2021/07/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にチューベローズさんが現れました。
チューベローズ > うっすらと汗ばみ僅かに甘い花の香りを振りまきながら特に目的も当てもなく王城の中を散歩する少女。
庭園にでも行こうか、それとも、涼を求めて地下へと潜ってみようか、と思考をぼんやりと流しながらゆったりふわふわ広がるスカートを揺らし、ぽくぽくと足音を立て、
楽しい出会いか、身を焦がす様なひと時か、なにはともあれ退屈なひと時でなくなることへと思いを馳せながら曲がり角を進み、分岐で道を何となく選びつぶらな瞳を左右にゆらし軽い足取りでただただ白の中を進んでいく。

ふと廊下の窓の外を見れば青い空と、遠くの方に見える白い入道雲が、肌を撫でる僅かに湿度の高い熱のこもった空気が夏を感じさせる。

「水風呂とかプールも良かったかしら…?」

チューベローズ > それとも、女性騎士たちの訓練姿でも見に行くのも素敵かもしれないし、女性の魔法使いたちの訓練姿を見に行くのも素敵だし、自身と同じ年頃の少女たちの穢れのない指先も見ていて楽しい。

鍛えられた体の躍動も盛り上がる筋肉も、繊細に魔法を紡ぐ指先や詠唱を紡ぐ口の動きも少女にとっては好ましいもので胸のトキメキを感じてしまう。

くすりと、僅かに口角を持ち上げるような笑みを作れば、幼さの中に混じる妖艶さ。
艶やかな髪の毛先はふわりとスカートといっしょに揺れ、窓から差し込む太陽の光に幾重もの輝きを生む。

チューベローズ > 賑やかな声の方へと足を向け少女はのんびりと進んでいく。
何処からともなく取り出した羽扇子を広げ風邪を作り自身の肌を風で撫でればふわりと広がる甘い匂い。

ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からチューベローズさんが去りました。