2016/05/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2 訓練場」にレアンさんが現れました。
レアン > ―――なんで、俺はここにいるんですかねぇ?

(溜息をつきながら、険しい丘の急坂を下って行く)
(きっかけは王城での情報収集を行っていたことからはじまる。一応怪しまれない程度に扮装している彼は、つまりその程度には兵士と勘違いされているということだ)
(まあ、言えば簡単。他の兵士に同僚だと勘違いされ、兵の訓練に無理矢理参加させられていたのだった)
(ともあれ、訓練も終わりを告げようとしていた。おかげさまでこの暑苦しい集団から離れられるというものだ)

……久しぶりだよ、こんなに身体を動かしたのはサ。
まったく、これだけの訓練を重ねれば、そりゃ屈強な兵士も生まれるだろうよ。

(重ねれば、だが。――集めた情報によれば、全てが全て、正義感溢れる勇猛な戦士たちばかりではないらしい)
(王族や貴族の一部にその闇が生まれているように、兵士も然り、らしい。)
(もっとも、それがどれだけの規模かは把握しきれてはいないが、この国の闇を見れば察することはできる)

……俺ぁ、ホント自由人でよかったと思うよ。

(皮肉めいたことを呟きながら、集合の合図にあげられた狼煙を見つけると、そちらへと向かって行った)

ご案内:「王都マグメール 王城2 訓練場」からレアンさんが去りました。