遭いかけたし、魔族にも襲われた。
宗教都市の闇に飲まれて、地下の売春施設に連れて行かれたこともあった。
怪しげな術を使う男に出会った後色狂いとなって意志に反して多くの修道士を誘惑してしまったことも。
だが詳しいことを告げる勇気は結局出ずに、それ以上は黙して語らなかった。
すでにとろりと蜜をこぼした初々しい秘所に、ナルラの細く整った指がゆっくりと入れば
ああ、と吐息をこぼして震えた。
「んく、でも……だけど、にいさま……っあ、本当の姿を、誰にも知られないことは……
寂しいことだと思いませんか、んぅっ……。
だから、せめて僕だけはっ、悪名などが、嘘であることをっあ、あぅ、知っておかなきゃ……っ」
自分よりもずっと王族としての務めを理解し、立派な志を持っている彼に守ってもらう。
とても魅力的な条件ではあったが、何も自分が返せないことが情けなく後ろ暗い。
「たとえ、茨の籠でも……、ただ黙って、傷つけられるだけではおりません……。
僕は、大丈夫ですっ……はぁ、お兄様……っ契約なら、僕もせめてっあ、
なにかで、ナルラ兄様のお役に立ちとうございます……っ」
ツァリエルとしての精一杯の矜持であった。
自分の髪を撫でる相手の手をとり、頬をそっと寄せる。
覆いかぶさる男を受け入れるように背に腕を回し、幼い秘裂に男の猛ったものを導いた。
「ひぐぅっ!あ、ひ、ぃ……っおっきいぃ……!」
一気に貫かれ小さな肚の中はすぐに大きな男根で埋め尽くされる。
苦痛の悲鳴を奥歯で噛み殺し、肺の空気を押し出すように吐き出した。
まだじんじんと痛むそこは、それでも熱く柔らかく、しっとりとナルラのものを締め付け離さない。
■ナルラ > ツァリエルの言葉、そして己を受け入れようと懸命になる姿に、そのまま抱きしめて少し移動する。
イスに腰掛ければそのまま対面座位の体位に、これならお互いの姿をしっかりと見つめ合う事ができるだろう。
月明かりが繋がっている二人の表情を照らしていて。
「民衆に伏せれば良い……民が領主が悪党であれ、己の暮らしが安定し
豊かであれば深い詮索などはせんものだ……」
そしてツァリエルに、お伽噺にもなっているとある貴族婦人の美談を語ってやる。
民のために重税を軽減させるため、夫の望む恥辱をあえて受け、減税をお行わせた夫人の話を。
そしてツァリエルの話を、語られるところはしっかりと目を見つめ話を聞いていく。
いくつかナルラ自身も知っていたエピソードもあったが、知らない話も多い。
ナルラはまだ、この従兄弟の事で知らないことは多すぎるのだ。
「ああ、語れる部分だけ語っれば良い、今語れなくとも語れるようになれば語るが良い
ツァリエル、言葉を紡ぐことも魔法だ、それで心が癒やされる事もある
語りたくないことは、今ソレを紡いでしまえば逆に苦しむことになるだけだ
……良く話してくれたな、でもいいのか、私は悪い王子かもしれんのだぞ」
そう言いながらツァリエルの体を揺さぶり、膣内で蠢く己の肉棒を探らせるように動かす。
どうせなら気持ちよくなろうと、ツァリエルの弱い部分を探っていた。
「たとえ私が歴史に汚名を背負おうとも、後に残る民が幸せに暮らし
そしてこの国に平安が訪れるならそれで構わんよ……
そうなれば私自身がマグメールだ、私の生き様がマグメールなのだ
ツァリエルよ、優しい王子よ……まあ今は姫だが
罪を重ねた私が、今更善王と讃えられることは皆無だろう
もしお前が私の事を善だと思うなら、悪に負けるな……
悪は、カルネテルの血に潜む魔は、いつおまえを闇に引き込むかもしれぬ
その時に、負けるな……そうすれば、お前は私の役に立つ」
