2022/12/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2 周辺 野外訓練場」にハヴァン・グレイナルさんが現れました。
■ハヴァン・グレイナル > 王都マグメール 王城 屋外訓練場一角
天候 粉雪
季節柄、冬の祭りを控えている王城
こんな時くらいは、体を休めて祭りに勤しみたいと思う者が多いだろう中
ハヴァンは他の似たような不器用な者達もいるだろう中、野外訓練場にて過ごす。
戦場でも山脈でもなく、砦でもない
王都という場所で休めることができているという身なのにも関わらず
体からはまるで勝身煙か、揺らめく闘気のように湯気が煙状に立ち昇っている。
静かに降り始めている雪がハヴァンの体に触れる度に、溶けて流れていく
それが途中から吸われしまうかのように、体から熱気の煙となっている様子だった。
その体は十二分に熱いのだと知らせるように、体を発熱させているハヴァンもまた、額に汗を滲ませている。
「すぅぅ――― ふぅぅ―――。」
丹田で練り上げる力 束ねる呼気
体を止めずでいる行為が、全身を発熱させたまま、右手に携える小ぶりなマチェットのような木剣を一本
軽鎧のような姿で挑むのは、数体の雪のゴーレムが握る木剣との殺陣のような構図。
何度砕いても蘇る
成り立たせる錬金術師さえいれば、成り立つ仕掛け
核の破壊以外で行える訓練を、交代交代で気の済むまで行われている風景がそこにはあった。
撃ち合う木剣と木剣 雪像とて馬鹿にできない剣術を相手に、砕いても蘇る相手と何度撃ち合ったか。
その動く雪像との訓練は、止めの合図まで続くだろうか。
ご案内:「王都マグメール 王城2 周辺 野外訓練場」からハヴァン・グレイナルさんが去りました。