2021/03/20 のログ
メイラ・ダンタリオ > そして両手剣を携え、指名が入ったのであれば
目の前の相手とは互いに丈夫のようなパワーファイター
分厚い剣を構える相手との一騎打ち 訓練試合だけに、つぶれた剣を向き合うのなら
互いにしばし鉄の咆哮が聞こえていったとか。

ご案内:「王都マグメール 王城内 訓練場」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城【庭園】」にトランプさんが現れました。
トランプ > 王城のなかの庭園に供えられたテーブルで紅茶を味わう男。
空に上がっていた日は傾き遠ざかり、空はオレンジ色に染め上げられ、流れる雲が鮮やかに照らし出されている。
下へと目を向ければ、春の陽気に酔って開き始めた様々な花。
カップから湯気と共に漂う紅茶の香りを楽しみながらカップに口を突け、ゆっくりと傾け、口の中に流し込んでいく。

トランプ > 紅茶を味わいながら日が沈めば男は小さく笑みを浮かべ、空を見上げる。
春になってもまだ冷たい空気。
空に浮かぶ星のまたたきはクリアに見えている。
そんな夜空を眺めながら男は空になったカップにさらに紅茶を注ぎ、次いでブランデーを注いでいく。
芳醇な紅茶の代わりに混じる強い酒精の熟成されたブランデーの香り。

トランプ > 「さて、どなたかいらっしゃらないですかねぇ…」

そんな事を呟きながら冷たい夜風が顔や体を撫でるも、紅茶の中のブランデーが男の体内を回り暖められるような感覚を楽しんでいる。
因みに、スーツに身を包んでいるが分厚い男の胸板、太い腕と、大きな手がもつカップが小さく見えてしまう。

トランプ > 紅茶とブランデーを味わって尚尽きる事の無い飢え。
女性の柔肌を牙で食い破り甘美な血を啜りたい等と考えながら昂る気を治める様にカップに口を突け僅かに傾けていく。
何も知らない乙女か、
活力に満ちた騎士や戦士か、
酸いも甘いも味わった熟した女か…。
甘く口説く様にか尊厳をも犯しながら味わうか。
その時を思い描くと、自然と口角が上がり穏やかな笑みを浮かべる。

ご案内:「王都マグメール 王城【庭園】」にソラムさんが現れました。
トランプ > 王城の庭園。
穏やかな笑みを浮かべながらブランデー入りの紅茶を優雅に味わう男。

庭園には春の訪れを告げる鮮やかな花が咲き誇り、柔らかな月光によって柔らかく照らし出されている。

ソラム > 「.......?」

月光に照らされながら空を切り滑空するのは白銀の髪を伸ばした少女。
赤い瞳で何かを捉えると、訝しみつつもその場所に降り立つ。マントのように覆っていた翼脚の皮膜がヒラリと舞う。

トランプ > 庭園に差し込む影。
蝙蝠か、フクロウ科、等と視線を向ければ一つの影。
背も小さく胸も薄いが凛とした表情。
人であらざる者というのは確かである。
「おや、お客様ですか? 紅茶の香りに誘われてきましたかな?」

等と分厚い体をスーツのうちに詰め込んだ男は何処か穏やかな笑みを相手に向け言葉を掛けた。

ソラム > スーツを着た男を目にしたとき、彼女はなんとも言えない感じが身体を駆け巡る。
人のようで人のようではない、そんな感覚が目の前の男から感じ取られた。

「.....貴方、何者...?」

ふと、男へそう問いかける。
人と判断できない以上、何者か、聞かなければならないと彼女は判断したのだった。

トランプ > 「私はトランプと申しますが。御嬢様は何者ですか?」

相手が問う言葉に男は小さく笑みを浮かべ、韜晦するかのようにあえて名を名乗ってから、夜風にわずかに覚め始めてしまった紅茶を飲み、ふっと、穏やかに一息。

「紅茶を飲みにいらっしゃったのでは?空は冷えたでしょう、温まりますよ?」

ソラム > 埒が明かないと判断したのか、彼女は大人しく男の座っている席の対面にある椅子に腰を下ろす。

「.......ソラム、よろしく」

無愛想ながらも自己紹介をすると、辺りを見回す。
見たことのない花に目を向けつつも、男に視線を合わせる。

トランプ > 椅子に腰を下ろせば男は穏やかな笑みを向けたまま小さく頷き、手早く、慣れた動作でカップを取り出し紅茶を入れ少女の前に。
「ブランデー入りが良かったですか?」
等と問いかけながら、男も男で相手を観察する。
先程の被膜。
一瞬自分に近しい物かとも思ったがそうでもない様で、中々に興味をそそる。

ソラム > 「......何でも飲めるから、いい」

そう言いつつ、彼女は男の身なりを観察する。
大柄な身体だが色白な肌。

「.....苦いけど...いいか」

紅茶を飲むと、少し苦い顔をしつつも紅茶を流し込む。