言葉はシリアスだが、相変わらず手の動きはセクハラじみている。
ツァリエルの乳房を可愛がり、にじみ出るミルクを指に取れば、よほど気に入ったのか美味そうに舐めている。
色々台無しである。
「ん、ツァリエルも、気持ちいいぞ……こっちの穴も美味そうだ、こっちは後のお楽しみかな」
そう言いながら、ツァリエルの菊門を指で刺激する、先程まで玩具が入っていたためか、指の侵入も容易かもしれず。
■ツァリエル > 繋がったまま体を揺すられて移動すれば、必死に相手の首にすがって
その振動に耐えようとぎゅっと目をつぶる。
だが落ち着いた所で目を開けば、ひどく近い位置にナルラの顔があった。
自分とよく似た肌ではあるが、髪の色も瞳の色も違う精悍な顔立ち。
思わず本当の少女のように顔を赤らめてしまう。
淫行に及んでいて半場意識が溶けかけてはいるが懸命にナルラが語るお伽話に耳を傾ける。
そのような強い女性がいたなどと、夢にも思わなかったのだ。
だが過去そのようにして民草を救った婦人がいたのなら自分にできないこともないのではなかろうか。
覚悟さえあれば、ツァリエルでも同じような道は歩めるのかもとほのかな希望が胸に灯る。
「ナルラ兄様……っ、ありがとうございます。僕のような出自も立場も半端なものを気にかけてくださって……っ
あなたが悪い方でも、僕は構いません。真に清廉潔白な人間などいないのだと、この短い生で思い知りました……。
もし、あなたが罪を重ねていても贖罪の意志があるならお手伝いいたします……」
まるで本当の兄のように自分を気遣い甘やかしてくれるナルラにいつしかツァリエルも穏やかな顔で微笑む。
柔らかな女の体で嬉しげに抱きしめ、自身の体温と鼓動を伝えた。
「志の高いお方……っお約束します、お兄様……っ
ツァリエルは血の呪いに、負けたりなどしません……っ
だから、ナルラ兄様も、どうかお辛い時はツァリエルを、頼ってくださいませ……」
伽事の中で真剣に語られる言葉に、慣れぬ性交の余波で溶けかかってはいても
なるべく懸命に、真剣に応えようとする。
だが、やがて合間に行われていた愛撫がより激しくなれば
とうとう情欲に曇った瞳で快楽の涙を零す。
「ひ、あ……っナルラ、さま、きもちいいです……っ
おんなのこ、おなか、あつくてっ、きもちいい……」
痛みはまだあるものの相手の揺さぶりに合わせて懸命に腰をゆすろうと動き始める。
尻に手をかけられれば、あっさりと指を飲み込み肉襞があつく絡みついた。
まるで第二の口のようにひくつき離すまいと舐めしゃぶる。
■ナルラ > 王城のすぐ側で王侯貴族のパーティーが行われていることさえ忘れてしまうかのように
情事に溺れ、その肉欲を満たすように己の血縁の少年を少女の姿に変えて貪っている。
己の顔をしっかりと見える位置、そして見つめ合う視線、妾の件を断られたのは惜しい気もするが、
まあ焦ることはない、今日はまだ顔合わせにしかすぎないのだから。
「何……叔父上に色々あった時、私自身も幼く何もできない半端者だったんだ
あの時代有力な公爵殿もこの地を去り、私自身も暗殺されそうになった
混沌とした時代の中で、お前も私も生き残りこうして話もし、身体も重ねている。
これは本当に運命やもしれん……私はお前が想像するより非力だ、
お前も非力な者と言うのであれば、協力し合い……闇に打ち勝とうぞ」
腹違いであれ弟や妹も何人もいるのだが、ツァリエルには何かもっと強いものを感じていた。
何か放って置けない感覚……
そういえば以前に他のものにも言われたな、私はお人好しだと。
「辛い時に頼る……このように、肉欲のままにお前を抱きたいと言う頼り方かもしれんぞ?
