2022/03/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 訓練場」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ > 騎士も兵も メイラの前では皆平等
強い者 支える者 仕える者 見いだせる部分が有るか無いかだけが
この戦と強さしか求めていないイカれの眼に映る。

故に、いくつもの傑物や老練な師 そういった 近寄りがたい何か
到達したい憧れ それに比べてメイラは随分と周りと距離が近いと言えた。

メイラは現在、武具一式を持ち込んではいる。
しかし、現在長い黒髪を三つ編み一条で回すループヘア
鎧の下に着こむ中着と、ブーツにそのまま装着されたスケイル
腰に長巻直しのみを差し、肘まで捲り上げた姿。
ここで、多数の者と混じって走り込みを行っている。

鎧という枷 武器という重量
それらを恩恵に変える為には経験と鍛え続ける積み重ねしかない。
王城の周りに敷かれた安全地帯 走り込み用の林路にて
全員が汗をにじませ、夜ならばきっとまだ白い吐息が出せそうなほど
体は外側も内側も熱を帯びていそうな状態だった。

「スッスンッ……、フーッ……。」

鼻から数度吸い込み、口から吐く。
体の走るという動きに合わせた呼吸は、昔教わったまま。
後ろでは走り込みに送れる新兵 見習い
前を走るのは、体力自慢や体の効率が良い者達
白い筋肉を増やしつづけられた者らこそが、ステータス差を除いて
先頭に着いていける者達だろうか。

ご案内:「王都マグメール 王城 訓練場」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。