私が好色なのは、ほぼ噂通りで相違ないからな……」
そう意地悪なことをいいながら、ツァリエルの後ろの穴をいじめていく
床に落としていた梁型、ソレを手に引き寄せれば、ツァリエルの菊門に再び飲み込ませようと押し当てていく。
「ああ、元々ちゃんとツァリエルの身体についているような感覚だな。
すごく気持ちいいぞ……ああ、私は中に出すのが好きだ、性行為は子を宿すための行為だからな
孕むやもしれんが……その時は諦めて子をなせ」
そう言って、パンパンに腫れ上がった己のモノを楽にしようと腰を使いツァリエルを突き上げる。
しっかりと身体をホールドをし、逃げられないように身体を密着させて揺さぶっていく。
■ツァリエル > もし今会場の誰かに気づかれても、もはやそちらを気にする余裕は有りはしない。
すっかり目の前のナルラと情事にしか気が回らず抑えていた声も徐々に大きくなってゆく。
ナルラ自身も政敵に命を狙われ危うい橋をわたり続けてきたことを知れば
同情心から相手の髪を優しく恋人のように撫でる。
「ナルラ兄様が、あ、お力添えくだされば、……っふ、
これ以上ない心強さです……っ、大丈夫、僕たちは、きっと勝ちます……。
勝って、きっと、この国をより良いものにしてゆけます……っ」
心底嬉しそうに微笑み、自分の体をより深く開く。
好色故に相手を務めることになったとしてもそれで構わないというように見つめ
「そのぐらいしか、僕には差し出せるものがありませんから……」
そう言って静かに笑う。
先程は嫌がって恥ずかしがっていた性具を再び持ちだされても抵抗はなく
ナルラの手によって奥深くへと押し込まれればくふんと甘えて喘ぐ。
秘所よりもずっと慣れた様子で割り開かれ、普段感じることのない二つの孔の責めにうっとりと震えた。
「あ、う……っ赤ちゃ……っできちゃう……?」
より激しく抜き差しが行われれば、何処かぼんやりとした調子でそう尋ねた。
魔法か何かで変えられただけの偽りの身で孕むことなどありえるのかどうか信じられないのだ。
だが、女の子宮が自分の中で甘くうずき突き入れられる男根に徐々に快感を得てくれば
もしかしたら、と信じ始めその倒錯にぞくりと背筋を震わせた。
「……っ、はいぃ……ぼく、ぼくおんなのこ、なります……っ
あかちゃ、……あ、はらんじゃったら、おんなのこに、なります……っ」
万が一、本当にそんなことがあればまさか堕胎するなど考えられまい。
男の性を放り出し、女として生きることに屈服すると
ナルラと同じように足をその体に絡め密着する。
「おに、さまぁ……っあ、なるらさまっ、どうかおじひをっ……!
なかに、にいさまのおたねをっくだしゃいっ……!」
慣れぬ快楽にあっさりと限界を示し、ぐりぐりと腰を押し付け
自分の中に射精してほしいと強請る。もはやその表情は大人しい少年のものではなく
一人の男の手によって乱れた少女のそれであった。
■ナルラ > 遠くに聞こえる談笑より、今眼の前にいる従兄弟の喘ぎ声のほうが心地よい
段々と声が大きくなるのを耳にすれば、ナルラの心も高なっていく……
ツァリエルが己に心を開いた、それを実感することができるからだ。
「……そうだな、相手は強いぞ、この私を蝕み……多くの非道なる行為を行わせた
心の闇に付け入り、戦乱を拡大させた……そんな闇が私達の敵だ
ツァーリィ、私達の前の道は茨の道ぞ、だが、私が手を引き、時にはお前が手を引いてくれ」
まるでプロポーズのような言葉だなと、脳裏に浮かぶ。
だが、思ったことを口に紡げばこのような言葉になったのだ
愛しい弟、いや、妹か……この者と一緒ならば心強い、そうナルラは思えたのである。
「その身を捧げ、私の言葉に耳を傾ける……それだけで、私の救いにはなるよ」
灼熱のように煮えたぎるモノが体の奥から突き出そうになる
ツァリエルが今までその身に受けた陵辱の数々、その結果使えるように開発されたアヌスに淫具が飲み込まれれば
膣壁越しに、その圧迫がナルラのモノをさらに締め付けていく。
「ああ……由緒正しきカルネテルの血を受け継ぐ子だ、その子もまた修羅の道を進まなければならんが
我らが両親が成すことができなかった、我が子を守る行為、我らで行うことが出来るな」
ナルラの父である先王はもういない、そして母もナルラ暗殺事件の際に命を落とした
ツァリエルもまた、両親の愛情を知る前に死別している……
似た境遇のものだからこそ、心のなかで求め飢えているものがある
それを満たしたいと口から吐き出す。
「ああ、ツァーリィ……その時は私の妾にしてやろう……
妾では不服か?」
そう尋ねながらスパートをかけていく、気分が乗ってきたのか
ツァリエルのお尻を軽く叩き、もっと締めるように促す
「ああ、ツァリエル、出る、出るぞ、ああああ!!」
ナルラがそう叫べば、熱い肉棒から焼けるような熱の精を吐き出していく。
ツァリエルに出されたものは、しっかり飲み込ませようと腰の動きはまだ止まらない。
しっかりと己のものを飲み込み、味を覚えこませ用としっかりと抱きしめたまま、腰を振り続けた。
■ツァリエル > 「はい、にいさまっ……、ツァリは、せいいっぱい、おにいさまを、
お支えいたしますっ……!」
他の貴族の思惑により担ぎだされた怪しげな出自の自分を受け入れてくれたことに、
何より共にこの国のために協力し合える同胞となれたことに
心の底から嬉しそうにナルラに笑う。
激しく体を揺さぶられながら、懸命にナルラの頬に自分の頬をすり寄せついばむような口づけをする。
男であった戸惑いが消え失せ、女としてより自然に振舞始めていた。
後孔にも秘所にも収まりきらないほどの大きさのものを受け入れ、
それが刺激となって切なげに喘ぐ。
自分の中でいよいよ興奮が高まったのか、ナルラのものが大きく暑くなってゆけばひどく満たされた心地がした。
たとえ本当の家族ではなかったとしても、遠縁の血のつながりであっても
今この睦み合っている時だけは確かに互いを思いやり、家族とも恋人ともつかぬような不確かな愛情で気遣いあっている。
それだけで、ツァリエルは幸福に満たされ嬉し涙を目尻からこぼした。
「いいえ、……っいいえ、不服などと……っ
ただのひとりとして、お兄様をお支えできれば、ツァリエルは満足です……っ」
喘ぎの合間にそれだけを確かに伝える。
いよいよナルラも絶頂に近づいたことを感じ取れば、自身も大きく腰を落として
柔らかな女の体できつく抱きしめた。
どぷりと熱く焼き付くような熱が自分の最奥で放たれれば
ひ、と喉を仰け反らせて受け止める。
自分の女の体が、男を満足させて喜んでいる。
吐き出された精子が子宮を犯し始めれば、とうとう達して歓喜に叫んだ。
「あ、はぁっあ、ああああ、にいさまぁ!なるら、にいさまっ……!」
だが、出された勢いのまま止まらない動きが激しくなれば
精液はより奥へと染み渡り、その度にツァリエルは絶頂する。
「にいさまっ、いぐ、あついよぅ……っいく、きもちいいので、あかちゃ、できるぅ……っ!」
ぶるぶると体を震わせ、舌を突き出してだらしなく悶える。
ナルラの子種がしっかりと自分の内側を満たしたことを感じれば
精根尽き果ててぐったりとその体によりかかった。
絶頂の余韻に震え、秘所からはぷしりと潮が滴った。
■ナルラ > 出してもまだ腰は動いている、ただツァリエルの中が気持ちいいのだ
潮をかけられ、ツァリエル自身もいってしまったのを実感すれば、そのまま身体を抱きしめ
執拗に腰を振っていく、そのまま二度目、三度目の射精を行うまで何度も何度も
「はは、まるで、覚えたてのガキみたいに貪ってしまっているな」
そのまま何度も何度もキスを行い、そのまま身体を何度も密着させた
そして時間がどれほど経ったであろうか、やっとナルラもツァリエルの味を夢中になって貪るのを止めるくらいの冷静さを取り戻しつつあった
「ん……ふぁ、ツァリ、大丈夫か?」
己の欲望のはけ口にしてしまった妹を気遣いながらゆっくりと彼女の身体を持ち上げる。
その割れ目から精が吐き出されていくかもしれない
「こう燃えるのも久しいな……ついつい夢中になってしまったすまん」
そう言って、お姫様抱っこの体勢でツァリエルを抱えれば、再びベンチに戻り腰掛ける。
男の身体に戻すのは、彼女が落ち着いてからにしよう、今は月明かりに照らされる彼女の裸体をじっくりと観察することにした。
「この王都に戻ってきた、誰の差金かしらんが……安心しろ、兄様がお前を守ってやるからな」
そう言って指でそっとツァリエルの頬をくすぐった
■ツァリエル > イっている間でもナルラの責めに容赦はない。
何度も何度も叩きつけられるように自分の内側を男根や射精で荒され乱されれば、
ほとんど虫の息になりながらもそれでも懸命に相手の欲望を受け入れる。
だがそれほど性行為に慣れていない上に女体という不慣れな感覚から
最後にはほとんど意識を手放しかけて、ナルラに体をされるがままであった。
気がついた時にはすっかり下半身の感覚が麻痺して、汗と体液ですっかり濡れていた。
横抱きに抱きかかえられれば、ナルラの胸に頭を乗せてすっかり大人しい妹のように収まってしまった。
相手の肉槍が自分の中から抜け落ちていく感覚にふるりと震え、次いで大量に吐き出された精液が内股を伝った。
「はい……、すこし、疲れましたが……平気です……」
相手に気遣わせまいと微笑を浮かべる。
こんなに激しい睦み合いはそう何度も経験したことはない。
女の快楽がこれほど気持ちよく、また相手を受け入れることに適していることも知らなかった。
「その、幻とはいえ出来損ないの女の身で、お役に立てたのなら
幸いでございます……。
至らぬところもあったかもしれませんけれど……」
はふ、とまだ赤く火照った肌を夜気に晒してひとごこちついた。
「ナルラ兄様、……ありがとうございます。
でも守られるだけではきっといけないから、ちゃんと”弟”みたいに出来るところもお見せしますね」
頬をくすぐる指に目を細め、もう片方のナルラの手をとってその手を暖かく握る。
■ナルラ > そのまま己の能力で身体を服タオルを手にすれば、ツァリエルの身体をふいていく。
己の陵辱の証である歯形やキスマークは取れないが、汗や零れた精にツァリの様々な体液は拭うことが出来るだろう。
気丈に大丈夫だと伝える子を抱きしめれば、よしよしと頭をなで
「どうも性行為は父上に似て、節操ないところかあるからな、
まあ、後でゆっくりと湯浴みでもして休もうな」
身体をしっかりと拭き終われば、身体に触れツァリエルの身体を元に戻していく
徐々に元の少年の姿になっていく、胸も元に戻るのを少々名残惜しそうにナルラは見ていた。
「まあ、幻ではなく実際に女の体に作り変えていたのだがな……
孕むというのは幻想ではないし、実際にそうなる可能性はあるぞ
子を宿す器官はちゃんと構成しておったからな」
とさらりとそういう可能性はあったと言い切る。
あまりおおっぴらにはできないが、いわゆる禁忌に触れるすれすれの術
それで彼の身体を一時的であれ、本当に女にしていたのだと。
「まあ、孕んでおらんかったらちゃんと数日で男に完全に戻るからな」
そう言いながらきゅっと手を握り、見た目がちゃんと戻ったなら、そのまま衣服を着せていく。
自分で着られると言うであろうが、腰が抜けていてまともに動けないだろうからと介助していくのであった。
「なに、お前はちゃんと弟だよ、従兄弟であれ本当の弟よりお前は可愛い弟だ」
そういって、頬にキスを与える。
本心では弟の部分は、妹と言っているのかもしれないが
■ツァリエル > 情事のあとのひどく丁寧な身繕いに、本当にこの手のことに慣れていらっしゃるのだなぁと胸の内で思う。
ただ王子である相手にばかり奉仕させるのも申し訳ないと思うと
自分を拭き終えたタオルを受け取り、ナルラの体も清めていく。
さんざん教会で奉仕活動に勤しんでいた手前、侍女もかくやというような手際の良さであった。
「あのう、ナルラ様のお父上はどのようなお人であったかお聞きしてもよろしいですか?
……それから、時間があれば僕の父と母のことも……」
カルネテルの呪われた血筋がいかなるものか、また前王がどのような人物であったかは
子供であるツァリエルにはまったく知らない知識である。
あとはただ純粋に、自分の父母をナルラが知っていればどんな人となりであったか聞きたいと願う。
もう既にいない両親の影を追うのは無理からぬ話であった。
「本当に、女の体になっていたのですね……信じられませんけれど
確かに、その、とても、嘘とはいえないほど……きもちよかったですし……」
そこまで言い終えると理性をなくした自分を恥じたのかひどく顔を赤らめた。
元に戻った自分の体をしげしげと眺め、ナルラの視線が名残惜しそうに胸元に注がれているのに気づけば
慌てて腕で覆い隠してしまうが
「あの、お兄様は……本当は僕が妹であればよかったって思っておりますか……?
それに、あの、あまり女らしくはない胸でしたけれど……お好きでしたらまたなっても……」
もはや男に抱かれ続ける体になってしまったのなら、いっそ女のように振る舞うしかないかもしれないと諦めついでの提案ではあった。
だが未だ男に未練があるのか長く生まれた性別に別れを告げるのはさすがに困っているようである。
自分の衣服を着せてもらえればナルラの着衣を整えるのも同じように手伝う。
男に戻った肚の中で、どこに収まったのかまだ熱いナルラの精が感じられるような気がした。
■ナルラ > こちらの身を整えるのも手伝ってもらうなら、ツァリエルに任せていく
お互いに情事の後を拭ったのであれば、このあとパーティに戻ってもおかしくはないだろう。
そうだ、パーティだ……
会場である大広間の方をみれば、少し人は減っている、
二人が交わっている間にもパーティーは進展し、早々に帰るものもいたのであろう。
まあ、このままパーティには軽く挨拶だけ済ませればいいかと思い。
「ああ、そうだな我が父はナルラート王を尊敬し、其のようになりたいと思っていた方でな
叔父上は対照的に穏やかな方であった……私は幼い頃はまっすぐに理想だけを見据えて追ってな……」
父のこと、そしてツァリエルの父のことを聞かれれば、思い出すように話的かせる。
まだ幼い頃、ツァリエルが生を受ける直前のことを思い出しながら語っていく
お腹の大きかった、叔母のこと……そのことを含めれば今日で会うのは初めてではないなとも語って。
「まあ、私の能力だけではその気持ちよさまでは保証はできんがな
ツァリはその、そっち方面の素養がやはりあったのかもしれんな
以前に出会った者は、心にそういう願望があったから女の身体に容易に変化できたが」
と、以前にもツァリのように女性の体にした男がいることを匂わせるようなことを口走る。
やはりこの男は性に対しての業は深いようである。
「そうだな……妹であれば縁組を行い堂々と子を残せるからな
それに胸の味も美味であったし……でも良いのか? 私に甘い顔をみせると、遠慮無くするぞ?」
散々発散した後だからか、気遣う気持ちは強くなっている。
少女の姿のツァリエルは非常に魅力的であったので、したいと素直に応える。
「もしかすると、次に変化させると変身能力として固定されてしまうかもしれんしな」
そう言いながら抱きしめ、膝の上に座らせれば、腹部を撫でたり頭をなでたりしている。
愛撫という手つきではなく、ただ触れて可愛がっているという素振りである。
■ツァリエル > パーティーのことなど最早頭のなかには残っていない様子で
熱心にナルラの過去の話を聞き入る。
元々華やかな舞台には慣れていないし、嘘か本当かわからぬ会話に翻弄されるより
こうして自分のルーツを辿るほうがずっと興味が有るのだ。
まるで大事な宝物を受け取っているような神妙な表情でナルラの語る一字一句を聞き逃さないよう姿勢を正す。
「ナルラ兄様は、ええと、心を寄せられやすいのですね。
うん、でも兄様ならきっと引く手あまたでしょうし……」
なるべく当たり障りない言葉で彼の奔放さを形容する。
王族なのだし血筋を絶やさないためには多少色を好んでも仕方ないのかもしれない。
特に女にする能力があるのなら色んな人材を得たくなるのかもしれないのだと
なんとなくそんな風に納得する。
「あ、あまり女の素養があることを褒められても複雑ですけれど……
その、でもお兄様がそちらのほうがお好きであれば……。
取り返しが、つかなくなったら……おねがいします」
ナルラから視線を逸し、もじもじと相手の手の上で恥ずかしげに縮こまる。
すでに最初に纏っていた緊張感はすっかり見えなくなっていた。
テラスの涼しい風にあたりながら、やがてナルラの思い出話をもっと聞きたいと部屋に戻りせがむだろう。